応援部

2015.11.24

チアリーディングステージ2015 11月21日 大隈講堂

信じた『道』に狂いなし!1年を笑顔で締めくくる

 笑う門には福来たる。このことわざを体現するにふさわしいのは応援部チアリーダーズだ。この1年、多くの体育会各部をいつも笑顔で応援してきた。毎試合共に戦った野球部は春、秋と六大学野球リーグ戦連覇を達成。その笑みが多くの人を鼓舞し、後押ししたのは間違いない。いつもは応援する側のチアリーダーズが主役となる年に一度の舞台、チアリーディングステージ2015(チアステ)が大隈講堂で盛大に行われた。テーマは『道』。仲間と共に歩んできた道のり、その一瞬一瞬に懸けた思いを演技で表現する日となった。

 満員の大隈講堂。舞台が暗くなり、カウントダウンが始まる。数字が0になると、一斉にトス(※1)が上がった。1年の集大成となるステージの幕開け。観客からは大きな声援があがる中、オープニングでは総勢60名のチアリーダーズが大迫力のスタンツ(※2)を展開し、ステージを勢いづける。第1部では、チアリーディングならではの大技やダンスが多く目立った。12月の全日本学生選手権大会(インカレ)へむけて練習を重ねるAチーム、Bチームの演技もこの場で初披露。史上最強BIG BEARSを目指し、応援活動の合間を縫って練習に励むインカレメンバーが高度な技を次々成功させ、観客をとりこにする。さらには普段の神宮球場や体育会各部の応援では見られない、大人な雰囲気全開のチアステ限定ダンスで会場のムードを駆り立てた。

数多くの演出にステージと観客が一体となる

 第2部ではリーダーと吹奏楽団が加わり、日頃行っている応援活動がステージ上で再現された。2部のオープニングを飾ったのはリーグ戦において5回の攻撃前に披露するバンド演奏曲に合わせてのパフォーマンス。続いて盛り上げたのは、野球部の応援を完全再現した応援ステージ。会場と一体となり、聞き慣れた曲の数々が流れる。ワセダがピンチで辛いとき、またチャンスのとき後押しした応援曲の数々に乗せて、球場と変わらない笑顔のチアリーダーズが全力の演技を見せた。応援ステージの締めくくりはもちろん『紺碧の空』と『早稲田大学校歌』。ことし2度の優勝を果たしたリーグ戦の記憶をよみがえらせ、会場の熱は一気に上がった。「1年生の時からずっと一緒にやってきたので支え合いながら本番を迎えられてとても楽しかった」との杉山涼子ステージ企画責任者(商4=東京・早実)が振り返ったのは六大学合同パフォーマンス。シーズン中は敵同士、しかしステージ上では息の合った演技を見せた。フィナーレでは、小川遥加ステージ運営責任者(法4=東京・早実)が4年間の感謝の気持ちを伝え、「これからも新たな『道』を歩んでいく」と意気込んだ。

六大学各校のチアリーダーが集まり演技を披露

 『この一瞬にかける』。本年度の目標の下、チアリーダーズは厳しい練習を重ねてきた。「感謝の気持ちを届ける、お客様と一体になるステージを作る、私たちがやっていて楽しめる、そんなステージを目指して1つ1つの構成をつくっていきました」の小柳唯ステージ広報責任者(先理4=埼玉・早大本庄)が語るように、周りへの感謝を演技で伝えた。一瞬一瞬を大切にした1年間。チアステはその集大成となったが、笑顔と元気で満ち溢れたチアリーダーズの『道』はこれからも続いていく。

※1 スタンツにおいて、下の人がトップの人を高く飛ばすこと

※2 チアリーディング演技における組体操のようなものを示す 

(記事 中村朋子、写真 榎本透子)

コメント

小川遥加ステージ運営責任者(法4=東京・早実)

――本日のステージを振り返って

ゲネプロ(リハーサル)の際はどうなるかと思ったのですが、本番はいい意味で緊張していて、みんなでいままでで一番のステージができたのではないかなと思います。

――テーマ『道』についてのご自身の考えは

本当にいままで辛かったこととかもたくさんあって。それをいろいろ振り返りながら今回のステージを作っていっていきました。その作っていく中でも辛いこととかもあったのですが、最後いい結果で終われてよかったと思います。

――印象に残ったプログラムは

六大学ステージが一度しかみんなでできる機会がないものなので、印象に残っています。

――六大学ステージを踊って、いかがでしたか

本当に練習時間がいつも以上に取れない中で厳しかったのですが、最後は全成功で終わってよかったと思います。

――ステージの構成についての工夫などはどのようなものがありましたか

工夫としては、いつも以上にお客さんを巻き込むということを意識しました。

――実際はいかがでしたか

本当に私の中ではお客さんと一体となってステージを作れたのではないかなと思います。

――ステージの準備はいかがでしたか

私は運営で、主には裏方の業務が多かったのですが、いままでステージをゼロから作ったことがなかったので、気づかなかった苦悩がたくさんありました。

――集大成となる本日のステージでしたが

4年間の全てを出し切れたと思います。あともう少しで私は大会にも出るので、そこでも頑張りたいと思います。

――フィナーレの際、「ラストスパート」とおっしゃっていました。どのようなラストスパートを送りたいですか

いままで以上に一瞬一瞬に思いをすべて懸けて、最後まで突っ走りたいと思います。

杉山涼子ステージ企画責任者(商4=東京・早実)

――きょうのステージを振り返られていかがでしたか

応援活動の合間に練習をしていて大変なこともあったのですが、こうして60人全員でたくさんのお客さんと一緒にステージを迎えられて本当によかったなと思います。

――テーマの「道」に関してはどのような思いを持って臨まれたのでしょうか

この「道」というテーマは4年生でずっと話し合って考えたテーマで、私たちの強みはなんだろうかと考えた時に、そこにはたくさんの関わってくださる多くの団体の方や体育会各部であったり、多くの方々の支えの上で成り立っていて、その上で私たちの人間性もどこかで磨かれています。そういった良さが私たちの強みだと思ったことから、この「道」というテーマを考えました。

――その考えをきょうのステージにつなげていく上で大変なことなどは何かありましたか

やはりみんなの体力を考えるのが1番大変で、野球部が優勝したこともあり応援後に何時間も練習をしてしまうことが多かったので、けが人を出さないように考えていくのが1番大変でした。

――そんな中で実際のゲネプロではけが人も出てしまったようですが、そういった点でもきょうに向けた調整は大変だったのではないですか

そうですね。けがをしてしまった子は出られなくて悔しい思いをしてしまったと思うので、その子の分も全員で感謝の気持ちを持って、一緒にステージに乗っているという気持ちでやれるようにしました。きょうの本番は来てくれることができたので、全員で一緒に迎えられるように私たちはできることを全力でやろうと思っていました。

――改めてきょうのステージはいかがでしたか

本当に改めてたくさんの人の支えのおかげで私たちが活動できているということを実感できたのですごくいいステージになりましたし、またこれからもみなさんに愛されるBIG BEARSでいたいなと強く思うステージでした。

――後輩のパフォーマンスはどのようにご覧になられましたか

1年生は特に人数も多くて初めは不安なところもあったのですが、1年間でこのステージを通してもすごく成長してくれて。きょうステージ前のみんなの笑顔を見て自信を持ってみんなのステージを見て欲しいなと思えました。みんなの成長が頼もしくて4年生もみんなの成長に元気をもらっていました。

――他の大学との合同のパフォーマンスはいかがでしたか

やはり六大学で練習する際もなかなか人数が揃わなかったり、練習する場所は記念会堂が取り壊されてしまったことによって遠くまで行かないといけなくて不安もあったのですけれど、六大学の同期とは1年生のときからずっと一緒にやってきたので、支え合いながら本番を迎えられてとても楽しかったです。

――最後に集大成となるチアステを終えられた今の正直な思いを教えてください

終わった、というのが1番です。少し肩の荷が下りたこともあるのですけれど、とにかくけがなく全員が元気に終われたことが1番今はうれしいです。

小柳唯ステージ広報責任者(先理4=埼玉・早大本庄)

――今回のステージを振り返っていかがですか

本年度は野球部が明治神宮大会の決勝に進出するなどの理由で、練習時間が短い状態でした。ですが、みんなが「よいステージをつくろう」、「1曲1曲に思いを込めよう」という気持ちで互いを高め合っていった結果がこのようなステージになり、本当に良かったと思います

――テーマである「道」について、どのような思いがありますか

BIG BEARSはいろいろな方々に支えられている団体です。進んできた道は私たちの力だけではなく、支えの中にあるものなので、その方々への感謝の気持ちを込めて1年間を振り返って集大成をお見せするという思いでステージをつくりました

――ステージの準備や練習はいかがでしたか

ステージ部門には運営、企画、広報の3つの部分からなっていて、私は主に広報担当でした。3人で力を合わせて1つ1つの演技を見たりより良いステージになるために協力していった結果このように素晴らしいステージになったので、協力が大切だと感じました

――ステージの構成についてはいかがでしたか

感謝の気持ちを届ける、お客様と一体になるステージをつくる、私たちがやっていて楽しめる、お客様も楽しめる、そんなステージを目指して1つ1つの構成をつくっていきました

――今回のステージをご自身の集大成として捉えますか

私たちはこれで引退ではないので、これから先も1つ1つの活動に思いを入れ、BIG BEARSがよりよくなるよう活動していきたいです。なので、集大成としてとどめたいとは思っていません。