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ハンドボール部

2016.07.04

第56回早慶明定期戦 7月3日 神奈川・慶大日吉記念館

『ワセダの意地』見せつけ、堂々の4年連続優勝!

 関東学生春季リーグ(春季リーグ)の熱戦からはや1カ月。この日はことしで第56回を迎えた伝統の早慶明定期戦に臨んだ。相手は関東学生リーグ2部に属する慶大、早大と同じく関東学生リーグ1部に属し、春季リーグでは圧巻の無敗優勝を果たした明大。熱気のこもる体育館での厳しい戦いとなったが、『勝利への欲』で両校を上回り、見事4年連続となる定期戦優勝を達成した。

チーム全員、一致団結で挑んだ

 オープニングゲームは慶大との一戦。攻守共に圧倒したい試合だったが、立ち上がりでつまずく。得点機でのシュートミスが目立ち、まさかのシーソーゲームに。それでも、前半15分でチームを入れ替えると、小畠夕輝(スポ2=岡山・総社)らが先導し得点を重ねていく。小畠はペナルティスローでも相手GKを翻弄(ほんろう)するシュートを決めた。また、1年生の小林春慶(スポ1=長野・屋代)が相手のパスをカットし、実戦での初得点を挙げるなど、普段は出場機会の少ない選手の活躍が際立った。最後は4連続得点で突き放し、27-19と地力の差を見せつける結果で試合を終える。しかし、ミスの多い試合内容に、岩本岳主将(スポ4=東京・早実)は「立ち上がりからダラダラした入りをしてしまって、喋らない、足動かないでなかなかいい流れにもっていけなかった」と反省した。

臆することなく攻めこんだ宮國

 続く明大戦。山﨑純平(社2=岩手・不来方)のロングシュートで流れをつかむと、1年生ながらセンターを務めた宮國義志(社1=沖縄・浦添)が速攻にアウトカットインと連続得点を挙げる。「試合前からやらないと、という気持ちがあふれすぎて余計に緊張した」という初戦の反省を生かし、冷静ながら思い切りのいいプレーを披露した。明大も点差を離されまいと連続的に攻撃を仕掛けてきたが、早大は関東屈指のセットディフェンスで対抗し、相手に間を割らせない。3人のGK陣も要所での好セーブが光り、明大に流れを渡すことはなかった。最後は頼れる主砲・西山尚希(社3=香川中央)がカットインで試合を決定付けるシュートを決め、最終スコア27-24で試合終了。まずは定期戦で春季リーグの借りを返した。

秋の活躍が大いに期待される萩原侑(文4=東京・早実)

 「普段出てない選手にも自分がやらなきゃいけないっていう気持ちにさせたい」(岩本主将)という狙いから2チーム制で戦ったこの日の定期戦。4年連続の優勝という結果はもちろん、選手たちの今後の成長へのきっかけという意味でも意義ある試合となったはずだ。夏明けに待ち受ける関東学生秋季リーグ、『日本一奪還』を目指す全日本学生選手権で勝ち進むためには、チーム全体の底上げが欠かせない。悲願達成に向け、早大ハンドボール部の熱い夏が始まる。

(記事 田中一光、写真 中村朋子、篠原希沙、梶井夏葉)

第56回早慶明定期戦(対慶大)
早大 27 11−8
16−11

19 慶大
GK 永田奈音(スポ2=宮崎・小林秀峰)
LW 渡邉志明(スポ3=東京・両国)
LB 山﨑純平(社2=岩手・不来方)
CB 宮國義志(社1=沖縄・浦添)
PV 高橋拓也(人2=群馬・富岡)
RB 戸部大悟(教4=大阪・桃山学院)
RW 齊藤凌(スポ4=岩手・不来方)
第56回早慶明定期戦(対明大)
早大 27 13−9
14−15

24 明大
GK 永田奈音(スポ2=宮崎・小林秀峰)
LW 渡邉志明(スポ3=東京・両国)
LB 山﨑純平(社2=岩手・不来方)
CB 宮國義志(社1=沖縄・浦添)
PV 高橋拓也(人2=群馬・富岡)
RB 戸部大悟(教4=大阪・桃山学院)
RW 齊藤凌(スポ4=岩手・不来方)
コメント

LW岩本岳主将(スポ4=東京・早実)

――まず一試合目を終えての手応えはいかがでしたか

立ち上がりからダラダラした入りをしてしまって、喋らない、足動かないでなかなかいい流れにもっていけなかったですね。そこは反省点です。

――この定期戦に狙いなどはありますか

2チームに分けてやっているので、普段出てない選手にも自分がやらなきゃいけないっていう気持ちにさせたいとは思っていて。その中でも定期戦なので、間違いなく勝ちは目指してやらなければいけないし、優勝狙ってやっています。

――試合の中で2チームに分けて出場させた手応えは

1年生も出場していますが、1年生には高いレベルを求めているわけではないので、ただ思い切りやってほしいなと思ったんですが、上級生はやれることがいっぱいあると思うし、もっとリーダーシップみたいなものを発揮して、もっとワセダらしくひたむきに戦ってほしかったなと思います。

――最終的には点差をつけていましたが、その点はどうでしたか

いやー、ダメですね。自分のゲームプランとしては30ー15ぐらいが良かったのですが、ちょっと点を取られ過ぎたし、あまり点を取れなかったので。

――普段出てない選手の出場機会を増やす狙いとのことでしたが、その選手たちはどう見えましたか

春慶(小林、スポ1=長野・屋代)が点を取ったのは、彼の努力も知ってて僕も非常にうれしかったですし、宮國(義志、社1=沖縄・浦添)に関しても、まだまだ全然ですけど思い切りやってくれていたので、1年生はよく頑張ってたんじゃないかなと思います。

――この後の明大戦はどう挑みますか

もう一回気持ちを入れ直して、集中してワセダらしく、また春リーグでも負けているのでしっかり勝ちを取れるように頑張ります!

――最近のチームの状況や練習はいかがですか

今は基本的なものが結構多いです。また2チームに分けて試合勘を養ったりしています。去年までのコーチの章さん(大城章氏、平18人卒=沖縄・那覇西)がおとといとその前の日にソニー(ソニーセミコンダクタ)を連れてきてくださって、その時にいろいろ話をして、このままでは厳しいから何かを変えていかないとなと僕自身も思いましたし、練習はもっとバチバチやって、競争意識を出してほしいなというのはありますね。

――きょうの定期戦なども踏まえて、秋はどんなリーグにしたいですか

僕らは『インカレ優勝』というのを目標に立てたので、もちろん秋季リーグで目の前の勝ちにこだわるのも大事だし、勝たなきゃいけないのですが、ただその中でも戦う集団となって『インカレ優勝』につながるリーグにしたいです!

LW渡邉志明(スポ3=東京・両国)

――まずは慶大戦を終えましたが、ご自身のプレーに関してはいかがですか

スタートから出る機会はなかなかないので緊張してしまって、前半はいいプレーができなかったのですが、後半は徐々に気持ちを切り替えてプレーすることができましたし、サイドシュートやワンマン速攻も決められたので良かったかなと思います。

――特にあのワンマン速攻はナイスプレーでしたね

キーパーがいいスローを出してくれましたし、狙い通り決めることができて良かったです。

――関東学生秋季リーグに向けての調整が続いていると思うのですが、渡邉選手はどういったことを重点的に取り組んでいますか

これまでは自分自身のことでいっぱいいっぱいだったところがあるので、コート内で周りを盛り上げたりだとか、チームのことを考えてプレーできる選手になっていきたいと思っています。

――現在のチームの雰囲気はいかがでしょうか

今はチームを2チームに分けたりして底上げを図っているところで、切磋琢磨(せっさたくま)できていると思います。僕は実力ではまだ下の層にいると思うので、なんとか上にいけるよう頑張っていきたいです。

――改めて今後どういったプレーをしていきたいか、意気込みをお願いします

やはりサイドなので、一つ一つのシュートを正確に、しっかりと決められるように頑張りたいです。

PV四十宮実成(政経2=徳島市立)

――慶大戦を振り返っていかがですか

格下相手なんですけど、僕も含めて全員ミスが多かったです。ちょっと基本的なところでやられてしまったのかなという感じです。

――ご自身のプレーを振り返って

まだまだブロックを張れていないところがあるので、どんどん張っていけるようにしたいです。

――得点を挙げたシーンはご自身としてはいかがでしたか

小畠(夕輝、スポ2=岡山・総社)がいいパスを出してくれたので後は決めるだけでした。

――メンバーを2チームに分けて定期戦に臨んだ点にはどういった狙いがありましたか

チーム全体の底上げという意味での狙いだったと思います。この1~2週間はずっとこの2チームに分けて練習してきたという感じです。

――その練習の成果は発揮できたでしょうか

まだまだできると思います!

――夏休みに向けて、個人・チームとしての課題をお願いします

自分はフィジカルもディフェンスもまだまだなので、まずフィジカル面で強くなってディフェンスでも成長できるように頑張っていきたいと思います。チームとしては、パスキャッチとかバックチェックとか基本的なところから突き詰めていければもっと良くなると思います。

CB宮國義志(社1=沖縄・浦添)

――実戦初出場となりましたが、振り返ってみていかがですか

初めて出場したので、プレッシャーをいつもよりも感じて、その分ミスが続いてしまって先輩たちにも迷惑かけたので、そういうところは改善していきたいと思います。

――やはり緊張はしましたか

試合前からやらないと、という気持ちがあふれすぎて余計に緊張してしまいました。

――ご自身の得点シーンを振り返っていかがですか

あれはディフェンスからの攻撃なので僕の力ではないです。

――センターとしてどのように攻撃を組み立てようと考えて臨まれましたか

いつもの練習通り、コートを広く使って攻めようとしたんですけど、ちょっと試合でうまくいかなかったですね。

――最近はどのような練習に取り組んでいますか

コートを広く使って、強く攻めて、そこからクロスとかを絡めたりするオフェンスの練習をしたりしています。

――きょうの試合を終えて課題などは見つかりましたか

練習ではできてることが試合ではできてないんで、それを次の明大戦では切り替えてやっていきたいと思います。