スケート部

2015.10.21

第9回東日本学生選手権 10月18日 東京・東大和スポーツセンター

大会2日目、松嶋ら全選手がインカレ出場権を獲得

 12月に開催予定の日本学生氷上選手権(インカレ)出場をかけて行われた戦い。東日本学生選手権2日目の10月18日、男子Bクラスに礎良輔(基理3=東京・早大学院)、女子Aクラスに松嶋那奈(スポ2=東京=駒場学園)、山野井英未(国教1=千葉・渋谷教育幕張)がそれぞれ出場し、見事に3選手全員がインカレへの切符をつかんだ。

 男子Bクラスには礎が登場。5月からこだわりを持って練習を重ねてきたプログラムでは、堂々としたダイナミックな演技が光る。「スピンではレベル4がもらえて満足」と本人も語るように、技術面でも存分に力を発揮することができた。結果は60.31点で3位入賞。この勢いのままインカレに突き進む。

迫力のあるスケーティングを魅せた礎

 続いて女子Aクラスでワセダの先陣を切ったのは松嶋。調子が悪いながらも安定した演技を披露。観客の声援や手拍子を力に変えて、「観客を楽しませるために笑顔で」滑りきった。曲の変化を身体で表現したレベルの高いステップは健在で、80.15点の高得点を記録。見事、堂々の2位入賞を果たした。インカレでは、個人だけでなく団体での入賞を狙う。松嶋の直後に登場したのは、初のインカレ出場を狙う山野井。柔軟性を活かしたスピンに大きなミスは見られなかったものの、ジャンプの回転不足を取られ、63.15点と伸び悩み、15位という悔しい結果に終わった。更なる練習強化に励み、インカレでは今大会の雪辱を晴らしたい。

笑顔の滑りでインカレ出場を掴んだ松嶋

 ワセダは女子Bクラスで1枠、女子Aクラスで3枠、男子Bクラスで1枠のインカレ出場権を無事に獲得。2日間に渡って行われた今大会は、団体として納得の結果で幕を閉じた。熱い戦いは未だ始まったばかり。今後もワセダの舞を見逃すな。

(記事 河野千怜、写真 井上莉沙)

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結果

▽男子Bクラス

礎良輔 3位(60.31点)



▽女子Aクラス

松嶋那奈 2位(80.15点)

山野井英未 15位(63.15点)

コメント

礎良輔(基理3=東京・早大学院)

――3位という結果について

今まで何だかんだ入賞ができずにいたので、上から三番目の3位に入れて結構喜んでいます。

――今大会に向けて意識的に練習してきた部分はどこですか

春の関東学生フリースケーティング選手権(関カレ)の時は曲に慣れようというくらいの気持ちでいたのですが、今回に向けてはダブルアクセルをしっかり飛ぼうという練習をしてきまして、何とかアンダーローテーションくらいにはなったので満足はしています。インカレまでにクリーンに降りたいなと思っています。

――公式練習、6分間練習での感触はいかがでしたか

公式練習の方がジャンプを飛べている感じがしましたけれど、6分間練習では少し疲れてしまったのかスピードが出なかったのは反省しています。

――整氷のあとでしたが、リンクの状態はいかがでしたか

もちろん整氷をしてくれたあとだったので綺麗になっていて滑りやすかったです。

――ジャンプの出来は

致命的な転倒とかはなかったんですが、ターンオーバーしたりとか回転不足、アンダーローテーション、エラーなどがついていたのでその点はもっと精度を高めないといけないと思っています。

――スピンやステップについては

スピンの1つはレベル4が貰えたのでとても満足しているのですが、ステップはレベル1しか貰えなかったり、ベースのスピンのミスもあったのでその部分は高めていきたいと思います。

――関カレと同じプログラムでしたが、その時と比べて手応えはありましたか

やっぱり前回よりもアクセルなどアンダーローテーションに1個上がっていたのもありますし、他にもスピンなどのレベルが上がっていたのでそこはよくできたかなと思います。

――途中、曲調が変化する部分もありましたが、そこで意識したことはありますか

普通は途中でスローパートになって一気に盛り上がるという感じが多いんですけれど、自分はこの曲が好きなのであの部分を使いたいという思いがあって、最後に近づくにつれて段々盛り上がってという流れが好きで使っています。

――インカレに向けた課題や意気込みを聞かせてください

ステップやスピンで全部レベル2以上は取りたいのと、ダブルアクセルをもっとクリーンに近づけていきたいと思っています。

松嶋那奈(スポ2=東京・駒場学園)

――2位という結果でしたが

点数が全然出なくてすごい心配で、調子も良いという状況ではなかったんですが、自分なりの演技はできたので納得はしています。

――今大会に向けて重点的に取り組んだ部分はどこですか

ジャンプの調子が良くなかったので、丁寧にやっていこうと思って一つずつ練習してきました。

――ジャンプの出来はいかがでしたか

回転不足を取られてしまった点が悔しいので、次の東日本選手権とインタートロフィーが2週間後続くので、それまでには飛べるように練習していきたいと思います。

――表現面については

最近少し調子が悪いということで笑顔などにまで気を配ることが全然できていなかったのですが、きょうの演技では試合なので周りの人達も楽しませなきゃいけないので笑顔で滑ろうということを意識していました。

――曲調の変化が激しい曲でしたが、そのあたりで意識したことはありますか

最初速いペースでその後ゆっくりで、という曲のイメージをしながら綺麗に滑るということを意識しました。あと、最初と最後は楽しい曲なので楽しく滑ろうかなということは意識しました。

――会場の手拍子や歓声は心強かったですか

すごい力になります。

――関カレでは入れきれなかったという3連続ジャンプはいかがでしたか

ちょっとギリギリだったのですがシングルでも入れようと思ってやりました。

――インカレの具体的な目標や意気込みを聞かせてください

個人でも頑張りたいですし、団体で3人で出ることになったので、難しいかもしれないですが団体でも入賞したいと思います。

山野井英未(国教1=渋谷幕張・千葉)

――きょうの試合を振り返って

全体的には明るく楽しくできましたが、回転不足など一個のパンクが大きかったことが残念です。これからは回転不足をなくしていけるように練習をします。ですが、インカレ出場が決まり、また東日本選手権にも出場するので、それらに向けて残り時間を大切にして頑張りたいと思います。

――以前ジャンプを磨きたいとおっしゃっていましたが

まだ足りていないという感じですね。一度不調になってしまって、再び持ち直したのですが、試合では練習での悪い点が出てしまいました。

――体力面はいかがですか

今回は楽しかったので疲れは感じませんでしたが、スタミナをもう少しつけないと、ジャンプの回転不足をとられてしまうので頑張っていきたいですね。

――今後の意気込みをお願いします

やはり課題はジャンプなので、試合でもきちんと回転を回って、高い点数をもらえるように残り時間を大切にしていきたいです。

――インカレに向けてどのような調整をしていきたいですか。

ワセダとして初めてこのような大きな大会に出るのですが、ほかの二人の高いレベルに着いていけるように頑張ります。