バレーボール部

2016.02.03

WASEDA CUP 1月31日 早大上井草体育館

総勢100名!バレーボールでサポーターとつながる

 早稲田大学バレーボール部の卒業生が企画と運営をしているWASEDA CUPに、当会の記者3人がエントリーした。創部80周年にあたる2011年から始まり、6度目の開催となる今大会。現役部員と卒業生や同好会などの関係者が出場し、およそ100名がバレーボールで汗を流した。

 大勢のサポーターが試合を楽しめるように、ルールで多くの工夫が見られた。男女混合で10チームに分かれ、1チームあたり2、3名の現役部員を配置。前衛4人、後衛4人の8人制であり、ローテーションはないが11点になると前衛と後衛が交代する。どちらかのチームが15点を超えると、女性の得点は2点になるというルールが設けられた。現役部員が関係者のサポートに回り、また、女性のハンディキャップを克服しながら戦略的な要素が盛り込まれている。初めて顔を合せるメンバーも多かったにも関わらず、これらのルールもあってワンプレーに一喜一憂する姿が見られた。ムード―メーカー賞やベストドレッサー賞などユニークな個人賞の発表もあり、選手も関係者も笑顔でバレーボールを楽しんだ。

得点後に喜ぶ選手と関係者たち

 また、卒業生が用意した景品を懸けたビンゴやじゃんけんのイベントが開かれ、大いに盛り上がりを見せる。大会の最後には来年度の主将を務める男子部の山口頌平副将(スポ3=長崎・大村工)と女子部の平山璃菜(スポ3=東京・文京学院大女)が抱負を語った。今大会の目的は「早稲田大学バレーボール部の発展を皆で応援する環境を創ること」(公式ホームページより)。関係者が部員やスタッフの人柄に触れて親睦を深めている様子がうかがえ、大会を通じてその目的は充分に果たされたのではないだろうか。

来年度の主将を務める男子部の山口(左から2番目)と女子部の平山(左から3番目)

 近年、スポーツ科学系の学部の設置や運動施設の整備に代表されるようにスポーツを重視する大学が増え、大学スポーツにおいて競技力の差が縮まった。そのため、常に好成績を収めるには選手のリクルートや優れた指導者の招聘(しょうへい)に加え、地域住民や卒業生といった関係者とのつながりが重要になる。選手が毎年入れ替わるため不確定な要素が多い大学スポーツだが、サポーターとの良好な関係の構築は比較的マネジメントしやすい。今後の大学スポーツの発展には、バレーボール部が行っているような取り組みが求められるのではないだろうか。

(記事 渡辺新平、写真 藤原映乃)