競走部

2016.09.05

第85回日本学生対校選手権 9月4日 埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

王座にあと一歩届かず…トラックの部2位に(全カレ3日目)

 王座へはあと一歩及ばなかった。日本学生対校選手権(全カレ)2日目終了時点でトラックの部1位だった日大との差は11点。最終日の3日目には男子110メートル障害に出場した全選手が決勝の舞台に進み、短距離エース橋元晃志(スポ4=鹿児島・川薩清修館)が男子200メートルで表彰台に立つなど随所で活躍を見せた早大だったが、その差を埋めきることはできず、トラックの部2位で全カレを終えた。しかし、長距離種目の活躍も光った今大会。今後本格的に始まる駅伝シーズンに向けて、大きな収穫となったはずだ。

(記事 平野紘揮)

★内之倉が8位入賞!

8位入賞を果たした内之倉

 女子走幅跳には内之倉由美(スポ2=鹿児島・甲南)、中澤希緒(政経4=埼玉・早大本庄)が出場した。最後の全カレとなった中澤は5メートル33の記録で予選敗退に。腰を痛めていたせいか力を発揮することができなかった。一方、関東学生対校選手権大会(関カレ)で7位入賞の内之倉は1回目の試技で5メートル82を跳ぶ。この記録で全体の8番目となり決勝進出を決めることとなった。しかし、その後助走がうまくかみ合わない。迎えた4回目ではもう一度5メートル82を跳ぶものの、5回、6回と記録を伸ばすことができず8位に終わった。「夏合宿で走りを変えていて、そこがうまくつながって調子が良かった」(内之倉)と自信を持っていた分この結果には悔しさが残った。次なる挑戦は来週の早慶対抗競技会(早慶戦)。ここでは夏の練習の成果を出しそれぞれ自己ベスト更新を果たせるか注目したい。

(記事 平松史帆、写真 小川由梨香)

★実力を遺憾なく発揮した南野が5位

後半から加速を図った南野

 女子400メートル障害に登場したのは長田彩楓(スポ4=早稲田佐賀)、南野智美(スポ2=山口・西京)、兒玉彩希(スポ1=大分雄城台)の三選手。兒玉は序盤からの流れを維持できず、長田はスパートの伸びを欠き、それぞれ予選で姿を消した。そんな中、南野は「自分らしいレースができた」と実力を遺憾なく発揮。強みである後半の伸びで加速し、組トップで予選を通過した。続く決勝は2名の選手が大会新記録をマークするハイレベルなレースとなる。序盤からハイペースで走る選手たちの後方で南野は自身の武器を振るうタイミングを見計らった。そして、ホームストレートに差し掛かったところでギアチェンジを図る。しかし、周囲は全国から集いし強者ばかり。差は一向に縮まらず、そのまま5位でフィニッシュを迎えた。結果は59秒28とコンスタントに59秒台を維持できていることに自身の成長を感じた南野。だが、「満足はしていない」、「来年はさらに進化した姿で戻ってきたい」と1年間でアベレージタイムを2秒も縮めている成長株はすでに先を見据えていた。一方、男子400メートル障害に出場した中野直哉(スポ4=長野吉田)と石田裕介(スポ3=千葉・市船橋)は終盤に歩数を乱し失速。関カレで入賞を果たしたハードルコンビがまさかの予選敗退に終わった。

(記事 本田京太郎、写真 鎌田理沙)

★橋元、関カレの雪辱を果たす銅メダル

意地の走りで3位に食い込んだ橋元

 男子200メートルには徳山黎(スポ3=神奈川・相洋)、高内真壮(スポ1=栃木・作新学院)、そして橋元晃志(スポ4=鹿児島・川薩修館)の3人が出場した。徳山と高内がそれぞれ組6着で予選敗退となる中、橋元のみが着順で予選を通過。準決勝ではスタートで流れを作ると、ラスト30メートルを流す余裕を見せ1着でフィニッシュ。予選に引き続き着順で決勝進出を決めた。そして迎えた決勝では、春先のケガを感じさせないスタートを切るとそのまま勢いに乗り4着でホームストレートに突入。そこから猛追を見せ3位に上昇すると、ゴール直前では筑波大・山下潤の激しい追い上げを振り切り、4位と100分の1秒という僅差の3位でフィニッシュ。春シーズンはケガで関カレへの出場を逃した悔しさを乗り越え、見事表彰台に上った。ケガからの復帰戦となった今回の大会。今年度の短距離ブロック長としてメダルの獲得と対校得点への貢献を果たし、エースの復活をしっかりと印象付けた。最終学年としての意地と熱い思いが、これからの復活劇につながることを期待したい。

(記事 石塚ひなの、写真 小川由梨香)

★早大勢が大暴れ!三選手全員が決勝の舞台へ

最終ハードルを跳び越える古谷

 男子110メートル障害、早大からは竹吉大記(スポ4=千葉・市船橋)、野本周成(スポ3=愛媛・八幡浜)、古谷拓夢(スポ2=神奈川・相洋)の3人が出場した。初日に行われた予選を3人は順調に突破する。続く準決勝では竹吉は着順で、古谷と野本はタイム順で決勝進出を決めた。そして迎えた決勝。古谷は序盤のハードルをリズムよく跳んでいくが、後半に高山峻野(明大)と競った場面でハードルに接触してしまい、タイムをロス。2位でゴールとなった。竹吉は7位、野本は中盤に体をハードルにぶつける姿が見受けられ8位でゴールした。早大から3人が決勝に進出したことについて古谷は「うれしかったし、気持ちも高ぶった」と振り返る。この3人だけで10点もの対校得点をたたき出し、チームに貢献した。次の試合である早慶戦、古谷には今回の経験値を生かした貫禄のあるレースが期待される。また竹吉にとっては最高の集大成を迎えるためにも、引退まで残り少しの時間を充実させることがカギとなる。早大ハードルブロックの力を見せるべく、ハードラーたちの快進撃はまだまだ終わらない。

(記事 鎌田理沙、写真 大庭開)

★大木、全カレ入賞も喜びなし

水濠を越える大木

 男子3000メートル障害には大木皓太(スポ1=千葉・成田)が出場した。大木は予選を終始先頭集団でレースを進め、1組目4着で決勝に駒を進めた。迎えた決勝。「前が速くなると思っていた」(大木)との予想どおり、序盤から優勝候補筆頭の塩尻和也(順大)が飛び出し、ハイペースで進む展開となる。大木はこのペースについていくことができず、最後方に位置するが、中盤から徐々に自分のリズムを取り戻し前を追走。最後の一周で入賞圏内の7位につけ、残り100メートルからのラストスパートで6位まで順位を上げフィニッシュした。今季の目標であった全カレ入賞を果たした大木だったが「3位以内を目指していて入賞は最低限」と悔しさを見せた。この姿勢を維持できれば、目標である学生三大駅伝で走る日もそう遠くはないだろう。今後の飛躍に期待したい。

(記事 喜柳純平、写真 太田萌枝)

★力出し切れず、無念の7位

レース後手を取り合った愛敬主将(右)と加藤

 今大会最終種目となった4×400メートルリレー(マイル)決勝。2日目に行われた女子マイル予選ではチームベストをたたき出したものの、決勝進出はならず、予選トップ通過の男子は勢いそのままに優勝を目指した。しかし早大はまさかの結末で今大会を締めくくることとなる。
早大は予選と同じメンバーで出場。1走の愛敬彰太郎主将(スポ4=三重・桑名)はほぼ横並びの状態からホームストレートで差を広げられ、2走の加藤修也(スポ3=静岡・浜名)にバトンをつなぐ。前半は攻めの走りを見せたが、五輪の疲れからか、持ち味の後半のスパートが決まらず3位で3走の石田裕介(スポ3=千葉・市船橋)へ。石田裕は最終コーナーまで上位をキープするも終盤で失速、5位でアンカー中野直哉(スポ4=長野吉田)につないだ。中野はバトンを受けると意地の走りで最終コーナーを4位で迎えるが、ラスト100メートルで他大の猛追から逃げ切れず、7着でフィニッシュ。タイムは予選を下回る3分07秒01、4選手とも後半に課題の残るレースとなった。
関カレとの2連覇が果たせず悔しい結果となったが、「関カレのように持ち味を出せなかったのが敗因」(愛敬)と語るように本来の実力が発揮されれば上位で勝負はできるはずである。10月の日本選手権リレーでは万全のコンディションでの走りに期待したい。

(記事 萩原大勝、写真 鎌田理沙)

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結果

▽男子200メートル

準決勝

橋元晃志 21秒07(+0.7)(1組1着)

決勝

橋元晃志 21秒01(-0.1)(3位)

▽男子1万メートル競歩決勝

髙橋和生 DQ

▽男子110メートル障害

準決勝

野本周成 14秒04(+0.6)(1組3着)

古谷拓夢 13秒93(+0.7)(2組3着)

竹吉大記 14秒15(-0.1)(3組2着)

決勝

古谷拓夢 14秒09(ー1.9)(2位)

竹吉大記 14秒46(ー1.9)(7位)

野本周成 14秒50(ー1.9)(8位)

▽男子3000メートル障害決勝

大木皓太 8分54秒18(6位)

▽男子4×400メートルリレー決勝

早大(愛敬-加藤-石田裕-中野) 3分07秒01(7位)

▽女子400メートル障害決勝

南野智美 59秒28(5位)

▽女子走幅跳決勝

内之倉由美 5メートル82(+0.9)(8位)

中澤希緒  5メートル33(+0.3)(26位)

▽男子対校トラック得点

1位 日大    63点

2位 早大    51点

3位 順大    42点

▽男子対校得点

1位 日大    126点

2位 順大    84点

3位 東海大   55点

4位 早大    51点

▽女子対校得点

1位 大阪成蹊大  72点

2位 筑波大    60点

3位 立命館大   52点

13位 早大    19点

コメント

愛敬彰太郎主将(スポ4=三重・桑名)

――トラック2位という結果になりましたが、今大会を全体的に振り返っていかがですか

始まる前に全体で話したときは、トラック優勝を目指していこうという話をしていました。しかし、点を取るべきところで落としてしまったところが僕を含めてあったので、そこが準優勝という結果になったのかなと思います。

――準優勝は悔しい結果ということでしょうか

そうですね。

――春先はケガなどで調整が難しかったと思いますが、今大会の個人の400メートルを振り返っていかがですか

春先にケガをしたからかは分かりませんが、それ以来ずっと足の他のところも痛めてしまって、なかなか自分のベストの状態で試合に臨むことができませんでした。今回の大会もあまりうまく調整ができていなかったので、気持ちの面と何とか技術の面とでカバーできればなと思っていたのですが、結果的に駄目で、予選落ちという結果になったと思います。

――同じ試合を走った加藤修也選手(スポ3=静岡・浜名)についてはいかがですか

加藤はオリンピック帰りということで、練習をあまり詰められず、帰ってきてから疲労を取るので必死だったと思います。オリンピックの流れでどうにかなるかなと僕自身も思っていましたが、彼の持ち味である後半は練習があってこその伸びだったと思います。今回本人も分かったと思うので、次に生かせるレースになったのではないかと思います。

――4×400メートルリレー(マイル)は関東学生対校選手権(関カレ)と二冠がかかっていたと思いますが、プレッシャーはありましたか

プレッシャー自体はあまりなかったので、自分たちの力を精いっぱい出せれば優勝できると思っていましたが、なかなか出すべきときにみんなが出すことができませんでした。関カレのように持ち味を出せなかったのが敗因だと思います。

――決勝はハイレベルな戦いになったと思いますが

タイムもそこまで速くなかったですし、勝てないレースではなかったと思うので、僕らがベストな状態で戦えれば、勝てたと思います。やはり、ベストにもってくるというところで他大に負けていたというところがあったと思います。試合に挑むにあたって、ベストなパフォーマンスができるような状態にもってくるというところが今回の課題だと思います。

――次戦の予定は

来週早慶戦(早慶対抗競技会)があるので、それに向けて万全な状態とはいかなくても良い状態でしっかり本番を迎えられれば良いかなと思っています。その後は日本選手権リレーが控えていますので、リベンジを果たせるように頑張りたいです。

竹吉大記(スポ4=千葉・市船橋)

――大会全体を終えての感想を聞かせていただけますか

最初に4×100メートルリレーに出て予選落ちをしてしまって。メンバーそれぞれ個人種目がありましたので個人種目で取り返そうということで気持ちを切り替えて個人種目に向かってやっていって、結果としてハードルブロックの3人全員が決勝に行けたことは一つかたちに表れたのではないかと思います。ただ僕個人のレースとしては、決勝はあまり良い流れで走れなかったので、決勝に参加するだけになってしまったというか、決勝に進出できたとはいえまだまだ弱い点だなと思ったので、残りの試合数は少ないですけれども自己ベストを出せるように頑張っていきたいです。

――110メートル障害の準決勝と決勝についてそれぞれお伺いしたいのですが、準決勝の方はどのようなレースプランで臨まれましたか

予選である程度良い動きができていたのですが、後半のところで少しミスがあったのでしっかり修正して臨めればもう少し良い記録、良い順位が取れると思って臨んだんですけど、レースが始まれば2着以内に入ることに集中しました。でも最後は少し硬くなってしまったので決勝ではそこを反省して臨めれば良いなと思っていました。

――準決勝では着順で決勝進出を決められましたが、まだ納得のいかない部分があったということでしょうか

そうですね。決勝には行けたんですけど、レース内容を振り返ってみたらあまり良いレースではなかったので、決勝ではそこを切り替えなければいけないと思っていました。

――では決勝の方はどのようなレースプランで臨まれましたか

決勝に残ったからには後悔しないように思い切っていこうと思っていたので、自分の持ち味であるスタートからしっかり飛び出して加速をしていくことを意識して臨みました。

――実際の決勝のレースではどの程度力を出し切れましたか

スターターの人と少しタイミングが合わなくて出遅れるかたちとなってしまって、その中でもその後に立て直せればと思っていたんですけれども立て直すことができなかったので、チームに完全に貢献できたとはまだまだ言えないなと思います。

――関カレの時には力を出し切れなかった印象ですが、関カレの時と比べてという点では今回のレースについてはどのような感想をお持ちですか

関カレではアクシデントがあって途中棄権というかたちになってしまったので、今回こそはというわけではないですけど、しっかりとチームに貢献するという意味では少し貢献できたのかなと思います。

――4年生ということで最後の全カレとなりましたが、そこで個人種目で決勝に残れたという点については

ワセダの4年生はみんなそれぞれワセダのプライドもありますし、最後だからという意地もあって臨んでいたと思います。その中で3日目に僕のところに回ってきた段階で4年生があまり思うようにいっていないところがあって、今まで僕が思うようにいかなかった時に他の選手たちが頑張ってくれていたので、今度は僕が頑張る番だと思って臨んでいました。

――今後の出場するレースの予定は決まっていらっしゃいますか

来週は早慶戦もありますし、僕個人としては国体、最後には日本選手権リレーもありますので、残り少ないですけどピンポイントでそこに照準を合わせてやっていきたいと思います。

――最後に今後の残りのレースに向けての意気込みを聞かせてください

今回は記録よりも順位にこだわって臨んでいたので、これからは最後に良いかたちで納得して終われるように、記録にもこだわって頑張っていきたいと思います。

橋元晃志(スポ4=鹿児島・川薩清修館)

――表彰台に立たれた今のお気持ちを教えてください

正直に言うととてもうれしいです。春シーズンはケガで試合に出られず、関カレという大事な対校戦で短距離ブロック長という立場でありながら試合に出ることができなかったという苦しい中で、今回は早大競走部に貢献するという気持ちで出させて頂いたので、表彰台に立てて点数を取れてうれしいです。

――ご自身でレース全体を振り返っていかがでしたか

タイム自体は21秒01と全然良くないんですけど、順位が一番大切になる試合だったのでタイムより順位を取れたことが良かったかなと思います。

――最終学年の4年生として対校戦に対する思いはありましたか

最後の全カレだったのでそこに対して思い入れは持っていましたし、さっきも言った通り春シーズンにケガをして(チームに)貢献できず、この全カレが競走部に恩返しをする最後のチャンスだったので3位という最低限の結果を取れて良かったです。

――次に目標とする大会はありますか

もう1週間後にまた早慶戦という大切な試合があるので、まずはそこに向けてしっかりまた競走部に貢献できるように。今日の疲労を1週間という短い間で取って、良い結果が残せるようにしたいです。

――最後に改めて早慶戦への意気込みをお願いします

100メートルと4×200メートルリレーに出ると思うんですけど、やるからにはどちらも優勝を目指して、しっかり勝ちきれるようにやっていきたいです。

加藤修也(スポ3=静岡・浜名)

――今大会はどのような意気込みでのぞまれましたか

対校戦なのでしっかり得点を入れられたらいいなと思ってのぞみました。

――初日の400メートルを振り返っていかがですか

自分的には納得できないものでしたね。良かった点があったとは言い難い内容だったので、体のコンディションであったり、この大会までにやってきたことがちょっと何か間違っていたのかなと感じています。

――きょうのマイルは7位という結果に終わりましたが

力がなかったですね。それに尽きるかなと思います。今回は短距離が全然元気なかったので、それが象徴された結果かなと思います。

――リオ五輪にマイルの選手として出られましたが、何か収穫はありましたか

収穫というか、そちらも良い内容ではなかったので、借りは返さなければいけないなと思いました。課題はいくらでも持ってるので、冬でしっかり体をつくってやり直したいなと思います。

――オリンピックの雰囲気は特別なものはありましたか

そうですね、かなり盛り上がったので。異空間でした。

――今大会はリオ五輪の疲れなどはありましたか

あったかもしれないですけど、それでも東洋の選手は活躍しているわけなので。そこをうまくどうやるかと思ってましたし、オリンピアンとしての走りをしなければいけなかったので、そこについてもまだまだだなと思っています。

――次のレースの予定はいつですか

来週に早慶戦があるのでそこで走ります。

――早慶戦への意気込みを教えて下さい

きっちり走ってきます。

野本周成(スポ3=愛媛・八幡浜)

――全カレ初の決勝の舞台はいかがでしたか

予選ですごく緊張して思うようなレースができず、このようなレースでは今までお世話になった人たちに恩返しはできないと思い、切り替えて準決勝では攻めたレースをしたことが決勝につながったのだと思います。

――決勝を振り返っていかがですか

3台目までは良かったのですが、そのあと(足をハードルに)ぶつけてしまって…最近はそういうレースが多かったので、そこはしっかり修正していかないといけないなと思っています。

――8位という結果についてはどう思われてますか。

今日のレースであれば3、4位は争えだと思うので、悔しいですね。

――今大会の収穫や反省があったら教えてください。

収穫は、全国の舞台で決勝に残って戦ったということです。そこはまた来年につなげていきたいと思います。

――今回、110メートル障害の早大勢全員が決勝進出しましたが

竹吉さんが4年生で、ことしは日本一のハードルブロックを目指そうといってやってきました。僕は関カレはケガで出場できず、またハードルブロック自体も成績は振るいませんでした。今大会では日本一のハードルブロックとまではいけませんでしたが、全員が決勝に残ったことはすごく嬉しかったです。

――この夏に強化したポイントはありますか

走力ですね。大学入学後、走り込みをあまりやっていませんでしたが、この夏は走る距離を伸ばしました。また短い距離を走るにしても、本数を増やすようにして、ハードリングというよりは、走りを中心に練習しました。

――次回の出場予定大会と、その目標を教えてください。

次のレースは、すごく伝統のある早慶戦です。しっかりワセダとして勝って、110メートル障害もワセダで1、2、3フィニッシュしたいと思います。

古谷拓夢(スポ2=神奈川・相洋)

――準決勝・決勝ときょうのレースを振り返っていかがでしょうか

対校戦なので優勝を目標にしていて、タイムは今回出なかったのですが、勝ちにこだわるレース展開をしたいと思ってきました。準決勝に関しては(各組2着以下タイム順の)プラス2の枠に拾われるというふがいない結果だったと思いました。決勝では準決勝よりは順位を上げることができて2位につきましたが、やはり優勝を目標にしていたので悔しいです。しかし2位という結果で対校戦の得点ということに関しては貢献できたかなと思います。

――では、準決勝で着順ではなくタイムで拾われたのは、想定外だったということでしょうか

そうですね。やはり着順でしっかり入るべきだったと思います。ですが元々速い組だったのでプラスの枠はここから出るのではないかなとは思っていました。そこで着順を取れなかったのは反省が残りますが、良い経験にはなったかなと思います。

――向かい風1.9メートルということで、走りづらさはありましたか

タイムというよりは、風が吹いている中で1番を取りたいと思っていました。前半5台目くらいまでは良い走りをできていたと思います。でも後半競った部分でハードルにぶつけてしまったので悔しいです。ですが、なにより早大から3人決勝に残れたというのはうれしかったですし、気持ちも高ぶって決勝に臨めたと思います。

――今回明大の高山峻野選手が1位になりましたが、関カレに続き首位を譲ったことについては

高山さんとは六大学(東京六大学対校大会)からずっと競ってきていていましたが、対校戦という大事な試合では勝ったことがないので、しっかりリベンジしたいと思います。普段から走ってきている選手なので、高山さんの前半の伸びに負けないように自分もトレーニングを積んで、らいねんリベンジしたいと思います。

――古谷選手はU20世界大会で銅メダルを獲得されましたが、今大会その疲労はありませんでしたか

疲労に関してはなかったです。ただ(ハードルの)高さがジュニアからハイになり、それ以上にジュニアで培ったことを出したいなと思っていましたが、結果からしてみれば、まだ出し切れてないかなと思います。まだシーズンが残っているので、秋に出していければと思います。

――ジュニアで得たものとは、具体的には

ジュニアハードルなので、ハイ(ハードル)に比べたらスピード感がありますし、海外のトップの人と一緒に走って戦えたというのは自信になりました。ですので国内のレースでもしっかり感覚や気持ちなどを忘れずに取り組んでいけたらと思います。

――では今後の試合の予定を教えてください

早慶戦を予定しています。関東学生新人のリレーに出るかもしれませんが、まだ決まっていません。ですので一応早慶戦が一番近くの試合です。それ以降はまだ決まっていないので決めていきたいです。全カレは4年生最後の試合だったので、トラックで2番という結果でしたが、そこは優勝をして、有終の美を飾りたかったというのが正直な感想です。

大木皓太(スポ1=千葉・成田)

――今日のレースを振り返ってどうでしたか

3位以内を狙ってレースに臨みましたが、最初の1000メートルの入りから前の集団が早くてついていくことさえできずに、一番後ろの方から落ちてくる選手を拾うだけの最低限のレースになってしまいました。満足できず悔しい気持ちしかありません。

――今日のレースプランと目標を聞かせて下さい

3位以内を狙っていました。最初は前がハイスピードになると思っていたので慌てず後ろから行くつもりでしたが追いつきませんでした。

――同じ組にリオオリンピック代表の塩尻和也選手(順大)もいましたが意識はしましたか

勝つなら今回かなと思っていましたが、力が及びませんでした。

――夏合宿の成果はこのレースに生かされましたか

きつくなってから粘れるようになったと感じています。

――きのうは同じく1年の新迫志希選手(スポ1=広島・世羅)が5000メートルで入賞しましたが刺激は受けましたか

かなり刺激をもらいました。合宿の時から新迫の調子が良くて今回のレースでも予想を上回る走り、1年生とは思えない活躍をしていたので自分もやってやろうという気持ちになりました。

――これからの駅伝シーズンに向けての意気込みを聞かせてください

自分の大きな目標は箱根(東京箱根間往復大学駅伝)で走る、もしくは走れなくても最低限メンバーに入ることなので、それを目標に頑張っていきたいと思います。

南野智美(スポ2=山口・西京)

――予選を振り返ってみて

予選は着順を取りにいきました。緊張はしたのですが、自分の強みとこれまでやってきたことを信じて理想の展開で試合をすることを心掛けました。結果、自分らしいレースができたので良かったです。

――理想の展開というのは

前半はいつも離されてしまうのですが、自分の強みは後半の粘りだと思っています。6台目を過ぎてから、前の選手を吸収していくような展開。8台目以降にトップに立つレースをイメージしていました。それが予選ではできていたと思います。

――決勝を振り返ってみて

予選の前半で少し抑えすぎてしまったのかなという印象を持っていました。なので、リズムに乗りながら前半を良い流れで走って後半につなげたかったです。でも、走力の無さが自身の課題で、それが後半に出てしまったレースでした。

――5位という結果に対してはいかがですか

ランキング的にも、予選通過タイム的にも5、6番目でした。私の力が5、6番目だったということです。これで満足はしていないですし、悔しいという思いが本当に大きいです。前半で置いていかれて、後半の粘るべきところで粘れなかったので、来年はさらにトレーニングを積んで進化した姿で戻ってこれるように頑張ります。

――決勝は二人の選手が大会新を記録するハイレベルなレースでした。先行する選手たちに惑わされたりはしませんでしたか

レース展開的にはいつも先行される形なので戸惑いはありませんでした。しかし、今回はスプリント力がある選手が集まっていて、自分の武器である後半からの走りでも追いつくことができませんでした。なので、自身のスプリント力の無さを痛感したレースでもありました。

――レースを通して収穫や改善点はありますか

前半の入り、ハードルを前につまってしまったり、うまくクリアできていないところがありました。そして、全体的に走力が足りないなとも感じました。しかし、昨年の400メートル障害のアベレージ記録が61秒くらいだったのが、ことしは約59秒に縮まりました。そこは自分のやってきたことが正しかったんだなと認めて、次にアベレージ57、8秒で走るにはどうすれば良いのかを考えながら冬場のトレーニングに取り組んでいきたいと思います。

――次に照準を合わせている大会はありますか

国体で800メートルと400メートルに出場させていただく予定です。しっかりと地元に貢献していきたいと思っています。そして10月末には日本選手権リレーがあるので、そこにも照準を合わせていきたいです。400メートル障害の次の大会は静岡国際大会になると思います。そこでまたシニアの方と勝負ができるので、日本選手権では歯が立たなかった分、アベレージを57秒に上げて、シニアの世界でも戦えるような力をつけるというのが最大の目標です。

内之倉由美(スポ2=鹿児島・甲南)

――きょうの試技を振り返っていかがですか

今日はすごいうまく調子を合わせられていました。夏合宿で走りを変えていて、そこがうまくつながって調子が良かったんですけど、踏み切りまで入れるとうまくいかなかったです。

――1回目の試技の記録が1番良かったと思いますが、その後試技の際に変化を与えることなどありましたか

1本目から調子が良くて(跳躍が)つまってしまったので少しずつ助走を伸ばしていったんですけど、助走を伸ばした分間延びしてしまうところがあって、そこが自分の課題だと思います。

――今大会への目標は何でしたか

自己ベストを出して優勝という目標だったんですけど届かなくて。狙えたので残念です。

――関カレの時より記録が伸び悩んだかと思いますが

関カレの時より明らかに調子が良かったので。原因は助走を一本一本修正できなかったところです。

――全カレは対校戦ということもあってチームに貢献したいという思いもあったと思いますが

今回男子は優勝を狙っていて、女子は得点では貢献できませんが自分が優勝して勢いをつけられたらと思っていました。

――中澤選手(希緒、政経4=埼玉・早大本庄)は三段跳を欠場されていました

腰を痛めていたので。でも、試合中もすごい励ましていただいて力になりました。

――次戦の予定はありますか

次戦は早慶戦で、オープンで200メートルに出るので自己ベスト出せるように頑張ります。