バレーボール部

2015.10.04

秋季関東大学リーグ戦 10月3日 東京・青学大記念館

執念実らず、遠い『1勝』

 またも歓喜の瞬間を迎えることはできなかった。いまだ勝利のない早大は、1週間のインターバルを終え嘉悦大と対戦。会場も変わり心機一転、待望の『1勝』を目指し試合に臨んだ。得意のコンビバレーを発揮することができず第1、2セットを連取される。第3セットは善戦するも勝ち切れず、セットカウント0-3(19-25、15-25、22-25)で今季3度目のストレート負けを喫した。

 第1セットは互角の立ち上がりとなった。相手のサーブミスなどにも助けられ、中盤までは一進一退の攻防が続く。しかし、マークが厳しく得点源である平山璃菜(スポ3=東京・文京学院大女)の得点が伸びない。さらに及川香菜(スポ3=宮城・古川学園)も徹底的にサーブで狙われ体力を消耗させられるなど、自慢のサイドアタッカー陣が封じ込まれ点差を広げられてしまう。途中出場の加納茉未(社3=北海道・札幌大谷)が強烈なスパイクを連発し追い上げるも、最後はタッチネットで25点目を献上しこのセットを失った。第2セットは、開始早々5連続失点でたまらずタイムアウト。その後も流れを変えることはできず、サーブレシーブの乱れから起こる負の連鎖を止められないまま相手にセット連取を許してしまった。

パワフルな強打を放つ加納

 第3セットも嘉悦大の勢いを止めることができない。サーブやスパイクでレシーブを崩されるなど、一向にペースをつかめず6-15と苦しい展開に。このまま敗れるかに見えたが、加納がネット際の攻防に競り勝ち7点目を奪うと、ここから早大の猛追が始まる。相手の激しい攻撃に負けじとスパイクレシーブを上げ好機を演出。両者譲らぬスパイクの応酬に耐え、7連続得点に成功した。その後も点を取り合い、終始好調だった森佳央理(スポ1=群馬・高崎女)が巧みなフェイントを決めついに逆転。「どんな球でも思い切り打って、強気で攻めきる」と自身のモットーを語る森が今度はクイックで得点を挙げ、若い力でチームを活気づける。しかし勝負どころで力及ばず22-25で敗戦。コートを包んでいた歓声が、ため息に変わった。

思い切り良くスパイクを打つルーキーの森

 第3セットではようやく本来のバレーを展開することができたが、要所でのミスも目立ち念願の勝利をつかむことはできなかった。唐木沙彩主将(スポ4=千葉・柏井)は、「3セット目にだんだんとつかめてきたことを1セット目からやれる力がなかった」ときょうの敗因を分析した。1部での1勝はあまりにも遠いが、勝利を信じて突き進む。

(記事 川浪康太郎、写真 吉原もとこ)


セットカウント
早大 19-25
15-25
22-25

嘉悦大
スタメン
レフト 唐木沙彩(スポ4=千葉・柏井)
レフト 及川香菜(スポ3=宮城・古川学園)
センター 関根早由合(スポ4=神奈川・橘)
センター 森佳央理(スポ1=群馬・高崎女)
ライト 平山璃菜(スポ3=東京・文京学院大女)
セッター 芹澤友希(スポ2=茨城・土浦日大)
リベロ 中川知香(スポ2=神奈川・橘)
コメント

唐木沙彩主将(スポ4=千葉・柏井)

――終盤競った展開となりましたが、試合を振り返っていかがですか

3セット目にだんだんとつかめてきたことを1セット目からやれる力がなかったというのが敗因です。3セット目でできたことを1セット目からやり切れたら、(勝敗も)分からなかったゲームだと思うので、そこを修正していきたいなと思いました。

――具体的に3セット目の良かった点とは

3セット目は、それまで落ちていたボールがつながっていたり、決められなかったボールが決められていたりして、気迫が表れたプレーが多かったです。

――スパイクレシーブもよかったですね

相手がレフト中心で絞りやすかったというのもあって、ブロックとレシーブの兼ね合いを話し合って意識しながらやりました。

――ご自身のプレーは振り返っていかがでしょうか

前半の3戦に比べたらよかったと思うのですが、まだまだ2段トスのミスなど決められないボールも多かったと思うのでそこをしっかりと詰めて直していきたいと思います。

――前回の松蔭大戦からは2週間空きましたが、どのようなことを意識して練習してきましたか

自分たちの軸であるサーブ、ブロック、レセプションが崩れていたので、そこの3つを2週間で改善しようとやってきました。あとは、3連敗した後だったので切り替えの時期としていろいろしゃべりながらやってきたのですが、その成果があまり出なかったなという感じです。

――あすの試合への意気込みをお願いします

きょうやったことをゼロにするのではなくて、そこからプラスに変えてやっていきたいです。あしたは1試合目なのでしっかりとアップして頑張っていきたいと思います。

森佳央理(スポ1=群馬・高崎女)

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

自分はまだブロックが完成してなくて相手に弾き飛ばされることが多かったのでそこはあした修正して、自分が通用するプレーもあったのでそこはしっかりいいかたちで持っていけるようにしたいと思います。

――要所でのスパイクが決まっていましたが、手応えは

自分が決められるパターンをリーグ中に確立して、苦しい場面でもしっかり決められるようにしていきたいという思いです。

――ご自身のサーブはいかがでしたか

サーブは入れなきゃいけないというプレッシャーで攻めきることができなかったので、ワセダはサーブとブロックが持ち味なので、そこをしっかり決められるようにしていきたいと思います。

――上級生のマークが厳しい中、1年生として心がけていることはありますか

どんな球でも思い切り打って、強気で攻めきることです。

――1部で結果を残すことで自信にはつながっていますか

自信につながるプレーもいくつかあったので、そこはしっかり自分の自信にして、課題のブロックをしっかり修正していけるようにしたいです。

――チームとしては4連敗となりましたが

きょうの3セット目はとてもいいバレーができたので、それを次につなげられるように頑張りたいです。

――あしたの試合への意気込みを聞かせてください

あしたは1セット目から気遅れすることなく踏み切れるように全員で頑張っていきたいと思います。