ハンドボール部

2015.09.22

関東学生秋季リーグ 9月20日 東京・東女体大体育館

チーム一丸となって4試合ぶり白星!

 なかなか接戦をものにできず、3連敗で迎えた桐蔭大戦。前半から積極的に攻撃するも、とにかくシュートが決まらない。ミスが失点に直結するなど重い展開となった。しかし、後半はGK高田美沙(スポ4=千葉・昭和学院)が好セーブを連発し、徐々に早大の流れに。試合終盤の相手の猛追もかわし、19-17で試合終了となった。待ちわびた勝利に選手たちも安堵(あんど)の表情を見せた。

 注目の立ち上がり、早大の選手たちは連敗のプレッシャーからか、シュートを決めることができない。チグハグな攻撃となり序盤から我慢の時間が続く。前半開始5分、川上智菜美(スポ2=東京・佼成学園女)がついにチーム初得点を挙げる。GK高田からのスローを受け、しっかりと速攻を決めてきた。芳村優花(教2=愛知・星城)や森本方乃香(スポ4=愛知商)らが普段通りの実力を発揮できないなか、「ディフェンスからリズムをつくる」(芳村)という基本は崩さない。相手に楽にシュートを打たせず、ディフェンスの厚いところで勝負。そうすることでオフェンスにも徐々に安定感が生まれていった。安藤万衣子(教2=東京・文大杉並)のステップシュートやサインプレーからの内海菜保(スポ2=香川・高松商)のシュートがいい形で決まり、9-9で前半を終えた。

安藤も果敢に相手ゴールに迫った

 後半に入ると、芳村と森本に待望のロングシュートが飛び出し、前半からの嫌な流れを見事断ちきった。このまま早大優位の流れになるかと思われたが、後半8分ディフェンスのファウルにより手痛い2分間退場。この数的不利な場面でチームを救ったのがGKの高田だった。体を張ったキーピングで相手に得点を許さない。頼れる守護神の活躍が一気にワセダに流れを引き寄せた。内海から森本へのスカイプレーが決まるなど完全に押せ押せムード。一方の桐蔭大も意地を見せ、一発逆転狙いの積極的な攻撃を展開してくる。1点差にまで詰め寄られたが、最後は佐藤未来(スポ3=東京・文大杉並)がポストシュートを決め4試合ぶりの勝利を手に入れた。

決勝点を決めた佐藤

 これまで接戦を勝ち切れず悔しい思いをしてきた早大。最後まで粘って収めた今回の勝利はチームにとって非常に価値あるものとなった。関東学生秋季リーグも残すところあと1戦。11月の全日本学生選手権に向けて弾みをつけるためにも有終の美を飾りたい。

(記事 田中一光、写真 尾澤琴美、新津利征)

関東学生秋季リーグ
早大 19 9−9
10−8
17 桐蔭横浜大
スタメン
GK 高田美沙(スポ4=千葉・昭和学院)
CP 川村いぶき(社4=岩手・花巻北)
CP 森本方乃香(スポ4=愛知商)
CP 川上智菜美(スポ2=東京・佼成学園女)
CP 内海菜保(スポ2=香川・高松商)
CP 小林稚菜(スポ4=東京・小金井北)
CP 安藤万衣子(教2=東京・文大杉並)
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コメント

佐藤未来(スポ3=東京・文大杉並)

――久しぶりの勝利となりましたが率直な感想を聞かせてください

開幕週はいい形で勝利できたのですが、ここ最近負けが続いていて苦しんだ場面が何試合かあったので嬉しいです。

――負けが続いていましたがチームのムードはいかがでしたか

負けた日はみんなでどこが悪かったのかを話し合って、何度もミーティングしました。ここで気持ちが落ちてしまったら試合にもつながると思ったので、課題をどうやって克服するかというのを練習でやってきました。

――いままでの試合ときょうの試合の違ったところはどういうところですか

速攻の本数が少なかったので、速攻で点数が取れるように速攻のかたちを何度も練習しました。まだ改善するところはあるのですが、速攻で点を取ろうとする気持ちが以前より強くなったと思います。

――ご自身としては要所でシュートを決めましたがいかがでしたか

ここで1点取ったらチームの流れも良くなるし、試合の展開的にも楽になる場面だったのでボールが来たら決めようという気持ちでコートに入りました。

――最終戦に向けての意気込みをお願いします

最終戦では自分たちが秋リーグ(関東学生秋季リーグ)に向けてやってきたことを全て出して、いい形でインカレにつながるように勝利で終わりたいと思います。

芳村優花(教2=愛知・星城)

――4試合ぶりの勝利となりましたがいまのお気持ちはいかかですか

これまでの試合では逆転しても粘り切れなかったり、気持ちを維持できなくて負けてしまいましたが、きょうはその失敗を繰り返さずに勝てて安心しています。

――終始ディフェンスが機能した印象でしたが

ラスト5分ぐらいはバタバタしてしまいましたが、オフェンスで決めても決められなくてもディフェンスからリズムをつくっていくという目標を達成できてよかったです。

――前半はシュートミスが目立ちましたが、普段使わない松ヤニの影響もありましたか

相手チームも同じ条件なのでそれは言い訳にはできないですね。

――ハーフタイムにはどういった話をして切り替えましたか

何度もやられていた部分と相手の癖について話しました。何度も練習試合をしてよく知っている相手だったので。自分たちがしっかりやればいけるということになりました。

――後半はGK高田美沙(スポ4=千葉・昭和学院)選手の好セーブが連発してチームも乗っていけたように感じましたがいかがでしたか

そうですね、きょうに限らず美沙さんにはいつも助けてもらっています。それも期待しつつ(笑)、自分たちも相手に簡単にシュートを許さず、ストレスを与えるようなディフェンスをしていきたいです。

――残り一戦となりました。意気込みをお願いします。

3位の可能性はなくなってしまいましたが、まだ上位に行ける可能性はあるので、ラスト一戦を無駄にしないように、冷静にやっていけば勝てると思います。きょうのイメージをしっかり持って粘り勝ちしたいです。