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2016.06.11
日本盲人マラソン協会主催練習会 6月5日 代々木公園
ブラインドランナーたちの練習に密着!
盲人マラソンという競技をご存知だろうか。目が不自由な方が、ガイドランナーの誘導をもとにランニングをする――。日本ではけして認知度は高くないが、パラリンピックの種目にもなっており、注目度は増してきている。今回は日本盲人マラソン協会(JBMA)が主催する練習会に密着。ブラインドランナーたちの実情に迫った。
早大生もガイドランナーとして活躍
一般の市民ランナーと同様、多くのブラインドランナーが存在する。視覚障がいの度合いは人それぞれだが、伴走者と楽しみながら走る姿が印象的だった。しかし、ガイドランナーが圧倒的に不足しているという問題も。「視覚障がい者でも、走る機会があればやりたいという人はたくさんいると思うんですよね。全ての人が、きっかけになる一歩を出せれば良いなあと思います」とは、ベテラン盲人ランナーの方の言葉だ。その『一歩』を後押しするために、盲人マラソン、そしてガイドランナーという存在が社会に浸透することを願いたい。
(記事、写真 平野紘揮)