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ハンドボール部

2016.04.25

関東学生春季リーグ 4月24日 東京・東女体大体育館

立ち上がりに苦戦、初勝利ならず

 関東学生春季リーグ(春季リーグ)黒星スタートとなった早大は、日体大戦に臨んだ。試合はスピードを武器とする相手に、序盤から主導権を握られてしまう。10-17で前半を折り返すと、後半反撃するも及ばず。春季リーグ初白星は持ち越しとなった。

 立ち上がりに苦しんだ。早大は変則的な相手ディフェンスを前に、なかなか得点を奪うことができない。一方、相手の素早い攻撃や自らのミスにより失点を許してしまう。前半9分、2-7とされるとすかさずタイムアウトを要求。「切り替えて皆で盛り上げていこう」(橋本澪、スポ3=東京・佼成学園女)。そう話した通り、その後は選手同士で声を掛け合い、良い雰囲気で試合を進めていった。早大ディフェンスも陣形を変え、攻めては芳村優花(教3=愛知・星城)の豪快なミドルシュートなどでその差を縮めていく。18分には内海菜保(スポ3=香川・高松商)がサイドシュートを沈め、1点差に詰め寄った。しかし、その後4連続失点。早大ペースには持ち込めず、さらにその差を広げられ前半を終えた。

主将としてチームの精神的支柱を担う佐藤

 この試合でチームが意識したのは「勝つことへの執念や、負けていても追い付くまでがむしゃらにやるということ」(佐藤未来主将、スポ4=東京・文化学園大杉並)。7点ビハインドで突入した後半。ルーズボールに果敢に飛び込むなど、選手たちは気迫のこもったプレーを披露した。また、前半の盛り上がりを維持しながら、この日11得点の芳村を中心に相手を追いかける。芳村は豪快なミドルシュートやステップシュートで、終始相手ゴールを脅かした。しかし食い下がる相手との差を埋めることはできず、26-31で試合終了。惜しくも連敗となった。

2試合連続で得点を量産した芳村

 春季リーグ初週、勝ち星をあげることはできなかった。だが、「この2試合で課題は明確になった」と佐藤主将が振り返るように、確かな収穫も得られた。課題の一つに挙げた試合の立ち上がりに関しては、後の春季リーグを戦っていく上でカギとなってくるだろう。次なる試合は筑波大戦だ。昨年度全日本学生選手権3位の強豪相手に、どのような戦いを繰り広げるのか注目したい。

(記事 尾澤琴美、写真 栗村智弘)

関東学生春季リーグ
早大 26 10−17
16−14
31 日体大
GK 大沢アビ直美(スポ1=東京・佼成学園女)
LW 内海菜保(スポ3=香川・高松商)
LB 橋本澪(スポ3=東京・佼成学園女)
CB 正木優唯(スポ4=京都・洛北)
PB 佐藤未来(スポ4=東京・文化学園大杉並)
RB 芳村優花(教3=愛知・星城)
RW 川上智菜美(スポ3=東京・佼成学園女)

PB佐藤未来主将(スポ4=東京・文化学園大杉並)

――きょうの試合はいかがでしたか

きょうに関しては出だしの悪さというか、きのうの方が出だしはよかったなという感じで、きょうは相手の攻めに対応していく中で、相手の勢いを止めることができなくて、結果として前半点差が開いてしまったと思います。

――相手の勢いは予想以上だったのでしょうか

スピードをつけて攻めてくることは予想できていて、シュートを打ったらすぐに戻ろうとか、ミスしてもすぐ切り替えようということは意識していました。ただ、相手を止めることができたあとに、こっちがシュートミスをしてしまったりとか、決め切れないという場面もありましたし、相手の変則的なディフェンスに対して、打開策を見つけられないままゲームを進めてしまって、そこが反省点です。

――試合前の対策として、その変則的なディフェンスを崩すためにどういったことを話し合っていたのですか

前に出てくる相手に対して、一人だけでいってしまうと挟まれたりしてしまうので、そこはパスをつないで、アウトにアウトにというかたちで攻めて、最後に空いているポストなどにつなぐ、ということは話し合っていました。後半の終盤はうまくアウトに振れてサイドシュートまで持っていけてたんですけど、特に前半はなかなかうまく攻めれませんでしたし、結局前半相手の勢いにやられてしまったのが、最後まで響いたと思います。

――きのうおっしゃられていた、勝負どころでの決定力や、セットオフェンスの時はきっかけのその次もしっかり攻めるといった改善点に関しては、きょう振り返ってみていかがですか

一発で終わらせるのではなくて、その次もしっかりアクションを起こそうということは、話をしていて、それに関してはできていたかなと思います。ただ、こっちの攻めに相手が対応してきた時に、こっちの足が止まってしまって、ミスにつながってしまったなと思います。

――ディフェンス面を振り返っていかがですか

声は出せていたと思うのですが、相手が何回かクロスをしたあとに上から綺麗に打たれたりして、それを決められてしまっていたので、そこは反省点です。ただ途中でこっちが3-2-1を敷いた時に、特に重田(美優副将、法4=東京純真女)がすごく動いてくれて、それをある程度続けることができたので、そこは次につながるかなと思います。

――チームとして『意識改革』というテーマを掲げられていますが、勝つことへの『意識』に関してはどうでしたか

きのうの試合後、ルーズボールへの執着心が見られないということを指摘されて、自分たちではできているつもりでも、やはり見ている人たちに伝わらなければ、それはできていないということですし、勝つことへの執念であったり、負けていても追いつくまでがむしゃらにやるということであったり、そういったことをきょうは全員強く意識して試合に臨むことができたと思います。

――次戦に向けての意気込みをお願いします

連敗してしまったのですが、この2試合で課題は明確になりましたし、昨季試合にあまり出ていなかったプレイヤーも多い中で、チームとして経験を積むことが、レベルアップにつながると思うので、この課題を一週間でしっかり修正して、次は勝てるように頑張りたいと思います。

LB橋本澪(スポ3=東京・佼成学園女)

――日体大は手の内をよく知っている相手だと思いますが、試合前チームで話されたことは

すごく速い攻めをしてくるので、そこで全員で戻って走り負けしないように。あとは、とにかく当たって当たって負けないようにしようと話していました。

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

私自身決めるべきシュートを外してしまったりだとか、チームでもルーズボールでの甘さが出てしまった部分がありました。そういったところが大きな失点につながったんだと思います。

――立ち上がりに関してはいかがでしたか

立ち上がりがずっと課題にしているところなので、リーグ戦の間にちゃんと改善して良い試合ができるようにしたいです。

――前半のタイムアウト後1点差まで詰め寄る場面もありました

タイムアウトを取った時に、ここから切り替えて皆で盛り上げていこうと話しました。そこからは、ダメでも声を掛け合ってできていたのでその点は良かったかなと思います。

――チームの雰囲気は良かったですか

そうですね。後半も全員で声は出し続けられたので良かったと思います。

――相手のディフェンスに関してはいかがでしたか

変則的なディフェンスをひいてきました。(自分たちが)ボールをもらう前の(相手の)動きもうまくて、シュートまで持ち込むことができなかったので改善していきたいです。

――筑波大戦に向けて修正していきたい点は

出だしがどうしても悪いので、出だしの部分を改善して、皆で良い雰囲気で試合に臨めるようにしたいです。