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ラグビー部

2016.04.25

オール早慶明三大学ラグビー~東日本大震災、熊本・大分地震復興支援チャリティーマッチ~ 4月24日 秩父宮ラグビー場

歴代OBの競演!全慶大に勝利も全明大には敗戦

 今回で6回目の開催となった早慶明三大学によるチャリティーマッチ。試合前後には、小学生向けのラグビークリニックや各校のOBグッズのチャリティーオークションなどが行われ、会場には多くのファンが詰めかけた。この試合における収益金の一部はJEFUラグビーファミリー支援会などに寄付され両震災の復興支援にあてられる。試合は三大学それぞれの現役、OB混成チームが40分ずつ総当たりで対戦し、全早大は初戦の全慶大戦に昨年の早慶戦を彷彿(ほうふつ)とさせる逆転勝利を収めるも、続く全明大戦では17-40で敗戦。それでも、歴代のOBたちのはつらつとしたプレーに、会場のファンは大きな盛り上がりを見せた。また、この試合を最後にSO曽我部佳憲(平19教卒)など、早大OB4選手が現役を引退。試合間に引退セレモニーが開催された。

(記事 進藤翔太)

★一進一退の攻防。土壇場で勝利!

何度も力強い突破を見せた瀧澤

 全早大はまず全慶大と対戦した。開始早々、自陣付近で起こしたペナルティーにつけこまれ、全慶大に先制を許す。その後もチーム内での連携がうまくかみ合わず、ミスを連発してしまう。ゲームの中盤からは相手にペースを握られ、自陣でのプレーを強いられた。何度もゴールライン手前まで迫られるなど、苦しい展開が続く。しかし、粘り強いディフェンスでやすやすとはインゴールを割らせない。アタックではプロップ瀧澤直(平22理工卒=現NEC)の突破などでチャンスをつくるも、その後は両者ともトライまでは至らず、一進一退の攻防が続く。試合が大きく動いたのは32分。今度は全早大が相手のペナルティーを機にモールを形成し、フッカー臼井陽亮(平20スポ卒=現NEC)が飛び出しトライ、5点を奪い返す。コンバージョンキックは失敗し、2点のリードを許したまま試合はロスタイムに突入。一時は自陣ゴール前まで攻め込まれるも、素早いパス回しと突破力で全慶大を押し返す。そして45分、敵陣でペナルティゴールの権利を与えられると、FB高橋銀太郎(平19人卒=現クボタ)がこれを決め、8-7で逆転勝利。昨秋の早慶戦を彷彿(ほうふつ)とさせる劇的な幕引きとなった。

(記事 服平周、写真 稲満美也)

★二連勝ならず。全明大に完敗

この試合を最後に現役を引退する曽我部

 二試合目は全明大との対戦。先手を取ったのは全明大だった。自陣でのラックからパスをつながれると、最後は空いたスペースにキックしたボールを澤田陵にトライされ、先制点を許す。取り返したい全早大は、敵陣5m付近でのマイボールラインアウトからモールを組み、左端にトライを決めた。さらに、相手のキックからSH西田剛(平23政経卒=現タマリバクラブ)が大きくゲインすると、オフロードパスで繋ぎ、最後は深津健吾(平27スポ卒=現リコー)が追加点を挙げる。曽我部佳憲(平19教卒)がキックを決め12-7と逆転に成功した。しかし、ここから勢いに乗った全明大に連続得点を許してしまう。29分にはキックオフから宮嵜永也にノーホイッスルトライを奪われた。そして42分、相手ペナルティーからボールを奪うと、右端でのラックからパスを繋ぎ左に展開。深津がこの試合2トライ目を決めるも、ここでノーサイド。二連勝とはならず、17-40で試合を終えた。この試合が引退試合となった曽我部。次の試合が始まる直前までグラウンドに残り、ファンと共に別れを惜しんだ。

(記事 本田理奈、写真 稲満美也)

結果

○全早大8-7全慶大


●全早大17-40全明大



コメント

SO曽我部佳憲(平19教卒)

――きょうで現役を退くということでしたが

久々の赤黒ですし、秩父宮でラグビーができたことに感謝しています。

――この試合を引退試合にしようと以前から決めていたのですか

最後の試合はこれにしようと決めていたので、出場することができて良かったです。

――やはり、早大への思い入れがあったのでしょうか

大学時代は良い思いもさせていただきましたし、失敗もいっぱいしましたし、思い出の4年間でした。

――本日は大学時代ともにプレーしていたメンバーもたくさんいました

そうですね。年下とかもいたので、懐かしかったです。

――久々に早大でプレーして、楽しかったですか

楽しかったですね。良いプレーはできなかったけど、楽しめました。

――きょうの試合については、振り返ってみていかがでしょうか

全然いいところなかったですし、失敗ばっかりだったんですけど、それもひっくるめて自分かなと思います。

――引退して、また新たな一歩を踏み出されますが、次のステージに向けての意気込みをお願いします

ラグビーとはまったく違う世界だと思いますし、おごらず、斜に構えず感情で取り組んでいきたいと思います。

WTB深津健吾(平27スポ卒=現リコー)

――きょうの試合を振りかえって

即席チームなので、ミスは多かったんですけど、もう少しマイボールをキープしながら、アタックできたら、さらに満足のいく試合になったと思います。

――久々に赤黒を着て、何か感じることはありましたか

赤黒というものを着るからには、どのチームにも負けてはいけないということはあるので、相手に負けない思いでやったんですけど、結果がついてこなかったです。

――トライを決めたときの感想をお願いします

とったかという感じですね。トライを決めるのはWTBの仕事ですから、役割を果たせて安心しました。

――トップリーグに入って変わったことはありますか。

外国人のコーチやチームメイトが多いので、コミュニケーションをとるのが大変です。でも、外国人の選手たちの考えやプレーを教えてもらえて、成長できたと感じています。もっと彼らから吸収して、さらに成長したいですね。

――きょうはどのような試合展開を考えていましたか

特にありませんでした。選手たちがそれぞれのプレーを思いきりやろうとしていたと思います。

――今回の試合に向けて、何か準備はしていましたか

きのう初めて集まって、練習しただけだから、準備はできていなかったです。

――今後の早稲田大学に対して期待することはありますか

(全国大学選手権)優勝でしょう。それだけですね。