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庭球部

2016.03.18

三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際トーナメント2016 3月16・17日 早大東伏見三神記念テニスコート

2回戦は明暗分かれる結果に

 本戦の戦いもいよいよ終盤にさしかかろうとしている中、ダブルスは準決勝進出をかけ2回戦が行われた。早大からは2組が出場し、河野優平(スポ3=福岡・柳川)・松崎勇太郎副将(スポ4=神奈川・湘南工大付)組が激闘を制し、準決勝進出。一方の小堀良太主将(スポ4=東京・大成)・坂井勇仁(スポ2=大阪・清風)組は、シード選手を相手に勝ち切ることができず、2回戦で大会を後にした。

★プロを相手に粘り勝ちで準決勝へ!

気迫あふれるプレーでスーパータイブレークを制した河野(右)・松崎組

 河野・松崎組は吉備雄也(ノア・インドアステージ)・関口周一(Team REC)組と対決。試合は最後まで勝敗の行方が分からない展開となった。ファーストセットは苦戦する場面もあったが、6-4でものにしセカンドセットへ。勢いそのままゲームカウントを5-2まで進める。しかし、相手も実力者だけにそのままでは終わらない。「大事なところでの(ギアの)上げ方がうまいなと思った」と河野が振り返るように、ここで完全に流れを変えられてしまった。このセットはタイブレークの末競り負け、10点先取のスーパータイブレークに突入。「正直、吠えたもの勝ちだったと思っていた」(河野)。セカンドセットからの流れを断ち切るべく、気持ちを切り替え、一つ一つのプレーに集中していく。粘る相手を最後は振り切り、11-9で勝利。「僕らは気持ち的にも失うものはない」(松崎)と挑戦者の気持ちを持ち、全力で次の準決勝に挑む。

(記事 井口裕太、写真 田中佑茉)

★ベスト4進出はならず

シード選手を破ることはできなかった小堀(右)・坂井組

 小堀良太主将(スポ4=東京・大成)・坂井勇仁(スポ2=大阪・清風)組もまた、ベスト4入りをかけ2回戦の戦いに臨んだ。対するは、今大会第2シードとして出場し、鋭いサーブとパワーショットを持ち味とする中国人選手のペア。先にブレークを許し、相手を追いかける展開となる。「原因はサーブの確率やボレーの精度といった部分。僅差のスコアで負けてしまった」(坂井)と、勝負どころでのミスが響き、4-6でファーストセットを終える。高確率でファーストサーブを決めてくる相手に対し、「40-40でも何とか食らいついていけた」(小堀)との言葉通り、互いにキープで試合が進んでいった。4-5とし、迎えた第10ゲームではブレークチャンスをものにすることができない。5-5となり、何としてもこのゲームをキープで取りたい小堀・坂井組であったが、先にブレークされ、その後もブレークバックはならず。早大勢が2組揃って準決勝へ勝ち進むことはかなわなかった。「最後の最後に勝ちのポイントが取れないというのが自分たちの弱さ」(小堀)と課題を口にし、悔しさをにじませた。「プロの選手は、気持ちの入れ方やここを取れば流れがくるというポイントを絶対落とさないことを徹底している。しっかりと見習って、ゲーム展開や試合の流れを引き寄せるようなテニスをしたい」(坂井)。関東学生トーナメントや春の早慶対抗試合といった公式戦を目前に控え、実りある大会となったはずだ。

(記事、写真 佐藤亜利紗)

※掲載中の学年は新年度のものです

結果

▽男子ダブルス

2回戦
○河野優平・松崎勇太郎(6-4、6(3)-7、11-9) 吉備雄也(ノア・インドアステージ)・関口周一(Team REC)
●小堀良太・坂井勇仁(4-6、5-7)GAO, Xin・OUYANG, Bowen(ともにChina)

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コメント

小堀良太主将(スポ4=東京・大成)

――勢いのある中国人選手のペアとの対戦となりましたが、どのような気持ちで臨まれましたか

相手も第2シードということで、勢いもあり、サーブも威力があって、今までのレベルとは違うなと思っていました。片方の山では松崎(勇太郎副将、スポ4=神奈川・湘南工大付)と河野(優平、スポ3=福岡・柳川)が勝ち進んでいたので、僕たちも相手に関係なくベスト4へ勝ち進みたいなと思っていました。

――ファーストセットは4-6でしたが、振り返ってみていかがですか

僕のサービスゲームで2度ブレークされてしまったので、僕のサービスの強化っていうのが課題として痛感させられました。坂井のボレーにまでかみあわせることができなかったので、初歩的なミスであったり、精度であったりもう一度持ち帰って練習する必要があるなと感じました。

――セカンドセットはキープが続く展開となりましたが

相手のサービスゲームでは高い確率でファーストが入ってきて、なかなかブレークチャンスがない状態で何とか40-40でも食らいついていけていたのですが、最後の最後に勝ちのポイントが取れないというのが自分たちの弱さなのかなと思いました。そこのポイントを取りきれるかどうかが、強い選手と弱い選手の境目なのかなと感じました。

――今大会を振り返って

この大会には毎年出させていただいていて、部員が運営しているのでやりやすい大会でもありました。その大会で結果を出したいなというのがあり、松崎と河野が勝ち上がっている中で先には負けられないという思いがありつつも、こうやって負けてしまったので。ここからの春関(関東学生トーナメント)や早慶戦(早慶対抗試合)はしっかりと準備をして出直したいなと思います。

――お話にもありましたように、春関や早慶戦を目前に控えていますが、そこに向けての意気込みをお願いします

個人的には春関で単複優勝できるように準備をして、春の早慶戦に関しては、いつもと違って僕は主将として引っ張っていく立場ですし、(主将として迎える)初めての本番の団体戦でもあるので。どうなるかは分からない部分もありますが、自分のベストを尽くすためにも、準備を怠らないようにしっかりとやっていきたいなと思います。

松崎勇太郎副将(スポ4=神奈川・湘南工大付)

――きょうの試合を振り返って

勝てたことには意味がありますけど、勝ち方があまりよくなかった部分がありました。ファーストセットも5-3でサービングフォーザセットがあって、セカンドセットも5-2でサービングフォーザマッチがあったにもかかわらず、そこで締めることができなかったというのが、反省すべき点です。やっぱり勝ちたいとなったときに二人とも消極的になっている部分があったと思うのでそこは反省して、まだトーナメントは続いているので、次も勝てるようにしたいと思います。

――途中、思うようなプレーができず、声を出しているシーンもありましたが

最近感情的になって、すごく悲観的になる場面が多いです。自分のプレーがうまくいってなかったり、納得いくボールが打てなかったりと、思うようなプレーができていない時期ではあるので、その中で少し表に出すことも必要だと言われたときがあります。内面に収めてどんどん良くない方向にいくこともあるので、きょうは久しぶりに感情的になったというか、本当に勝ちたいって思ったときの表現が出ていました。まあそこまでやる必要はないとは思いますけど、やっぱりいまの自分には必要なことでもありますし、自分を表現するっていうのは大切だと思うので、しょうがないかなって思いますね。

――スーパータイブレークはどのように気持ちを切り替えて臨みましたか

セカンド落としてからのスーパータイブレークは難しくてやりづらいです。自分たちは嫌な流れで入っていく、相手は(セカンドセットを)取って乗って入っていくという違いがあって、そこでどれだけ最初に上げられるかというのが大事だと思います。そこを意識してペアの河野(優平、スポ3=福岡・柳川)がプッシュしてくれましたし、後輩にしてはいろいろ強く言ってくれて、それが逆に助けになって、良い関係性でうまくできていたかなとは思います。

――今大会での目標を聞かせてください

きょねん河野が準優勝しているので、そこは上回りたいですし、ここまで来たら優勝しかないです。僕らは気持ち的にも失うものはないですし、プロの中でどれだけ通用するかというのにチャレンジできる良い機会なので、残りの試合も全力でやりたいと思います。

河野優平(スポ3=福岡・柳川)

――最後は粘り勝ちでしたが、いまのお気持ちはいかがですか

勝てたことがすごく大きいですけど、やはりセカンド(セット)の5-3で抑えないと強いダブルスとは言えないと思うので、そこはしっかり修正して次も勝ちにいきたいです。

――相手ペアの強さ、印象はどのように感じましたか

大事なところでの上げ方がうまいなと思いましたし、さすがプロだなと思わせるサービスの惑わし方なども感じました。

――きょうの勝利の要因はどこにありましたか

正直、吠えたもの勝ちだったと思っていたので、声のでかさで勝ったと思います。

――相手の吉備選手のサービスにはどのように対処しましたか

意外と僕は思ったよりは苦に感じませんでした。最後のタイブレークではリターンが入らなかったですけど、それほどエースを取られるなとは感じませんでした。

――きょうの課題はどのように感じていますか

5-3で取り切れなかったので、やはりああいうところでしっかり取り切ること。あとは松崎さんのサービスゲームで苦戦する部分があったので、そこは何か原因かをしっかり突き止めて、修正していきたいです。

――今大会の目標を聞かせてください

きょねんが準優勝で、それ以上を目標に頑張っていきたいです。

坂井勇仁(スポ2=大阪・清風)

――勢いのあるペアとの対戦でしたがどのような気持ちで臨まれましたか

相手は前回も強敵を倒してきているのですが、それは僕たちも同じで。自分たちのプレーをしっかり出だしからぶつけて、チャレンジャーのつもりで臨むようにしました。

――ダブルスの試合を振り返っていかがでしたか

ファーストセットは2回ブレークを許してしまいました。原因はサーブの確率であったりボレーの精度だったり、ちょっとした部分で、僅差のスコアで負けてしまいました。これから試合はまだまだ続くのですが、そういう小さなところを一つずつ練習でつぶして本番でもできるようにするというのが課題ですね。

――セカンドセットはキープが続く展開でした

相手がサーブも良くて、そのぶん少しずつですがこっちにもプレッシャーがかかっていたので、最後まで粘ってタイブレークに持ち込んでいればもしかしたらチャンスがあったかもしれませんが、そこで40-40まで持っていかれないようにしっかり出だしの1、2本をこちらがリードして取れればよかったなと。小さな差がどんどん難しくなっていくので、きょうはいい経験というか、もっと上を目指して意識を高く持って練習に取り組んでいかないといけないかなと感じました。

――今大会で見えた課題は

学生とプロの違いというのは、プロは上にいけばいくほど無駄なプレーが減っていくところだと思います。僕がシングルスで当たった関口さん(周一、Team REC)もそうですが、気持ちの入れ方とか、ここを取れば流れがくるというポイントを絶対に落とさないというのを徹底しているので。そういうところは僕たちもしっかり見習って、ゲーム展開というか試合の流れをもっと引き寄せるようなテニスをしていきたいなと思います。

――今大会の振り返りをお願いします

今大会は単複ともに本戦ワイルドカードで出場させていただいて、いい経験をさせていただきました。でも両方とも(ATP)ポイントが取れなくて、ダブルスはきょう勝てばポイントを取れていたのですが、ポイントを取るというのが目標だったので、達成できなくて残念でした。それを次の甲府(甲府国際オープン)と筑波(筑波大学国際トーナメント)があるので、シングルスで本戦に出て、ポイントを取るチャンスをものにできるように頑張りたいと思います。

――甲府と筑波の次には春関(関東学生トーナメント)がありますが、それに向けた意気込みを聞かせていただけますか

春関では単複優勝目指したいです。学生もみんな粘り強くて気の抜けない試合が多くなると思うので、一戦一戦全力を出し切っていきたいと思います。

――4月からは2年生になりますね

一個下の島袋(将、三重・四日市工)、小林(雅哉、千葉・東京学館浦安)もすごく実力があって、その二人だけでなくほかにも実力がある子がたくさん入ってくると思います。彼らに絶対負けないように気持ちを入れて、日ごろの練習から僕が引っ張っていくんだという自覚を持っていきたいです。