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2016.09.04
パラリンピック競技大会 9月18日 ブラジル・リオデジャネイロ
リオパラリンピック開幕直前!注目の盲人マラソン展望
過去最高の41ものメダルを獲得したリオデジャネイロオリンピックが閉幕。空前のメダルラッシュに日本全国が沸いた。しかし、まだまだ熱い戦いは続く。9月8日から始まるリオデジャネイロパラリンピック。盲人マラソンには日本から堀越信司選手(NTT西日本)、和田伸也選手(賀茂川パートナーズ)、岡村正広選手(千葉県立千葉盲学校)の男子3名、道下美里選手(三井住友海上)、西島美保子選手(日本盲人マラソン協会)、近藤寛子選手(滋賀銀行)の女子3名、計6名の選手が出場する。前回大会でこの種目4位に入っている岡村選手や、今季世界ランキングでも指折りの記録を持つ道下選手を筆頭に、いずれもメダルの獲得に期待がかかる有力選手たちだ。
パラリンピアンたちの集合写真
レースは日本時間で9月18日の21時にスタート予定。「現地に入ってから調整をしていけば確実にメダルが狙えると思っています」(堀越氏)と、選手たちのコメントは心強い。今大会から正式に採用された女子の盲人マラソンを含め、各選手はどのような戦いを見せてくれるのか。リオオリンピックが終わり、「次は2020、東京で」とささやかれるようになったが、パラリンピアンの活躍を目前にしてその言葉は早急と言う他ない。盲人マラソンアベックでのメダル獲得を目指してーー。リオの地での42.195キロが始まるまで、あとわずかとなった。
(記事 平野紘揮、写真 太田萌枝)