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射撃部

2016.07.06

日本学生選抜選手権 7月2日・3日 大阪・国体記念スポーツライフルセンター射撃場

谷川、千葉が個人入賞 男女ともに団体戦への出場も果たす

 全国から選ばれたトップクラスの選手達が一堂に会する日本学生選抜選手権。ワセダからは8人の選手が出場し、谷川諒(スポ4=早稲田渋谷シンガポール)と千葉朔海(スポ2=埼玉・栄北)が個人入賞を果たした。またことしは男子部、女子部ともに団体戦にも出場し、それぞれ6校中5位の成績となった。

 男子部の谷川は、立射60発部門、伏射60発部門、3姿勢120発部門の3種目すべてに出場。伏射60発部門の本選では603.5点と伸び悩んだが、他の選手が軒並み低調だったこともありファイナルに駒を進める。しかし、本選の結果を引きずってしまった谷川はファイナルでも思うような射撃ができず、最終的に7位で競技を終えた。立射60発部門、3姿勢120発部門では惜しくもファイナル進出はならず。特にここ最近、復調傾向にあった立射60発部門では自己ベストに迫るスコアを記録し、谷川本人も「P60(伏射60発)よりも手ごたえがあった」と感じていただけに、悔しい結果となった。目標としていたメダルには手が届かなかった今大会。しかし、「見えたものもたくさんあったのでいい試合ではあったと思います」と語るように最高峰の舞台で戦ったことで得たものは大きい。今大会の経験を糧により一層の練習を積み上げ、関東学生選手権秋季大会(秋関)では悲願のメダル獲得を目指す。

谷川は惜しくもメダルを逃した

 女子部の千葉は、得意とする立射40発部門で輝きを見せる。盤石の強さでファイナル進出を決めると、迎えたファイナルでは序盤から10点台を連発。後続を引き離し首位に躍り出る。しかし終盤、法大の一ノ渡との競り合いとなると、得点がばらつき思うようにスコアを伸ばすことができない。逆に後半安定して高得点を重ねた一ノ渡に逆転を許してしまい、最終順位は2位となった。優勝は逃したが、大きなプレッシャーがのしかかる中でしっかりと結果を残した千葉。今シーズンの目標としては、出場するすべての大会での上位入賞を掲げる。今大会についても「今後に向けて課題の残る試合」と、決して満足はしていない。あくなき向上心を抱く千葉のさらなる活躍に期待がかかる。

見事に2位入賞を果たした千葉

 ことしで12回目の開催となった日本学生選抜選手権だが、女子部の団体戦出場は初であり、男子部の団体戦出場も2007年以来のことであった。これは、現在の射撃部が着実に実力をつけてきていることの確かな証しだ。今回、最高レベルの試合を多くの選手が経験したことも、チーム全体のさらなる成長につながるだろう。秋関、そしてインカレ(全日本選手権)で一つでも上の順位を目指すべく、ワセダはチーム一丸となって突き進んでいく。

(記事、写真 大庭開)

結果

【男子10m立射60発部門】

▽団体 1796.3点(5位)

谷川  諒 606.2点

松尾 悠佑 596.6点

金子 将之 593.5点

【男子50m三姿勢120発部門】

▽団体 3308点(5位)

松尾 悠佑 1111点

谷川  諒 1110点

金子 将之 1087点

【男子50m伏射60発部門】

▽団体 1799.8点(4位)

谷川  諒 603.5点  ※ファイナル95.3点(個人7位)

金子 将之 601.5点

眞城 永稔 594.8点

【女子10m立射40発部門】

▽団体 1219.3(4位)

千葉 朔海 410.9点  ※ファイナル205.7点(個人2位)

田中 美沙 404.3点

末本 佳那 404.1点

【女子50m三姿勢60発部門】

▽団体 1634点(5位)

末本 佳那 549点

千葉 朔海 548点

長島  遥 537点

◆総合団体順位

男子総合団体 6904.1点(5位)

女子総合団体 2853.3点(5位)

コメント

谷川諒(スポ4=早稲田渋谷シンガポール)

――伏射60発ではファイナルで7位に入りましたが、この結果をどのように評価していますか

本選の結果があまりふるわなかったので、正直ファイナルには進めないものだと思っていました。それでファイナルに残れたという意味ではラッキーではありましたが、本選の段階で納得できるような点数ではなく、前回と違い本選1位通過ではなかったのでファイナルのプレッシャーはありませんでしたがモチベーションという意味ではすごく低かったです。ファイナルの内容も前回からの課題が改善できていなくて、標的の周りに円を描くようになってしまっていたので、そういった部分をやはり改善していかなくてはいけないなと改めて気づかされるような試合でした。

――3姿勢120発と立射60発に関してはいかがでしたか

S60(立射60発)はここまで復調してきていたのが、さらに上がりまた自己ベストに近い点数を打つことができるようになってきました。今回も実はS60のほうがP60(伏射60発)よりも手ごたえがあって、ファイナルもS60のほうがあるかなと思えるような内容だったので、これからこの調子で続けていきたいなと思います。三姿勢については、きのうから引き続いてPが不調で、合計で10点ほど前回から下がったのですがその10点はPで落ちたものなので、安定して撃てるようにしたいです。K(膝射)やSも他の強い選手と比べると至らない部分があるので、もう少し高い点数を撃てるようにしないといけないなと思います。

――前回は膝射の姿勢の改善を課題としてあげていましたが今大会はいかがでしたか

よくなりましたね。

――練習の成果が出たということでしょうか

期間が短かったのでKだけ集中して練習するということはできませんでしたが、意識して改善できる点はいくつかありましたし、センターを狙ってちゃんと当てることができるというような射撃ができたので、Kは撃っていて楽しかったです。

――全体的に今回の結果は満足のいくものでしたか

満足はいかないですね。メダルを取りたいと思っていたのですが取ることができませんでした。ただ、ことし最初に立てた目標どおり秋関(関東学生選手権秋季大会)でのメダルを目指してがんばっていこうと思います。今回は見えたものもたくさんあったのでいい試合ではあったと思います。

――秋関やインカレ(全日本学生選手権)にむけて今後どのように取り組んでいこうと考えていますか

そこまでに夏休みや夏合宿などかなり時間が取れるところがあるので、後から後悔しないくらい詰め込んで、やり切れるようにがんばりたいです。

千葉朔海(スポ2=埼玉・栄北)

――今回の大会にどのような目標を設定して臨みましたか

この大会は優勝することを第一の目標にしていました

――立射40発は個人2位でしたが、この結果についてはどのようなお気持ちでしょうか

最初のほうは調子が良かったのですが、後半になるにつれて点数にばらつきが出てしまったので、今後に向けて課題の残る試合になったと思います

――三姿勢60発についてはいかがでしょうか

三姿勢はやはり経験不足というのが一番大きかったと思います。

――途中、トラブルにより1時間の中断がありましたが、リズムが崩れたりなどはしましたか

それは特になかったです。

――風の影響はありましたか

風も吹いてはいましたが、そこもやはり経験かなと思いました。

――では最後に今シーズンの目標をお願いします

今シーズンは出る大会すべてで上位入賞することしか考えていません。