ア式蹴球部

2015.12.14

全日本大学選手権 12月13日 東京・味の素フィールド西が丘 

堅守崩壊。43年ぶりの二冠、夢と散る

 1-4。スコアボードに刻まれた目を背けたくなるような点差。12月の雨空の下、あまりにも無情な結末がピッチに暗い影を落とす。最後に待ち受けていたのはワセダが誇る圧倒的な堅守の崩壊。関東王者として臨んだ全日本大学選手権(インカレ)。日本一を目指すエンジイレブンの旅路は道半ばにして無念の終幕を迎えることとなった。

 43年ぶり二冠達成へ。初戦となった2回戦で高知大を見事に粉砕した(○4-0)ワセダの次なる相手は同じ関東勢の国士舘大。関東大学リーグ戦(リーグ戦)では苦戦を強いられただけに厳しい試合になることが予想された。立ち上がりからCKを起点に敵陣に攻め込んでいくワセダ。しかし度重なるセットプレーを得点に結び付けることができない。するとリベンジに燃える国士舘大が徐々にペースを握り始める。徹底的にセカンドボールを拾い中盤を支配すると、ワセダのDFラインを少しずつ押し込んでいく。迎えた27分、DF金澤拓真主将(スポ4=横浜F・マリノスユース)がPA内へ侵入した相手を倒してしまいまさかのPK献上。これを難なく決められると、試合は国士舘大を追い掛ける展開となってしまう。その7分後、MF平澤俊輔(スポ3=JFAアカデミー福島)からの折り返しを受けたFW山内寛史(商3=東京・国学院久我山)が左足を振り抜くが枠に飛ばすことができない。するとアディショナルタイムに痛恨の2失点目。ワセダは苦しい流れのままハーフタイムを迎えることとなった。

田中が意地で1点を返すも、3点差のカベは大きかった

 「このままじゃ終われない」(DF大丸瞬、教4=東京・早実)。試合を振り出しに戻すためにも早い時間帯に1点が欲しい後半。しかし、国士舘大の勢いを止めることができない。開始早々、CKの折り返しを打点の高いヘディングでたたき込まれ3失点目。65分には相手FKからのシュートを一度はGK後藤雅明(スポ3=東京・国学院久我山)がはじき返すも、こぼれ球を押し込まれてしまう。相手の強みであるセットプレーになすすべなくゴールを許すエンジイレブン。これまでに見せてきた他を寄せ付けない圧倒的な堅守が一瞬にして崩れ落ちる。77分、FW宮本拓弥(スポ4=千葉・流通経大柏)のクロスをMF田中太郎(商4=静岡・藤枝東)が右足で捉え、ようやく相手ネットを揺らすことに成功。しかし、あまりにもビハインドが大きすぎた――。終了を告げる空虚な笛。明りの灯った照明が照らし出したのは茫然と立ち尽くす背番号4の姿。金澤主将率いるア式蹴球部の激動の一年がこの日、ついに終焉。43年ぶりの二冠は夢のまま儚く散っていった。

関東王者は悔しさだけを残して今大会を去った

 だれがこのような結末を想像しただろうか。関東王者として臨んだこのインカレの舞台、さらなる栄冠への旅路はまだ続いていくはずだった。「もっともっとやれた」(DF奥山政幸副将、スポ4=名古屋グランパスU-18)。悔やんでも悔やみ切れない敗戦。しかしこの一年間、ア式蹴球部は紛れもなく確かな歩みで見る者の心を揺さぶってきた。誉れ高き名誉の一年間である。エンジのユニフォームに袖を通す最後の試合を終え、金澤主将は4年間共に戦ってきた同期への思いを言葉にした。「自分を支えてくれたのは同期の存在。本当にありがとう」。またしても手の届かなかったインカレのタイトル。この思いは後輩へと受け継がれた。きょう、この日から、エンジイレブンはまた新たに歩みを進めていく。

(記事 桝田大暉、写真 豊田光司、松本理沙)

スターティングメンバ―

全日本大学選手権3回戦
早大 2-2
1-2
国士舘大
【得点者】(早)77田中、(国)28福田、45+1山田、51高見、65松本
早大メンバー
ポジション 背番号 名前 学部学年 前所属
GK 後藤雅明 スポ3 東京・国学院久我山
DF 大丸瞬 教4 東京・早実
DF 奥山政幸 スポ4 名古屋グランパスU-18
DF ◎4 金澤拓真 スポ4 横浜F・マリノスユース
DF 12 八角大智 社4 千葉・流通経大柏
MF 平澤俊輔 スポ3 JFAアカデミー福島
MF 14 小林大地 スポ3 千葉・流通経大柏
MF →77分 鈴木裕也 スポ2 埼玉・武南
MF 田中太郎 商4 静岡・藤枝東
MF 秋山陽介 スポ2 千葉・流通経大柏
MF →51分 堀田稜 商4 浦和レッズユース
FW 宮本拓弥 スポ4 千葉・流通経大柏
FW 10 山内寛史 商3 東京・国学院久我山
FW →77分 武颯 スポ2 横浜F・マリノスユース
◎はゲームキャプテン
監督は古賀聡(平4教卒=東京・早実)
コメント

DF金澤拓真主将(スポ4=横浜F・マリノスユース)

――試合を振り返って

立ち上がりからやっていこうと2日間準備してきましたし、球際や切り替えだったり、ゴールに直行していくことだったりをしっかりやろうと共有をして臨みましたけど、明らかにそういったところでよりチームの強みを表現したのが国士舘大で、上回られてしまったことが全てかなと思います。

――二冠の難しさを改めて感じましたか

そこに持ってこれなかったことが自分の力量だと思いますし、うまくチームを引っ張れ切れなかった表れだと思っています。もっともっとうまく個々人に接せれればよかったと思いますけど、そこがやり切れなかったのが全てかなと。

――先制点が大事な中でPKを与えてしまうことになりましたが、あの場面を振り返って

ファールじゃなかったとも思いましたけど、そこがサッカーだと思います。逆に相手が外側にタッチして決定的な場面だったのかと言われればそうではなかったと思いますし、そう考えてチャージをしないって判断ができればなにも起こらず守り切れた場面だと思うので、そういった意味では冷静な判断ができずそれが自分の実力なのかなと思います。

――悔やまれますか

そうですね。あれがチームの歯車を狂わせたワンプレーだと思うので、やはりトーナメントの厳しさや勝敗を分けるワンプレーになってしまったかなと。

――それを取り返そうと臨んでいたと思いますが、そこからはどんな気持ちで試合に臨まれていましたが

自分自身も取り返そうと思っていましたが、一番はチームが勝つことなので。チームが勝つために自分が働きかけるべきかとか、チームとしてどうやって勝つために戦っていくのかを考えてやっていました。それが修正し切れずに失点を重ねてしまったのはきょうの自分たちの地力だと思いますし、立て直せるだけの一人一人の自立した強い心や、チームとしての確固たる土台の強さがなかったのかなといま振り返れば思います。

――ア式蹴球部での4年間が終わったことについては

実感はないですけど、終わったことは事実で。ただ4年生になってからの1年間は自分が後輩に何かを残さないといけないと思ってやっていました。結果を残すこともそうですし、4年生としての振る舞い、自分であれば主将と振る舞いだったり、そういったもので1年生の脳裏に焼きつくような何かを残さなければいけないと思ってやっていました。なので、そういった意味ではリーグの期間を含めて残せたものは良くも悪くもあったと思うので、言葉にして最後去りたいなと。

――関東大学リーグ戦(リーグ戦)優勝の達成感は

ないですね。そういうものじゃないかなと思いますし、それは欲深いものなのかなと。終わりよければ全て良し、って言葉があるくらい終わり方は重要だと思いますし、負けて終わってしまえばそれが全てだし、自分たちの持っていた力の全てで、それがことしのチームを物語る最後の姿だと思うので、あれだけ自分たちの強みを出せずに終わってしまうのはことしのチームの姿を物語っていると思います。

――金澤選手自身のサッカー人生にとっても大きな節目となりますが

別に自分はサッカーというかたちじゃなくてもこの悔やむ気持ちは表現できると思います。仕事を通じてサッカーとは関わりたいと思っていますし、OBとして現役部員を支える立場になると思うので、そういったものをいま関わった代もそうですし、その先に何かを伝えること、いろいろなかたちで支援をすることはできると思っています。自分が進む社会の中でもサッカーに携われる機会もあると思うので、そこで還元できればいいかなと。このまま終わりたくないし、なんらかのかたちで貢献したいとは思っているので、まだしっかり自分の中で突き詰めながらやっていきたいです。

――今大会に臨む際、「後輩に伝え残したいことがある」とお話しされていましたが、伝え切れましたか

まだまだ伝え切れなかったかなと思いますし、結果を出して初めて伝えられるものだと思っていたので、インカレで優勝する過程で背中で伝えられればよかったんですけど。負けてしまったその過程からは伝えることはできないと自分は思っています。終わってしまった以上、今後は口で伝えるしかないとは思うので、しっかりと言葉にして伝えたいなと思います。

――先ほど後輩に向けて「本気を追求してほしい」とありましたが

どれだけ一人一人が本気を出せるのかなっていうところだと思いますし、逆に言えば関東リーグ優勝できたのはそこに対して一人一人が本気で取り組んでくれた結果だと思っています。試合に出ている人間はもちろんですけど、試合に出ていない人間や下級生までもが優勝に対して本気でいろいろな行動を取ってくれたから優勝できました。逆にインカレなぜ勝てなかったと言えば、優勝に対して本気になり切れなかった、本気を出し尽くせなかったからこういったかたちで敗戦して優勝を逃したと思います。なので、本当にそういったところからも本気ってことに対して一人一人が具体性を持って、追求してほしいなと思っています。

――試合が終わった瞬間から、なにか現実味がないような気がしましたが

自分も終わった瞬間は現実味がなかったですし、いまもそんなに大きな実感を得ているわけではないですけど、終わってしまったことは事実で。試合が終わって監督(古賀聡監督、平4卒=東京・早実)と話して涙が溢れてきましたし、ここでチームを終わらせてしまった大きな責任や、特に4年生の試合に出られなかったメンバーへの申し訳なさが強く出てきたというのがあります。

――2失点目の時間帯はワセダが一番強く守り切れる時間帯だった印象ですが、そこで我慢しきれなかったことについては

勝負の時間として自分たちも前後半の入りと終わりの時間帯、得失点した後の時間は得点が動きやすい時間として共有していました。けど振り返ってみれば前半の終わりと後半の開始に失点をしてしまってるというところは、本当に自分たちがそういうことを追求しきれなかった結果だと思います。1失点目でチームの歯車が狂ってしまってこういう結果を生んでしまったと思うので、自分のあのPKの献上が全てなのかなと思っています。

――最後に同期へ向けて一言お願いします

エネルギーを出してくれて自分を支えてくれたのは同期の存在だと思っているので感謝しています。特に同期で試合に出られなかった人間というのは、いろいろな思いがありながらそこを押し殺してチームに対して行動を起こしてくれたと思うので、本当にありがとうという言葉を伝えたいですし、こういった立ち位置で試合を終えてしまったこと、引退させてしまったことを申し訳なく思っています。

DF奥山政幸副将(スポ4=名古屋グランパスU-18)

――きょうが最後の試合となりましたが

単純に悔いの残る試合でしたし、こんなかたちで引退するのはもったいないと思いました。もっとやれるはずでしたし、悔しいです。

――リーグ戦で印象的な試合と上げていた中大戦(●1-4)と同じ結果となってしまいました

相手に大柄な選手がいるということは中大と共通していますが、あの試合は自分たちDFのところでやられた印象でした。今節はチームときてやりきれなかったという思いです。4失点しているようだったら勝てないですし、いままで誤魔化せてきたところが誤魔化せなくなったのが最後の最後で出てしまったのかなと思います。

――全体を通してファールの多い試合でしたが

相手も切り替えが早く、激しくゴールのに寄せてきました。逆に自分たちは1つ目が落ち着かずにボールが流れてしまう状況が起きた中で、遅れてしまって後ろからいきファールになることが多かったと思います。こういったピッチや天候の中でボールを落ち着かせる技術というところで欠けていたと思います。

――そのファールが1失点目になりました。振り返って

あそこもポジションが入り乱れていて、最後中に入ったボールを八角(DF大智、社4=千葉・流通経大柏)が体勢を崩されてクリアし切れずに、相手が前向きになったところで倒してしまいました。ああいう準備しづらい状況をつくり出したかったのは自分たちの攻撃であったのに、そこを押しきれず逆に相手に早い攻撃を許してしまったのは反省すべき点でもあり、悔やまれる点でもあります。

――後半はセットプレーからの失点でしたが

単に一対一で負けないことはもちろん、マークをついていたのは自分でしたがあそこで折り返されたこともいけませんでした。チームとしてシーズン通してセットプレーからの失点というのは少なくなりましたが、いかにそれが重要かを痛感させられる試合だったと思います。

――取り返そうと臨んだ後半、早い段階での3失点目となりました

前半が終わり、2-0でハーフタイム後に次の1点を取ればチャンスになるというところで出鼻をくじかれるかたちになりました。カウンターを受けるシーンはここ1年を通して多々ありましたし、それが悪い結果として表れたと思うのでしっかりとそこは反省したいです。

――ワンプレーをやり切るということに関してはいかがでしたか

どこか消化不良というか、攻撃も最後のところで足が振れなかったり守備も大きくクリアできませんでした。そういう一つ一つのの判断の質というのが相手に勝利を与えてしまう結果になったと思います。振り返ってみても一個一個のプレーの選択において後悔の残るネガティヴな気持ちが出てしまいました。

――終了のホイッスルを聞いた時の率直な気持ちは

不甲斐なさが最初に来ました。こんなところで終わるつもりはなかった中でこんな結果になってしまったのは自分の責任だと思っています。なかなか気持ちの整理はつきませんが、終わってしまったんだなと。でも後悔しかなくて、もっとやれた自信があったからこそ悔しい思いでした。

――引退ということになりますが

全く引退という感じはしません。もっともっとやれたと思うのでかたちとしてはア式での試合などといった活動はなくなってしまいますが、まだやれることはあると思うのでやり切ってから卒業したいです。

――古賀聡監督(平4教卒=東京・早実)の存在というのは

自分たちは学生主体と言っている中でもやっぱり最後に道を示してくれるのは監督でした。あの方がいてこそのワセダですし、あの方がいてこそのリーグ戦優勝だったと思います。尊敬できる人物であり、最後にインカレで日本一をとって一緒に喜びたかったのですがそれが叶わず申し訳ない思いです。それと同時にここまでチームの事を考えて行動してくれる人はいないと思うので、感謝の思いでいっぱいです。

――早稲田ア式蹴球部から得たものとは

様々なことを学びました。サッカーにおいてもピッチ外においても、当たり前のことを当たり前にやれるプレイヤーが一流の人間でありプレイヤーだと思います。それをやり続けることがいかに難しいかを学びました。これがゴールではなく、スタートになると思いますし、どこへ行ってもここで学んだことは通用すると思うのでしっかりとブレることなく今後の人生に生かしていきたいです。

DF大丸瞬(教4=東京・早実)

――率直に今のお気持ちをお聞かせください

申し訳ない気持ちというか、自分たちの不甲斐なさを痛感させられた試合でした。正直今は気持ちの整理がついていなくて、本当に申し訳ない気持ちだけです。

――最後に持ち前の堅守が崩壊してしまいました

相手の強みであるセットプレーで、中に大きい選手がいてそのセカンドボールを警戒していましたが、相手よりも察知能力で遅れを取り、相手の方が勢いを持ってきた分自分たちがいい状態で守備ができませんでした。それが大きな要因だと思います。

――相手の勢いをどのように感じていましたか

セカンドボールの予測であったり、球際の部分で非常に強いものを感じました。自分たちは立ち上がりの15分に最高のエネルギーを持って負けないように臨んでいこうとした中でのきょうのあの15分だったので、自分たちの実力不足というか、相手の方が勝ちたいという思いが強かったのかなと思います。

――前半からボールを保持される時間が続きましたがある程度は想定内だったのでしょうか

それは想定通りでした。ですが自陣でボールを持たれることが多かったので、もう少し相手陣でプレッシャーを掛けてボールを奪うというふうにしたかったです。前からボールを奪いにいくこと、プレッシングを掛けることができずにどんどん押し込まれてしまいました。ボールを持たれることはある程度予測していましたが、ボールを持たれる位置が非常に悪かったのかなと思います。

――前線からプレスを掛けられなかった要因はなんでしょうか

やはりセカンドボールの予測と処理に関して、セカンドボールを相手に多く取られてしまった分自分たちがひっくり返されて、裏にボールを蹴られたことで前にボールを運べず、優位に持たれてしまったのが原因だと思います。

――時間帯も含め、2失点目が大きく響いた印象がありますが

前半の内に2失点してしまいましたが、2点なら追い付けると自分自身思っていました。それよりも後半始まってから3失点目があれだけ早い時間帯で許してしまったのが自分的にはダメージとして大きかったです。

――ハーフタイムにチームでどのようなことを話しましたか

このままじゃ終われないという気持ちと、ぼく自身4年生としてもしかしたら最後の45分になるかもしれなかったので一瞬一瞬を本気でプレーしていこうというのを全員で共有しました。

――反撃があまりにも遅すぎました

そうですね。自分たちが立ち上がりからエネルギーを持って流れをつくっていきたかった中で、逆に相手にすべての先手を取られてしまって、失点や一つ一つのプレーの気持ちの入り方が、悔しいですけど、相手の方が思いが強かったと思います。

――最後の笛が鳴った瞬間、どのようなお気持ちでしたか

これだけの大差で負けてしまって、敗戦の悔しさというのはありましたけど、自分自身の力不足というか実力不足を改めて痛感させられた試合だったと思いました。試合に出ていないメンバーだったり、すべての部員の気持ちを背負って戦おうと思っていましたけど、それができずに申し訳ない気持ちでした。

――この4年間を振り返っていかがでしょうか

自分自身はつらい経験ばっかしてきて、正直この4年間はつらいことが多かったので、このインカレでピッチに立てて、この悔しさを晴らそう、4年間の思いを全部ぶつけてやろうと臨みました。自分がこの4年間やってきたことがまだまだ甘かったのかなと思いましたし、単純に自分の実力不足だったかなと思います。

――ア式蹴球部で得られたことはなんでしょうか

サッカー選手、サッカーどうこうというよりは、1人の人間として仲間のため、組織のため、だれかのために戦う大切さをこの4年間で学びました。

――最後にメッセージをお願いします

ことし一年ワセダを応援してくださり本当にありがとうございました。リーグ戦は優勝できましたが、最後こういったかたちで終わってしまったことに不甲斐なさを感じています。応援してくださった皆様には申し訳ない気持ちで一杯です。自分は後輩に伝えるべきことがまだまだあるので、これで引退ではなく、この試合を教訓にして来年もリーグ戦、インカレを優勝できるように最後までサポートしていきたいです。

MF田中太郎(商4=静岡・藤枝南)

――最後の試合となった今節を振り返って

入りから相手の方がプレッシャーが早かったですし、球際のところでも気合が入っているなという印象でした。そこでうちが負けていて、セカンドボールも回収できるところに落ちなくて相手に回収されやりたいようにやられてしまったのかなと思います。

――試合前のゲームプランは

特にこうしろというのはありませんでした。いつも通りということと、前節は入りが悪かったのでそこを意識して自分たちのペースに持って行こうという話はありました。

――苦しい状況の中、前線として考えたこと

ピッチ状況であったり、相手のプレッシャーであったりというところでボールの落ち着く状態がありませんでした。ボールが入れば落ち着きを取り戻せるかなと思っていましたが、なかなか右サイドにボールが来ることは少なかったですし、役割はあまり果たせなかったと思います。

――その中でも1得点を自ら決められましたが

左サイドにあれだけ人数をかけてクロスを上げてくれたので、相手の後ろから入ることを意識したら入りました。

――リーグ戦での中大戦(●1-4)と同様の結果について

4点決められたらさすがに勝てないですし、そういった失点の仕方は良くなかったと思います。中大と今節で感じたのはセットプレーであったり、相手の大きい選手に対してなかなか勝てないというところがありました。能力であったり、身長という問題もありますが、そこに対応するトレーニングを積む必要もあります。そういったところを来年度はやっていかないと勝てない試合も多くなっていくのかなと思いました。

――試合終了、直後の感想

特にめちゃくちゃ悔しいであったり、これで終わったんだなという感覚はなくて、表現するのは難しいです。実感がなかったというか自分の中でうまく消化しきれていない部分が多かったので、心にくるというよりはうまく整理ができないという状況です。

――不完全燃焼ということですか

一試合を通してみたら不完全燃焼なのですが、今シーズンであったり大学4年間で見たときには後悔はありません。きょうで終わりましたが、前節負けていてもリーグ戦途中で引退ということになっていても自分はそこまで後悔というのはなかったと思います。そういったところからもこの日が来たなという感覚でした。

――後輩に託す思い

ワセダという組織は勝たなければ評価されないですし、こうした負けというのはいままで自分たちを支えてきてくれた人たちを裏切る結果となってしまいます。「常勝軍団」言葉では簡単ですが、一試合を大切にできるチームになって欲しいと思います。

DF八角大智(社4=千葉・流通経大柏)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

ふがいない試合でした。

――きょうの試合にはどのようなお気持ちで挑みましたか

初戦同様負けたら終わりというトーナメントの中でこの試合に全てを懸けるという思いで戦いました。

――相手の攻撃に対して注意していたことはありましたか

FWの16番(松本孝平選手)の選手に自由にプレーさせないことが国士舘大の攻撃を防ぐカギだということは共有していましたが、そこで起点をつくられてスピードを持たせてしまったという場面がいくつかあったので、それが前半で修正しきれず失点につながったなと思います。

――先制点は国士舘大が取りましたが

ああいうゲーム展開の中で前半0―0で終わるのがベストだったのですが、そこで失点してしまって、そのあとも2点目を取られてしまいました。前半で2点取られたのが一番痛かったなと思います。

――後半へはどのように修正しましたか

FWのところで起点をつくられて、そのあとボランチを経由してサイドに展開されるというシーンが前半にあったのですが、それはボランチに対してプレッシャーをかけきれなかったことが原因で自由に攻撃されたことにつながってしまったと思います。なので、後半はFWとボランチに対してプレッシャーをかけていこうということは共有していました。

――後半の失点はどちらもセットプレーからでした

やっぱり身長差もあるので国士舘大相手には警戒や対策は常にしていたつもりでしたが、1個競ったあとの2つ目で先に反応されて押し込まれてしまいました。競り勝つことが難しい中でその2個目の反応が遅れたのがその失点に結びついてしまった原因だと思います。

――国士館大にはリーグ戦で全勝していましたが、最後の最後で敗れる結果となりました

やっぱり最後は笑って終わりたかったので、負けたことは悔しいです。

――八角選手にとってきょうの試合が学生最後の公式戦となってしまいましたが

日本一しか目指していなかったので、ここで負けたのは悔しいです。4年生としてピッチに立っていながら、後輩たちにもっと何かを伝えることができなかったのが申し訳ない気持ちです。

――次のア式蹴球部を担う後輩たちにメッセージをお願いします

自分自身下級生からどういう姿に見えていたか分からないですが、最後に勝たせることができなかった未熟な4年生だったので、僕の姿をどう解釈してもいいと思います。本当に自分自身の頭で考えて行動することがこのア式で一番求められていることだと思うので、自分自身が感じたものやこのインカレで感じたものを糧にして、らいねんタイトルを取っていってもらいたいと思います。

MF堀田稜(商4=浦和レッズユース)

――今の率直なお気持ちは

もちろん悔しい思いもありますし、自分たちのサッカーをできずに負けてしまったことに対してやり切れない気持ちがあります。率直に、全然ダメだったなと思います。

――国士舘大が相手ということでどのような意気込みでピッチに立ちましたか

ビハインドの状況でしたけど自分が必ずゴールに絡んでチームを勝利に導くという思いがありました。リードされる展開でしたけど決してネガティブな感情ではなかったですし、仲間への信頼や自分がやってやるぞという思いがありました。

――2試合連続の途中出場となりましたが試合勘についてはいかがでしょうか

高知大戦でのプレーは自分自身空回りをしてしまった部分があったなと思っていました。中2日間トレーニングも含めて、しっかりと自分の中で駆け引きだったり冷静に頭を使いながらプレーするというところを、感情に左右されずに自分のプレーをすることを意識していました。

――後半の早い段階での途中出場となりましたがベンチからはどのような指示が出ていましたか

自分のスピードであったりアクションであったり、運動量でチームに勢いをもたらして欲しいという話がありました。いつもとやることというのは変わらないですけど、よりアグレッシブに相手の背後へのアクションや自分のドリブルでの仕掛けというのを意識して入りました。

――ご自身のプレーを振り返って

アクションであったり仕掛けの部分に関しては意識的には悪くはなかったと思うのですが、クオリティを考えたらまだまだだと思います。アクションに関してはやはり出し手との意図が合わないシーンも多くて、ボールが出てこないシーンというのもあったので、まだまだだったかなと感じています。

――終了のホイッスルが鳴った瞬間、どのような思いがこみ上げてきましたか

申し訳ないという気持ちが一番大きかったです。ケガでチームにとって一番最後の重要な時期にチームに穴をあけてしまったことやきょう途中出場でチームに勢いを与えられなかったこと、チームを勝利に導けなかったことに対して自分自身すごく責任を感じていました。そういった意味で終わった瞬間というのは不甲斐なさや申し訳なさなど、いろいろな気持ちが浮かびました。

――これで引退となりますが実感はありますか

正直終わった瞬間というのは自分の引退よりも、一人のサッカー選手としてきょうの試合の出来の悪さというか、率直にこの結果に対する悔しい思いというのが大きかったので、自分がこれで引退するということ以上にこの敗戦に対する悔しい思いというのが強いです。

――堀田選手自身としてはサッカーの第一線からは退くと思いますが、サッカーに対する思いを教えてください

これまで17、8年間サッカーをやってきて間違いなく今の自分を形成している大きな要素というのはサッカーだと思っています。自分自身サッカーに育ててもらったという部分があって、プレーだけではなくて人間としての考え方の部分でもサッカーに育てられたという思いがありますし、これまでのサッカー第一での生活というのは大きな財産だったと思います。ですが、何よりきょうの敗戦というのはやはり見に来てくださった方々に対しても失礼というか、ずっと背負っていかなければいけないような試合だったかなと感じます。この試合の結果や内容を取り戻すのは今後の人生でしかないと思っているので、少しずつにはなると思うのですがこれからの自分の人としての立ち振る舞いや、チームに対して関わることというのはできると思うので、そこはやっていかなければいけないなと思っています。

――ケガに悩まされた4年間だったと思いますが改めてワセダでの4年間を振り返って

周りから見れば不運なケガというのがすごく多くて、本当にどうしようもないというか受け入れられないような時間ももちろんありました。ですが、やはりそういった経験を重ねていくうちに、自分がケガに対して打ちひしがれているよりも今自分は何をすべきかや、このケガを経て自分は何を得られるのかや、チームに対してプレーができない中で何ができるのかなど、自分と向き合う期間というのを与えてもらったなと感じています。ケガはケガはなので、プレイヤーとしてはやはりあってはいけないことだと思いますし、そういったサッカーの厳しい部分に関しても自分自身向き合うことができたかなと思うので、自分の中でこれを生かし続けると共に、やはり後輩たちにはこういった思いはして欲しくないですし、それを伝える義務があると思っています。ネガティブに捉えてはいけないと思うので、ケガを経験してきた身としてこれからやっていきたいと思います。

――最後の顎のケガは全治3、4か月程と言われていた中で1か月半程で戻ってくることができました。最後、ピッチに立てたという点に関してはいかがでしょうか

みんなともう一度サッカーができたことや、ピッチに立ってチームを背負って戦うチャンスをいただけたことというのは嬉しいことだとは思います。ですが、自分自身ピッチに戻ってくることが目標だったのではなくて、ピッチに立って自分のゴールやアシストでチームを勝利に導くことというのが目標であり自分の使命だと思っていたので、それを果たせなかったことというのは悔しいですね。

――4年間共に戦ってきた同期の方々へのメッセージはありますか

みんなすごく真面目で優しい人たちで、自分自身グラウンドマネージャーという役を務めさせてもらっていましたけど、自分がケガをした時も含めて4年生はもちろんチームのみんなに助けてもらって支えてもらったという気持ちがすごく強いです。関東リーグでの優勝も最後の4試合は関わることができなかったですし、ケガをしている期間はこれまでを振り返る時間になりましたけど、本当にみんなへの感謝の気持ちというのが募る一方でした。それを自分の何かで恩返しすることができていなかったという思いがすごく強かったので、インカレがラストチャンスだと思って臨んだのですが、それができなかったので悔しい思いもありますし、申し訳ない思いもあります。率直にみんなの支えに対して、ありがとうということを伝えたいです。

――これからワセダを背負っていく後輩に向けて何を伝えたいですか

4年として最後こういったかたちで後輩たちに何かを残したり伝えることはできなかったと思います。自分はこれから引退してチームを離れることになりますが、それでも何かを与えるために働きかけ続けたいと思っています。後輩たちもワセダとして『WASEDA THE 1st』というのを掲げていますけど、ことしやっとリーグ優勝というかたちで一つの目標を成し遂げることができた中で、やはり次はそれを取り続けなければいけないですし、人間性の部分でもよりこだわり続けて甘さを排除していかなければいけないと思います。こうやって先輩方が築き上げてきてくれたものに、より何かを積み上げるべく自分たちの中で厳しくやっていって欲しいなと思います。

MF小林大地(スポ3=千葉・流通経大柏)

――1―4という結果になりましたが、いまのお気持ちをお聞かせください

ちょっと頭がからっぽというか、何も考えられない状況です。

――前節のあと、国士館大は厳しい相手だとおっしゃっていましたが、やはりその通りでしたか

そうですね。相手はリーグ戦でワセダに2度負けているということでエネルギーを持ってくることは分かっていましたが、立ち上がりからそのエネルギーに少し圧倒されてしまったかなというように思います。

――前半の最初は激しい攻防が続きましたが、先制点を取られたことで流れが相手に傾いてしまったように感じました

先制点が大事だなとは思っていました。PKというかたちで相手に取られましたが、リーグ戦の戦いを振り返ってみても逆転する力は自分たちにはあると思っていたので、そこに対しては特に焦りはなかったです。

――2失点目を喫したのは前半のロスタイムでしたが

失点してしまったのは前半のラストプレーだったと思うのですが、そこでの一つのプレーの選択っていうのが相手を優位にしてしまったので、そこは一人一人のプレーの判断で解決できる問題だと思います。

――2点差という厳しい状況となりましたが、後半に向けてチームで何を話し合いましたか

いままで練習などで積み上げてきたものをもう一度出そうということを再認識しました、また、自分の体は自分だけじゃない、部員全員だったりワセダに関わる人全員の体であるということを含めて、そういった人たちの思いも背負ってプレーしろというふうにハーフタイムに言われました。

――小林選手も中盤でのハードワークが目立ちましたが

自分のボランチのところで相手が上回っていたからこそ、こういうふうな大差で負けた結果につながってしまったと思っているので、すごく責任を感じています。

――堅守のワセダですがきょうは大量失点となってしまいました。三大失点源のセットプレーから点を取られる場面が多くありましたがその点はいかがでしょうか

セットプレーを相手が強みにしていることが分かっていました。今回の2失点とも最初のところで競り合いに負けてしまっても、2つ目のところで予測してクリアすることができれば防げた失点だったと思うので、準備のところを怠ってしまった部分があるのかなと感じます。

――攻撃でもチャンスをつくることができなかったように感じましたが

決定的なチャンスというのがあまりパッと思い浮かばないのですが、きのうの練習のときにみやくん(FW宮本拓弥、スポ4=千葉・流通経大柏)とヒロ(FW山内寛史、商3=東京・国学院久我山)には、自分がボールを受けたら裏にアクションを起こしてくれ、シビアなタイミングでアクションを起こしてくれというように伝えてあって、きょうはそういった自分のイメージと合ったシーンが2、3回あったので、そこは良かった点だと思います。ですが、チャンスの数が全然少ないですし、攻撃が相手の守備に跳ね返されてしまったと思います。

――きょう負けてしまった一番の要因は何だと思いますか

難しいですね…。でもやっぱり、勝ちたいという気持ちが相手の方が大きかったのかなと思います。

――きょうで4年生と挑む公式試合は最後となってしまいました

シーズンを通して4年生がチームの進むべき道というのも示してくれたし…4年生に感謝というような思いしかないです。

――次からは最終学年として挑むシーズンとなりますが

きょう1-4という結果で負けて、その中でも自分は途中交代というかたちでピッチをあとにしたのですが、あれ以上の悔しさはないと思うので、らいねん1年間必ずこの悔しさを自分にしっかりと突きつけて、自分が中心となって、チームを勝たせることができるようにやっていきたいと思います。

――ベンチから最後を見届けたというのはやはり悔しい気持ちが大きいのですか

そうですね。直接スコアを動かすことも何もできないこと自分にイライラしましたし、むなしいというような気持ちでいっぱいでした。

――その思いを次のシーズンに向けるということですか

絶対にこの悔しさは忘れちゃいけないと思いますし、この悔しさを思い返してらいねん1年間戦っていきたいと思います。

GK後藤雅明(スポ3=東京・国学院久我山)

――1ー4という結果で幕を閉じました

ほんとに相手に取られるところを取られたというのが率直な感想です。

――セットプレーでの失点が目立ちました

相手の強みであったセットプレーで2個目の反応が相手の方が早かったというのが自分たちがトレーニングの中でやって来たことが出せなかったのが本当に試合につながらなかったと感じています。

――セットプレーでの失点を防げなかった一番の要因は

元々相手の強みであって、自分たちは苦手なものとして捉えてきて、1年間高めてきたつもりだったけど、最後の最後で相手に上回られたのは、まだまだ自分含めてチームの意識改革をしていかない限り、このチームは上に立てないと思います。

――点差を広げられても得点をしにいくという動きがありましたが、どう見ていましたか

得点への意識は最後の方強かったです。でも個々人がばらばらでゴールにつながるようなシーンはなかなかなかったと思います。

――4年生たちとの最後の試合になりました

ここで終わるつもりは自分自身なかったので、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。

――次はチームを引っ張っていく立場になりますが、どのようなチームにしていきますか

この悔しさを忘れずに、ことし自分たちが戦ってきた関東リーグ、総理大臣杯、インカレを取るという本当に強いワセダをつくっていきたいと思います。

FW山内寛史(商3=東京・国学院久我山)

――この体制での最後の試合になりました

自分たちの良さというものを何も出せずに終わってしまったので、残念だったというのとリーグ戦優勝してどこかでおごりがあったとしか、自分自身は思えないので、そこら辺の自分たちが大切にしている部分ができなかったらこういう結果になるということだと思います。

――前の試合からのきょうまでのチームの雰囲気はどうでしたか

負けられないというのは共有していましたし、そこに緩みはなかったと思いますが、どこかで気持ちつくり切れてなかった部分があったのかなと思います。

――ご自身のプレー振り返っていかがでしたか

前半は何度かチャンスがあったのですが、そこを決め切れなくて。後半は点を多く取られた中で、前線の起点になれず、自分の良さを出せずに終わってしまいました。リーグ戦と比べてもパフォーマンス的にも悪いし、チームとしても悪いので、そこに関してはしっかり詰めていきたいと思います。

――点差が広がる中に焦りなどはありましたか

セットプレーで多く取られたことには焦りはありませんでしたが、自分としては焦らずにやっていこうという気持ちでやっていましたが、それよりももっと熱を出してやっていった方が良かったのかなという部分もあって、どこか焦らないように淡々とやってしまい、ああいう状況になったときに、力を出せずに終わってしまったのがいまの自分の実力なのかなと思います。

――相手のプレーの印象はいかがでしたか

裏は結構警戒していましたし、自分たちのところには、前線で孤立する場面が多かったので、そこで起点になれれば良かったですけど、相手も自分と宮くん(宮本)のところがキーになってくるとわかっていたと思いますし、そこに関しては結果と内容含めてつぶされたというのが現状だと思います。

――試合終了後、古賀監督の叱咤(しった)もありましたが、どういう内容でしたか

プレーもそうですが、いろいろな部分でチームを背負って戦えていないということで、リーグ戦取ったからといって最後にこんなふがいない試合をしているというのが、チームの、個々人の現状だと。なので、4年生はそれを背負わないといけないのと3年はそれを引き継がないといけないというような話でした。

――らいねん最上級生としてどのようなプレーヤーになっていきまふか

ほんとにプレーだけじゃなくて、精神的にももっとタフになって、チームのために行動や言動ができるような選手になっていきたい。ことしは結果を残せてある程度良かったですが、ほんとにチームとして結果を出せないときだったり、自分として難しいときにどう影響を与えていけるかを、いまの自分ではまだまだなので、そこを考えてやっていきたいと思います。

MF秋山陽介(スポ2=千葉・流通経大柏)

――いまの率直なお気持ちをお願いします

自分たちのサッカーができなかったので、非常に悔いが残ります。

――自身のプレーを振り返っていかがですか

自分自身持ち味を出せなかったので、もっとアグレッシブにいってもよかったなと思っています。

――どういった意気込みで臨まれましたか

絶対に勝って4年生とサッカーしようという意気込みで臨みました。

――来季も主力として戦っていくことになると思いますが、どういった選手になっていきたいですか

チームの指針となって頼られる選手になり、試合を決定付けられる選手になりたいと思っています。

MF鈴木裕也(スポ2=埼玉・武南)

――ことし最後の試合となりましたが

今シーズン自分が試合の勝利にゴールやアシストで関わることができなかったというのが一番心残りです。今節も自分たちのサッカーを出すことができずに負けたというのが悔しいです。

――前半2失点を外から見ていて

2失点してもいまのチームなら取り返せる自信がありましたし2失点なら自分が途中から出てゴールやアシストすれば勝利を導くことができると思っていました。しかし、後半に入ってさらに失点を重ねてしまって自分たちの甘さを痛感しました。前期リーグ戦の中大戦(●1-4)からの成長ができなかったのかなとおもいます。

――ハーフタイムに話したこと

監督から熱い言葉をかけられました。「自分たちより相手の方が走っているし、自分たちの強みが相手の強みに負けている。このままでいいのか。」と喝を入れられました。

――白熱した試合なだけに、ファールも多い試合でしたが

互いにトーナメントということもあって一つの球際であったり、一つのボールの勝負が試合を大きく左右すると思うのでそこはトーナメントならではの仕方ない部分だったと思います。

――交代の際、何か言われましたか

負けているということもあって積極的にボールに関わり、得点につなげるようにと言われました。

――実際にチャンスメイクをされているシーンもありましたが

チャンスにはなりましたが、そこが直接的にゴールにつなげることができなかったということが、いまの自分の実力だと思います。来シーズンからはそこにこだわっていきたいです。

――試合を終えたときについて

率直に何も考えられませんでした。いままでこの4年生と一緒にやってきたし、あしたから4年生と試合ができないのかと考えても想像ができないと思いました。

――来シーズンからはいまの3年生が主体のチームとなります。意気込みをお願いします

自分自身、この試合を経験できたということもありますし、その他の出場していた3年生がこの悔しさをみんなに伝えていかなければならないと思います。来シーズン以降もリーグ戦、インカレ共に優勝できるようにやっていきます。