バレーボール部

2015.10.19

秋季関東大学リーグ戦 10月17日 東京・青学大記念館

日体大に敗れるも、次につながる一戦

 秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)もいよいよ最終週を迎え、いまだ白星のない早大は日体大との一戦に挑んだ。粘りのレシーブや強気のサーブで、格上相手に必死に食らいつく。しかし終盤は相手に連続ポイントを許すと、その差を縮めきることができずに、結果としてはセットカウント0-3(22-25、22-25、17-25)とストレートで敗れた。初勝利は惜しくも逃したが、多くの収穫を得てあすの最終戦につながる一戦となった。

 

 第1セットから早大はシーソーゲームを展開する。唐木沙彩(スポ4=千葉・柏井)が「これまでにないプレー」と語ったように、1点1点を必死に取りに行くという気迫を序盤から見せた。相手の力強いスパイクにリベロの中川知香(スポ2=神奈川・橘)らが懸命に食らいつく。中盤に連続得点を許すも、早大の持ち味であるコンビバレーを発揮し、平山璃菜(スポ3=東京・文京学院大女)を中心にフェイントなどを織り交ぜながら1点1点返していく。しかしその差を詰め切れず、失セット。第2セットは滑り出しに失敗し、いきなり突き放される展開となる。だがきょうの早大はそのままでは終わらなかった。及川香菜(スポ3=宮城・古川学園)が執拗(しつよう)なまでにサーブで狙われるという苦しい状況の中でも、力強いスパイクを打ち込む。また森佳央理(スポ1=群馬・高崎女)も要所でポイントを重ねた。しかし第1セット同様、小さなミスもあり惜しくもこのセットも落とした。

相手の意表をつき、フェイントを決める平山

 もう後がない第3セット。第2セットに引き続き序盤に点差を7点にまで広げられてしまう。粘り強いレシーブで懸命に長いラリーに持ち込むも、なかなか決め切ることができない。ピンチサーバーとして佐藤夢菜(文3=埼玉・狭山ヶ丘)や宇野櫻子(社3=神奈川・桐光学園)を起用することで流れをものにしようと試みるも、点差を埋めることができず敗退した。

粘り強いレシーブを見せる中川

 敗戦こそしたが、「試合をしてみて、徐々にきちんと出来上がっている感覚はありました」と及川が語るように、この秋季リーグ戦を通して選手たちは確実に成長している。あすの最終戦、この秋の集大成として悔いなく早大らしさを存分に発揮してもらいたい。

(記事 吉澤奈生、写真 吉原もとこ)

セットカウント
早大 22-25
22-25
17-25

日体大
スタメン
レフト 唐木沙彩(スポ4=千葉・柏井)
レフト 及川香菜(スポ3=宮城・古川学園)
センター 関根早由合(スポ4=神奈川・橘)
センター 森佳央理(スポ1=群馬・高崎女)
ライト 平山璃菜(スポ3=東京・文京学院大女)
セッター 芹澤友希(スポ2=茨城・土浦日大)
リベロ 中川知香(スポ2=神奈川・橘)
コメント

唐木沙彩主将(スポ4=千葉・柏井)

――試合を終えていまのお気持ちは

日体大という格上の相手ではあったのですが、その中でもこれまでにないプレーや気迫が見えた部分もたくさんあったと思うので、結果は負けてしまいましたが次の試合や31日の入れ替え戦につながる試合にはなったかなと思います。

――序盤競った展開となりましたが、振り返ってよかった点は

1、2セット目はボールをぎりぎりまで追いに行ったり、つないでラリーしてという展開が作れていたのが一番よかった点かなと思います。

――その中でセットを取り切れませんでした

最後の少しのコンビミスや少しのひねりなど最後の最後の技術面をもう少しレベルアップしていきたいです。

――日体大は対戦してみていかががでしたか

一人一人のレベルがすごく高いチームだったのですが、きょうやってみてバレーボールがすごく楽しかったです。負けてしまって悔しいのですが、これまでのような何もできない試合ではなかったかなと思います。

――ご自身のプレーを振り返っていかがでしょうか

まだ完全に乗り切れていないというか、決められるボールとつなぎにいくボールの区別がつけきれていないと思うので、もっともっと自分が決めなきゃいけないですし、スパイクを決めて盛り上げていきたいと思います。

――あすは最終戦となります。勝つためにどのようなことを意識していきたいですか

淡白なプレーをしてしまうと点が取れないと思うので、最後までボールを追いに行ったりとか最後ひねるとか、最後の最後まで一本のボールにこだわってやっていきたいです。

――ではあすへの意気込みをお願いします

あしたでリーグ戦もいよいよ最終戦なので、集大成として悔いの残らないような試合をしたいと思います。

及川香菜(スポ3=宮城・古川学園)

――きょうの試合を振り返ってみていかがでしたか

試合をしてみて、徐々にきちんと出来上がっている感覚はありました。でもやはり相手よりも細かいミスが多いと思うので、そこを詰めることができたらいい試合ができるんじゃないかと思いますね。

――きょうはサーブで狙われる場面が多かったですが、ご自身のサーブレシーブを振り返ってみていかがですか

やはりレフトは打数が多いということもあり、自分のところに来るんだと思い込んでキャッチをしているのでその点に関してはしっかりできたかなと思います。

――きょうはそのようにサーブで狙われながらも決定率が高かったですね

春はサーブレシーブがしっかりセッターに返らずに悔しい思いをしたので、自分がしっかりレシーブを返さなきゃという気持ちでセッターにあげて、速攻やライトを機能させられるようにすることがまず優先でした。スパイクはそこからと考えていたので、レシーブをできたおかげできょうはスパイクがうまく決まったと思います。

――最終セットは1、2セットよりも大きく点差をつけられてしまいました

最終セットでは相手は連続得点している一方で自分たちはそれができなかったのが大きな要因だと思います。