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ウエイトリフティング部

2016.07.05

第44回東日本大学対抗選手権 7月2・3日 埼玉・上尾スポーツ総合センター

今年度初の団体戦は6位に

 夏を間近に控え、暑い日が続いている。7月2・3日の2日間にわたって行われた東日本大学対抗選手権は、今年度初の団体戦。12月に行われる全日本大学対抗選手権に向け、大きな指針となる大会である。早大は昨年と同じ3位を目指し大会に臨んだ。

 1日目、56キロ級に現れたルーキーの吉田旭(社1=岐阜・中津)はクリーンアンドジャークが奮わず、9位に終わる。続く69キロ級では生頼永人(スポ3=兵庫・明石北)と千葉健介(社3=岩手・水沢)が出場。生頼はスナッチを3本全て危なげなく成功させ、2位で折り返した。そして、クリーンアンドジャークでは1本目から165kgに挑戦。2本目でも166kgを成功させ、さらに記録を更新する。ところが、そこで近内三孝(日大)が168kgを持ち上げる。生頼の記録を塗り替え、競り合うかたちとなった。緊張が走る3本目、生頼は169kgに挑戦し、見事成功。会場は大きな拍手に包まれた。「2位の選手が自分の重量にしっかりとついてきて苦しかった」と話す生頼であるが、成功率100%でトータル300kgの大台に乗り、大会新記録で優勝を奪い取った。千葉はスナッチ、クリーンアンドジャーク共に2本目までは安定した試技を見せるも、攻めた3本目では落としてしまう。「スナッチ(の3本目)は試合では触ったことのない重量だったが、クリーンアンドジャーク(の3本目)は必ず取らなければならなかった」と千葉は振り返る。課題克服が求められることしの夏。この大会をばねにして次はベストの記録を刻んでほしい。77キロ級に出場した永迫竜也(スポ2=宮崎・小林)はスナッチの3本目こそ失敗してしまうものの、それ以外は確実な試技で全て成功させる。クリーンアンドジャークの3本目では151kgを持ち上げガッツポーズをする瞬間も見られた。それでも、上位争いには入り込めず6位にとどまる。85キロ級には藤本雅大(スポ4=兵庫・明石北)が出場した。スナッチで1本目を失敗するもその後の2本は成功。それに対して、クリーンアンドジャークは1本目から10kg増量した2,3本目は失敗に終わり、9位で競技を終えた。

安定した試技を見せた永迫

 2日目は100キロ級に、武田健主将(スポ4=宮城・石巻)と池田祐介(社2=滋賀・安曇川)がエントリー。武田は今回、1つ階級を落としての出場。スナッチ、クリーンアンドジャーク共に2本成功させたが、3本目は失敗。「スナッチが10位で点数が入らなかった」(武田)と反省も口にしたが、トータルでは堂々の2位。主将としてチームに貢献した。池田はトータルで、団体戦の得点対象となる7位を目指し臨んだが、9位と悔しい結果となった。特にスナッチ、クリーンアンドジャークの2回目での失敗が大きく響いてしまった。今後への課題として、成功率と重量のアップを挙げた池田。一人一人の成績が直に反映される団体戦だけに、夏以降の練習で真価が問われるだろう。

武田主将はトータル2位でチームに貢献

 今回、早大は団体6位という成績に終わった。今回は他の大会への出場が近い選手たちも多く、「体調や疲労を考慮した」(武田)というように万全な状態とは言い難かった。12月の全日本大学対抗選手権で目標の順位を達成するためにも、夏以降チーム全体で大きく成長した姿を見せてほしい。

(記事 高橋里沙、田原遼、写真 萩原大勝、矢野聖太郎)

結果

▽56キロ級

吉田旭 スナッチ81Kg C&J100Kg トータル181Kg 9位

▽62キロ級

森川芳樹(スポ3=兵庫・明石南) スナッチ105Kg C&J110Kg トータル210Kg 5位

▽69キロ級

生頼永人 スナッチ131Kg C&J169Kg トータル300Kg 1位 大会新

千葉健介 スナッチ118Kg C&J150Kg トータル268Kg 5位

▽77キロ級

永迫竜也 スナッチ115Kg C&J151Kg トータル266Kg 6位

▽85キロ級

藤本雅大 スナッチ115Kg C&J130Kg トータル246Kg 9位

▽100キロ級

武田健 スナッチ121Kg C&J170Kg トータル291Kg 2位

池田祐介 スナッチ128Kg C&J150Kg トータル278Kg 9位

▽団体

早大 6位

コメント

武田健主将(スポ4=宮城・石巻)

――今回の記録は振り返ってどうですか

スナッチで1点でも2点でも多く取り、クリーンアンドジャークで2位、トータルでも2位を目標にやりました。けど、スナッチに関しては10位で点数が入っていないので反省しなければならないなと思います。今回減量して1つ階級を落としたんですが、クリーンアンドジャークとトータルは共に2位になれたのでその点は良かったなと思います。ただ、まだ記録が低いので全日本インカレに向けてやっていかないとだなと思います

――今回は団体戦ということでしたが

今回は3位を狙っていたのですが、選手たちの体調面や、疲労を考慮した結果順位は低くなってしまいました。反省点も多くありますけど、団体戦の意義というものを今回みんな感じたと思います

――今後への課題はありますか

試合での成功率が良くないので、3本目が取れていないところをきっちり取れるような勝負強さがもっと必要になってくるかなと思います

生頼永人(スポ3=兵庫・明石北)

――優勝おめでとうございます。今のお気持ちは

優勝して嬉しいというのはありますが、団体戦において自分の仕事をしっかり全うできた感という感じですね。

――成功率がパーフェクトの試合となりました

団体戦においては、試技を成功させるのが一番大事なことなので、しっかり全部成功できたのは良かった点かなと思います。

――最後の試技では、2位の選手との接戦を制しての優勝でしたが

2位の選手が自分の重量にしっかりとついてきてだいぶしんどかったのですが、相手の選手もしっかりとせいこうされていて、さすがだなと思っていました。

――今回の結果についてはどのように受け止めていますか

300kg台できたというのはあまりなかったので、今回300kgに乗せられたのはうれしかったですね。

――夏の練習の目標は

具体的に何かということではないのですが、最低限怪我をせずに、力を溜められるような練習をしていきたいと思います。

千葉健介(社3=岩手・水沢)

――きょうはどのような意気込みで臨みましたか

確実に想定された点数を取ってかつそのプラスアルファを取れるかという試合だったので、それを目指していたんですけれども、結果としてそのプラスアルファまではいかなかったですね

――きょうを振り返って

ジャークの3本目を取れていてれば90点位だったのですが、取れなかったのでそれが1番の課題です。

――スナッチとクリーンアンドジャークで3本目で失敗されていたと思うのですが、その結果はいかがですか

スナッチ3本目は自分のベストで試合では触ったことのない重量だったので仕方ないといってはいけないんですけれども、ジャークは必ず取らなければならなったのでジャークの方が課題です。

――副務をやりながらの選手ということですが

4年生の主務の方にしっかり教えて頂いているので練習にも専念させて頂けていてありがたいです。

――次の大会まで間が空くと思うのですがどのように夏を過ごしていきますか

まずベスト記録を伸ばすことです。今回、減量しなかったんですけれども、次回は減量して下の階級で優勝出来るようにしたいです。

池田祐介(社2=滋賀・安曇川)

――今回目標にしていた数値は

きょうは団体戦ということだったので、順位にこだわってやろうと思っていました。スナッチは4位、クリーンアンドジャークとトータルは7位を狙っていたのですが、クリーンアンドジャークでうまくいかず、9位になってしまったので残念です

――今後への課題は何ですか

やはり成功率を高めることですね。今回、1本目成功したのはよかったのですが、2本目3本目も取らないとチームの得点につながらないので、そこが反省すべきところです。あとは、そもそもの記録を上げることです。このままでは勝負できる位置にいないので、クリーンアンドジャークで165kgを目標にやっていきたいです。

永迫竜矢(スポ2=宮崎・小林)

――今大会の目標は

今大会は東インカレという団体戦ということだったので、自分の記録よりも1点でも上の点数が取れるような重量選択をして、その重量をしっかりと取るというのが今回の目標でした。

――きょうの試技を振り返っていかがですか

スナッチで3本目に118kgをやったんですけど、軽かったのに失敗したのが一番もったいなかったなと思います。クリーンアンドジャークでは151kgで自分の中では6kg新だったので、そこを取れたのは良かったと思います。

――3回目のクリーンアンドジャークの成功で雄叫びをあげていた時の心境は

だいぶ前から全然記録が伸びなくて、やっと150kgという大台に乗ることが出来たので、そのうれしさが現れたのかなと思います。

――きょうの成功率が高かった要因は何ですか

1ヶ月くらい前からのコンディショニングをしっかり出来たので、成功率が上がったのだと思います。

――次の試合への意気込みをお聞かせください

次回は何の試合に出るか自分でも分からないのですけど、最終的には全日本インカレがあるので、そこでもっともっと点数を取れるような選手になることが目標です。