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ハンドボール部

2016.09.05

関東学生秋季リーグ 9月4日 東京・日大八幡山体育館

悔しいドロー、しかし次につながる試合に

 まさかの11点差を付けられての完敗から一夜。関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)大会4日目の相手は今季から1部に昇格し強豪を倒すなど、いま勢いに乗っている中大だ。きのうからの悪い流れを断ち切りたいワセダだったが、序盤5点のビハインドを背負う苦しい展開に。それでも怒涛(どとう)の追い上げを見せて逆転に成功し、リードしたものの残り2分のところで追い付かれ、逃げ切りに失敗。つかみかけた白星をぽろりと落としてしまった。

 試合開始早々からクロスバーに嫌われるなど、きのうと同様に最初の1点が遠いワセダ。リードされてもなんとか食らい付くが、警戒していた相手エースを封じ込めずに失点を重ねてしまう。しかし、小畠夕輝(スポ2=岡山・総社)が豪快にシュートを決めるとそこから1人で3連続得点。これを皮切りにワセダの逆襲が始まった。西山尚希(社3=香川中央)、三輪颯馬(スポ2=愛知)が落ち着いて決めると、流れは完全にワセダに。最後は前半通して苦しんでいた松本光也(社3=神奈川・法政二)が倒れ込みながらも待望の得点を挙げ、最高のかたちで前半を折り返した。

鋭いシュートでワセダを引っ張った小畠

 このままいい流れでいきたい後半、小畠のサイドから切り込んでのシュートと7メートルスローが立て続けに決まって同点に追い付くと、西山も重たいシュートを投げ込みこの試合初めてリードを奪う。このまま引き離しに掛かると思われたが、ミスが重なりまさかの6連続失点。再び窮地に立たされた。しかし、ここでGKの永田奈音(スポ2=宮崎・小林秀峰)がセーブを見せ、ワセダは息を吹き返す。オフェンスで三輪が得意とする速攻で怒涛(どとう)の3連続得点を決めると、ディフェンスでは萩原侑(文4=東京・早実)が体を張って相手エースを封じ込めた。永田もさらにファインセーブを連発して味方の期待に応えた。そしてエースの川島悠太郎副将(スポ4=福井商)もパスカットから華麗に速攻を決め、観客を沸かせた。ついにワセダは逆転に成功し、チームの盛り上がりも最高潮に。ところが勝利をつかみかけた試合終了間際に連続失点で同点とされ一転、緊迫した展開となる。ラスト1プレーであわや逆転負けかと思われたが、判定はラインクロス。26−26、勝利まであと一歩及ばなかった。

一時はワセダ勝利のムードとなったが…

 「勝てた試合だったので勝ち切りたかった」と永田が振り返るように悔しさの残る結果となった。しかし、「追い上げる力があるというのは分かった」(萩原)というようにこれからに向けての希望の光も見えたことはきょうの大きな収穫だ。まだ優勝の可能性は大いに残されている。次こそは白星を確実につかみたい。

(記事 篠原希沙、写真 比留田孟徳、田中一光)

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関東学生秋季リーグ
早大 26 12−13
14−13

26 中大
GK 永田奈音(スポ2=宮崎・小林秀峰)
LW 三輪颯馬(スポ2=愛知)
LB 西山尚希(社3=香川中央)
CB 川島悠太郎(スポ4=福井商)
PB 松本光也(社3=神奈川・法政二)
RB 小畠夕輝(スポ2=岡山・総社)
RW 齊藤凌(スポ4=岩手・不来方)
コメント

RB萩原侑(文4=東京・早実)

――きょうの試合を振り返っての感想をお願いします

きのうと同じなんですけど出だしが悪かったです。課題が全く克服できてなくて、結局それが原因で試合全体の流れが悪くなってしまったように感じました。立ち上がりが重要だなと思います

――中大は練習試合などを通して互いに手の内を知った相手でしたがどういった対策をして臨みましたか

両サイドとエースがうまいのでなるべくボールに寄って寄って、最後まで足で勝負しようと思っていました。前半は結構ロング勝負に対しては守れていたと思います。自分のディフェンスとしては相手エースを止めてやろうということでやっていました。

――狙い通り相手エースを封じることができたのではないでしょうか

そうですね(笑)。この夏僕自身はディフェンスを結構強化してきたので良かったです。それでも際でまだまだ守れるところもあったので次戦までに詰めれるように練習したいと思います。

――終盤逃げ切れなかった要因というのはどういうことにありますか

結構点差が離れたところから逆転して追い上げムードってなっていたんですけど、それが遅かったなという感じがします。追い上げる力があるというのは分かったのできょうに関してはそれを出すのが遅かったです。もっと早く相手に対応しなきゃなという感じですね。

――きのうの筑波大戦からの切り替えという部分ではいかがでしたか

きのう4年生は全員でご飯に行って話し合って切り替えようということにはなりました。負けなかったのはデカかったんですけど、やっぱり立ち上がりがいいか悪いか、そこが大きく出ると思います。今回立ち上がりが悪くてきのうからの切り替えができていなかったのかなと思いました。もっと全員で切り替えて戦っていきたいと思います。

――次週以降の試合に向けて意気込みをお願いします

いやもう本当に、負けられないんで!きのうは全勝チームがいなくなって頑張るぞってときに負けちゃったんですけど、まだ優勝を狙えるので本当に優勝目指して残り全部圧勝したいと思います。

RB小畠夕輝(スポ2=岡山・総社)

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

前半負け越していて、きのうと同じような展開だったんですけど最後追い付けて。でも勝てるとこまでいけたのに引き分けちゃったんで惜しかったなという感じです。

――前半4得点の活躍でした。きのうからの切り替えは

きのうは自分が結構ミスしていたので、完全に切り替えて、きょうはガンガンいく気持ちで臨みました。

――チームとしての作戦は

相手のエースとサイドが強いのでそっち側をきっちり守って、逆の45°で勝負しようという話をしていました。

――25−23の時は逃げ切れたかに思いましたが

あそこでチャージとかミスとか重なって、しかも相手のスカイとか決まって厳しい展開になっちゃったなと思いまいした。

――次戦に向けての意気込みをお願いします

次は絶対勝てるようにがんばります。

GK永田奈音(宮崎・小林秀峰)

――いまのお気持ちを教えてください

正直、勝ち切れなかったのは痛いかなと思います。勝てた試合だったので勝ち切りたかったです。

――試合を振り返ってどうでしたか

きのうの反省も生かして前半の立ち上がりということを意識していたんですけど、結局相手にリードされる場面があったので、そこに関しては反省していかなきゃいけないなと思います。それでもきのうと違って、引き離されたときに追い付けたのは意識してできたことかなと思います。

――そこは切り替えができたということですか

そうですね。

――きょうの展開を永田選手自身は、追う展開から引き分けたと考えますか、それとも勝っていた展開から追い付かれたと考えますか

全体的に振り返ったら追う展開から引き分けに持ち込めたと感じますけど、リードした場面で3点、4点、5点といけなかったのが力不足だったりもするので、どちらとも捉えられるかなと思いますね。

――ディフェンスとの連携は問題無かったですか

勝負どころまで持っていけていたので、僕自身やりやすかったというのはあったんですけど、そこで点を決められてしまったので、連携というよりもその部分の試合中の修正が今後の課題かなと思います。

――セーブから速攻までの流れの出来はいかがでしたか

前半に同点、逆転できる場面で速攻を僕がミスをしてしまったのですが、後半はそこを切り替えていけたのは良かったです。でも思ったより消極的になりすぎた部分があって、僕の持ち味であるスローが試合を通してあまり良くなかったので、そこはきょうの反省点かなと感じてます。

――それでも後半は好セーブが目立ちましたがその手応えはどうでしたか

結構がむしゃらにやっていただけだったので、これを1試合を通して継続できるようにするのが課題かなと思いますね。

――最後に次戦に向けて一言お願いします

この2試合が負けと引き分けとなっているので、次の試合でもきょう以上のセービングだったりスローだったりをして勝ち切れる、勝ちに貢献できるような選手になれるよう頑張りたいです!!