射撃部

2015.10.28

第62回全日本学生選手権及び第28回全日本女子学生選手権 10月22~25日 大阪・国体記念スポーツセンターライフル射撃場

男女共に奮闘!

 関東学生選手権秋季大会(秋関)から約1か月、ことしも全日本学生選手権(インカレ)の季節がやってきた。2年ぶりに大阪、能勢の地で開催されることとなった今大会。女子部では長島遥(スポ3=埼玉・栄北)が50mP60と50m3×20の2種目で入賞を果たす。そしてルーキー千葉朔海(スポ1=埼玉・栄北)も10mS40で快挙を達成しファイナル4位という好成績。一方の男子部は金子将之(創理3=東京・早実)が50mP60で自身初のファイナルの舞台で7位に入賞した。

 女子部の快進撃は止まらない。長島が安定の活躍ぶりでまたも魅せてくれた。50mP60、50m3×20の2種目で入賞を果たす。それぞれ605.4点、556点という高得点をマークし3位と4位につけたのであった。それに続くようにルーキー千葉も強さを見せつける。10mS40で415.9点をたたき出し部内の新記録を更新。そしてファイナルでは最後の最後まで上位争いに組み込み、優勝には届かなかったものの4位入賞という快挙を達成したのであった。この女子部の活躍が早大射撃部を活気づける。

1年生ながら大活躍の千葉

 一方の男子部。「正直ファイナルに残れるとは思っていなかった、初めてのファイナルで思ったよりも緊張せず楽しんで撃つことができた」と金子は安堵の表情を浮かべた。秋関では伏射60発競技(P60)に対する準備不足を反省点に挙げていた金子だが、インカレに合わせしっかりと調整を重ね、50mP60で初めてファイナル出場を決める。607.7点で見事7位入賞。男子団体は昨年の総合6位からひとつ順位をあげ5位という結果に。明確な目標のもと日々練習に励み、成長していく姿から目が離せない。

最後のインカレに臨む前田

 各々が成長を噛み締める結果となった今大会も幕を閉じた。ことしの早大射撃部は男子部女子部がともに刺激し高めあっているというのが印象的である。辛島喬任主将(法4=東京・青山学院)率いるこのチームで臨む大きな試合も残すところ早慶定期戦のみとなった。今季の集大成としてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。インカレでの反省を生かし伝統の一戦を白星で飾りたいところである。

(記事 網代祐希、写真 山下夢未)

結果

▼男子団体

▽50m三姿勢120発部門  5位

前田崇宏  1128点

金子将之  1094点

松井信衞  1080点

▽50m伏射60発部門   6位

熊田隆信  590.7点

前田崇宏  603.4点

松井信衞  598.1点

▽10m立射60発部門  11位

谷川諒   598.4点

早川航生  581.0点

松尾悠佑  608.1点

▼男子個人

▽50m伏射60発部門

辛島喬任  595.3点

戸井田勇介 588.3点

牧野恭尚  594.5点

金子将之  607.7点 ※個人7位

▽50m三姿勢120発部門

熊田隆信  1083点

▽10m立射60発部門

前田崇宏  613.0点

尾花駿輔  574.4点

眞城永稔  558.8点

大岡海登  586.3点

金子将之  584.4点

松井信衞  583.1点

加藤一   526.4点

建部紘男  568.6点

藤井尭彬  590.5点

加藤勇祐  584.9点

小林凌馬 DSQ

▼女子団体

▽50m三姿勢60発部門  7位

塚田恵美  542点

長島遥   556点  ※個人4位

中里志穏  512点

▽10m立射40発部門 6位

塚田恵美  392.6点

末本佳那  406.9点

千葉朔海  415.9点 ※個人4位

▼女子個人

▽50m伏射60発部門

長島遥   605.4点 ※個人3位

中里志穏  594.1点

塚田恵美  DSQ

▽50m三姿勢60発部門 

久保田優衣 536点

▽10m立射40発部門 

久保田優衣 390.9点

長島遥   399.6点

小川智裕  389.1点

佐藤史江  392.0点

中里志穏  387.1点

毛利綾花  384.8点

▼団体総合順位

男子総合  5位

女子総合  出場なし

男女総合  出場なし

コメント

金子将之(創理3=東京・早実)

――50mP60では初のファイナル出場で7位入賞という結果でしたがいかがですか

正直自分の中ではファイナルに残れるとは思っていなかったのですが、自分の中では初めてのファイナルで思ったより緊張せず楽しんで撃つことができたと思います。

――SBの3×40やARのS60は振り返っていかがですか

3×40ではかなり銃の調子が悪かったのですが、一つ一つ自分のやることを意識してやっていったらそこまで落ちることはなくやれることはできたかなと思います。S60はP60が終わった時点でファイナルのP60のことを考えてしまっていたのでなかなか気持ちが入りませんでした。今後の試合でもそういうことは多くなってくると思うので時間の使い方などいろいろ考えていこうと思います。

――インカレに向けて意識してきたことは

能勢射場ということで初めて撃つ射場でしたので伏射姿勢だと台に登って撃つということがあってそれも想定した練習をしてきました。

――早慶戦に向けて意気込みをお願いします

かなり勝てるイメージはあるのであとはいつも通り撃つこと、それが全てだと思います。

千葉朔海(スポ1=埼玉・栄北)

――きょうのS40を振り返っていかがですか

途中は当たっていたのですが、何故か姿勢を変え、当たらず、(この姿勢を)やめようと思って変えたら当たったので、普段からこのスタイルで行こうと思います。

――ファイナル4位という結果をどう受け止めていらっしゃいますか

優勝を狙っていたので、すごく不甲斐ない点数だと感じています。次は優勝したいです。

――ファイナルの途中で競り合っていた場面がありましたが、そのときの心境をお聞かせください

普通に10点を撃とうと思っていました。10点を撃つことはできましたが、9点も撃ってしまったので、9点の数を減らしていきたいです。

――今回のインカレに向けて、どのようなことを意識して練習してきましたか

常に同じフォームで撃てれば10点を取ることができるので、同じフォームで撃てるようにということを意識して練習してきました。

――今回の試合を通して良かったと感じた点と、見つかった課題を教えてください

今回は新しい銃にしてから1番良い試合だと感じました。いつもこのぐらいコンスタントに撃ちたいですね。反省点は、ファイナルに強くなるということです。そのためには、早く耳栓に慣れることも必要だと思いました。

――早慶戦に向けての意気込みをお願いします

早慶戦は、負けが続いているということなので、この悪い流れを断ち切りたいです。