卓球部

2016.09.03

秋季関東学生リーグ戦 9月3日 港区スポーツセンター

今季初のストレート勝ち!後半戦に弾み

 秋季関東学生リーグ戦(リーグ戦)は前半戦最終日を迎えた。きのう団体戦スコア3-0からの逆転負けを喫した早大は、春に熱戦を演じた淑徳大と対戦。先陣を切った阿部愛莉(スポ2=大阪・四天王寺)が圧勝を収め試合の主導権を握ると、その後も勢いは止まらず。チームは嫌な流れを断ち切る、鮮やかなストレート勝ちでリーグ戦を折り返した。

 1番手を任された阿部が対峙(たいじ)したのは、相手の絶対的エース佐藤優衣(淑徳大)。体格差のある強敵を相手に物おじすることなく、終始攻めの姿勢を貫く。緩急をつけた攻撃で瞬く間に2ゲームを先取すると、第3ゲームでは威力のあるスマッシュを連発し畳み掛けた。阿部のストレート勝ちで波に乗った早大の2番手は田中千秋(スポ3=愛知みずほ大瑞穂)。前日の中大戦では、チームの勝利が懸かった一戦で悔しい黒星を喫していた。この日も序盤はレシーブに苦しみ、ゲームカウント1-2と追い込まれる。第4ゲーム、8-8と並ばれタイムアウトを取ると、ここから渾身(こんしん)のサーブを繰り出し、このゲームを奪った。息を吹き返した田中は、第5ゲームでは先制点から8連続で得点するなど圧倒し逆転勝ち。会心のシングルス2連勝で、前日の敗戦から立ち込めた不安を払拭(ふっしょく)した。

積極的なプレーで白星をつかんだ田中

 続いて登場したのは阿部・徳永美子(スポ2=福岡・希望が丘)組。春はフルゲームの末敗れたペアとの、リベンジマッチとなった。第3ゲームこそ相手の3球目攻撃に苦戦し落としたものの、「先に攻められないように組み立てた」(阿部)と、再びサーブレシーブを立て直す。最後は徳永が決めて、ゲームカウント3-1で危なげなく勝利した。先輩たちからバトンを受けた4番手の鎌田那美(スポ1=北海道・駒大苫小牧)も、冷静な試合運びを見せる。終盤は相手のミスに付け込むと、要所で強打を放ち圧倒。最後まで集中力を切らすことなく戦い続け、フルゲームまでもつれた接戦を制した。

リーグ戦ここまで負けなしの阿部・徳永組

 理想の試合展開を披露し、前半戦を終えた早大。だが、本当の戦いはここからだ。リーグ戦は残すところあと3戦。優勝を目指す上で、ズラリと並ぶ強豪校を前に、負けの許される試合はない。「このままチーム一丸となって戦っていきたい」(田中)。一戦必勝で、頂点へ駆け上がる。

(記事 川浪康太郎、写真 尾澤琴美、黒田菜々子)

結果

対淑徳大 ○4―0

○阿部3―0佐藤優衣

○田中3―2松澤帆乃果

○阿部・徳永組3―1佐藤・竹本朋世組

○鎌田3―2趙甜甜

コメント

田中千秋(スポ3=愛知みずほ大瑞穂)

――きのうの黒星から、気持ちを切り替えることはできましたか

優勝がなくなったわけではないので、気持ちを切り替えることが大事だと思っていました。

――阿部愛莉選手(スポ2=大阪・四天王寺)が快勝した直後でしたが、プレッシャーはありましたか

いつも阿部は冷静に試合をして勝ってきてくれるので頼もしいですし、私もその勢いのままできたので、楽しんで試合をすることができました。

――第4ゲームの8―8の場面で取ったタイムアウトでは、どのようなことを話しましたか

サーブのコース取りについてのアドバイスを頂きました。先輩たちに「自分らしくやれば大丈夫だから」と言われたので、気持ちを切り替えて思い切ってできました。

――どのようにサーブを変えましたか

ここに出す、と的を絞って、そこから迷いなく打てたのでよかったです。

――第5ゲームはその勢いのまま戦えましたか

第4ゲームの展開がよかったので、そのまま続けた結果勝つことができました。

――前半戦を終えて、チームの雰囲気はいかがですか

気落ちすることなくしっかり勝って終わることができたので、このままチーム一丸となって戦っていきたいです。

――後半戦に向けて、意気込みをお願いします

後半戦は相手のチーム自体の力も強いですし、しっかり対策をしてチームプレーをしていきたいです。

阿部愛莉(スポ2=大阪・四天王寺)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

相手のエースと1番で対戦するということで、厳しい戦いになるけど、自分が勝つことでチームが有利になると思いました。なので、1番で勝ち切れてよかったです。

――相手のエースとは以前にも戦ったことはありましたか

大学に入ってから2回やったことがありました。1回目は3―1で勝ちましたが、2回目は接戦でどちらが勝つか分からないくらいだったので、結構警戒して試合に臨みました。今回は自分の戦術が思っていたよりも効いて、自分のペースのまま試合を進めることができました。

――相手に対して事前に対策などされていましたか

何度か戦ったことがあるので、相手のクセや苦手な部分は大体分かっていたつもりでした。そこを中心的に攻めるようにしていました。

――ダブルスでも相手に対して何か対策はされていましたか

春のリーグ戦の後に関東学生選手権でも戦っていて、その時はゲームオールでなんとか勝っていました。その時良かったセッゲームの展開を、徳永さん(美子、スポ2=福岡・希望が丘)と確認し合って戦いました。

――第3ゲームを落としてしまってから、どのようにして第4ゲーム以降切り替えましたか

第3ゲームでは相手に3球目から打たれたり、先手を取られることが多かったです。第4ゲームではサーブレシーブをしっかりすることを意識して、相手に先に攻められないように組み立てたのが良かったと思います。

――リーグ前半戦を振り返っていかがでしたか

最初の2戦では勝つことができてチームの流れも良かったですが、きのう中大に(団体戦スコア)3―0から逆転されてしまって。チームの雰囲気を心配していましたが、みんなが気持ち切り替えて臨めたので、後半戦につながる試合になったと思います。

――後半戦への意気込みをお願いします

後半戦で当たる大学はすべて強くて、全部の試合が接戦になると思います。ここでワセダらしいプレーをして、最後みんなで勝つことができればと思います。