バスケットボール部

2015.11.23

第67回全日本大学選手権 11月23~29日 東京・代々木第二体育館ほか

インカレ展望

 大学日本一を決める全日本大学選手権(インカレ)が23日からついに幕を開ける。男子部は2年ぶりの出場で、1968年以来47年ぶりの優勝を。女子部は昨年に引き続きのインカレ連覇を目指す今大会。男子部は先日、悲願の1部昇格を果たした。女子部も関東大学女子リーグ戦(リーグ戦)連覇を成し遂げるなど、勢いは十分。この勢いのままにインカレではどんな戦いを見せてくれるだろうか。

 2年ぶりの出場となる男子部。関東大学2部リーグ戦(リーグ戦)を2位で終え、入れ替え戦へと進んだ。迎えた入れ替え戦では、法大相手に持ち味のディフェンスで圧倒。今季の目標である1部昇格を決めた。早大の武器はやはりディフェンスからのブレイク。持ち味のディフェンスからのブレイクが機能すれば、1部の相手にも通用し勝利に結びつくだろう。やはりそんな中でカギを握るのはインサイド陣だ。フィジカル、高さで上回る強豪校にはインサイド陣の奮起が必要。C宮脇隼人(スポ3=京都・洛南)、F山本純平(スポ4=福岡第一)のリバウンドが重要なポイントになりそうだ。ガード陣ではG池田慶次郎主将を筆頭に能力の高い選手が豊富な早大。ガード陣の爆発力も早大の勝利には不可欠だ。2回戦では大学屈指の強豪・青学大との対戦が濃厚。ここが最大のヤマ場となるだろう。春の関東大学選手権では58―70で完敗しており、春の戦いからどこまで成長しているか。早大の集大成が問われる戦いとなりそうだ。1部昇格を決め、勢いに乗る早大。今大会の台風の目になれるか、注目が集まる。

インサイドの核となる宮脇。インサイドで体を張ったプレーに注目だ

 対する女子部はリーグ戦で連覇を達成し、前回に続きインカレ制覇を目指す。リーグ戦では多くのケガ人を抱え苦戦を強いられる試合もあったが、インカレでは主力選手の復帰が期待され、ベストメンバーで試合に臨むことができそうだ。特に大きいのはPG本橋菜子主将(スポ4=東京・明星学園)とG田村未来(スポ3=愛媛・聖カタリナ女)の両選手の復帰だ。本橋主将はシーズン序盤からケガに苦しみなかなか試合に出られない時期が続いたが、リーグ戦の最終戦ではコートに立ち、調子が上向きであることを示した。また、リーグ戦の終盤はケガにより出場機会が得られなかった田村も、インカレで本来の力を発揮することができるか、大いに期待がかかる。リーグ戦で最優秀選手賞を受賞したF関根彩乃(教4=千葉・昭和学院)を中心に、下級生まで個のレベルが高い早大は、その選手層の厚さが武器となってくるであろう。昨年度女王として臨む今大会であるが、選手たちはあくまでも自分たちは『チャレンジャー』であるということを念頭に置いている。ケガに苦しみ低迷した時期もあったが、それでもチームが一つになってここまで戦ってきた。全国からレベルの高いチームが集結する今大会だが、持ち味の団結力でこの大舞台に臨むことであろう。悲願のインカレ連覇に向けた戦いがついに幕を開ける。

リーグ戦のMVPに輝き、インカレでの活躍にも期待がかかる関根

 今大会はリーグ戦とは異なり、一発勝負のトーナメント形式。そのため負けは許されない怖さがあるが、男子部にはここぞという勝負強さ。女子部にはディフェンディングチャンピオンとしての屈指の強さが備わっており、期待は大きい。注目が集まるインカレは女子部は23日、男子部は24日に初戦を迎える。男女アベック制覇に向けて、ワセダ旋風を巻き起こす。

(記事 東哲也、橘高安津子、写真 橘高安津子)