ホッケー部

2015.09.28

秋季関東学生リーグ 9月27日 早大東伏見グラウンド

ロースコアの接戦制す!

 秋季関東学生リーグ3戦目。ここまで1勝1敗の早大にとって、リーグ優勝のためには負けられない一戦である。相手はここ数年勝ち切ることができていない東農大。立ち上がりから好機こそ演出するものの、得点に結びつかないもどかしい時間が続く。後半に入っても相手の守備をなかなか打ち崩すことができないが、試合終了間際にFW佐藤良(政経4=東京・早大学院)が値千金のゴール。これが決勝点となり、1-0で勝利を収めた。

 「立ち上がりの10分で1点を取るように仕掛けた」と松本剛毅監督(平6卒)が語るように、早大は序盤より東農大ゴールを襲う。しかしながら相手のマークは厳しく、思うようなプレーをさせてもらえない。18分にはペナルティーコーナー(PC)のチャンスでFB鵜飼慎之介(スポ4=福井・丹生)が振り抜くも、ネットを揺らすことはかなわなかった。その後も攻めあぐむ展開に。ゴールまでは詰め寄るも、1点までが遠い。「少しもどかしい感じで、メリハリがついていなかった」(FB木村浩一郎主将、スポ4=栃木・今市)。結局スコアが動くことはなく、前半を折り返した。

ルーキーながら落ち着いた守備を見せたFB渡部大輔(スポ1=島根・横田)

 後半に突入しても、試合は硬直状態が続く。相手の堅い守備の前になかなか連携も合わず、決定的なチャンスをつくることができない。逆に攻めこまれた早大は、中盤にPCの危機を二度迎えることとなる。1点を争うゲームゆえに失点は許されないが、FB西山健史(政経4=東京・早大学院)とGK瓶井一志(スポ2=大阪星光)の活躍によりこの場面を切り抜けることに成功した。ピンチの後にはチャンスあり。危機を脱した早大は、東農大に対してフルプレスをかけていく。徐々に敵陣まで迫っていくと、30分にFW宮崎俊哉(スポ3=福井・丹生)がゴール真正面より痛烈なシュート。これは惜しくもGKに阻まれるが、そのこぼれ球を佐藤が見逃さない。うまくすくい上げ、貴重な1点をもぎ取った。早大はこの1点を守り抜き、1-0でゲームセット。接戦を制した。

終了間際のゴールに喜ぶ選手たち

 ここ数年白星を挙げていない相手だったが、見事そのジンクスをはねのけた早大。これで予選リーグの対戦成績は2勝1敗となり、順位決定戦の上位リーグに駒を進める可能性を大いに残した。このままいくと対戦校はAプール1位通過の明大が予想される。ここ数試合苦杯をなめ続けている因縁の相手だけに、「しっかりと対策をして勝てるようにしたいです。明大には負けたくないです」(木村主将)と気合十分。はたしてどのような戦いを繰り広げるのか、注目である。

(記事 落合修平、写真 大森葵)

秋季関東学生リーグ
早大 0-0
1-0
東農大
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コメント

松本剛毅監督(平6卒)

――きょうはスコアが動かない展開となりました

立ち上がりの10分で1点を取るように仕掛けたのですが、相手の守備が堅くて。崩すことができませんでした。

――なかなかパスがつながっていない印象も受けましたが

相手のマークが非常に厳しく、簡単なパスが思うようにつながっていませんでしたね。

――ここ数年東農大との勝率が悪かったですが、苦手意識などはありましたか

勝ち越していないのは事実なので、苦手意識がまったく無いといったら嘘になりますね。ですが、ことしは対策もしていますし、きょうに関しても特に苦手意識はなかったです。

――後半30分の得点シーンに関してはいかがですか

結果的に1本しか取れませんでしたが、好機は必ず来ると思っていましたし、そこで確実に決めることができたのは良かったと思います。ただ、好機自体は他にも何度かあったので、精度をさらに高めることが必要ですね。

FB木村浩一郎主将(スポ4=栃木・今市)

――きょうはどのような意気込みで試合に臨みましたか

これがプール最終戦で上位にいけるかどうかが決まるので、しっかりと勝ち切るということを意識して試合に臨みました。

――最後の最後に追いついた試合となりましたが振り返っていかがですか

前半は点を取れそうで取れないという少しもどかしい感じでメリハリがついていなかったので、後半は立ち上がりからしっかりやっていこうという話をしたのですが、なかなか点数が取れないという感じになってしまいました。ですがその中でも最後フルプレスをかけたあたりから攻撃ができていたので、勝ててよかったです。

――攻めあぐねていた印象があるのですが原因などは

うちのチームの武器はやはり鵜飼(FB慎之介、スポ4=福井・丹生)と宮崎(FW俊哉、スポ3=福井・丹生)なのですが、そこに頼りすぎてしまうというのがあるので、ハーフタイムでどこでかけるというのを再確認はしました。

――ここ数年勝てていない東農大ですがどのような点がやりづらいのでしょうか

何でなんですかね、わからないですね(笑)。昔、法大もそうだったのですが、きょう1回勝てたので悪いジンクスはなくなるかなと思っています。

――きょうのご自身のプレーはいかがでしたか

守りをきょうは頑張ろうという感じでした。ですが、まだ攻撃に全然つなぐことができていないですね。最後の場面は走ったところにパスがきたので良かったのですが、結果オーライではなくてもっと自分から攻撃の芽になれるようにしていきたいです。

――このままいけば次は明大との対戦となると思いますが順位決定予選への意気込みをお願いします

インカレ(全日本学生選手権)も結局明大に勝つか勝たないかで全く変わってくるので、しっかりと対策をして勝てるようにしたいです。明大には負けたくないです。

FW佐藤良(政経4=東京・早大学院)

――今回の試合の意気込みをお聞かせください

チームとしては、今日勝てばリーグ戦に上がることができるので結果にこだわっていこうという目標がありました。また、個人的には、秋リーグでまだ結果を残せていないので今回こそは残そうと意気込んでいました。

――きょうの試合を振り返ってみていかがでしたか

なるべく早い段階で点を入れて試合を決めたかったのですがなかなか決められず、中だるみをしてしまうような試合でした。ですが、最後に点を入れられたことと、その後失点を0に抑えられたことは評価できると思っています。

――後半までなかなか試合が動かず苦しい展開でしたが、FWとしてどう意識して攻撃していましたか

攻め込まれる場面が多かったので、守備からのロングボールをなるべくFWで収めて、前でキープできるように、ということは心がけていました。ですがなかなか前にボールを渡せなかったことが次への課題だと考えています。

――東農大との試合でしたが、戦いづらさはありましたか

最近勝てていない相手だったのと、良い選手がそろっていて波に乗ると怖いチームなので失点はしないように心がけました。

――自らの得点シーンを振り返ってみていかがでしたか

ラッキーなゴールだったので、決めることができて良かったです。

――次の試合への意気込みをお聞かせください

相手はおそらく明大になると思いますが、最近勝てていないのとインカレ(全日本学生選手権)で対戦するチームなので、春に勝てなかった分、勝って決勝に進んで、秋リーグ優勝したいと思います。

FW川原悠雅(社4=佐賀・伊万里商)

――きょうの試合への意気込みは

この試合に勝てば、リーグ戦で上位になり、優勝争いができるということで絶対勝とうという意気込みで臨みました。

――きょうの試合を振り返って

ケガ人が多く2人しか控えの選手がいないということもあり、ハイペースではなく抑えながらゆっくり進めていきました。その中で結果を残せたので良かったです。

――最後まで試合が動きませんでしたがFWとして何を意識して攻撃していましたか

点数を取らないと勝てないので私が前にボールを残しつつ、エースの宮崎選手(FW俊哉、スポ3=福井・丹生)につなげるように意識してプレーしました。

――長年勝っていない東農大が相手でしたが、やりづらさなどはありましたか

私が入学してから勝っていない相手で、自分ではっきり理由は分からないですが、やりづらさはありました。勝ててよかったです。

――順位決定戦への意気込みを

インカレ(全日本学生選手権)も順位決定戦のすぐ前なのでそれも踏まえ、FWとして点数を取り、結果を残せるように頑張っていきたいです。