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バドミントン部

2016.06.20

関東学生選手権 6月19日 神奈川・東海大湘南キャンパス

シングルスでうれしいアベックV達成!

 関東学生選手権はついに最終日を迎え、各種目の準決勝と決勝が行われた。ワセダからは3名がタイトル獲得を目指し、大一番へと挑む。男子シングルスでは古賀穂(スポ2=福島・富岡)が、女子シングルスでは中西貴映(スポ3=埼玉・大宮東)が、それぞれ頂点の座を射止め、大会を笑顔で締めくくった。

 男子シングルス準決勝では、ワセダ対決が実現した。5回戦では逆転劇を演じて駒を進めてきた古賀と、順調に勝ち上がり勢いに乗るルーキー渡辺俊和(スポ1=埼玉栄)。「練習通り、試合だから気負わずにやろうと思った」(古賀)と、序盤から古賀が試合の主導権を握り、イレブンを先取する。しかし渡辺も負けてはいなかった。1ポイント差まで詰め寄り、巻き返しを図る。「自分もスピードを上げてプレーに変化をつけて対応できた」とここで先輩としての意地を見せた古賀。このゲームをものにし、勢いそのままに第2ゲームも制して、タイトル獲得まであと一勝と迫った。決勝戦の相手は小学生の頃の先輩であり、春季リーグ(関東大学春季リーグ戦)では負けていた筑波大の馬場。スマッシュやネットプレーを巧みに使い分け、得点を重ねていく。21-16で、勢いそのままに第2ゲームへ突入。終盤は相手に追い上げられるも、最後は3連続ポイントで相手を突き放した。「最近あまり結果が出ていなかったので、久しぶりに勝ててうれしい」(古賀)。苦しみながらも栄冠を手にした古賀の表情には晴れ晴れしさがあった。

準決勝のワセダ対決は先輩の古賀(上)が渡辺を制した

 一方の女子シングルス準決勝に登場した中西は、この大会にある思いを持って挑んでいた。1年前のこの大会でダブルスは優勝を飾ったものの、シングルスは2位。今大会はその悔しさを胸に、リベンジを果たすべく試合に臨んだ。準決勝は「高校の後輩との試合で、気持ち的にはすごくやりづらくかった」と語った中西。シーソーゲームを展開しながらも、第1ゲームを先取する。好調なスタートを切った第2ゲームだが、なかなか決めきることができない。「安心してしまって、次の決勝のことを考え始めてからリズムが崩れてしまった」と最大8点差を覆されてしまう。そこから流れを引き戻し、決勝への切符をつかんだ。そして関東女王の座をかけた戦いが幕を開ける。「(相手には)これまで一度も勝ったことがないので、もう思いっきりやるしかないという気持ちだった」(中西)。コートを広く使い積極的に攻撃を仕掛けていく。相手も負けじと食らいついてくるものの、それ以上の粘り強さを見せた中西。このゲームを獲得し、相手にプレッシャーをかける。一進一退の攻防が繰り広げられた第2ゲームで、ジュースに及ぶ接戦を制しての優勝。「一年越しのリベンジができて良かった」(中西)。23ポイント目を手にした中西は、悲願達成の瞬間、両手でガッツポーズをつくり喜びをあらわにした。

昨年のリベンジを果たして優勝した中西

 今大会シングルスでアベック優勝を飾ったワセダ。強敵を撃破してつかんだ今回の結果を受け、「しっかり勝つことで充分戦えるんだという自信がついてきた」(中西)と、確かな収穫を手にすることができた。シーズンが本格化する8月に向け、レベルアップを図っていきたいところだ。「自分はいろんな人に支えられているので、その人たちのためにも結果を出したい」(古賀)。周囲への感謝を胸に、その瞳は待ち受ける次の戦いを見据えていた。

(記事 佐藤亜利紗、写真 橋本望、佐藤亜利紗)

結果

▽Aブロック男子シングルス

▼優勝

古賀穂(スポ2=福島・富岡)○2-0(21-16、23-21)

▼3位

渡辺俊和(スポ1=埼玉栄)●2-0(18-21、11-21)

▽Aブロック女子シングルス

▼優勝

中西貴映(スポ3=埼玉・大宮東)○2-1(21-16、23-21)

▼準決勝

中西貴映(スポ3=埼玉・大宮東)○2-1(22-20、19-21)

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コメント

古賀穂(スポ2=福島・富岡)

――優勝おめでとうございます!今の率直なお気持ちをお聞かせください

最近あまり結果が出ていなかったので、久しぶりに勝ててうれしいです(笑)。

――準決勝はワセダ対決となりましたが、意識されたことはありますか

練習通り、試合だから気負わずにやろうと思いました。

――試合内容を振り返ってみていかがですか

シーソーゲームだったのですが、自分がペースを握ったときは落ち着いてできたと思います。第1ゲームの終盤は追い上げられていたのですが、自分もスピードを上げてプレーに変化をつけて対応できていました。

――決勝はどのような気持ちで臨まれましたか

決勝の相手が、小学生の頃の先輩で。春季リーグ(関東大学春季リーグ戦)では負けていたので、やりづらいところはありました。でも割り切って、前回負けたから挑戦していこうと思ってのびのびとプレーできました。

――相手のプレーの印象はいかがでしたか

前で前で高いところで触って、スマッシュで決めるというプレーでした。しっかり自分もネットプレーで負けないように高く取って、対応していきました。

――第2ゲームは相手の追い上げもあり苦しんだ部分もあったと思いますが

自分のミスもあったのですが、相手がスピードを上げてきて。低い展開になったときに点数を取られていたかなと思います。

――ジュースの末に優勝を手にしましたが、2試合全体を振り返ってみていかがですか

1ゲームも取られず、どちらも(ゲームカウント)2ー0で勝てたので、100点ではないですけれど、90点くらいですかね(笑)。最近の自分の調子を考えると。

――昨年の東日本インカレ(東日本学生選手権)に続きタイトル獲得となりました

ずっとタイトルもなくて、半年ぶりくらいに取れたので。ここからまた連覇というか、大会も続くので、優勝できるように勢いよく頑張っていきたいと思います。

――ダブルスは今大会ベスト16と言う結果でしたが、単複ともに振り返ってみていかがですか

シングルスはベスト8決めで、神奈川大の古屋さんにマッチポイントまで取られていて。負けるかなと思いながら、割り切ってやったら逆転できました。一回乗り越えてからはとんとん拍子でいけたので、準決勝と決勝はうまくいけたかなと思います。ダブルスはベスト16だったのですが、あまり練習していなかったのであれくらいかなと思います。

――次の大会に向けての意気込みをお願いします

都団体という大会があって、自分は初めて出るのでよく分からないのですが。ダブルス2本、シングルス1本の試合が今月末にあります。自分はいろんな人に支えられているので、その人たちのためにも結果を出して、頑張りたいと思います。

渡辺俊和(スポ1=埼玉栄)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

あっという間でした。

――チャレンジャーの気持ちでやっていきたいとおっしゃっていましたが、実際にやってみていかがでしたか

あまりできていなかったと思います。

――第1ゲームでは巻き返して僅差まで持ち込みましたね

途中まではずっと穂さん(古賀、スポ2=福島・富岡)が勝っていたので、そこでシーソーゲームにできていれば、最後またどうなるか分からなかったかもしれないです。けど、ずっと離された展開だったのでなかなか自分に流れが来なかったかなという感じでした。

――第2ゲームはおされる展開になってしまいました

ずっと穂さんのペースで、どうにかして流れを変えたいと思っていろいろやったんですけど、なかなかうまくいかなくて。そのまま終わってしまいました。

――流れを変えるためにどのようなプレーを心掛けていたのですか

前にちょっと早く入ったり、ロブの高さを変えてみたりしました。でも穂さんがさらにペースを上げてきて、うまくいきませんでした。

――古賀選手との戦いで収穫はありましたか

流れが悪い時こそ、いかに自分に流れを引き寄せられるかとか、自分が不利な立場の時にいかにそこを打破してうまく持っていけるかとか。難しいんですけど、そこをうまく考えて調整できたらいいなと思います。

――次に大会までの課題はありますか

これから夏で暑くなってきて、体力もすごく消耗すると思うので、筋力とか体力とかフィジカル面をもうちょっと強化したいです。夏に連続で何試合も入ることもあるので、それにも耐えられる体力づくりをしていこうと思います。

中西貴映(スポ3=埼玉・大宮東)

――優勝おめでとうございます!今の率直なお気持ちをお聞かせください

この大会は優勝するという気持ちで臨んでいたので、すごくうれしいですね。

――準決勝の試合を振り返って

高校の後輩との試合だったので、気持ち的にはすごくやりづらくて。でも先輩として勝たないといけないという気持ちでやって、すごく競ったのですが、お互いベストを尽くした試合ができました。試合の勝ち負け以上に刺激をもらった一戦になったのかなと思います。

――連続ポイントを許してしまう場面もありましたが

点差をつけてリードしたときに安心してしまって、次の決勝のことを考え始めてからリズムが崩れてしまいました。そこの気持ちの問題かなと思います。

――では決勝の試合を振り返ってみていかがですか

第1ゲームの出だしはすごく良くて、中盤16くらいから追いつかれてしまったのですが、逆にそこで開き直ることができました。決勝で戦った相手には今まで一度も勝ったことがなかったので、もう思いっきりやるしかないという気持ちでした。最後は後輩がベンチに入ってくれたり、応援したりもしてくれていて、準決勝で対戦した後輩の分まで自分も勝たなければいけないと思っていて。その気持ちが相手より上回っていたから勝てたのだと思います。

――コートを広く使って攻撃を仕掛けている印象でした

相手が背のある選手で、うまくそこに打っていかないと厳しい球が返ってきていたので。ゆっくりゆっくり相手を動かしながら、チャンスをつくっていくような試合をしようと考えていました。

――相手の選手の印象はいかがでしたか

2回対戦していて、どちらも負けていて嫌なイメージしかありませんでした。相手もそれほどスピードが速くなかったのですが、結構取ってくるというイメージで。自分もそこでそれ以上に粘って、返すことができたと思います。

――準決勝、決勝ともにジュースになりましたが

準決勝では第1ゲームがジュースになって、そこでしっかり取ったら楽ですし、ここが勝負だと思っていました。相手より我慢できたので取ることができました。決勝でも最後ファイナルには行きたくないという思いが強くて。きょうは2試合通じて相手よりも自分の方が強気でできていたので、そこか競っても勝てた要因かなと思います。

――昨年はこの大会のダブルスで優勝、ことしはシングルスで優勝となりましたね

きょねん、ことしと戦ってきた中で、自分が大学生の中で充分トップで戦えるというのが、気持ちだけではなく結果もついてきたのかなと。しっかり勝って充分戦えるんだという自信がついてきました。今回はシングルスだけにはなってしまったのですが、強い選手を倒してここまで勝ち上がってこれたので、充実した大会だったかなと思います。

――昨年はシングルスで悔しい思いをされていたと思いますが

きょねんは決勝が全然ダメで、ことしも組み合わせを見たときに勝つのは難しいなと思っていて。ここでの借りはここでしか返せないじゃないですけど、とりあえず決勝にいくことを自分の中でノルマにしていました。あと1試合ベストを尽くせればいいなと思っていて、それが結果としてしっかり優勝できたので、一年越しのリベンジができて良かったと思います。

――今大会を振り返って

3回連続で日体大の選手と当たっていて。その選手たちがすごく強かったのですが、勝ってここまで残れたというのが一つ自信になりました。春季リーグ(関東大学春季リーグ戦)では他大のエースたちとは試合をしていなかったのですが、今回準々決勝や決勝で対戦して、そこでしっかり勝つことができたので、自分のやってきたことは間違ってなかったと思うことができました。すごく収穫のある大会になったと思います。

――次の試合である全日本学生ミックスダブルス選手権に向けて意気込みをお願いします

ミックスは本当に苦手で(笑)。パートナーに申し訳ないという感じでやっているのですが、出るからには勝ちたいですし、勝っていくことで経験値を上げてさらに強くなれると思います。しっかり練習して、ベスト8に入れば全日本総合(全日本総合選手権)に出られるので、最低ベスト8を目標に頑張っていければいいかなと思います。