バスケットボール部

2015.09.15

第91回関東大学2部リーグ戦 9月13日 東京・東洋大総合スポーツセンター

スリーの雨を浴びせた早大、全勝を守る

 関東大学2部リーグ戦(リーグ戦)3連勝発進と、悲願である1部復帰に向けてこの上ないスタートを切った早大。この日の第4節では中大と対戦した。前半はスリーポイントが面白いように決まり、みるみるうちにリードを広げていく。またディフェンスの面でも持ち味である前からプレッシャーをかけるスタイルで相手に自由を許さず、31点差と圧倒的なスコアで折り返す。後半は点差を少し詰められはしたものの、危なげない試合運びでリードを守った早大が勝利。見事リーグ戦全勝の座を守った。

 圧巻の出だしだった。試合開始30秒、リーグ戦でのスタメン起用が続くSG南木俊樹(社2=東京・早実)がこの試合の先制点となるスリーポイントを沈める。その後、早大はわずか1分半でスリーポイント3本を含む12点を奪った。途中相手に流れをわたす時間もあったが、早大らしい速攻も飛び出すなど強烈なオフェンス力を見せつけ、この第1クオーター(Q)を30-17で終える。第2Qも勢いの止まらない早大は、ディフェンスでも圧倒的なパフォーマンスを見せた。絶えることなく相手に前から激しくプレッシャーをかけ続け、このQの相手の得点をわずか6点に抑える。オフェンスも第1Qに引き続きSF新川敬大(スポ2=東京・京北)やG木澤義椰(人4=京都・洛南)がスリーポイントを沈めるなど圧倒。終了間際にはG森井健太(スポ2=京都・洛南)の見事なノールックパスを受けたF濱田健太(社1=福岡一)がブザービーターを決め、会場を沸かせる。結局、前半だけで何と10本ものスリーポイントを沈めた早大が54-23で前半を終えた。

復帰後調子を取り戻しつつある河合

 「本来の早大のバスケは後半のようなドライブしてゴールまでアタックするっていうのが狙い」(G河合祥樹、スポ3=京都・洛南)と語ったように、河合やSF澁田貴大(スポ3=東京・京北)の鮮やかなドライブなど前半とは一変。後半の早大はドライブや、ドライブを起点としたゴール下への合わせのプレーを中心に得点を重ねる。第4Qはゴール下のC富田頼(スポ1=京都・洛南)にガード陣が鋭いパスを供給し、富田もそれをしっかりとリングに沈めていく。また、SG佐藤智也(社3=北海道・札幌日大)や富田などといった途中交代の選手が攻守両面において存在感を示す。ことしの早大の強みである選手層の厚さも存分に見せつけ、終わってみれば92-65で完勝を収めた。

ゴール下のシュートを確実に沈めた富田

 結果としては完勝となった試合であったが、「3ピリの入りとか後半はギリギリで負けている」(C宮脇隼人、スポ3=京都・洛南)と振り返ったように、前半の圧倒的な勢いを継続できなかったという課題も残った早大。次戦は早大と同様に全勝の強豪である日大である。難しい試合となることが予想されるが、1部昇格の為には絶対に勝利しなければならない相手だ。早大らしい全員バスケを見せ、勝利をつかむ姿に期待したい。

(記事 秋間勇人、写真 東哲也)

第91回関東大学2部リーグ戦 9月13日(vs中大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

30 24 19 19 92
中大 17 21 21 65
◇早大スターティングメンバー◇
G#34 池田慶次郎主将(社4=東京・京北)
G#18 森井健太(スポ2=京都・洛南)
SG#21 南木俊樹(社2=東京・早実)
SF#8 新川敬大(スポ2=東京・京北)
C#38 宮脇隼人(スポ3=京都・洛南)
◇主なスコアリーダー◇
得点  池田慶次郎主将:14得点
リバウンド  宮脇隼人、河合祥樹:6リバウンド
アシスト  河合祥樹:6アシスト
コメント

G河合祥樹(スポ3=京都・洛南)

――きょうの試合を振り返って

きょうは出だしが良くて、タイムアウト後に追い上げられたっていうのはあったんですけど、そこでみんな我慢してディフェンス引き締めて相手の勢いに負けずに自分たちの勢いに変えていけたっていうのが、この1試合を通してこういう点差になった要因かなと思います。

――前半はスリーが良く決まっていましたがその要因は

ディフェンスでいいかたちでプレッシャーかけていって、ディフェンスが良かった分気持ちよくシュートも打てて、ルーズボールも頑張れたっていうところが全部シュートにいいようにつながったかなという風に思います。

――一方で後半はドライブやゴール下への合わせを中心に点を稼いでいましたが狙いはありましたか

もともと試合前からドライブしてゴールまでアタックすることで、やっぱり点の確率が高い分そこで攻めようってなっていたんですけど、前半は結構調子も良くて外角のシュートが入ったので、それでそっちに偏った部分はありましたけど、本来のワセダのバスケは後半のようなドライブしてゴールまでアタックするっていうのが狙いなんで、後半はハーフタイムで監督から出た指示に従ってああいうプレーが出たんじゃないかと思います。

――ディフェンスで良かった点は

相手も同じように前からプレッシャーをかけてくるような相手だったので、最初のミーティングでもどっちが先にディフェンスで先手を取るかっていう話があって、その中で僕らが最初に前から当たって激しく先手を取れたっていうところが良かったと思います。

――ファウルの数が多かったことはどう捉えていますか

そこは今後の試合を考えていくと減らしていかなければいけないと思うんですけど、ファウルが出たってことはディフェンスを全員がサボらず激しくいってるっていうことにもなってると思うので、そこは上手く審判ともアジャストしながら、引き続きファウルのことも頭に入れつつ、激しくディフェンスをするっていうところは忘れずにやっていけたらなと思います。

――河合選手自身は復帰されて4試合目ですが、調子はいかがですか

だいぶ良くなってきていると思いますし、リーグの1週目とかに比べたら全然試合の感覚とか、リーグ戦に対する気持ちのつくり方とかも感覚的に戻ってきたので、どんどんどんどんいままでの調子に戻ってきたかなとは思います。

――次週は強豪2チームとの対戦となりますが、意気込みをお願いします

まず僕らが1部に上がるためには絶対に勝たなければならない相手になるので、日大だから大東だからっていうところで気を張るっていう訳ではないんですけど、いままで通り自分達のバスケを徹底してやって、その結果しっかりと勝つことができればいいと思います。

C宮脇隼人(スポ3=京都・洛南)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうは出だしで一気に12ー0となって、出だしがよかったことと、その後追いつかれたんですけどそこからまた離せたというのがよかったなと思います。

――その点差を離せた場面はどういったことがよかったと思いますか

ディフェンスで、ディフェンスのローテーションのところが上手くいったかなと。相手が上手くはまってくれたので、点差が離れたかなと思います。

――相手がゾーンディフェンスをしてくる場面もありましたが、上手く対処できましたか

練習してきた攻めのかたちをそのままやったらしっかりはまって、外のシュートも確率よく入っていたので、上手く攻められたと思います。

――きょうは宮脇選手自身、リバウンドなどで体を張れていた印象ですが、きょうのご自身の出来はどうでしょうか

(リーグ戦)1週目はちょっと「何かやってやろう」という気持ちが出すぎて空回りしちゃってできなかったんですけど、チームのディフェンスというところからしっかりできて、自分のリズムをつかめて、そこで上手くいったのかなと思います。

――以前はダブルダブルが目標というお話をされていましたが

数字はそれを目標にしているんですけど、そんなに意識しないで自分にできることをやろうと思っています。

――大勝の中で見つかった課題などはありますか

1、2(クオーター)で離せたんですけど、3ピリの入りとか後半はギリギリで負けているぐらいなので、来週の日大、大東大とかはそういうピリオドがあったらそこで一気に離されて負けてしまうと思うので、そういうピリオドを無くして、一つ一つ全力で自分たちのバスケットで勝っていくというのが大事だと思っています。

――次週の日大、大東大には身長が大きいセンターがいますが、そこに向けての意気込みは

大きいので、いままでファウル多すぎてチームに迷惑掛けているので、ファウルはケアして、リバウンドは自分が取らなくてもボックスして、リバウンド取らせないように、そして自分がガンガン走って逆に相手にファウルをかさませるようなことをしていきたいです。