競走部

2015.10.11

第27回出雲全日本大学選抜駅伝 10月12日 島根・出雲大社前〜出雲ドーム

出雲駅伝展望

 昨年は荒天のため史上初の中止となった出雲全日本大学選抜駅伝(出雲)。早大はその後の全日本大学駅伝対校選手権(全日本)は7位でシードを逃し、東京箱根間往復大学駅伝(箱根)でも5位と、優勝争いにいま一歩届かなかった。しかし今季は日本学生対校選手権(全カレ)で中村信一郎(スポ4=香川・高松工芸)らを中心に着実に結果を残すなど、プラスの要素も多いだろう。そしてあす、ついに学生三大駅伝の初戦となる出雲が開催される。早大はどのような布陣で臨むのだろうか。

プレスインタビューに応じる相楽監督

 『鬼門の1区』を任されたのは武田凜太郎(スポ3=東京・早実)。1年時から箱根で主要区間を任されるなど、駅伝には抜群の適性を見せてきた。久々のレースとなるが、復調のアピールはなるか。続く2区には柳利幸(教4=埼玉・早大本庄)がエントリー。同区間には服部勇馬(東洋大)などの実力者も名を連ねており、他校のエースたちとの真っ向勝負に挑む。中盤の重要区間・3区には夏以降好調の中村信が出走。1、2区の流れを継ぎ、先頭争いから抜け出しを図れるだろうか。出雲は全体の距離が短い分、前半の遅れは禁物だ。1区から3区には高い走力を誇るメンバーがそろった。

 4区、5区はそれぞれ平和真(スポ3=愛知・豊川工)、佐藤淳(スポ3=愛知・明和)が担当。平は持ち味のスピードを生かし、全区間中二番目に短い6.2キロを駆け抜ける。佐藤は昨年の全日本以来の駅伝となる。当時苦い思いをした佐藤は一年越しの雪辱を果たせるか。そして、アンカーを務めるのは井戸浩貴(商3=兵庫・竜野)。6区は最長区間となるが、武器である安定した走りでゴールを目指す。

 早大は以上6名に補欠の安井雄一(スポ2=千葉・市船橋)、藤原滋記(スポ2=兵庫・西脇工)を加えたメンバーであすの大会に挑む。エースの高田康暉駅伝主将(スポ4=鹿児島実)はエントリーが見送られた。しかし、だからこそ相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)は『全員駅伝』を強く宣言する。『三冠』を目指す戦いに向け、まずは初陣たる出雲に挑む。

(記事、写真 平野紘揮)

第27回出雲全日本大学選抜駅伝
区間 距離 名前 学部・学年 出身校
1区 8.0キロ 武田凜太郎 スポ3 早実
2区 5.8キロ 柳利幸 教4 早大本庄
3区 8.5キロ 中村信一郎 スポ4 高松工芸
4区 6.2キロ 平和真 スポ3 豊川工
5区 6.4キロ 佐藤淳 スポ3 明和
6区 10.2キロ 井戸浩貴 商3 竜野
補欠    藤原滋記 スポ2 西脇工
      安井雄一 スポ2 市船橋

1区 8.0キロ:武田凜太郎(スポ3=東京・早実)

1994年(平6)4月5日生まれ。174センチ、54キロ。

5000メートル 13分58秒83

1万メートル 29分04秒20

ハーフマラソン 1時間3分12秒

夏合宿で好調さをアピールし、1年時以来となる出雲へエントリー。昨年の箱根ぶりにロードへ戻ってきた。早大が長年攻略に悩む『鬼門の1区』を克服なるか。

2区 5.8キロ:柳利幸(教4=埼玉・早大本庄)

1993(平5)4月23日。171センチ、58キロ。

5000メートル 13分47秒96

1万メートル 28分48秒50

ハーフマラソン 1時間3分04秒

夏にはホクレンディスタンスチャレンジで自己ベストを更新。関東学生対校選手権(関カレ)、全カレを始めトラックでの実績は申し分ない。他大のエースが集う2区だが、後続のために良い流れをつくりたい。

3区 8.5キロ:中村信一郎(スポ4=香川・高松工芸)

1993(平5)4月14日生まれ。173センチ、57キロ。

5000メートル 13分54秒09

1万メートル 28分52秒80

ハーフマラソン 1時間2分30秒

9月に行われた全カレ1万メートルでは自己記録を更新。5位入賞を果たし、日本人2位と好結果を残した。飛躍のきっかけをつかんだ出雲で再び快走を見せる。

4区 6.2キロ:平和真(スポ3=愛知・豊川工)

1994年(平6)11月5日生まれ。177センチ、57キロ

5000メートル 13分45秒74

1万メートル 29分07秒12

ハーフマラソン 1時間3分12秒

長距離では今季唯一早大から日本選手権に出場。トップランナーがそろう中好タイムをたたき出し、その実力は折り紙付きだ。持ち味のスピードを武器に、少しでもそのリードを広げたい。

5区 6.4キロ:佐藤淳(スポ3=愛知・明和)

1994年(平6)4月12日生まれ。168センチ、46キロ。

5000メートル 14分16秒38

1万メートル 29分20秒04

ハーフマラソン 1時間2分49秒

この夏に大きく成長。昨季の全日本では悔しさの残る走りとなったが、62分台でハーフマラソンを走るなどロードへの適応力は抜群。駅伝の借りは駅伝で返してみせる。

6区 10.2キロ:井戸浩貴(商3=兵庫・竜野)

1994(平6)7月10日生まれ。171センチ、59キロ。

5000メートル 14分00秒55

1万メートル 28分54秒84

ハーフマラソン 1時間2分33秒

安定感のある走りが持ち味。今季は関カレハーフマラソンで銀メダルを獲得するなど、着実に好成績を収めてきた。仲間の待つ出雲ドームで、笑顔でゴールテープを切ることができるか。

補欠:藤原滋記(スポ2=兵庫・西脇工)

1995(平7)10月16日生まれ。176センチ、56キロ。

5000メートル 14分08秒36

1万メートル 29分24秒07

ハーフマラソン 1時間5分04秒

補欠:安井雄一(スポ2=千葉・市船橋)

1995(平7)5月19日生まれ。170センチ、56キロ。

5000メートル 14分09秒39

1万メートル 29分07秒01

ハーフマラソン 1時間2分55秒