スケート部

2015.09.25

関東大学リーグ戦 対日体大 9月23日 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ

3連戦で全勝を果たす!

 関東大学リーグ戦(リーグ戦)3連戦の最終日、早大はことしまだ1度も対戦していない日体大との試合に臨んだ。疲労も残る中、早大は課題としていた立ち上がりの悪さを克服し、試合開始早々に先制点を奪取する。中盤、相手に攻め込まれ1失点する場面もあったが、その後は順調に得点を重ね、4-1で勝利。開幕戦から3連勝を飾ることに成功した。

 「最初から足を使って先制点を取ろう」(FW金子立樹副将、スポ3=北海道・駒大苫小牧)。その言葉通り、早大は第1ピリオド(P)冒頭から積極的に敵陣へと攻め込んでいく。そして2分、FW寺井敏博(国教3=米国・チョートローズマリーホール高)の好アシストを受けたFW青木優之介(スポ3=埼玉栄)がゴール左前からスティック一閃。貴重な先制点をもたらした。その後もチームは追加点を挙げ、2点を先制するかたちで第1Pを終えた。

チームを率いる石川主将

 第2P以降は、なかなか得点に結びつかないもどかしい時間が続いた。30分16秒、相手GKと1対1の状況となった青木が正面からパックをゴール上段に叩き込み点を決めるも、その直後反撃に出た日体大に失点を喫す。調子を上げてきた相手にペースを乱されていく早大。第3P序盤に追加点を挙げるも徐々にペナルティが増え、数的不利なキルプレーの状態が続く。しかし、GK遠藤秀至(社3=東京・早実)を中心にさらなる追加点は許さない。相手の反撃の芽を摘み取った早大は、4-1で勝利を収めた。

今試合も大活躍の青木

 5日間で3試合というハードスケジュールこなした選手たち。疲労も残る中、開幕から3連勝を飾ることができたことは、大きな自信になったに違いない。それぞれの試合で課題は残ったが、この後待っている上位校との対戦のための良い収穫が得られたであろう。次の相手は日大。「パワープレーやキルプレーなどしっかり準備した練習を行い、今までの3試合以上に精度の高いものに仕上げ、勝ちたい」(DF石川貴大主将、スポ4=埼玉栄)。調整を進め成長した早大の姿に注目だ。

(記事 中村ちひろ、写真 又坂美紀子)

関東大学リーグ戦
早大 ピリオド 日体大
2(14) 1st 0(4)
1(16) 2nd 1(12)
1(16) 3rd 0(8)
4(46) 1(24)
得点経過
チーム 時間 ゴール アシスト1 アシスト2 PK/PP
早大 02:00 青木 寺井
早大 09:52 寺井 金子立
早大 30:16 青木 寺井
日体大 30:51 沢崎 小笠原 相澤
早大 49:01 石川 青木 金子立
※PKはキルプレー、PPはパワープレー、PSはペナルティショットを指す
 なお、PK/PPの表記は早大にとってPKに当たるかPPに当たるかを表記するものとする
早大メンバー
セット FW FW FW DF DF
青木 金子立 寺井 ハリデー 石川
矢島 瀬戸 鈴木 新井
加賀美 坂本龍 田中 坂本之 松本
金子聖 高橋 飛田 斜森 堰合
GK遠藤
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コメント

工藤哲也監督(昭63社卒=青森・八戸)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

相手が体を動かしてくるチームだったので、それに負けないことを目標としていました。しっかりと勝利することもできましたし、良かったと思います。

――きょうは4得点となりましたが、それについてはいかがですか

序盤に2点を奪うことができたのですが、その後は決めるべきところで決めることができなかったので、そこは課題ですね。

――中盤、攻め込まれる場面もありましたが

向こうの方が足を良く動かしていたので、ああいった展開になりましたね。

――この3連戦を振り返っていかがでしょうか

結果としては3つ勝つことができましたが、一つ一つの試合を見ると、課題も見つかりました。そこはしっかりと次戦までに修正していきたいと思います。

DF石川貴大主将(スポ4=埼玉栄)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

この前の試合と違って第1Pで2点を順調に取れたのですが、その後なかなか点数が入らなくて、流れに乗り切れないという形はあったのですが、最終的には4対1と勝てて、さらにこの期間に3試合とも勝つことができたので、良かったのではないのかなと思います。

――きょうの試合でなかなか点数が入らなかった原因について

ペナルティーをもらってパワープレーのチャンスがあったのですがそこをうまく生かしきれなかったことですね。あとは、アウトサイドのプレーが多かったのですが、インサイドでのプレーが少なかったことも原因として挙げられますね。

――パワープレーを生かしきれなかった点についてどうお考えですか

パワープレーは練習や試合で。自分たちがやりたいことを決めてやるのか、もしくは状況に合わせてプレーをするのか、今はその両方がうまく噛み合っていないので、次の2週間後の試合に向けてセットごとに話し合うようにし、練習をしていきたいと思います。あとは、根本的にシュートが足りないというところがあると思います。

――きょうワセダが打った本数は少ないと感じますか

5対5で打てているところはいいと思うのですが、パワープレーでどれだけ打てているのか、パワープレーでいかにシュートを打つのか、について今後考えていきたいと思います。

――チームとしての目標が反則三つ以内と以前おっしゃっていましたが

第1Pと第2Pは反則は少なかったのですが、第3Pになって前に詰めすぎてしまったり、抜かれ際だったりなどがあって第3Pは相手のペースに持ってかれかけたのですが、うまく守れたのではないかと思います。

――短い期間に3試合と疲労もあったとは思いますが、3試合振り返っていかがでしたか

どのチームも3連戦あって、疲労とかも条件とかもほぼ同等なのですが、この3試合を勝ちきれたことが良かったと思います。コンディション管理や試合前の準備など一人ひとりが責任を持って行動できたこと、そしてオンアイスだけではなくオフアイスでも準備を怠らなかったことが良かったと思います。

――下級生が積極的に出場しているという印象を受けました

ワセダは人数が揃っているチームでもないし、他の学校と比べたらタレントがいないチームだと思われているので、誰がいつ出場してもいいような準備であったり、出場するセットに染まれるような人間が揃っているチームだと思うので、上級生だろうが下級生だろうが試合に出れば一切関係ないので、出場する選手はしっかり責任を持ってプレーしてもらうということが大切だと思います。だから、年齢や学年は関係ないと思います。

――次の日大戦へ向けて抱負をお願いします

2週間あるので、パワープレーやキルプレーなどしっかりとした準備を行い、今までの3試合以上に精度の高いものに仕上げて、勝ちたいと思います。

FW金子立樹副将(スポ3=北海道・駒大苫小牧)

――きょうの結果をどう捉えていますか

先制点を第1Pで取れたことは大きかったんですけど、それ以降プレーが雑になってしまったので、全体としては良くなかったのかなと思います。

――対戦にあたって何か注意したことはありますか

日体大はきょねんの秋リーグでも同点で自分たちの中で苦手意識ではないですけど、そういう部分がちょっとありました。最初から足を使って先制点を取ろうっていうことだったので、そこは良かったと思います。

――スコアが動かない時間帯がありました

第1Pで点が取れて安心感とかでそこからみんなのプレーが変わってしまっていたので、そこが点数に結びつかなかったのかなと思うので、次の試合からは点数が入ってもプレーを変えずにやるってことが大事だと思います。

――具体的にどのようなプレーになってしまったのですか

最初だとゴールに向かうプレーだったりっていうのがあったんですけど、後半はパックを回してしまったり、ゴールに向かうようなプレーが少なくなってしまったのかなと思います。

――3連戦となりましたが、振り返っていかがですか

3試合目のきょうなんかは疲れなんかもあったんですけど、3連戦の最後を勝ち切れたってことが大きいと思います。

――次戦へ向けて意気込みをお願いします

日大は夏にも戦って、勝っているんですけど先制点取られているので、やはり先制点を取るという部分にこだわって練習していきたいと思います。

FW青木優之介(スポ3=埼玉栄)

――きょうの2つのゴールを振り返って

あれは自分のゴールと言うよりも、その前にパスを出してくれた寺井のおかげで得点決められるシーンがあったので、まずは寺井に感謝して、3点目も相手がノーマークだったのでフリーで打てたというのが決められた要因かなと思います。

――苦手の立ち上がりに先制できた要因はどこにあるとお考えですか

監督からも最初は走ってシュートを打っていこうというのを言われたのでそれを意識してやった結果だと思います。

――選手間のコンビネーションはいかがですか

1年の頃も夏の間ずっと取り組んでいたので、大体みんな動き方は分かっているかなという感じですね。

――リーグ戦での個人的な目標はありますか

個人的には、まずはチームの勝利に貢献できるように練習して、その上でポイントランキングに絡めていけたらいいかなと思います。

――この3連戦を振り返っていかがですか

一番大きかったのは法政戦で、最後みんな頑張って勝てたというのが一番大きかったです。その中で勢いに乗れて3連戦すべて勝てたのは大きいかなと思います。

――5日間で3つ試合がありましたが、調整面では問題なかったですか

調整するのは大変だったんのですが、中日もセット間で軽いコンディションを作ったり軽いトレーニングはしたので、マイナスなことはなかったです。

――3連勝となりましたがチームの雰囲気はどうですか

3連勝できたのは大きかったんですが、きょうは危なかったシーンや反省点も多かったので、そこを修正していきたいと思います。

――次の試合に向けた意気込みを聞かせてください

とりあえず次も勝利を目指してチームの勝利に貢献できるようにプレーしていきたいなと思います。

FW寺井敏博(国教3=米国・チョートローズマリーホール高)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうは前の試合に比べてスタートが遅れたのですが、最初に点が取れたのは良かったです。それからは足が動かず、点差を広げることができなかったのでそこは反省点かなと思います。

――本日の日体大戦にはどのような意気込みで試合に臨まれましたか

3連戦の最後の試合でみんなちょっと疲れている部分もあるので、試合の前のコンディショニングを大切にしました。秋のリーグ戦は長いので一試合一試合積み重ねてつなげていける内容でやっていこうという気持ちでした。

――先ほど「疲れ」という言葉がうかがえましたが、具体的にどのような場面で疲れを感じましたか

チーム的には疲れが出るかなという話もありましたが、個人的には3戦目のこの試合が一番足が動いたかなという感じでした。

――本日、寺井さんは2得点されましたが、特に混戦の中での2得点目のゴールシーンを振り返っていかがですか

僕が決めたのかはちょっと分からなかったんですが、優乃介(青木)がいいパスをしてくれたんですけど、僕はバンクした後バックドアにいて、優之介はバックにいて良い流れで決められました。あそこからもう少し流れに乗って得点が続けばもっと良かったかなと思います。

――第3P後半ではチーム全体でペナルティが目立ちましたがその点はいかがですか

ペナルティが課題だとは思っていて、どんなチームもペナルティが続くと点をとられてしまうので、ペナルティは無くそうという話しはしていました。最後のピリオドで流れが悪かったのもペナルティが続いたことが原因だと思いますし、僕自身もペナルティをとってしまったので、もっと自分を抑えて周りを見てやっていくことが大切だと思います。

――次の日大戦に向けて意気込みをお願いします

次もこの流れに乗ってまずは絶対に勝つということと、サマーカップで日大と戦った時は内容がすごく悪かったのでそれを修正して絶対に無失点で終えて、点差を広げて次の試合にもいい流れで挑めるような内容にしていきたいと思います。

GK遠藤秀至(社3=東京・早実)

――日体大戦にはどのような意気込みで臨みましたか

きょねんのリーグ戦で1試合目の日体大戦で引き分けているので、ことしはしっかりそこを勝ちきれるようにという意気込みで臨みました。

――実際に戦った印象は

日体大はいつも通りよく走ってきました。ワセダの選手が攻撃で疲れているときも、しっかり相手は走ってきてカウンターを取りにきたし、他の上位校と比べてもプレースタイルが特殊だったりするので、結構大変でした。

――日体大の戦術はどのように特殊なのですか

他のチームはしっかりパスをつないでパックを運んでくることが多いのですが、(日体大は)パックを取った瞬間FWの選手がすぐに走り出して味方DFの裏を取ろうとしてきます。一発でパスを通してその勢いで攻めてくるかんじでDF陣にも気を付けるように言ったのですが、何回も数的不利な状況を作られてしまいました。

――GKとしてやりにくさは感じましたか

2対1の状況を相手に作られることがあり、そうなってくるとかなり不利になります。パスかシュートかを読まなければいけないので、結構大変な場面が多かったですね。

――この試合を全体的に振り返ってみていかがですか

最初いい流れで入れたと思うのですが、第2Pでワセダの足が止まってしまったのに対し相手がしっかり走ってきたので、流れが(相手に)持っていかれました。第3Pも流れをつかみきる前に最後ペナルティが多くなってしまい、全体として見ると自分たちの流れではできていなかったなと思います。試合を通してもう少しペナルティを少なくして流れを自分たちの方に持ってこられたら良かったなと思います。

――第3Pでペナルティが多くなった理由は

相手が足を使ってくるのに対してワセダの選手たちは(足が)止まってしまったり、体ではなくスティックでいってしまった場面が結構多かったからだと思います。

――3連戦続いて疲労などもあったと思います。振り返ってみていかがですか

1試合目の法大戦でしっかり勝ちきれたことは良かったです。その後は思ったより厳しい試合になりましたが、疲れもあった中最初の試合にしっかり勝てたことでいい流れで3つの試合全部戦えたと思います。

――次につながる収穫は得られましたか

次が日大で、日大も普通にプレーしても点数が取れない相手だと思います。日体大みたいにカウンターを狙ってくると思うので、きょうの試合をもう一度反省して同じようなことがないようにしたいと思います。

――日大戦まで時間がありますが、どういった調整を進めていきたいですか

日大だけではなくその後から上位校との試合が続くので、そのために日大にしっかりいい流れで勝てるようにしたいです。もう少しパワープレーの完成度を上げて上位校と戦う準備につながるような試合をしていきたいと思います。