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体操部

2016.04.26

第31回東日本学生グループ選手権 4月23日 栃木県体育館

長沼が3年連続で東インカレへ

 8月に行われる全日本学生選手権(インカレ)に向けた戦いが始まった。インカレに出場するためには、この東日本学生グループ選手権(東グループ)と東日本学生選手権(東インカレ)を通過する必要がある。早大からは長沼園佳(スポ3=群馬・中央中教校)と周防優花(スポ3=東京・富士見)がエントリー。全4種目で確実に点数を積み重ねた長沼が3年連続で東インカレへの出場を決めた。

 昨年はインカレへの出場権を持っていながらもケガで出場を断念した長沼。約1年ぶりの試合に「緊張した」(長沼)と振り返るが、最初の種目である跳馬で完成度の高い跳躍を見せる。この実施で自信をつけ、苦手とする段違い平行棒もそつなくこなした。続く平均台ではバランスを大きく崩す場面があったもののなんとかこらえ、着地まで集中力を持続させる。新しい曲で臨んだゆかは軽快なリズムに乗って演技の勢いそのままに、安堵の表情で最終種目を終えた。しかし試合後の長沼は「東インカレでこの演技をやったら通用しない」と苦笑い。次戦の東インカレに向けて、Dスコア(技術点)と技の完成度向上を誓った。

キレのある演技を披露した長沼

 2月下旬に腰を痛めた周防は今大会への出場さえ危ぶまれたが、段違い平行棒と平均台の2種目に絞って出場。段違い平行棒では冬の間取り組んできた構成で実施することはできなかったが、爪先まで神経の行き届いた丁寧な演技で通し切った。一方、平均台では出だしの技で足を滑らせ、その焦りを演技終盤まで引きずってしまう。落下こそ免れたものの、「落ち着いて演技したい」(周防)と反省の色をにじませた。秋の関東学生交流選手権(交流戦)に備えてケガを治し、今大会での課題を克服する姿に期待したい。

笑顔で部員とハイタッチする周防

 長沼が次に挑むのは来月の東インカレ。4カ月後に控える夏の大一番への最後の関門だ。「(インカレの)種目別に残りたい」とシーズンの目標を掲げている長沼は、今後さらなる輝きを放ってくれるだろう。早大女子体操部のエース活躍の予感に胸が高鳴る。

(記事、写真 大浦帆乃佳)

結果

女子個人総合
選手名 跳馬 段違い 平均台 ゆか 合計点 順位
長沼園佳(スポ3) 11.700 10.550 10.850 11.150 44.250 32位
周防優花(スポ3) 0.000 8.200 9.450 0.000 17.650 75位
コメント

長沼園佳(スポ3=群馬・中央中教校)

――去年の東インカレぶりの試合でしたが、いかがでしたか

約1年ぶりということで、本当に緊張しました。全種目技を落として臨んだのでちょっと気は楽だったんですけど、久しぶりだったので(笑)。

――故障中はどんなトレーニングをされたのでしょうか

段違い平行棒が苦手なので、いろいろ練習してきました。わたしは技を習得するのが遅いので、段違い平行棒は難しいんですけど、そこをたくさん練習していました。

――きょうはどのような意気込みで試合に臨みましたか

この試合を通過しないと東インカレもインカレも出場できないので、安全に、通過することだけを考えていました。

――手応えは

全種目で技を落としているのにこんなに不安があるのか、と。一個一個の技をいつでもできるようにしないと、構成をフルで通したときに不安になるので、練習が足りないなと思いました。

――ご自身でよかったと思う種目は

わたし的にはそんなによくなくて(笑)。点数が甘かったし、東インカレでこの演技をやったら通用しないと思うので…よかったと思うことはないです。

――今シーズンの目標は

インカレがことしはシステムが変わって、個人総合の予選と決勝っていう区別がなくなり、一発で決勝になりました。いままで試合の2日目に演技をすることがほとんどなかったので、できれば(2日目に行われる)種目別で上位に残れたらな、と思います。まずはそこまで行かなきゃならないんですけど(笑)。インカレに行けたらそこを目指して頑張りたいと思います。

周防優花(スポ3=東京・富士見)

――今シーズン初めての試合でしたが、振り返っていかがですか

今回は2種目しか出なかったんですけど、課題としていたところはできたと思います。

――どこか痛めているのでしょうか

腰を2月終わりあたりから痛めています。今大会も出られるか分からなかったんですけど、とりあえず2種目出ました。

――オフシーズンに取り組んできたことは

車輪と、段違い平行棒の上バーから下バーに移動する技を東グループの構成に入れたかったんですけど、全然練習していなくて。そこを強化してきたんですけどけがで間に合わなかったので、次の課題です。

――段違い平行棒と平均台をそれぞれ振り返って

(段違い)平行棒の上バーとびが前よりましになったかなって思います(笑)。これからは、切り返し系の技がうまくできるようになることと、新しい技を入れていきたいと思います。平均台は焦っちゃいました(笑)。もうちょっと落ち着いて(演技して)、Dスコア(技術点)を上げていきたいです。

――今シーズンの目標をお聞かせください

次の試合は交流戦になると思うんですけど、この休みの機会を生かしてしっかりケガを治して、バー(段違い平行棒)と跳馬に力を入れていきたいと思います。