バレーボール部

2015.10.13

秋季関東大学リーグ戦 10月11日 神奈川・日体大健志台キャンパス米本記念館

悪い流れを断ち切れず、泥沼の3連敗

 優勝への可能性をわずかに残す早大は、もう負けが許されない状況で筑波大との一戦に臨んだ。しかし前戦に引き続きサーブレシーブに苦しみ、持ち前のコンビバレーを展開できない。セットカウント0-3(14-25、21-25、22-25)で痛恨のストレート負けを喫した。

 第1セット、序盤からサーブレシーブが返らず大きく点差をつけられた。サーブでも攻めきれず、センターを効果的に使えない単調な攻撃になってしまう。「スパイカーが一枚でも決まらない、ノーブロックでも決まらないというかたちだったので気持ちの面で自分たちが何もできなかった」。福山汰一主将(スポ4=熊本・鎮西)がこのように振り返ったように、チャンスをものにできずに終始相手の攻めに押される展開となった。その後も小さなミスが重なってコート内の雰囲気も暗くなり、14-25という大量点差で相手に第1セットを献上する。

リベロとして起用されレシーブをする藤中

 第2セット、気持ちを入れ替えこの日リベロとして起用されている藤中優斗(スポ1=山口・宇部商)を中心にレシーブを固める。攻撃面ではライトの田中健翔(スポ3=熊本・鎮西)が奮起して得点を重ね、要所では福山の速攻が決まった。しかし中盤からは自分たちのミスで失点し、声が出ずにボールを落としてしまうような場面も見受けられて失セット。もう後がない第3セット、相手のミスにも助けられながらなんとか流れをものにしようと必死に食らいついた。しかし最後の一歩が及ばずに、惜しくもこのセットを落とし3連敗を喫した。

レフトから思い切りスパイクを放つ田中

 「自分たちのプレーができなかった」と藤中が悔しさをにじませた。早大の持ち味であるコンビバレーを展開するためには、やはりサーブレシーブの修正が最優先である。来週の最終2戦、中大という強敵も控えるが全力でぶつかって『早大らしさ』を存分に発揮してほしい。

(記事 吉澤奈生、写真 藤原映乃)


セットカウント
早大 14-25
21-25
22-25

筑波大
スタメン
レフト 喜入祥充(スポ2=大阪・大塚)
レフト 加賀優太(商2=東京・早実)
センター 福山汰一(スポ4=熊本・鎮西)
センター 加藤久典(スポ3=東京・早実)
ライト 田中健翔(スポ3=熊本・鎮西)
セッター 山口頌平(スポ3=長崎・大村工)
リベロ 後藤光明(社3=東京・早実)
コメント

福山汰一主将(スポ4=熊本・鎮西)

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

きょうも結局キャッチが返らず、またスパイカーが一枚でも決まらない、ノーブロックでも決まらないというかたちだったので気持ちの面で自分たちが何もできなかったのかなと思います。

――レシーブを安定させるうえで藤中優斗選手(スポ1=山口・宇部商)のリベロ起用がありました

藤中の方が守備範囲が広く、経験はないですがU-21でリベロをやっていたのでそれで控えでも使えるようなかたちをとって全カレに向けて準備をしていこうかなと思います。

――きょうはレシーブが崩れてしまった中で、センターとしてどのようなプレーをしようとお考えでしたか

とりあえずサーブを前に出すようには言っていたのですがあんまりできなかったので、ラリー中とかに(スパイクに)入ってできるだけ決めてあげられればなと思っていました。

――きょうは相手にAカットをされるような場面が多かったと思います

こっちはサーブがずっと攻められなかったので、ずっと相手にリードされてしまいました。サーブで攻めれず、相手に攻められ続けてさらに(レシーブが)返らなくなってしまいました。出だしの悪さがずっと響いていたのかなと思います。

――次の試合に向けての意気込みをお聞かせください

とりあえず今週はサーブレシーブだけやってどうにかなればなと思います。

田中健翔(スポ3=熊本・鎮西)

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

きょうは3-0で負けて自分たちの弱さを再認識しましたね。

――第1セットのコートの雰囲気はいかがでしたか

立ち上がりからあげられるボールや決められるボールを決め切れず、相手に思い切り攻められてしまったので途中からは第1セットは捨てて次に切り替えることを考えていました。

――何か試合を通して意識していたことはありましたか

コートの中でのみんなの雰囲気が暗かったので、声を出して明るくするように心がけてはいました。

――第2セットでは決定率が高かったと思うのですが、ご自身で振り返ってみていかがですか

もっと決められる部分はあったと思います。一応オポジットはスーパーエースのポジションなのでああいう苦しい場面で決め切れたならもっと変わっていたのかなとは思いますね。

――今回見つかった課題などはありますか

キャッチが全然返っていないので、セッターの山口(頌平副将、スポ3=長崎・大村工)のトスワークも生かせないので、まずはキャッチですね。それとサイド陣が決め切れていなかったので、苦しい状態で決めれるようにこれからまた練習していきたいと思います。

――次戦に向けての意気込みを教えてください

残り2戦で秋リーグも終わってしまうので、結果はどうあれしっかり全力でぶつかっていきたいです。

藤中優斗(スポ1=山口・宇部商)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

自分たちのプレーができなかったということが一番の悔やむべきことです。

――リベロでの起用となりましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

いまはチームの中では守備を固めるっていう役割でコートに入ったのですが、自分の仕事が全くできませんでした。自分の仕事ができないプラス、周りの先輩方のフォローすらできなかったというのが、自分の力不足だなと感じました。

――リベロでの起用は監督にいつ頃言われましたか

U-21の世界選手権でリベロを経験して帰ってきて、リベロで行くかもしれないというのは聞いていました。きょうリベロでやるっていうのは朝聞きました。

――リベロでプレーすることについてどう思いますか

やっぱり、今までやったことないポジションだったんですけど、試合になったらそういうことは言い訳になりません。1年でリベロということなので、しっかり声を出して後ろからチームを支えていかないといけないなと思っていたんですけど、何もできなかったです。

――次の試合に向けて一言お願いします

相手も強くなってると思うんですけど、やっぱり一番は自分たちの思うようなプレーができていないっていう部分があります。一番はサーブレシーブが返っていないことなので、そこは自分がスパイカーで出てもリベロで出てもサーブレシーブはしていかなきゃいけません。しっかりチームでまずは一本目の精度というのをしっかりやって、自分たちのプレーができるように今週1週間まずは調整し、来週の最終2戦にしっかり備えていきたいと思います。