庭球部

2016.09.10

関東大学リーグ 9月9日 茨城・筑波大テニスコート

因縁のライバル破り、リーグ全勝優勝を達成!

 「チームとして優勝旗を取り返す」(林恵里奈女子主将、スポ4=福井・仁愛女)。昨年の関東大学リーグ(リーグ)で慶大に敗北し、2位という結果に終わった早大。約1カ月後に全日本大学対抗王座決定試合(王座)を迎えるにあたって、チームとしてはまずリーグで全勝優勝することが第一目標であった。4勝で迎えた最終戦の相手はくしくも慶大。早慶戦という独特の雰囲気の中で、昨年のリベンジを胸に、まずはダブルスで2-0とし試合の主導権を握る。シングルス2の林が敗れたものの、最終的に6-1で圧倒。王座に向け後がない慶大の猛攻を振り切り、目標としていたリーグ全勝優勝を達成した。

 苦手意識もある慶大に対し、まずはダブルスで2-0にすることが勝利への近道であった。ダブルス1の林・上唯希(スポ2=兵庫・園田学園)組は、第1ゲームこそジュースを繰り返す展開となったが、そのゲームをものにすると一気に攻め立て6-2、6-2で勝利を収める。ダブルス2の細沼千紗(スポ3=東京・富士見丘)・大矢希(スポ2=愛知・名古屋経大高蔵)組は安形玲耶・押野紗穂組(ともに慶大)との対戦。第1ゲームからストレートアタックを中心に積極的に攻めてくる相手に対し、なかなか思うようにスコアを伸ばせない。しかし3-5から息を吹き返し、長いジュースもものにしての4ゲーム連取。ファーストアップとすると、セカンドセットも前衛が自ら決めに行くなど積極的な姿勢を見せ、6-3で奪取。ダブルスの2試合をこぼさず取り、2-0といういい流れでシングルスにバトンを渡せたことは、この日の勝利において重要なポイントとなっただろう。

4ゲーム連取で勢いをつけた細沼・大矢組

 続いて行われたシングルス4、5の試合。金井綾香(社3=東京・早実)は左利きの西田奈生(慶大)に対し対応に苦しむ場面も見られたが、「やるべきことを明確にできた」(金井)と経験値で上回り勝利した。辻恵子副将(教4=東京・早実)はロブを多用し長い展開に持ち込む江代純菜(慶大)との対戦。第1ゲームから長いラリーが続き、相手のミスを誘う我慢比べとなった。ファーストセットこそ落としたが、セカンドセット開始から相手のミスも頻発し、圧巻の11ゲーム連取。「体力だけは自信があったので、長期戦になれば私の方がチャンスがある」(辻恵)。その言葉通り、ファイナルセットに入っても球威は衰えず。持ち前の粘り強さで、早大の勝利を決定づけた。上、そしてシングルス1に入った細沼も白星を挙げたが、押野と対戦した林は相手の勢いに押され2-6、2-6でストレート負け。7-0での勝利とはならなかったものの、昨年のリベンジ、そして全勝優勝という最高の結果でリーグ最終戦を締めくくった。

持ち前の力強いショットが光った金井

 『王座アベック11連覇』という最終目標に向け、通過点とも言うべきリーグできちんと勝ち切った早大。特にダブルスではリーグ通算での失セット数が0という、驚異的な数字を誇った。団体戦において、まずダブルスで2勝できればチームに勢いがつき、シングルス5、4の選手も落ち着いて試合を運ぶことができる。林・上組、細沼・大矢組がこの調子を維持できるかが、王座優勝に向けた重要なピースとなるだろう。また早大とは対照的に、昨年の王座決勝で早大と頂点を争った慶大は、王座への挑戦権を得られずここで姿を消すこととなった。この日も多くの観客が、伝統の一戦を戦う選手たちに熱い声援を送っていた。ライバルの分の思いも背負い、そして自らの悲願である11連覇を達成すべく、早大は約1カ月間の最終調整期間に入る。

(記事 中丸卓己、写真 熊木玲佳、佐々木一款)

結果

○早大6―1慶大

ダブルス1
○林恵里奈・上唯希6-2、6-2村瀬早香・江代純菜(ともに慶大)
ダブルス2
○細沼千紗・大矢希7-5、6-3安形玲耶・押野紗穂(ともに慶大)
シングルス1
○細沼6-3、6-2小林夏実(慶大)
シングルス2
●林2-6、2-6押野
シングルス3
○上6-3、1-6、6-2向井マリア(慶大)
シングルス4
○金井綾香6-3、7-5西田奈生(慶大)
シングルス5
○辻恵子4-6、6-0、6-1江代

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コメント

林恵里奈女子主将(スポ4=福井・仁愛女)

――リーグ優勝おめでとうございます。慶大に昨年のリベンジを果たしての優勝となりました

慶大に勝てたというのは大きいですし、全体的にスコアも6-1以上でしたし、去年と比べて全体のレベルが上がってきているのかなと感じました。

――関東地区1位通過で、王座(全日本大学対抗王座決定試合)出場を決めたことに関してはいかがですか

去年のリーグでは慶大に負けてしまい、2位通過で王座に臨んだので、今までと違う感じでした。1位通過で王座に臨みたいなということで、ことしの一番最初にチームとして優勝旗を取り返すということリを目標に掲げてここまで取り組んでこれてたので。一つ目標を達成できて良かったかなと思います。

――慶大のチームとしての印象はいかがでしたか

慶大も後がない状況で、ワセダに立ち向かってくるだけだったので。どんな手を使ってでも勝ちたいんだなというのが伝わってきました。去年全勝で対決した時よりも、勢いがあるチームだなと思いました。

――ダブルスは最初のラブゲームでジュースを繰り返す展開となりましたが、試合を振り返って

早慶戦(早慶対抗試合)ということもあって、ダブルス2-0をつけてシングルスに良い流れを持っていきたいとみんなで話していました。出だしはすごく緊張しましたが、こっちにも向こうにもゲームポイントがある中で0-1でもおかしくなかったところで、取ったり取られたりを繰り返していて。そこを取れたのはすごく大きかったのかなと思います。

――シングルスは、これまでに何度も対戦経験のある押野選手が相手でした。試合を振り返って

きょうは相手の勢いに押されてしまって、思い切りプレーをするべきだったのかなと試合が終わってからすごく感じていて。あれぐらいに勝たないと、もっとレベルの高い選手には通用しないですし、王座でも自分がエースとして戦わなければいけない立場なので。ああいう相手にも相手の勢いに押されることなく、自分のプレーができるようにならないとこれから格上の選手にも勝てないと思います。

――主将として、リーグ全体を振り返って

チームとしてみれば、去年よりも良かったのかなと思います。リベンジを果たせて今までよりも全体的にスコアを見ても良くて。そういった状態で勝てたのも、王座に向けて良い流れができているのかなと感じます。そこは良いのですが、このチームでの最終目標は王座での優勝なので。あと一ヶ月後はもう王座なので、リーグでの課題をしっかり克服して、チームとしても今よりもさらに良い状態で臨めればなと思います。個人としては、ダブルスは全部勝つことができましたが、シングルスで負けていては出ている意味がないなと。自分が2勝してチームに貢献しないと、単複で出させてもらっている意味が全くないのですし、どんな相手が来ようと立ち向かって来られると思います。今回のリーグでは技術面どうこうというよりはメンタル面、気持ちの部分で負けてしまっていたかなと感じていて。チームのエースとして戦う覚悟を決めて、この一ヶ月間を過ごしていきたいなと思います。

辻恵子副将(教4=東京・早実)

――関東大学リーグ(リーグ)全勝優勝で全日本大学対抗王座決定試合(王座)進出が決まりました。今のお気持ちは

今までに比べてダブルスがすごく強くて、2-0でシングルスに回してくれるので、気持ちの部分ですごく余裕を持って戦えるなと改めて実感しました。強い筑波大やきょうの慶大にも、しっかり(敗戦を)1つで抑えることができて、取られても1本でここまで勝ち切ることができたのは王座に向けてすごくいい流れだなと思っています。

――きょうの慶大戦は昨年のリベンジという意味合いもありましたが、どのような意気込みで臨まれましたか

ダブルスが2-0で回してくれたので、相手が江代(純菜、慶大)で、ロブの多い長い試合になると予想はしていたのですが、気持ちだけは負けないと思っていました。

――今のお話にもありましたが、相手の江代選手はロブを多用してきてファーストセットの序盤から長いラリーが続きました

嫌ではなかったのですが、守りに入ってしまってロブだけでポイントを取ろうとしすぎていた部分があって。ベンチコーチに井上明里さん(平23スポ卒=現レスポートサックジャパン)に入っていただいた時に、「一歩だけ前でテニスしろ」と言われて。少し自分から打っていくだけで6-0、6-1でセカンド、ファイナルと取ることができたので、他の人の力もしっかり借りて勝つことができて良かったです。

――途中からネットに出る展開も増えましたが、それもベンチコーチの言葉が大きかったということでしょうか

「行けるところは行け」と言われていたので(笑)。練習だと思って前に行ってこいと言われました。あまり得意ではなかったので決まらなかったのですが、相手にプレッシャーはかけられたかなと思います。

――ファーストセットを振り返っていかがでしたか

1ゲーム目から長いラリーと長いゲームになって、3-2の時にゲームポイントがあったのですが、そこを取ることができなくて相手の流れになってしまったかなという印象でした。

――ファーストセットからはうまく切り替えられましたか

あまり(ファーストを)落としたことに対して焦りとかはなくて、しっかりポイントを取れているときは取れていたので、自分自身がメリハリをしっかりつけられていないということだけだなと思っていました。やることをやるだけだなと。

――セカンドセットはいかがでしたか

セカンドから少し前に入ってやることを意識して。ロブを打つにも相手のミスを待つのではなくミスをさせるようなロブを使ってということを意識してやっていました。

――ファイナルセットに持ち込みましたね

体力だけは自信があったので、長期戦になれば私の方がチャンスがあるなと思っていました。

――チームとしては6-1で慶大が勝ちましたが、きょうの試合を全体的に振り返っていかがですか

最終戦ということで、選手だけではなくて応援、審判、ボーラーたちもみんな一丸となって戦うことができたと思います。特に審判の子は外からの声もあって、緊張だったり不安だったりもあったと思うのですが、そこをしっかりやってくれたことで私たち選手にとっても大きな力となりました。チームでつかんだ優勝だなと思います。

――今回のリーグをどう振り返りますか

やはり私はシングルス4か5で出て必ず勝つということを求められているのですが、4戦に出て4戦とも勝つことができて、4年生としての意地を見せることができたなと思います。主将(林恵里奈、スポ4=福井・仁愛女)がいつも単複で出ていて、きょうもダブルスの途中で足をひねってしまって不安な部分もすごく大きいと思うのですが、そういう面でも支えていきたいです。

――最後に王座へ向けて意気込みをお聞かせください

王座はことし1週間早くて、1ヶ月ちょっとしか期間がありません。(リーグの)優勝は優勝で喜んで、またあしたしっかり休んで次の練習から、夏関(関東学生選手権)がある人もいるのですが、切り替えて戦いたいと思います。

金井綾香(社3=東京・早実)

――きょう、リーグ優勝されたということで今の率直なお気持ちをお願いします

去年負けているので、嬉しいですね。(昨年の)早慶戦(早慶対抗試合)では私の負けで(チームの負けが)決定したので、ことし優勝できて本当にうれしく思います。

――王座(全日本大学対抗王座決定試合)への出場が決まりましたが、王座へ向けてどのようなお気持ちですか

王座は5本勝負で、リーグ(関東大学リーグ)とは全然違う戦いになると思います。私が出るとしたらシングルスだと思うので、三本しかない枠の中でまずは夏関(関東学生選手権)でいい結果を残して、王座にメンバーとして出場したいという気持ちもありますし、メンバーに入れなくてもしっかりこのチームで優勝したいなという風に思います。

――今回、慶応との対戦は昨秋のリベンジマッチという形だったと思いますが、どのような気持ちで試合に臨まれましたか

去年の秋のリーグ戦も春のリーグ戦も負けていて本当に早慶戦はいいイメージがなくて。去年はワセダがダブルス0-2で回ってきたのでその時の気持ちをすごく思い出しました。相手はインカレでベスト4に入っててすごく調子のいい選手だったんですけど、早慶戦というものは初めてだったので私のほうが経験的には上だなと思いました。また、相手は0-2で後がないということで、自分のほうが有利だなと考えて、自分に言い聞かせて、自信を持ってプレーしました。

――実際に慶大の西田奈生選手と戦ってみて印象は

インカレでも見てたんですけど、やっぱりきょうのほうがすごい緊張もあって硬かったなっていうイメージはありました。それでもフォアの逆クロスがすごく良くて、サーブも左利きですごいやりにくかったなと思います。

――きょうの試合を振り返って、1セット目は6-3でしたがどういう戦い方をされましたか

1セット目は本当に二人とも緊張していて、先にブレークしたんですけどすぐにその次のゲームでブレークされてしまいました。相手のサーブがいいというのはあったんですけど隼さん(渡辺ヘッドコーチ、平19スポ卒=静岡・庵原)にベンチコーチに来ていただいて、もっとリターン通してとか、相手の高い所で打たせるとか、ちゃんとやるべきことを明確にできたのでそれであとは簡単に行けたかなと思います。

――第2セットは途中苦しい場面もあった中で7-5でした。どのような気持ちの切り替えがありましたか

最初一気に1-0から1-3までいって、1ブレークだったので自分のサービスキープをすることはまずすごく集中しました。相手も後がなくてすごい前に入ってプレーしてきて、途中でミス待ちになってしまったんですけど、自分のボールをしっかり打てていればポイントを取れていたので、本当に体動かして強いボールを打つことに集中した結果、最後はちゃんと勝てたかなと思います。

――リーグ戦全体の振り返りをお願いします

毎回、毎試合毎試合緊張したんですけど、4戦出させていただいてすべて勝つことができたのは、去年は3戦戦って1戦負けてしまったということを考えればすごく成長できたかなと思います。

――最後に、これから夏関に向けての意気込みをお聞かせください

夏関はクレーで、結構私の得意なサーフェイスでもあるのでしっかりと、インカレ上位目指していてできなかったその悔しい思をぶつけたいと思います。

細沼千紗(スポ3=東京・富士見丘)

――きょうの2試合を振り返っていかがですか

ダブルスで2勝することがワセダの目標でした。あのペア(安形玲耶・押野紗穂組、ともに慶大)を絶対私たちに当ててくると分かっていたので、私たちがキーになると思って。リーグ全体を通して強いペアを私たちに当ててきていたので、ダブルスで2勝できればシングルスもいけるな、という感じはしていました。

――相手ペアにはどういった印象がありましたか

安形さんはボレーがうまくて、押野さんはストローク型で。なので、逆に押野さんが前衛で安形さんが後衛のときに積極的に攻めていければ大丈夫かなという印象がありました。

――序盤は競った展開でしたがどういった心境でしたか

3-5になって、私がサーブでキープしたら4-5になって。次の相手のサーブでニューボールになるので、「やばい、終わったな」って思ったんですけど(笑)、逆に吹っ切れた感じでした。大矢もなぜかすごく元気だったので、いけるかなと思いました。

――きょうはお二人とも元気だった印象がありました

はい。大矢(希、スポ2=愛知・名古屋経大高蔵)も、春の早慶戦(早慶対抗試合)では感じなかった早慶戦のプレッシャーをすごく感じていたらしくて。私もなんとなく「緊張してるかな」と感づいていたので、声はいつもより出していこうという感じでした。

――大矢選手のサーブでポイントも取れていましたね

元々大矢はサーブがいいんですけど、これまでのリーグではあまり良くなくて。でもやっぱり、大事なところでやってくれましたね。

――前衛がネット際で決めるパターンも多かった印象ですが、やろうという話は出ていたのですか

すごく前に詰めて相手にプレッシャーをかけて、浮いてきたら後ろに任せないで取りに行くという気持ちはお互いあったかなと思います。

――リーグ戦無敗で終えましたが、ダブルスで成長した点などは

インカレで悔しい思いをしてしまって、そこまでずっと勝っていたので、逆に反省して一から立て直そうとしたことで、リーグ全勝できたかなと思いますね。

――何か変化したところなどはございますか

インカレが終わってから、さらに大矢の良さを私が引き出せるようになったのかなと思います。

――ハイタッチの数も増えましたか

あまり前と変わらず多いんですけど(笑)、でも大矢のことをすごく信頼できるようになりました。元々信頼していたんですけど、さらに信頼できるようになりました。

――シングルスはいつものシングルス2ではなく1での出場でした。早慶戦はシングルス1で、と決まっているのですか

春の早慶戦で村瀬さん(早香、慶大)と私がやって勝っていたので、そこに当てにいった感じだと思います。

――ただ相手は小林夏実選手(慶大)でした

予想外でしたね。小林さんは去年の春関(関東学生トーナメント)王者で、その後ケガとかでつらい時期もあったと思うんですけど、最後に出るということは相当勝ちたいんだなと思いました。ケガしている間はテニスができなかったと思うんですけど、去年よりもうまくなっているという印象が試合中ありましたね。

――どんどんストロークで攻めてくるタイプでしたが、対応は

難しかったですね。私の方が先に浅くなってしまって、最終的には小林さんがミスしてしまって助けられた部分はありました。

――最終戦で、周りの試合も終わっている中での試合でしたが心境はどうでしたか

林さんよりは早く終わろうと思っていて。気持ちを楽にさせてあげたいなと思っていたので。でもその焦る気持ちに引っ張られちゃってミスも多くなってしまったので、そこをあまり気にせずやればよかったなと少し反省しています。

――シングルスではリーグを通して何か新たな発見などはございましたか

インカレで2位になってから結構テニスも良くて。今回のリーグもダブルス、シングルスで全勝、10勝したいと思っていたので、それが達成できたことは良かったです。10試合やって、プレーを団体戦向きのプレーに少しずつ成長できたかなと思います。

――調子はいいですか

うーん…。良くはないと思うんですけどみんなからは「いいね」と言われるので、たぶんいいんじゃないですかね(笑)。

――ここから夏関(関東学生選手権)、王座(全日本大学対抗王座決定試合)と続いていきますが調子の持っていき方などは

夏関もすぐあるので。インカレとかの疲れもまだ取れてないかなという感じがあって、さらにリーグの疲れもあって体的には結構きてるんですけど。夏関は1年生の時にシングルス準優勝、ダブルスもベスト4だったのでそれ以上の結果を出して、王座はもう全部勝ちたいですね。

――1日2試合を連日こなされていますが、リーグの日程などは今終えてきつかったですか

雨で延びてしまってそこはきつかったんですけど、1日2試合は意外と元気ですね。体力だけはあるので、逆にもっとやれればいいのになという感じでした。

――これでチームとしてもリーグ全勝を達成されました。王座に向けても流れができましたね

チームとしては全部の試合で7-0を目標にしていて、結果的に取られたのが35試合中4本だけなので、そう考えるとすごく良かったなと思います。これだけ部員がいて、サポートの方が選手に対してすごく一生懸命なので、そのあたりが王座に向けていい影響をもたらしているんじゃないかなと思いますね。

――細沼選手から見てチームの状態はいかがですか

本当にサポートの方が一生懸命ですね。「選手のために」という感じで。

――最後に夏関、王座に向けて意気込みをお願いします

しっかりクールダウンをして、テニスの最終確認もして夏関に臨んで。もちろん優勝を目指していますが、もし駄目でも王座に向けて全力で突っ走っていきたいです。

上唯希(スポ2=兵庫・園田学園)

――関東大学リーグ(リーグ)全勝優勝で全日本大学対抗王座決定試合(王座)進出が決まりました。今のお気持ちは

昨年慶大に負けて2位ということで、リベンジも兼ねて慶大から優勝旗を取り返すという目標でリーグに挑みました。達成できて良かったなと思います。

――ダブルスの試合を振り返っていかがですか

思った以上に緊張しなくて。元から私はあまり緊張しないのですが、逆に緊張しないとバンバンバンバン打ってしまうので。いいリラックス具合で試合に臨めて、林さん(恵里奈女子主将、スポ4=福井・仁愛女)も全然調子は悪くなかったですし、私も調子悪くなかったですし。長いジュースの場面で私がちょっと足を引っ張ってしまった部分もあったのですが、そこを取り切れたのと、最初の0-0スタートの1ゲーム目がすごくジュースが長かったのですが、それも取り切れて。セカンドも1ゲーム相手サーブですごく長いジュースがあったのですが、そこもしっかり取り切れて、自分たちのかたちでスムーズに勝ててよかったなと思います。

――ファーストセットを振り返っていかがでしたか

(第1ゲームで)相手にブレークされることで流れがいってしまうと分かっていて40-0にしたのですが、そこで私がリターンミスをして40-15からジュースまでいってしまって。本来はそこで1本で決め切らなければいけなかったなというのが反省点かなと思います。

――セカンドセットはどう振り返りますか

相手もトイレットブレークを取ったりサーブを打つ順番を変えたりして流れを変えてこようとしていたのですが、私たちはやることをやるだけだったので、思い切って戦えて。6-2、6-2で自分たちのテニスを貫けたかなと思います。

――シングルスの試合を振り返っていかがですか

ファーストセットは良かったのですが、セカンドセットでは少し集中力が切れてしまって(笑)。セカンドは忘れてください(笑)。本当はああいう試合をしてはいけないのですが、ファーストとファイナルみたいな試合を、集中力を持続させたまま2セットで終わらせなくてはいけないなということが、課題として残った試合でした。勝ったから良かったのですが、相手が格上ではなくて、格上にリードしていてああいうセカンドのようなプレーをしていたら隙を突かれてしまうので。集中力が切れる時間は誰にでもあると思うのですが、1セットは長かったかなと思います。

――きょうは昨年のリベンジという意味合いもありましたが、6-1という結果はどうご覧になりますか

このリーグ全体を通して1本より多く落としていなくて。私も筑波大戦で1敗してしまったのですが、専大戦以外6-1で、きょうの慶大も強いのですが、その慶大を相手に6-1で勝てたことはチームとして自信を持っていい結果なのかなと思います。昨年は慶大に負けてしまったのもあるし、亜大に4-3で競ったとか、7-0で勝てる試合を6-1、5-2とかがあったので、ことしは全員の1勝に対する思いが強かったかなと思える雰囲気でした。

――今回のリーグはことしのチームのカラーがいい方向で出たリーグだったということでしょうか

昨年より人数が少ないというのもあるのですが、1人1つのコートで、選手を勝たせるくらいの気持ちで応援してくださっていて。私も代表としてコートに立たせていただいている以上、昨年も思ってはいましたが、単複出させていただくことでより一層しっかりやろうと思えるようになったかなと。

――1週間後に関東学生選手権(夏関)が控えていますが、ダブルスは金井綾香選手(社3=東京・早実)とのペアになりますね

夏関は昨年(違う相手と組んで)ダブルスで優勝していて、そうなると金井さんがプレッシャーを感じてしまうので、金井さんとは楽しんでいきましょうと話しています。インカレ(全日本学生選手権)が終わってすぐリーグで、金井さんとまだ一度も練習したことがないので、ダブルスはしっかり楽しもうと。シングルスはクレーコートなのでやりにくい部分もあると思うのですが、相手もそれは同じ条件なので。インカレでベスト8に入ったので、ベスト4以上を目指して頑張ります。

――では最後に、王座へ向けて意気込みをお聞かせください

昨年は王座にダブルス1で出させていただいたのですが、梶谷さん(平28スポ卒=現・島津製作所)に引っ張っていただいたので、何もした覚えがないというか。コートに立った記憶はありますが、どうやってポイントを取ったかとかは全然覚えていなくて、空気に飲まれてしまった部分がありました。ことしはコートに立たせていただくことになったら自分の記憶に残るプレーをして、どの立場であってもチームに貢献できるよう、1ヶ月間頑張っていきたいと思います。

大矢希(スポ2=愛知・名古屋経大高蔵)

――リーグ全勝で王座が決まりましたが、今の率直なお気持ちは

うれしいという気持ちも大きいんですけど、やっぱり今までケイオーと王座も戦ってきて、それを破って今ワセダが10連覇しているので、今回の結果でケイオーが王座に出られなくてあのチームと対戦することもないと思うと少し寂しく感じています。でも自分たちが戦って勝てたので、それはそれで良かったなと思っています。

――きょうのダブルスでは序盤競った展開でしたが、振り返っていかがですか

第1ゲームで、相手が私にストレートアタックをぶつけてきて。本当に容赦ないというか体にぶつけてくるようなショットだったので、すごく向かってくるんだなというのが伝わってきて、ケイオーの応援もすごく盛り上がっていました。でもそれに負けないで私たちも盛り上げていけたから、最終的にはファーストセットも挽回できて、セカンドもいい流れがあったのかなと思います。

――相手ペアに対して、試合前に立てた作戦などはありましたか

安形さんはダブルスを得意とするプレーヤーなんですけど、押野さんはシングルスが得意な方で。安形さんは前での動きが速くて、ストレートがすぐ空いてしまったりだとかもあるのでよく見ていこうということと、押野さんが後ろの時はフェイントなどをたくさんしていって惑わせて、相手のミスを誘って二人でポイントを取っていこうとしていました。

――前衛がネット際で決めるパターンも多かった印象ですが、やろうという話は出ていたのですか

そうですね。私たちの理想のかたちとしてはストロークで押していったりだとか、いいサーブを打ってからボレーで決めるというのがあって。でもきょうは相手のストレートアタックも多かった分ボレーに触ることもあって、最終ゲーム以外はそれも全部止めて、自分が決めたり細沼さんが決めてくれたりといういい流れができました。でも最終ゲームだけボレーのミスが相次いでしまって、そこはちょっと反省点です。

――前にお話を伺った際には大矢選手が後衛の時の得点パターンを増やしたいということでしたが、リーグを終えてそこは追求できましたか

インカレの時に比べると少しましになってきたかなとは感じるんですけど、どちらかというと気持ちの面で引いてしまってラケットが振れないということが多くて、それが原因のほとんどを占めていて。それを相手も感じていて私を狙ってくる、という感じだったので。でも今回は思い切れる場面も多かったので、改善はできているのかなと感じています。

――きょうは大矢選手のサーブでポイントを奪う場面も多かった印象でした

ちょっと痛めているところがあって、サーブの時が一番痛いんですけど(笑)。なのでスピードよりも確率重視でファーストサーブを入れていこうと思っていたので、それが相手にとってもプレッシャーになって、いいふうにゲームをキープできたかなと思います。

――早慶戦ということでダブルス2試合は必ず取りたいところだったと思いますが、それについてはいかがですか

ダブルスを2つ取れれば、その後にコートに入るシングルス5と4が変にプレッシャーを感じたりせずにのびのびと試合ができると思っています。0-2にされるとあと2本落としたら負けというふうに考えてしまうと思うので、リーグ全体を通してダブルスを2ー0にできて、シングルスの方にいい流れで渡すというのはできていたんじゃないかなと思います。

――リーグ戦のダブルスを全勝で終えましたが、細沼選手とのペアはあらためていかがでしょうか

すごくいいと思います。他の方と組んで練習とかもせずに練習の時から細沼さんと組んでやっているので、どんどん二人でポイントを取るかたちが増えてきて、すごく良くなっているなと思います。

――具体的にはどういった点で手応えを感じていらっしゃいますか

私が前で細沼さんが後ろのときですね(笑)。私が後ろのときはまだあまり変われていないような気がするんですけど。負けてきたり競った場面で私が焦って早く動いてしまって隙ができてしまうというところがあったんですけど、今は細沼さんのストロークやサーブを信頼していますし、そういう場面で「私が取らなきゃ」と焦ることも減ってきたので、そこは組んできた中で信頼ができたからこそ生まれたんじゃないかなと思います。

――最後に夏関、そして王座に向けて意気込みをお願いします

ダブルスに関してはインカレベスト16という中途半端なところで負けてしまったので、夏関では優勝して。王座ではダブルスが先に入るので、ダブルスで2ー0にできるようにチームで頑張っていきたいと思います。