競走部

2016.08.16

長距離2次夏合宿 8月14、15日 長野・菅平

鍛錬の夏を超えて――。長距離夏合宿に迫る!

 激戦を繰り広げたトラックシーズンを終え、夏の鍛練期を迎えた早大競走部。各ブロックは複数次に分けて合宿を行い、秋以降のレースに向けて厳しい練習を積んでいる。特に学生三大駅伝を控える長距離ブロックにとって、夏季練習の充実度はその結果に直結してくると言っても過言ではない。8月13日から始まった長距離夏季2次合宿。長野・菅平という避暑地で行われたこの合宿には長距離部員全体が集結し、各選手がいつも以上に集中してメニューに取り組む様子が見受けられた。

 2次合宿2日目の本メニューは25〜30キロの距離走。クロスカントリー用の起伏のある芝コース上で行う、足作りのため練習だ。柄本勲明(スポ4=早稲田佐賀)や石田康幸(商3=静岡・浜松日体)、小澤直人(スポ2=滋賀・草津東)らB、Cチームのメンバーは積極的に距離をこなし、スタミナ強化に努めていた。また、日本学生対校選手権(全カレ)が3週間後に迫ってくる中で、同大会への出場を狙う選手たちにとっては、このような距離走は貴重な機会になる。「なかなか距離走ができないと思うので、もう一度ここでスタミナをつける意味で行った」(井戸浩貴、商4=兵庫・竜野)。照準とするレースは異なっているが、各選手は自らの状況を冷静に見極め、課題を考えながら練習に取り組んでいた。

距離走をこなすBチーム

 Aチームの中でも、平和真駅伝主将(スポ4=愛知・豊川工)らの選手は、20キロと短めの距離で設定タイムを上げて同様のメニューをこなした。全カレのトラックレースを戦うためのスピードを殺さないようにしつつ、距離を踏むという練習となる。全カレだけではなく、秋の駅伝も見据えながらの走り込みという意味合いもあるトレーニングだ。「ことしは順調にきている。みんなを前でガンガン引っ張っていけるように、常に前で練習を盛り上げたい」(平)。翌日の朝練習でも、最後まで黙々とプラスアルファの距離を走り続ける平主将の背中は、いつにも増して頼もしく見えた。

早朝練習を走る平主将(中央)ら

 まだ始まったばかりの2次合宿ではあるが、全体的には足並みをそろえて夏合宿に突入できているという。しかし「今のままでは(駅伝の)優勝や3位以内は厳しい」(鈴木洋平、スポ4=愛媛・新居浜西)、「みんなが練習できているという表面的な状況は良いことだが、戦えるチームではまだない」(平)と、選手たちはけして現状には満足していない。秋以降の飛躍の足がかりをつかむため、この夏、競走部は走り続ける。

(記事 平野紘揮、写真 本田京太郎、朝賀祐菜)

コメント

平和真駅伝主将(スポ4=愛知・豊川工)

――きょうの練習の目的は何でしょうか

みんなは足作りのために1キロ4分のペースで距離走をやっていたのですが、僕らは全カレ(日本学生対校選手権)のトラックレースを見据えているのと、もともとスピードから入っていくタイプなので、じっくりとしたペースではなく、3分40秒前後のリズム良く走れるタイムで20キロをやりました。短いですが、足作りというよりも同じリズムでどこまでおしていけるかという練習でした。

――全カレのトラックレースの目標は

目標はもちろん表彰台を狙っていこうというのがありますが、駅伝が控えていますし、来年のトラックシーズンもしっかり走るためにもこの夏は走りこむ必要があると思っています。その走り込みをしながら、どこまでいけるかというところですね。ガチガチに調整をして(全カレに)出るというわけではないので、その状況で他大学の選手とどう勝負できるかというのがテーマになると思います。

――ことしは大学最後の合宿となります

1年から3年までは足に不安があったり、故障明けで(合宿に)臨んだりしていたので、チームの中でも主役になれたことがありませんでした。ことしは順調にきていると思いますし、キャプテンでもあるので、長い距離でもスピードの上がるトラックでのポイント練習でもみんなをガンガン引っ張っていけるように、常に前で練習を盛り上げていけたらなと思っています。

――シーズンのお話に移ります。直近のホクレンディスタンスチャレンジ(ホクレン)では5000メートル、1万メートルともに自己記録を更新されましたが

両種目とも自己新記録を狙うつもりでやっていたので、自己記録を更新できたというのはノルマ達成といったところでした。その上で5000メートルはある程度満足ができる結果でしたが、1万メートルの(28分)46(秒)というは大学の中では誰でも出せるタイムなので、もうちょっと頑張りたかったというか、自己ベストではあるものの満足できない結果ではありました。

――関東学生対校選手権(関カレ)でも日本人1位になるなど、充実したシーズンを過ごせたのではないですか

トラックの5000メートルに関してはほぼほぼ自分の走り方・調整の仕方が分かってきたので、関カレもホクレンもしっかりそれに合わせられたからああいうタイムがついてきたと思います。それを1万メートルやハーフマラソンに伸ばしていけたらという風に思いますね。

――秋以降の駅伝では、「学生三大駅伝全てで3位以内、その内1つは優勝する」という目標があるとお伺いしましたが、これはどのように決めたのでしょうか

例を挙げると、去年チームが発足した時にはチーム力というものに自信があって『三冠』を目指してスタートしたのですが、1年やってみて全然上を目指せるチームができなかったという反省と、周りの大学のレベルをどんどん上がっている現実をしっかりと受け止めて、(大学駅伝の)3つを獲るんだ、というよりも、「これはいける」という目標にしたかったので、1つは獲ろう、という風にしました。その上で、ノルマとして3つの駅伝とも3位以内は目指していこうという風に話し合っています。

――エース不在と言われ続けてきた早大ですが、今季は平選手自身、自分こそがという思いはありますか

そうですね。現時点では出雲(出雲全日本大学選抜駅伝)では自信を持って臨めそうです。ですが全日本(全日本大学駅伝対校選手権)は8割くらい、箱根(東京箱根間往復大学駅伝)が6、7割しか自分に自信が持てていません。この合宿でただ距離を踏むだけではなく練習の面で工夫をして、全ての駅伝で自信を持って臨めるようにしていきたいと思っています。まだ全日本や箱根に関してはエースと呼べるものではないと思っています。

――まだ合宿は始まったばかりではありますが、キャプテンとして現在のチーム状況はどのように見ていますか

ケガ人が出ていないのは良い事だと思います。ただ、春シーズン一人一人のタイプに合わせて、それぞれ相楽監督と相談して例年よりメニューを別々でやっていたのですが、思った結果が出なかったという面があって、まだその一人一人をくっつけてチームにした時に勝てるチームかというとそうではありません。(現在)みんなが練習できているという表面的な状況は良いかもしれませんが、戦えるチームではまだないかなと思います。

――秋口以降のトラック・駅伝での平選手個人の目標を教えてください。

全カレはワセダの短距離・長距離みんなで臨む最後のトラック公式戦なので、関カレ以上に結果で示していきたいと思います。駅伝でも4年生として、そしてキャプテンとして、前半区間で流れを作ってチームを優勝に導きたいと思います。

井戸浩貴(商4=兵庫・竜野)

――きょうの練習とその目的は

全カレが近くに迫ってきた中で、なかなか距離走ができないと思うので、ここでもう一度スタミナをつける意味で距離走をやりました。25キロから30キロということで、今回は25キロを走らせていただきました。

――練習の出来というのは

本当は30キロまで余裕を持っていけると思っていたのですが、なかなかきついところがあり25キロに変更しました。だいたい60点から70点くらいの出来という感じで、まだまだだと思います。

――1次合宿を含めて、これまでの合宿を評価すると

1次合宿は富士見でやらせていただきました。夏合宿に入る前、あまり結果を残すことができなかったり、練習がうまくいかなかったりと不安要素はありました。しかし、順調に練習は積めてきていると思うので、特に問題なくきていると思います。

――前半シーズンはどのようなシーズンでしたか

箱根、びわ湖毎日マラソンが終わってから、関カレに焦点を当てて取り組んできました。そして、そこで2年連続日本人1位という結果を残せたので、自分が合わせてきた試合というところに関しては結果を残せたので良かったです。しかし、そこでの疲労を引きずってしまい記録を残せなかったというところがあり、課題が最後に残ってしまうシーズンだったのかなと思っています。

――走りの面での課題は

びわ湖毎日マラソンを終えて、腰が落ちてしまった走りになっていたと思います。関カレ前に一度直したと思ったのですが、またそこで疲れが出てしまって、腰が落ちた走りというのをなかなか直せずにいました。腰を落とさず、前に出せるか、これをどうやって取り戻すのか。前までできていたことを戻すというところを今シーズンは取り組んでいました。

――チームの状態に関しては

雰囲気自体は悪くないと思います。ホクレンで平(和真、スポ4=愛知・豊川工)が主将通りの実力を出してくれたという中で他の4年生は結果を出せていませんでした。そこが平1人に頼りきりになってしまっていたのかなと思います。僕たち自身もそうはしたくたいと思っているのですが結果が物を言う部分は正直あると思います。これからは全カレと学生三大駅伝しかないのですが、主将を支えるとともに、みんなで高め合えるシーズンになれば良いと4年生全員が思っています。

――解散の期間はどのように過ごされましたか

帰省して、東京に戻って、また帰省していました。ゼミの友達と会って楽しんでいました。また親と過ごす時間が多かったので家族孝行ができた、最後の解散期間になったのかなと思います。リフレッシュしすぎて、身体を元に戻すのに苦労してます(笑)。

――駅伝に関して、何か不安要素はありますか

直近の記録会でタイムを出せていないというところですかね。昨年、ホクレンで28分台を出せて、全カレではそこそこの結果の9位に終わりました。そして、その後の駅伝へ流れを作れたと思うので、その点に関して、ことしはホクレンで失敗してしまったのでそれは不安要素です。全カレでいかにそれを払拭できるかだと思っています。

――駅伝に関して、ご自身に期待されている部分はありますか

個人的には現段階では昨年よりも充実した練習ができていると思います。昨年の全日本で3位、箱根で区間賞を取っているので、それくらいは自分にも期待されていると思いますし、それくらいを自分自身に期待して頑張らないといけないのかなと思っています。チームとしては戦える雰囲気はだんだん作れていると思いますが、まだまだ実力が伴っていないという部分もあるので、その差というのをいかに埋めていくのかという部分で、昨年に届かなかった三強に届くかどうかのところにいると思います。

――後半シーズンでの目標を教えてください

まず全カレで入賞するというところが目標になると思います。その後、駅伝シーズンに入ってきたら、ことし箱根で区間賞を取れた分、まだ区間賞を取れていない出雲、全日本のどちらかで区間賞を取れるような走りができたらと思います。

――後半シーズンへの意気込みを教えてください

前半シーズンは関カレというところを狙ってきた中で、結果を出して、その後に失敗していた部分がありました。シーズン通して結果を残すということがいかに難しいのかを学んだシーズンでした。後半は始まってから箱根が終わるまでシーズンを通して結果を残すということを目指して頑張りたいなと思います。

鈴木洋平(スポ4=愛媛・新居浜西)

――きょうの練習とその目的は

全カレのトラック出場を狙うというところで、みんなより速めのペースで距離走をこなしました。ラスト4キロまでは決まったペースで、そこからのペースは各自フリーで自身の体の動きを確認するというのが練習の目的でした。

――練習の出来というのは

7月頃は小さな故障で出遅れていたんですけど、一次合宿とこれまでの練習で徐々に身体が戻ってきたなと実感しています。

――一次合宿を含めて、これまでの合宿を評価すると

そうですね。まだ5割程度だと感じています。(後半シーズンでは)全カレが調子をピークにもっていくところなので、この合宿でどれだけ調子を上げられるのかというのを大事にしていきたいと思います。

――前半シーズンは鈴木選手にとってどのようなシーズンでしたか

主に短い距離を取り組んでいました。記録会で記録を出しただけですが、レースで大外れすることはなかったです。これから秋冬と対校戦が多くなってくると思うので、春からの勢いをさらに加速させることができるかどうか。これがこれからの課題になると思います。

――前半シーズンでは記録の面で大きな飛躍を遂げた期間だったと思います。その要因となったものは

最上級生になった、というところですかね。良い意味でも悪い意味でも周囲の目を気にしなくてよくなった。自分に合った練習を自分で考えて取り組めていることができました。それが結果に結びついてくれたのかなと思います。

――13分台を記録した際、やはりお世話になった指導者の方には連絡をされましたか

一応しました。あの記録が愛媛県記録だったので。(高校の先生から)早くその記録を県に申請しろということを言われました(笑)。

――ロードでは男鹿駅伝競走で1区の区間賞を獲得しました。やはりロードに対して自信なりましたか

トラックだからとかロードだから、というものにはあまり意識していません。10キロ前後の距離には対応できるようになったなと感じています。でも、ハーフマラソンとなるとまだ少しきついのかなという印象があります。きょうの練習で比較的に良い仕上がりでできたのでこの練習を積むことができれば箱根でのメンバー入りも狙えるのかなと思います。

――最終学年になったということで、学生三大駅伝に対する思いというものは強くなってきましたか

スポーツ推薦で入学したのにまだ(学生三大駅伝に)走ったことがなくて、部に全く貢献できていないなという思いがありました。自分が駅伝に出走して、区間賞を獲得して、チームに貢献したいという気持ちが強くなっています。そして、主将である平(和真、スポ4=愛知・豊川工)だけでなく、最上級生として自分も結果以外の面、練習や生活の面で下級生を引っ張っていきたいです。

――チームの現状はいかがですか

春先に出遅れてしまった選手がいたんですけども、春合宿や春のシーズンに渡って、みんな足並みをそろえて夏の合宿に入れているので。でも、今のままでは優勝や3位以内というのは厳しいと思うので、そこは厳しく見て、チームが強くなれるようにもっと加速させていかないといけないと思っています。

――1次合宿を終えて、解散期間があったと思います。高校の部活動に顔を出したりなどはされましたか。

そうですね。帰省する度に顔を出しています。家族もそうなんですけど、良い結果が出た時は反射的に一番に連絡をしてしまいます。反射的にそうしてしまうということはやはり僕の陸上人生の中で一番影響力のある人なんだと思います。

――やはり高校の恩師に恩返しをしたいという気持ちは強いですか

そうですね。高3のインターハイも上手くいかず、特に最近はうまくいってなかったので、ずっと心配をかけてばかりでした。何とか自分の良い姿を見せたいという気持ちはあります。

――後半シーズンでの目標を教えてください

全カレで最低限、入賞。そして、できれば全カレに出場する外国人と勝負したいですね。ロードの方については特にタイムにこだわりはないのですが、主要区間で他大のエースと渡り合って競り勝つ走りをイメージして、後半シーズンを取り組んでいこうと思います。

――駅伝シーズンへの意気込みを教えてください

やっぱり走りたいという気持ちはあるんですけど、走るだけではダメだと思っています。結果を残すということはもちろんですけど、周囲からの注目を集められるような走りというものを披露できるように地力というか底力を出して、見せつけたいと思います。

武田凜太郎(スポ4=東京・早実)

――ことしの前半シーズンを振りかえってみていかがでしょうか

前半シーズンの目標は達成することができませんでしたし、関カレやホクレンで記録を出すということは達成されませんでした。後悔が残るというか、うまくいかなかったシーズンだったなというのが率直な感想です。

――その目標というのは

関カレの1万メートルで入賞するということ、ホクレンでも1万メートルで28分30秒台を出そうと考えていたので、その目標からするとかけ離れた結果になってしまいました。

――では前期を踏まえて、夏はどのように練習するおつもりですか

圧倒的に走る距離が増えますし、そのなかで4年生という立場でチームを引っ張っていかなくてはならないと思っています。みんながそうだと思いますし、僕も自分のことで精一杯ではあるのですが、やはり4年生が弱音を吐いたり、練習を引っ張らないということはないように考えています。

――Aチームの練習での手ごたえはありますか

富士見合宿を1回目に行って、オンオフの切り替えはかなりうまくできてると思いましたし、一つ一つの練習に高い意識でしっかり準備して臨むということはできていた、と現状では思います

――それは個人的にも、チームとしても言えることですか

そうですね、Aチームで固まるということは良い面も悪い面もあると思うのですが、上のチームで固まって高い意識をもってやろうというのはみんな考えてくれていると思います。そこはうまく回っているというか、良い環境・雰囲気で練習ができていると思います。

――きょうの練習で重きを置いていたことはありますか

25キロから30キロと幅を持たせて長い距離を走るというメニューだったのですが、まずはこのクロカンの不整地で、足をくじいたり、走りのバランスを崩さないように意識しました。あとは、いかに最後まで余裕を持って走るかを課題にして走りました。

――秋から冬シーズンにかけて、トラックと駅伝それぞれの個人としての展望は

全カレの出場を狙っていますが、他大学がフルエントリーでない中で、確実に入賞しなくてはいけないとは思っています。その中でも日本人トップにどれだけ近づいていけるか、積極的にいけるかを僕の中では課題にしていこうと思います。駅伝に関しては、チームの主力として主要区間、エースと言われるような区間に入って区間賞争いをするのが一番しなくてはいけないことかなと思います。

――三大駅伝はすべて視野に入れているということでしょうか

そうですね。でも出雲に関しては(早大に)短い距離が速い選手がたくさんいるので、その中で狙っていくつもりではいますが、かといって例えば出雲のメンバーから外れたからといって悲観することも全くないと思います。そこは淡々とやりたいなと思います。

太田智樹(スポ1=静岡・浜松日体)

――今日の練習を振り返っていかがですか

今日は25キロという距離走をやって、今まで20キロが最高距離だったので初めての練習でした。20キロまでは良かったんですけど後半の5キロは初めての距離で、きついコースの中、特に上りで気持ちが切れてしまって足が止まってしまったというのが反省点です。

――逆に何か得たものはありますか

経験として一つ25キロという距離を集団から離れたにしろこなせたというのは、これからに必ずつなげていかなければいけないですし、これからハーフマラソンとかを走るようになってくると思うのですが、そうなればこのような距離はちゃんと完走できなければいけないと思います。

――1次合宿を終えて2次合宿に入りましたが、今の状態を教えてください

正直今シーズン4月から色々とレースに出させてもらって、最初の方は良かったんですけど後半は全然調子が上がってこなくて。Aチームの同期の新迫(志希、スポ1=広島・世羅)や大木皓太(スポ1=千葉・成田)がしっかり結果残している中で自分は結果を残せていないので、焦りというのは結構あるんですけど、調子が悪い時だからこそできることがあると思うので、駅伝シーズンでメンバーに入れるようにこの合宿で自分の悪い点などをしっかり見つけてやっていければ良いかなという状態です。

――大学に入って初めての合宿ですが、高校と違う点はありますか

生活面から違っていて、高校は先生がいる中できびきびとした中で、作られた環境の中でやっていたんですが、ここは自分たちで作っている環境であるのでそういった面でも違いますし、練習の距離も増えてきて正直、高校よりはきついかなと思っています。

――大学に入って半年ほど経ちましたが、その違いにはなれましたか

完全には慣れたとは言えないんですけど、徐々に慣れてきたと感じています。

――1年生ルーキーとして挑んだ前半でしたが、振り返っていかがでしたか

1万メートルで自己ベストを更新できたというのは一つ自分の中でプラスになったんですが、それ以降は記録や結果などは全然残せなかったので、やっぱり自分の中での出来としては良くない方で、この悪かった出来をしっかり駅伝シーズンでどう上げていくかというのがこれからの課題でもあるし、さらに来年、再来年になって今の上級生が抜けて自分たちの代になってくると自分も主力になっていかないといけないと思うので、しっかり今回悪かった理由を反省して、駅伝シーズン、トラックシーズンと頑張っていきたいと思います。

――合宿の意気込みを教えてください

今Aチームでやらしてもらっていて、強い4年生だったり3年生であったり新迫や大木だったりっていう選手がいる中で、1つでも強い選手から学べることができたら良いですし、自分の中でもしっかり何を取り組んだら次につながるのかというのを考える、頭を使った合宿にしたいです。

――この後、全カレや駅伝シーズンと続きますが、その目標や意気込みを教えてください

全カレは(メンバー争いに)絡めるか分からないので、大きな大会は駅伝になってくると思うのですが、まずはメンバーに入りたいです。今年はチームとしてチャンスだと思っていて、チャンスだと思えるような良いメンバーがいる中で、しっかり走れるようにしていきたいです。

――駅伝に出られるとしたら区間順位などの個人的な目標はありますか

できれば区間5位以内には入りたいです。

新迫志希(スポ1=広島・世羅)

――前期シーズンを振り返っていかがですか

春先はタイムだったり良い成績が残せなかったのですが、夏の初めにあったホクレンディスタンスチャレンジで大幅に自己ベストが更新できたので、自分の本来の走りができたかなとは思います。

――もう大学の練習には慣れたでしょうか

前半はスピード練習をやっていたのですが、夏合宿では距離が増えてきました。少し減らしてもらっているので、最終的には長い距離にも対応できるようにしっかりやっていきたいです。

――前期を踏まえて、夏の目標はありますか

やはりケガをしないことです。また、うまく練習を消化して自分の力に変えないと合宿の意味がなくなってしまうので、しっかりと練習をこなしていきたいです。

――1次合宿が先日あったと思いますが、そちらはいかがでしたか

1次合宿は距離を踏んで、長い距離をずっと走っていたので、この2次合宿にうまくつながったと思います。きょうの練習も、距離走は割と楽にこなせました。

――Aチームの高いレベルの中での練習で、手応えなどは感じましたか

自分より強い先輩方がたくさんいる良い環境・集団の中で練習させてもらっているので、そこは学年関係なく、1人でも多くの先輩方に食らいついていこうと思います。

――今日の練習で、重きを置いたことはありますか

前半は楽に走って、後半は体をうまく使ってスピードを上げて走ることができました。(長い)距離を走ったので、練習に支障が出ないようにきょうのケアなどをしっかりして、点で終わらないように、線でつないでまた頑張っていきたいです。

――秋から冬シーズンで、トラック・駅伝それぞれの自分の目標は

トラックでは箱根につながるように、1万メートルをポイントポイントで押さえて、自己ベストを更新できるように走りたいです。秋は駅伝で、1年生でも区間賞を目指してメンバーにはいれるように。メンバーに入ることだけが目標ではないので、そこは意識を高く持って秋・冬シーズンを頑張っていきたいです。

――トラックから駅伝につなげるイメージですか

駅伝は、まだ1年生なので、選んでいただけたらいいかなという気持ちで、あまり気負わずトラックで自己ベストを更新できたらと思います。