米式蹴球部

2015.12.16

パナソニック杯第70回毎日甲子園ボウル 12月13日 兵庫・阪神甲子園球場

あと1点に泣く。史上初の日本一ならず

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 BIG BEARS 14 10 27
立命大 PANTHERS 14 28

 冬の阪神甲子園球場(甲子園)に、早大の得点を喜ぶ『紺碧の空』が何度も響く。しかし勝利の『紺碧の空』を歌うには、ほんの少し及ばなかった。5年ぶりの出場となったパナソニック杯毎日甲子園ボウル(甲子園ボウル)。今回は節目の70回目の開催となる。相手は早大が過去2回出場した際にも対戦した立命大。春には24ー0で勝利したが、秋に入ってからの立命大は別物だった。エースRB西村七斗(立命大)に次々と走られ21点を先行される。しかし試合前には苦戦が予想されていたオフェンスが奮闘し、最後までもつれる接戦に。27ー28で迎えたラストプレー。命運をかけたFGは、無情にもゴールポストの手前へ。早大はあと1点というところで涙をのんだ。

 コイントスに勝った早大はディフェンスから始まることを選択。初回の相手シリーズこそスリーアンドアウトに抑えたが、2度目のシリーズでは立命大のRB西村に23ヤードのゲインを許したのをきっかけにTDを奪われる。貴重な先制点を献上してしまった。オフェンス陣には相手の強力DL陣が襲いかかる。一方で西村の勢いは止められず、63ヤードを走り切られて追加点を許した。悪い流れは続く。直後の早大シリーズ、第1投目でインターセプトを喫し、西村にまたもやTDを決められた。これで0-21。しかし早大は試合を壊さなかった。スペシャルプレーからRB須貝和弘(創理3=東京・早大学院)が61ヤードを走り反撃の口火を切ると、圧巻は残り1分を切った第2Q最後の攻撃。QB政本悠紀(創理4=東京都市大付)からWR岡田義博(教4=東京・早実)への73ヤードのTDパスが成功。14-21と一気に7点差に詰め寄った。前半を終え、ピッチを去る両軍の選手。より称えられたのはリードを許した早大の選手たちだった。

WR岡田のTDはチームをさらに勢いづけるものとなった

 前半の最後に得たモメンタムは後半でも生きた。その活路は、「いままでやり込んできたプレーのほうが自信がある」(濱部昇監督、昭62教卒=東京・早大学院)と切り替えたオフェンスだ。相手のファンブルをDL小宮山泰隆(教4=東京・早大学院)がリカバー。K/P佐藤敏基(社4=東京・早大学院)のFGにつなげると、その後には政本から、相手の背後に飛び出したWR諸口貴則(政経4=東京・早大学院)への見事なパスが決まる。諸口は追いすがる相手DFを引きずりゴールラインへ。「練習から想定していた」(諸口)というビッグプレーで早大が始めて逆転に成功する。しかし立命大にも関西王者の意地があった。西村に5回連続でボールを渡す執念のドライブを見せつけられ、再逆転を許してしまう。24-28。それでも勝利を目指し奮闘する早大は、政本からWR鈴木隆貴(法3=東京・早大学院)への45ヤードパスでエンドゾーンに迫ると、佐藤敏が33ヤードのFGを決めて1点差に。甲子園には、3塁側からの大きな『ワセダ』コールが聞こえるようになった。続く相手シリーズでフレッシュを許さず、残り約5分。しかしここで痛恨のインターセプトを喫する。この窮地はディフェンスが救った。相手の前進を5ヤードに抑える。満身創痍(そうい)のDL村橋洋祐主将(スポ4=大阪・豊中)がほえた。相手は足が止まりつつある。一方早大は「足をかき続けた」(村橋主将)と、昨季の課題であったスタミナ面で優位に立っていた。

最後までチームのために体を張り続けたDL村橋主将

 残り1分46秒、自陣12ヤードから早大の最後の攻撃が始まる。ここで政本が気迫を見せた。パスが通らないと即座に判断すると、スクランブルで次々と相手のディフェンスを交わし、振りほどき、前に出る。3回で67ヤードものゲイン。だが一方で早大は2度の反則の罰退により計20ヤードを下げられる。残り3秒。何とかタイムアウトで時計を止めた早大に残された逆転優勝への唯一のシナリオは、52ヤードのFGだった。これまで落ち着いてFGを決め、大勢の観客が感嘆の声を漏らすほどのパントで何度もチームを救ってきた佐藤敏に命運が託されることとなる。「強い気持ちで臨んだ」という佐藤敏をチームメイトが、3塁側の早大ファンが、固唾(かたず)を飲んで見守った。DL植森翔(社3=東京・早大学院)がスナップし、鈴木隆がホールド。そして右足から運命のキックが放たれる――。しかしボールは途中で失速。エンドゾーンに弾んだ。その瞬間喜びを爆発させる立命大の選手たち。誰も佐藤敏を責められはしまい。それでも悲願の甲子園ボウル制覇は夢と散った。

あまりにも無念。1点の差に涙をのんだ

 1点差での敗戦。惜敗での準優勝という言葉で済ますのはあまりに惜しい。それでも28点と27点の間には、勝者と敗者の境界線が厳然と引かれた。一方で早大が今季の中でも最高のパフォーマンスを見せ、70回目となる今回の甲子園ボウルで歴史に残る名勝負を繰り広げたこともまた事実。2015年度BIG BEARSの『覚悟』を多くの者が目に焼き付けた。「4年生を誇りに思う」(濱部監督)と、村橋主将を中心に結束を見せた今季の代は語り継がれることとなるだろう。村橋主将の「一人ではここまでやってこれなかった。同期には本当に感謝している」という言葉が何よりそれを物語る。これで4年生は引退。現在の3年生が最上級生となる。「勝って笑いあえるチームづくりを」(須貝)、「チームを引っ張る存在になりたい」(鈴木隆)。来季を担う男たちの意気は十分だ。一からスタートし、必ずや来年の12月、甲子園に戻ってくる。ことし置いてきた、大きな忘れ物を取り戻すために。

(記事 鈴木泰介、写真 寒竹咲月、和泉智也、近藤廉一郎)

政本が敢闘賞を受賞

QB政本は果敢に攻め続けた

 試合終了後、表彰式が行われた。準優勝となった早大からは、政本が敢闘賞に。ロングパスに加え、チームトップの109ヤードを走り切った執念のプレーが評価されての受賞だ。創造理工学部で学ぶ政本にとって、学業との両立など苦労する面は多かった。QB笹木雄太(法3=東京・早大学院)、QB坂梨陽木(政経2=東京・早大学院)などライバルもひしめく中、最上級生としての意地を見せてスターターの座を獲得。「苦労もしたが、それを乗り越えてやってこれた」と上り詰めた最高の舞台で最高のプレーを見せた。大学院に進学するため今後アメフトを続けるかは未定だが、政本の見せたパス、ランもまた、甲子園ボウルの歴史に刻まれることとなるだろう。



得点経過
TEAM PLAY PLAYER(S) PAT PLAYER G/NG スコア
立命大 RUN #42 長谷川 #18 栃尾 0-7
立命大 RUN #32 西村 #18 栃尾 0-14
立命大 RUN #32 西村 #18 栃尾 0-21
早大 RUN #28 須貝 #16 佐藤敏 7-21
早大 PASS #10 政本→#1 岡田 #16 佐藤敏 14-21
早大 FG #16 佐藤敏 17-21
早大 PASS #10 政本→#11 諸口 #16 佐藤敏 24-21
立命大 RUN #11 西山 #18 栃尾 24-28
早大 FG #16 佐藤敏 27-28
コメント

濱部昇監督(昭62教卒=東京・早大学院)

――あと一点、悔しい結果になってしまいましたね

そうですね。やっぱり、試合の入りが悪かったなと思っていて、オフェンスもディフェンスもいい入り方ができなかったのは自分の責任だと思っています。十分準備をしてきたつもりでしたが、その部分で足りない部分がいっぱいあったからうまく序盤のモメンタムをつかめなかったのかなと思います。それは本当に申し訳ないなと思っています。

――この試合に向けてのチームの雰囲気はどのように変わっていきましたか

ケガ人も少しずつ回復してきていい状態にもってきていましたし、僕らは当然勝つつもりで盛り込んできたので、勝つための雰囲気をつくってきたのでいいかたちで試合には臨めたのかなと思います。

――須貝和弘選手(創理3=東京・早大学院)の反撃の独走TDを奪ってから徐々にモメンタムが早大に傾き始めましたね

ビックプレーから流れが変わるのがフットボールですし、立命大のほうが最初リードして守りに入っていた部分があったので、僕らは割り切って思い切り良く攻められました。中盤からはオフェンスはこの試合のために用意した特別なプレーよりもいままでやり込んできたプレーのほうが自信があるということでその辺も見極めることができたので、いい試合をつくれるのではないかと思っていました。

――ハーフタイムではいい流れや気持ちを切らさないようにどのように選手たちにはコーチングしましたか

前半の終盤からビックプレーで流れが一気にこっちにきていましたし、後半が勝負だからリターンも後半をチョイスしていました。キックオフリターンからオフェンスがしっかりドライブをしてディフェンスが抑えてモメンタムをつかんで後半のゲームを支配しようということを伝え臨みました。

――そういう意味では後半の流れというのは想定していたものだったのでしょうか

そうですね。攻めあぐねた部分もありましたが、立命大に対して用意していたディフェンスは想定内のものでしたが、それに対して僕らが用意したプレーが少しミスマッチだったというのがあって、いままでのプレーをやったほうが出たかなと思いました。なので、後半自分たちのフットボールをする自身もありましたし、4クオーター(Q)になって立命大の足が止まってきているのが分かって逆に僕らはまだまだ足が残っているのが分かったので、終盤持っていけるのではないかという自信はありました。

――昨年からの課題であるフィジカルやファンダメンタルの面ではこの試合では最後まで貫けていたように感じましたが

そうですね。昨年の課題としていままで取り組んできたことがこの15分クオーターでも足を止めずに動けていて立命大の選手よりも元気だったのかなと思うので、そういう意味ではことしの成果が出ていたのかなと思います。それも選手が頑張って取り組んできた成果なので。

――試合終了直後あと一歩で学生日本一の夢に届かなかったことについて監督はどのように感じましたか

キッカーの佐藤くん(敏基、社4=東京・早大学院)が外して号泣していたので、そういう厳しい状況をつくってしまったのは申し訳ないと思いますし、彼一人に責任を負わせてしまう結果になってしまったので非常に申し訳なかったと思っています。最後の最後で勝ち切れなかったのは僕の指導が立命大から一歩劣っていたことが結果につながっていると思うので、自分に強く責任を感じています。

――ことしの4年生に対する思いはいかがでしょうか

ことしは本当に主将の村橋(洋祐、スポ4=大阪・豊中)を中心にここまでチームを引っ張ってきてくれたので、何としても結果を出してシーズンを終わらせてあげたかったのですが、あと一歩届かなかったのは申し訳なかったと思っています。3年生以下は次がありますが4年生はこれで終わりなので、この負けというのは4年生にとっては取り返すことのできないので、その気持ちに応えるためにも残ったメンバーが来シーズンに向けてさらに自分たちの課題をつぶし、成長して結果を出していかなければいけないです。

――4年生たちに一言声をかけるならどんな言葉をかけたいですか

一年間良くまとまってチームを引っ張ってくれて感謝しているし、監督として彼らを誇りに思いますし、あと一歩で目標を達成させてあげられなかったことに対しては申し訳なかったと言いたいです。それは自分の責任です。

――この激動の一年を終え、新たな一年をスタートさせていくわけですがどういったチームづくりをしていきたいですか

自分のやり方は変えずにことし何が悪かったのか、どのくらい足りなかったのかということをしっかり振り返って分析して、足りなかったことをつぶしていくことが次につながるので、それに対しどうアプローチしていくかを考えていくことがチームを次へのステップへと上げていくことかなと思います。チーム全体といてやらなければならないスタンダードのこととかはこの3年間で随分上がってきたと思うので次の一歩をどう踏むかということがチームがさらに成長してくれるかここで停滞してしまうかの分かれ道かなと思います。

――この聖地・甲子園に大きな忘れ物を取りに来るために戻って来なければならないいと思いますが、監督自身の今後についての意気込みを最後に教えてください

監督が力がないと選手も悔しい思いをするし、父兄やファンの皆様にも残念な思いをさせてしまうので、またここに戻ってくるために結果を出すためには自分が成長しなければならないです。

DL村橋洋祐主将(スポ4=大阪・豊中)

――悔しい結果となりましたが、試合全体を振り返って

やはり負けてしまったということで悔しいという一言に尽きます。試合全体を振り返って、してはいけないミスであったり序盤には流れを持っていかれて、最後はもつれる展開になりましたが、自分たちのフットボールができなかったです。

――5年ぶりの甲子園ボウル出場となりましたが甲子園ボウルへ向けての気持ちはいかがでしたか

最高の舞台だったので気持ちは高ぶっていましたし、絶対勝つという強い気持ちをもって臨みました。

――1.5列でのプレーでしたが今日の自身の役割とは

とにかく相手のOLを押し込んで後ろのLBを動かす役割でした。

――試合の入りとしてあまり良くなかった中でどう修正しましたか

最初はディフェンスはやられて、オフェンスは全然出なくて、オフェンスではインターセプトもあり21点差がつくところまでいったんですけれども、最後まで諦めないと言っていたので諦めない気持ちをもって最後まで相手のオフェンスにアジャストして、オフェンスも終盤は出るようになったのでアジャストはできていたと思います。

――試合をやってみて立命大オフェンスの印象は

やはりOLが大きくて強くてというのがありましたがRBの西村くん(七斗、立命大)が非常に良くて、彼一人にやられてしまった部分も多いですね。

――須貝和弘選手(創理3=東京・早大学院)のTDを皮切りに早大にモメンタムが傾き始めましたね

0-21という厳しい状況でオフェンスも出ていなかったので、あのプレーで一気にモメンタムがきて試合をつくることができたと思います。

――ハーフタイムではどのように後半に向け気持ちをつくりましたか

前半の最後は早大ペースだったのでこのまま勢いで絶対にいけるぞということで、最後まで全員でプレーし続けようと伝えました。

――後半は早大に勢いが増し相手を圧倒していましたね

本当にそうだと思います。特に4Qの最後のほうでは相手は足が止まっていたんですけど僕らは足をかき続けたのでことし一年間やってきたことやタフネス差が相手に勝ったのではないかと思います。

――惜しくも一点差での敗退となりましたが甲子園でプレーしてみていかがでしたか

最高の舞台で本当に楽しかったですし、負けはしまいたが甲子園でプレーできたことは本当に楽しかったです。

――今季主将としてこれまでやってきていかがでしたか

大所帯をまとめて日本一を目指すということで全員をまとめるのは非常に大変だったんですけど、皆がついてきてくれてここまでやって来ることができて主将をやって良かったと思いますし、皆に感謝しています。

――どういったことに苦労しましたか

全員を同じ目標に向けるということ、僕自身日大戦で大きなケガをしてしまったので、その後自分がプレーできない中でチームを引っ張るというのは苦労しました。

――このチームで甲子園ボウルまで来れたことについてどう思っていますか

このチームは絶対に日本一になれるチームだと思っていたので、甲子園ボウルまで来れたのはうれしかったんですけれども、負けたということが非常に悔しいです。

――四年間一緒にプレーしてきた同期に伝えたいこと

本当に感謝してします。一人ではやってこれませんでしたし、ラストイヤーもキャプテンになりましたが同期が一緒にやってくれて、ついてきてくれたのでここまで来れたのかなと思います。同期には本当に感謝しています。

――これまで指導してくださった濱部監督については

感謝の気持ちが強くて、最後監督を男にしたかったという気持ちが強いです。濱部監督は本当に全てをBIG BEARSに捧げてくださっているので勝って恩返しがしたかったです。本当に感謝しています。

――大学四年間アメフト漬けの毎日だったと思いますが振り返ってみて

四年間アメフトをやり続けて自分自身本当に成長できたと思いますし、最後日本一になれませんでしたがここまでやってこれて良かったと思います。辛いことや苦しいこともありましたが本当に仲間に恵まれて四年間やってこれて周りの方に感謝したいです。

――村橋主将にとってのフットボールとは

人生や人間性を大きく変えてくれたもので、今後もなくてはならないものになったと思います。

――今後フットボールを続けますか

続けたいと思っています。

――後輩たちに向け一言お願いします

きょうの悔しさを一年間絶対忘れずにやり続けて、また甲子園に戻ってきてリベンジを果たしてほしいです。皆ならできるから頑張ってください。

DB鈴木拓馬副将(社4=大阪・豊中)

――いまの心境をお聞かせください

皆言うと思いますが、悔しいの一言です。

――相手のWRと当たった感触はいかがでしたか

パスはそんなに無かったイメージでしたが、個人の能力が高く、しつこいブロックであったりカットの切れであったり、さすがは関西王者だなと思いました。

――相手のロングパスがありませんでしたが、パスを警戒して守っていましたか

これまでディープゾーンを守る体型が多く、それを警戒して投げてこなかったというのもあるかもしれません。我々としては、ショートにも対応できるカバーをしいていました。

――関西のブロックは激しいイメージですが、実際はどうでしたか

僕も関西出身で、立命大にいるWRの先輩方にも、「大学はこういうブロックをやるんだ」と教わったとき、徹底的にやるということを教え込まれました。警戒してはいましたが、さすがだなという感じです。

――ご自身のタックルを振り返っていかがでしたか

甲子園ボウルに出場すると決まってから、毎日練習のある日は人より何倍も練習しました。タックルのうまい寺中くん(寺中健悟副将、教4=東京・早大学院)だったりに、細かい技術を教えてもらい、タックルミスは無しにしようと重点的に練習していました。

――今後もアメフトを続けますか

どうでしょうね、部に貢献できることがあればやっていきたいです。社会人でやるかは、まだ分かりません。

――後輩に向けて一言お願いします

1点差ですが、この1点というのはとても大きな差です。本当に一日一日練習のある日は1分1秒を惜しんで、自分がいま何ができるかということを突き詰めて、ハードに練習して欲しいです。そしてまたこのフィールドに立って、次は勝ってほしいです。

DB寺中健悟副将(教4=東京・早大学院)

――試合を終えたいまの率直な感想をお願いします

悔しいですね。勝てないと意味ないなということを痛感しました。

――守備としてはどのような戦略で臨みましたか

ますはランストップということを念頭において準備してきました。最初はうまくいきませんでしたが、途中からはアジャストできたかなと思います。

――ナイスタックルが何本もあったと思いますがプレー面振り返っていかがですか

いやー。ぼちぼちですね。いつもよりはプレーに絡めて良かったかなとは思いますがやはりチームが勝たないと意味がないので、満足はしていません。

――この1年は新しいディフェンスを一から積み上げてきたと思いますが、この1年を振り返って下さい

楽しかったですね。結構大変な部分もありますが、やっていて良かったなと思っていてやりがいはすごくありましたが、それ以上に勝ちたかったです。本当に悔しいです。

――最後のFGの瞬間はどのような心境でしたか

あの時はかなり落ち着いていましたね。負けたなという実感のない感じです。

――やり残したことはありますか

やり残したことはないですね。

――七年間のフットボール生活を振り返っていかがですか

本当に楽しかったです。勝ったりとか負けたりとかいろいろな経験を積めて楽しかったということはありますね。

――同期への思いを聞かせて下さい

本当に長いやつは七年間、四年間過ごしてきて、楽しかったですし頼りがいのあるやつが多かったですし、最高の同期です。

――今後は競技を続けられますか

やろうとは思っています。来年はコーチをやるかまだ決まっていないのですが、選手はやります。

――最後に今後の競技生活に向けてと後輩へのメッセージをお願いします

社会人でやるとしたら日本一を目指してもう一度やりたいというのと、後輩へは悔いのないようにやりきって欲しいなと思います。

WR岡田義博(教4=東京・早実)

――率直ないまのお気持ちは

ただただ、悔しかったです。日本一だと言われたかったです。

――試合内容としてはいかがでしたか

球がショートしたときに、寄り切れずに何度も相手にカットされてしまって流れを悪くさせてしまったと思っています。

――岡田選手ご自身として、内容が良くなかったということでしょうか

はい、そうですね。

――ケガにより一時フィールドを離れられましたが、そのときのお気持ちは

なるべく早く戻って、自分がなんとかしてやると思っていました。

――これまでの四年間を振り返っていかがでしたか

レシーバーは、出来が誰にでも分かってその分すごくプレッシャーがあるんですけど、そのプレッシャーを感じられるのはこの四年間しかなかったのだろうと思いますね。振り返って後悔はないです。

――今後、アメフトは続けられますか

勤務先次第で続けたいなと思っています。

――最後に後輩の方へのメッセージをお願いします

何も心配していないです。ちゃんとやってくれると思います。

OL上石一輝(創理4=東京・早大学院)

――まずは試合を終えての今の感想を聞かせて下さい

本当に悔しかったです。あと一歩だったので。でもしょうがないかなとは思っています。

――強力なDL陣を擁する立命大に対しどのような対策を立てて臨みましたか

最初はDLを下げて攻めようという考えかあったのですが。やっぱりそのDLをしっかり力で圧倒できれば良かったのかなと思います。

――きょうの早大OL陣全体としての出来はいかがでしたか

本当に頑張ったと思います。よく立命大のDL陣を前でとめてくれたなと思います。そこから後ろのLBの集まりによる部分で少しランが出なかったり、QBサックされるシーンもあった部分でまだまだ課題が残りましたね。

――前半はかなり苦戦したように見えましたが、その原因は何でしょう。

普通に力負けです。

――後半は相手に対応できて、ランも出るようになりましたが

スタミナの部分で勝っていたのかなと思います。これまで練習してきた部分が出たなと思います。そこは本当に良かったなと思います。

――来年はスポーツ推薦でもOLの選手が入学してくるそうですが、後輩のOLユニットへ何かメッセージはありますか

さっき本人たちにも伝えたのですが、自分たちを超えていって欲しいです。アメフトのスタンダードを上げることはできたなと思ったので、ここから次につなげてほしいです。甲子園ボウルに勝って、ライスボウルに行けるくらい頑張ってほしいです。

――今後はアメフトを続けられるご予定はありますか

やろうかなとは思っているのですがまだ迷い中ですね。あと来年は、5年生なのでしっかりサポートしてあげたいなとは思います。

――ことし一年はOL主任としてOL陣を引っ張ってきましたがいかがでしたか

本当に、本当にうちのOL陣は個性豊かというか、キャラクターが濃くて、本当に楽しかったですね。いろいろ問題もあったりしたのですが、それを乗り越えていいユニットになれたのではないかなと思います。一人一人の個性をしっかりと生かしたユニットになれたと思います。

――最後に四年間のフットボール生活を振り返っていかがですか

最後は勝って終わりたかったですね。

DL小宮山泰隆(教4=東京・早大学院)

――試合を終えた率直な思いをお願いします

1点差ということで本当に悔しい試合でした。

――立命大オフェンスに対してどのような戦略をもって臨まれましたか

立命大はパワープレーが強いということが昔からあったので、それをつぶすための努力をずっとしてきました。

――本日は2DLでマークも激しかったと思います

そうですね。でも立命大のOLもかなり迷ってくれたところがあって、想像していたよりもやられたとは思いませんでした。

――試合を通してやりたいことはできましたか

最初のほうはうまく西村七斗(立命大)にランを出されてしまいましたが、後半はうまくアジャストして止められたので、もっと早くそのアジャストができていれば、もっと相手の得点を抑えられたかなと思います。

――ハドルの中ではどのような言葉を掛けられましたか

ディフェンスは止めるということだけを意識して、気持ちで絶対負けないということをみんなで意識してやりました。

――七年間の、特にこの四年間のフットボール生活を振り返っていかがですか

最初BIG BEARSに入るか悩んでいて、成り行きで入ることになりましたが、それでも四年間こうして続けてきたことに後悔はなくて、やって良かったなと思います。今後に関しては、いま膝のほうをケガしていて手術があるので、それが終わってからまたゆっくり考えようかなとは思っています。

――同期への思いを聞かせて下さい

ずっとやってきた仲間なので、一緒に勝ってライスボウルに行きたかったですね。

――後輩への激励をお願いします

来年またトップ8という厳しいリーグを戦う中で、ことし以上にマークは激しくなると思いますが、そこで頑張って甲子園ボウルで勝ってライスボウルに行ってもらいたいと思います。

K/P佐藤敏基(社4=東京・早大学院)

――いまの気持ちは

悔しさと、みんなに対する申し訳なさしかありません。

――キッカーとして試合全体を振り返ってみていかがですか

最後に決められなかったのが、全てです。

――何度も好パントを決めていましたが

そうですね、パントは重要になると言われていたので、そこはそこそこのパントが蹴れて良かったです。

――最後のシリーズはどのような気持ちで見ていましたか

絶対オフェンスがFG圏内に持っていってくれると信じていました。そして自分が決めるだけだと思っていました。

――FGの瞬間のお気持ちは

決めてやるという強い気持ちで臨んだのですが、ダメでした。

――ホルダーを務めている鈴木選手(隆貴、商3=東京・早大学院)はどのような存在でしたか

本当に感謝しかないです。自分がずっと良い結果を残せてきたのも、隆貴がしっかりホールドしてくれて、信頼してくれて、本当に感謝しています。

――今後アメフトは続けられるのですか

続けるかもしれないですけれども、いまは考えられないですね。

――最後に後輩へのメッセージをお願いします

最後の最後に良いところまでいって、一つのミスで日本一を逃したりするので、そういったミスを出さないように、練習の間の準備とか気持ちの面でも徹底してつめて、必ず日本一になって欲しいと思います。

LB塚田紳太郎(社4=東京・早実)

――率直ないまのお気持ちをお聞かせください

負けたときは悔しかったのですけど、いい試合もできたので、やり切ったなという感じもあります。

――相手のRB西村七斗選手への対策としてはどのようなものがありましたか

こちらの作戦も、ランから止めようというものがあって、西村の対策も結構したのですが、それでも走られてしまいました。

――徐々に止められるようになったイメージがありましたが、要因は

第1Qとかは、何をやっても止められないという感じだったのですが、こちらもどんどんアジャストしていって、第2Qか後半入る頃には逆にもう止められるなという自信はありました。

――最初は分かっていても止められないという印象でしたか

そうですね。サイズも関東のチームより全然大きかったですし、実際に目にするとうまかったです。

――ランとその他のプレーの対策の比率としてはどのくらいでしたか

7対3くらいでした。

――その他ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

結構何回も何回もやられてミスが多かったので、いい点数はつけられないですね。

――これで引退となりますが、1年間を振り返っていかがですか

最初は週6回もやって、長いな、自由な時間がほしいなと思ったのですが、いざあしたから練習がないと思うともっと続けたかなというのはありますね。

――四年間を振り返っていかがですか

引退した瞬間に、もう4年生になったことに気づきましたね。早いなということをいまになって思います。

――今後、アメフトは続けられますか

未定です。やりたい気持ちも出てきたかなと思います。

――後輩へのメッセージをお願いします

ずっと三年間一緒だった後輩なので、勝ってほしいですし、後悔しない取り組みをずっとやってほしいです。

OL鳥居大祐(政経4=茨城・江戸川取手)

――いまの気持ちは

本当に惜しい所までいって、悔しいの一言です。

――試合全体を振り返って

ディフェンスは初めから頑張ってくれたのですが、オフェンスがなかなか初めテンポをつくれてなくて、そこはオフェンスの反省点だと思っています。しかし後半の方はテンポも出てきてやれることはやったと思います。

――前半オフェンスが出なかった要因は

あまり相手DLのプレッシャーはなかったのですが、タイミングが合わなかったり、遅いプレーだと相手のリードに追いつかれてしまったりしました。なので後半は速いタイミングのプレーを入れていきました。

――最後のシリーズはどのような思いで臨みましたか

キッカーの敏基に任せれば絶対、逆転できるという思いで、1ヤードでも多くゲインしようという気持ちで臨みました。

――この1年間を振り返ってみていかがですか

主将の村橋中心に4年生がうまくまとまって、成し得た結果だと思うのでそれは素直にうれしいです。

――今後アメフトは続けられるのですか

地方の方に就職してしまうので、アメフトはなかなかやれないかなと思います。

――最後に後輩へのメッセージをお願いします

この甲子園で培った経験というのがこれからの世代にはあるので、また日本一を目指して頑張ってもらいたいと思います。

DL庭田和幸(創理4=東京・早大学院)

――試合を終えたいまの率直な思いを聞かせてください

まずチームとして勝てなかったことはすごく悔しいですし、勝てなかったということは自分たちの取り組みが甘かったなと思います。決して間違っていたとは思わないのですが何かが足りなかったんだと思います。

――立命大オフェンス相手にどのように臨みましたか

立命大はランが主体でOLとRBに良い選手が揃っていて、まずはOLの足を止めてRBを止めるという完全なランストップを狙っていました。最初の方はうまくはまらなくて、LBも見過ぎていました。途中ケガをしてあまり見れなかったのですが、それでも思ったのはDLのやるべきことができていなくて、最初はLBがやるべきことをできていなくてランが出ていましたが、中盤からはDLがやるべきことをできていなくてそのままブロッカーがLBに行ってしまって、ランが出されていました。

――ケガの中でも再びフィールドでプレーされていました

はい。試合に出してくれたスタッフのみなさんに感謝しています。自分個人としては満足のいく結果ではないし、もっと試合に出たかったし、しょっぱいですね。

――最後のFGの瞬間はどのような心境でしたか

そうですね。外したのは佐藤敏基になっちゃいますけど、でもその過程で自分たちがその点差にしかできなかったし誰も悪くないし、でも何だろうな、いまは言葉にできないです。

――4年生の同期のみなさんへの思いをお願いします

負けて後悔しているけれど、みんなと過ごした四年間は最高でしたし、すごく楽しかったのでみんなに感謝したいし、同期最高だなと、その一言だけです。

――最後に後輩へのメッセージをお願いします

まずは、どれだけ準備してもケガしたら何もできないのでケガしないことが大切です。やっていることは絶対に間違っていないので、どれだけ自分に厳しくできるかがカギだと思います。とにかく来年も甲子園に戻ってきて絶対に日本一になって欲しいと思います。

DB藤原健太郎(政経4=東京・早大学院)

――きょうの試合ではどのようなことを意識していましたか

いつも通りのプレーを、東伏見でやってきたフットボールを常にすること。最後の最後まで足を動かし続けて、足で勝とうと全員で意識していました。

――甲子園という地で緊張などはありましたか

緊張はなかったのですが、最初はやはり芝の感覚などなれない部分があり、多少のやりづらさはありました。

――ロングパスが通されなかった印象がありましたが、どのようなディフェンスを心掛けていましたか

通されなかったというよりは、投げてこなかったという表現が適切だと思います。ランを出されている時も、自分の仕事を辛抱強くやり続けることを意識していました。

――関西と関東のプレーの違いはどのようなものを感じましたか

関西の方がレベルが高いと感じるところは特にありませんでしたが、ところどころでミーンなプレーをしてきた印象です。

――今後競技を続けられますか

ゆっくり考えます。

――これからを担う後輩たちへ一言お願いします

ことし1年、厳しい練習を毎日繰り返して、日本一になるためだけに全員が死ぬ気でやってきたと思います。そこには妥協はなかったし、試合前には絶対に勝てるという自信がありました。それでもこの結果です。自分たちの取り組みが足りなかったから、4年の力が足りなかったから、あと2点が取れなかったのだと思います。この差を埋めるために、何が必要なのか、一年後に答えを出すために、突き詰めてほしいです。できる限りの力添えはするつもりです。ことし変えられなかった早大の歴史を、来年必ず変えてくれると信じています。頑張れ!

QB政本悠紀(創理4=東京都市大付)

――率直ないまのお気持ちをお聞かせください

一番には悔しい思いがあります。

――強力なDLを有する立命大への対策としてはどのようなものがありましたか

もともとやっていたゲームプランがあって、出ていた部分もありましたが、うまくいきませんでした。結局1対1の勝負で勝てるようなプレーやいつもやってきたプレーに自信を持ってやれて活路を見いだせたと思います。

――ハーフタイムではそのような確認があったのですか

最後TDをできたので、しっかり決められるところは決めようと話していました。

――スクランブルでゲインできた要因は

落ち着いて、無理投げをしないでディフェンスが見えていたのかなと思います。

――50ヤード近く走った場面についてはいかがですか

そんなに走ってましたか。最初から決めて走るというわけではなかったので、しっかりディフェンスを見て(パスが)無理なら走るという判断ができたと思います。

――その他ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

雑なところもありましたが、これまでよりは少し良かったと思います。

――これで引退となりますが、一年間を振り返っていかがですか

苦労もしたのですが、それを乗り越えてやってこれていい経験になったと思います。ただ1点差でも勝てなかったということがすごく悔しいです。

――四年間を振り返っていかがですか

先輩もそういうふうに言っていたのですが、長かったようであっと言う間だったなと感じました。

――今後、アメフトは続けられますか

大学院に行って、生活リズムが変わるので、その点については未定です。

――後輩へのメッセージをお願いします

負けてしまって申し訳ないということと、甲子園ボウルで勝ってライスボウルに行ってほしいです。

WR諸口貴則(政経4=東京・早大学院)

――本日の試合を振り返って率直な感想をお願いします

1点差ですか。何とも言えないですね。勝てた試合でしたし、相手も同じような気持ちだったと思うのですが、やはり負けた試合は後悔が残るなというのが率直な思いです。

――オフェンスはどういったコンセプトで臨みましたか

相手の最も強いところがDLだったので、そこを避けながら戦うというのが一つのカギでした。ですが、前半はほとんどゲインできずに自分たちのオフェンスができませんでした。ですが、そういったことも想定していたので、我慢強く集中力を切らさずに戦っていこうと決めていたので、それが前半最後から後半への追い上げにつながったのかなと思います。

――見事なTDパスもありました

そうですね。練習から僕のところに相手のSFがきて、最終的に空くというのを想定していてその通りのカバーがきたので後はキャッチボールのロングパスでした。コケてしまいましたが、TDを取れて嬉しかったです。

――七年間練習してきた被りキャッチが最高の舞台で発揮されましたね

はい。被りキャッチは得意な方で、試合は負けましたけどTDを取れたことは良かったです。

――最後のキックの瞬間はどのような心境でしたか

あのキックは敏基を信じて、結果はどうあれ敏基がキッカーだったので敏基を信じていました。

――フットボール生活を振り返って改めていかがですか

濱部監督の元で七年間やってきて、すごく迷惑掛けましたし、自分の最後の方はケガで満足のいくプレーができなかったのですが最後に甲子園という地でプレーできたことは本当に嬉しかったです。高校時代に日本一になって、大学も最後に甲子園に出ることができて、本当に充実した7年間のフットボール生活でした。

――同期への思いはありますか

ことしは特にシーズンが長かったですし、寮にも一緒に住んでいましたし一緒にいる時間が長くて、同じWR陣のみんなだったり、政本だったりは特に過ごす時間が長かったし、充実したアメフト人生を送れたのも彼らのおかげなので本当に感謝しています。

――最後に後輩へのメッセージをお願いします

ことし甲子園ボウルで負けて、来年は注目度もさらに増して大変だと思うのですが、またこの地に帰ってきて絶対に勝って欲しいです。優秀な後輩ばかりなので安心して引退したいと思います。

DLロー志文(社4=東京・早大学院)

――試合前からDLがカギと言われていましたが、チームではどのような戦い方をしようと話していましたか

立命大のOLが関東とはレベルが違い、特にフィジカルのレベルも体の大きさもいままで対戦したチームとは違っていたので、いま一度、基本である低さとスピードを意識していました。相手の足元に入ってでも泥くさく奥に入っていこうということになっていました。またもともとケガ人がとても多く、DLの中でも試合に出られるメンバーが限られていたので、仮に練習ができなかったとしても頭の整理をして試合で自分たちの役割を果たそうということを大事にしていました。

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

僕自身、ケガをしていたので思うように動くことができなかった部分があって、後衛のLBに申し訳ない動きも多かったです。ですが誰も手を抜くことなく、やれることをやったので、それで勝てなかったということはことし入ってからのどこかで準備が足りていなかったのではないかなと思います。

――ケガ人が相次いでいましたが、その中でどのようなことを意識してプレーされていましたか

自分がどうなろうとできることをしようと思っていました。例えば踏まれたり、怪我をしたとしても泥くさくスタートと低さと奥に入っていくということだけを考えて、できるだけチームの足しになるようなことができたらなと思ってプレーしていました。

――立命大を押し込めている印象も受けましたが、自己評価はどのようなものですか

全然ダメでしたね。体もあまり動きませんでしたし、一つ二つ合格なプレーはあったのですが、いままでやってきたことを全て出せたか、と聞かれたら頷ける出来ではなかったです。

――西村七斗選手(立命大)を封じるためにDLでどういう話をされていましたか

とにかく自分たちの役割を徹底して、外側は縦をしっかり割ることで蓋をして、内側は奥に割ることでできるだけロスのデプスをつけて、走りにくくさせようと話していました。七斗だけをケアしていれば勝てるかたちで取り組んでいました。最初は左右に広く散らされて、それも予測していたのですが、七斗が穴が空くのを待ってから縦に駆け上がるというかたちをとっていて、そこへのアジャストが遅かったと思います。本当にうまい選手でした。

――今後、選手としてはどうなさる予定ですか

もう体の限界を自分で感じるので、社会人で続けないと思うのですが、どういった形であれいままで七年間やってきたスポーツなので、これからも関わっていきたいなと思います。

――これで引退となりますが、後輩にメッセージなどあれば

人生というのは一度きりなので、後悔しないように初めから終わりまで妥協せず全力でやって、各々が後悔しないようなシーズンを送ってほしいです。これからの人生の足しにもなると思うので。

LB加藤樹(商3=東京・早大学院)

――率直ないまのお気持ちは

本当に悔しいです。それだけです。

――試合内容を振り返っていかがでしたか

皆も言ってるように1点差でしたがその差が本当に大きいと思います。

――足をひきずる場面も見られましたが、ケガされたのでしょうか

はい。2Qに負傷しているところと同じところをやりました。

――前半、出される場面も見られましたが要因は

自分のせいです。動きが本当に悪かったです。

――後半へ向けて、どのように切り替えていきましたか

もう七斗選手(西村、立命大)を止めようと、それだけに割り切りました。

――立命大オフェンスの印象は

思っていたよりも相手OLが強くて特に、うまかったです。

――4年生の方が引退となりましたが、何か思うことは

勝たせられなくて本当に申し訳ないという思いです。また長い人はもう6年間ですが、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

――今後のディフェンス陣をどのように引っ張っていきたいと考えていますか

まずは自分自身がもっと成長しなければいけないです。こんなプレーをしているようじゃ誰もついてこないです。

――今後の目標は

変わらず日本一です。甲子園で勝ち東京ドームで勝利することが目標です。

RB須貝和弘(創理3=東京・早大学院)

――いまの率直な気持ちを聞かせてください

ただただ悔しいです。

――きょうの試合を振り返っていかがですか

なかなか序盤オフェンスで試合を組み立てることができずその悪い影響がディフェンスにも波及してしまいました。オフェンスでテンポを崩してしまったと思います。細かいミスであったり反則があの1点差につながったと思います。

――前半TDを決めたシーンがありましたがそのプレーについてはいかがですか

あのTDはきょうのためにつくったスペシャルプレーなのですが、ラインズが最後まで走り抜けブロックしてくれていたので僕はただ走り抜けるだけでした。

――立命大のディフェンスの印象はいかがですか

きょう立命大と戦い、最初はすごいパワフルなディフェンスなのかと思っていましたが実際戦ってみるとすごい丁寧なアメフトをしてくる印象を受けました。基本的なパシュート、基本的なタックル、みんなで集まるといったギャザー、本当に基本を大事にしているディフェンスだと感じました。

――最後のFG前のランプレーですが、私自身見ていてすごい気迫で執念で走っている印象を受けました、あのプレーについてはいかがですか

敏基さんという素晴らしいキッカーがいるので1ヤードでも前にという思いで走っていました。ただあそこで3ヤード取り切れていたら、FG取れていたらもっと違う状況になっていたと思いますし選択肢が増えていたと思います。正直自分のプレーで負けてしまったといっても過言ではないです。反省しかないです。

――4年生が引退ということで須貝選手はじめ3年生が最高学年としてチームを引っ張っていかなければならないと思いますが次に向けて一言お願いします

こういう悔しい想いはもうしたくないのでまた甲子園に帰ってきて、勝って笑いあえるチームづくりをしていきたいと思います。

WR鈴木隆貴(法3=東京・早大学院)

――いまのお気持ちは

本当に悔しいですね。

――試合を振り返っていかがですか

何が足りなかったんだろうなっていう。あの1点差に、すごく重みというか、何があの1点差なのかなとショックでした。

――この試合には特別な思いもあったのではないかと思いますが、どんな気持ちで臨みましたか

自分はこの甲子園に立てたことをすごくうれしく思ったのですが、ここで立つだけじゃなくて、やっぱり勝つということ、そして次に進むということを考えていたので。過去二度立っていて、三度目で、ことしはそういう歴史を変えるという位置付けで。勝つためにきょうは戦いました。

――レシーバーは4年生が多いと思いますが、WR岡田義博(教4=東京・早実)選手などが抜けてしまうということで思うことはありますか

ことしは5人中3人が4年生で、義博さんだったり諸口さん(貴則、政経4=東京・早大学院)、大和先輩(竹村、東京・九段)、他にも4年生の西川さん(遼、教4=埼玉・狭山ヶ丘)、WR木村光貴さん(文4=東京・早大学院)たちが普段から引っ張ってくれていたので、その存在がなくなるのはすごく大きいなと自分の中では思っていますけど、自分がこれからそのユニットの穴を埋めて、チームをまたここに戻ってきて日本一になれるようにしたいなという気持ちはあります。

――レシーバー争いは激しいと思いますが、来年はどんな役割を果たしたいですか

自分はポジションだけでなくて、チームを引っ張る存在になりたいと思っているので、自分のプレーで見せるのもそうですし、チームを引っ張るという立場で言葉や行動で示してチームをまたこの場に来れるように、そして今度はここで勝って次に進めるようにやっていきたいと思っています。

――やはりエースレシーバーとしての自覚があるということですか

自分が試合でビッグプレーを起こせばチームは勝てると思っていたんですけれど、きょうのでは足りなかったということなので、もっと相手が強かろうが、自分の力でチームを引っ張っていける存在にこれからさらになりたいと思っています。

――FGでホルダーを務めていらっしゃいますが、ラスト3秒はどんな思いでしたか

もう入ると思って、そこには自信を持ってやっていたので、敏基さんを信頼していましたし、スナッパーの植森(DL植森翔、社3=東京・早大学院)も、その他のラインのメンバーも信頼していたので、僕の仕事をやるだけだと思っていたのでこれで決めてやるぞという思いでやりました。


※コグラン副将、藤井選手のコメントは後日掲載いたします