バスケットボール部

2015.09.20

第91回関東大学2部リーグ戦 9月19日 東京・東洋大総合スポーツセンター

接戦制し、5連勝で首位守る

 関東大学2部リーグ戦(リーグ戦)4連勝と、1部復帰に向けて快調に白星を積み上げている早大。この日の第5節ではこちらも全勝と勢いに乗る日大と対戦した。前半は高さで勝る日大のインサイドに苦戦し、リードを許したまま折り返す。しかし後半に入ると、前からプレッシャーをかけるディフェンスで相手を自由にさせず、オフェンスでは積極的なドライブで次々に得点を重ねて逆転する。試合はそのまま一進一退の攻防が続いたが、最後は早大が突き放して勝利。見事5連勝を飾った。

 早大は速攻からG石原卓(社2=東京・京北)のシュートで幸先良く先制点を挙げるが、その後は我慢の展開が続く。スリーポイントシュートが決まらず、リバウンドも取れないという悪循環で、なかなか得点が入らない。ディフェンス面でも相手の中と外のバランス良い攻撃に苦戦し、第1クオーター(Q)を9―18で終える。第2Qも勢いに乗れない早大は、G池田慶次郎主将(社4=東京・京北)のシュートなどで奮闘するも、ロングシュートがことごとくリングに弾かれてしまう。そのまま22-34と今季のリーグ戦で初めてリードを許したまま前半を終えた。

チームハイの29得点とチームをけん引した池田主将

 前半苦しんだ早大。しかし本領を発揮したのはここからだった。第3Q序盤から早大は一気に反撃に出る。「ハーフタイムで自分達のバスケをしようと話し合った」(池田)と語ったように、持ち味のガードのアタックが効果的に決まり、ドライブやリバウンドシュートで着実に得点を重ねる。そして「対策していたダブルチームが上手くいった」(G木澤義椰、人4=京都・洛南)と振り返ったように、相手のインサイドを封じることに成功する。そして残り6分、池田のドライブからのシュートでついに逆転。その後は両者譲らず、49―48とわずか1点リードで第3Qを終えた。第4Qは開始4分まで点の取り合いが続く。中盤抜け出したのは早大だった。なかでも池田は次々にシュートを決め 、チームを鼓舞する活躍を見せる。その後も石原のスリーポイントシュートなどで効果的に得点を重ね、そのままリードを保って74-60で見事勝利を収めた。

スタメンに復帰し、要所でシュートを決めた石原

 最終的には14点差がついた試合ではあったが、前半はなかなか得点が伸びないなど、課題も残った早大。しかし「我慢していつも通りディフェンスからやっていこうと話をした。その結果上手くいったと思う」(C宮脇隼人、スポ3=京都・洛南)と振り返ったように、後半に素晴らしい集中力を見せ、逆転することができたのは、チームにとって大きな自信となったはずである。次戦の相手の大東大も強豪であるが、きょうの後半のような試合運びで白星をつかみたい。

(記事 斎藤直己、写真 秋間勇人)

第91回関東大学2部リーグ戦 9月19日(vs日大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

13 27 25 74
日大 18 16 14 12 60
◇早大スターティングメンバー◇
G#34 池田慶次郎主将(社4=東京・京北)
G#7 石原卓(スポ2=東京・京北)
SG#21 南木俊樹(社2=東京・早実)
F#16 山本純平(スポ4=福岡第一)
C#38 宮脇隼人(スポ3=京都・洛南)
◇主なスコアリーダー◇
得点  池田慶次郎主将:29得点
リバウンド  宮脇隼人、山本純平:7リバウンド
アシスト  森井健太、南木俊樹:2アシスト
コメント

G池田慶次郎主将(社4=東京・京北)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

前半は相手の高さに怯んでしまって自分たちのバスケができなかったんですが、そこをこらえて後半の逆転につなげることが出来ました。なので粘り勝ちかなと思います。

――相手はインサイド主体で攻めてくるチームでしたが試合前どのような対策を立てられましたか

相手はインサイドの得点が多いチームでしたが、そこだけでなくアウトサイドのシュートもあるチームなので、バランス良く守っていこうという確認をしました。

――後半一気に逆転しましたが、ハーフタイムで修正した点を教えてください

前半出来なかったことを見直して、自分たちのバスケットをしていこうと話し合いました。

――池田選手自身、後半は積極的にドライブで攻めていた印象ですが、ご自身の出来はいかがでしょうか

ことしはガードがアタックして点を取っていくチームなので、自分が率先してドリブルで仕掛けることでチームが勢いづけばいいなと思ってドライブしました。

――チームは5連勝となりましたが、いまのチームの雰囲気を教えてください

きょうの試合前まで本当にチーム状況は良くて、きょうも前半つまずいちゃったんですけど後半良い戦い方が出来て、チームの一体感は更に高まったのかなと思います。

――あしたの大東大戦に向けて意気込みをお願いします

相手がどんなチームでも自分たちのバスケットをすることで良い結果につながると思うので、あしたもチーム全員でその点を確認してやっていきたいと思います。

G木澤義椰副将(人4=京都・洛南)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

前半は相手のペースに合わせてしまって自分たちのプレーができていませんでしたね。アタックが前半少なかったんですけど、後半はそこをしっかりできましたし、アタックの確率も良かったので点数取れましたし、我慢してディフェンスを頑張って改善できたので、この試合を通じてメンタル的にもチームとして強くなれたんじゃないかなと思います。

――後半に向けて具体的にどんな指示が出ましたか

ピックに頼りすぎていたところがあったので、そこを見る前に最初のセットプレーになった時にスクリーンをしっかりかけてオープンをつくるとか、ピックに行く前にシュートに行こうという指示も出ていましたし、やっぱり何といってももっとアタックしていこうという指示がでていたので、後半は本当にアタック数が非常に多かったと思いますし、ファウルも貰えていたのでフリースローを稼げましたし、非常に良かったかなと思います。

――相手のセンターを上手く抑えていましたが、試合前からプランはありましたか

今週の練習ではビデオをしっかり見て、相手はインサイドを攻めてくるので、そこに対してのディフェンスは、ダブルチームだったりとかそうした対策はしていたので、きょうはそれが上手く成功したと思います。

――きょうの後半はベンチの盛り上がりが印象的でしたが、いい影響はありましたか

そうですね、ありましたね本当に。やっぱりこのリーグ戦というかシーズンが始まって、チーム全員で戦おうと、出ているメンバーもだし、ベンチからも応援するっていう。チーム一丸となってみんなで一緒に頑張ろうという風な感じで、チームとして声をかけたりとか、きょうはそういった面でもメンタル的にも強くなったと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

きょうの試合の相手と同じプレースタイルといいますか、ペースが遅いチームなので、やはりそれに合わせずにどれだけ自分たちのディフェンスからブレイクっていう早い展開に持っていけるかっていう部分が大事になってくると思うので、そこを意識して、立ち上がりからやっていきたいと思います。

C宮脇隼人(スポ3=京都・洛南)

――この試合を振り返っていかがですか

前半はシュートが入らなくて自分たちのバスケットができなかったんですけど、ディフェンスで我慢できて後半はそれでシュートが入ってきて自分たちのバスケットができて、それはきょねんまではなかったことなので成長できたかなと思います。

――前半はリバウンドもなかなか取れず、シュートも入りませんでしたがどのような原因が考えられますか

取りにいこうとはしていたんですけど(相手が)高くて、そこで対応しきれず後半は徐々に慣れてきて点が取れるようになったかなと思います。

――相手の高さは気になる部分はあったのでしょうか

最初からわかってはいたんですけど、想像以上に高くて練習ではなかなかない高さだったので、慣れなかったですね。

――後半はいいリズムに持ち込めましたが、ハーフタイムで修正したことは

シュート入らなかったんですけど、そこで我慢していつも通りディフェンスからやっていこうという話をして、その結果上手くいってそういう流れがきたのかなと思います。

――相手のインサイドにダブルチームで対応するというのがチームとして徹底されていたと思いますが

今週は相手に留学生のビックマンがいて、そこのダブルチームの練習をしてきたので、そこが上手くハマったと思います。

――ファウルには気をつけたいという話を先週はされていましたが

最初に2回やってしまって、チームの流れ的にも悪くなってしまったので、そういうところは無くしていかなきゃなと思います。

――後半よかったところはどんなところでしょうか

ディフェンスは継続してよかったんですけど、いままでできなかったガードがドライブしてリングにアタックしていくというのがこのリーグの中で多くできているので、そこがよかったかなと思います。

――ピックアンドロールは意識して取り組んでいることですか

僕がしっかりかけないといけないので、かけ方とかもスタッフ陣から言われて、変えたら上手くハマってよかったです。

――あしたに向けて意気込みをお願いします

やることは変わらずなんですけど、自分たちのバスケットをして、40分間やれば勝てる相手だと思うので、しっかりやっていきたいと思います。