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卓球部

2015.07.20

全日本学生総合選手権団体の部 7月19日 愛媛武道館

淑徳大に敗れ、悔しい結果に

 全日本大学総合選手権団体の部(インカレ)3日目。早大はきのうまでの予選リーグを難なく突破し、決勝トーナメントに臨んだ。初戦の東洋大戦をストレートで制し、順調に2回戦へと進む。2回戦の相手は前年度の同大会で苦杯をなめさせられた淑徳大。トップの小道野結主将(スポ4=神奈川・横浜隼人)や3番手の阿部愛莉(スポ1=大阪・四天王寺)が強豪相手に勝利を収め、団体戦スコア2-2と接戦にもちこむ。しかし5番手の高橋結女(スポ4=新潟産業大附)がフルゲームまでもつれ惜敗し、雪辱を果たすことはできなかった。

 今大会が最後のインカレとなる4年生たちの活躍が際立った1回戦。1番手の高橋は得意なラリー戦へと持ち込み相手のスキを突き得点を重ねる。続く小道野もバックハンドで果敢に攻め相手を寄せ付けない。互いに相手の追撃を許さずストレート勝ちをおさめ、いい流れで1年生ペアの阿部・徳永美子(スポ1=福岡・希望ヶ丘)へとバトンを渡す。1年生ペアも「緊張は特にしなかった」(阿部)と先輩たちと同じように、ストレート勝ちを収め、危なげなく2回戦へと駒を進めた。

相手を寄せ付けない圧巻のプレーを見せた

 約3時間にも及んだ大熱戦となった淑徳大戦。初戦から小道野主将が気迫のこもったプレーで相手を威圧する。得意のバックハンドが決まるたびにガッツポーズを見せ、声を出して自身を盛り上げる。ラリーでも粘り強く攻めて、勝利し良い流れで次につなぐ。しかし、2番手、3番手が後に続くことができずリードを許す。4番手の阿部が対するは強豪・佐藤。序盤は相手の得意な展開に持ち込まれ11-3と大差をつけられゲーム落とし、迎えた第2ゲーム。ここで「自分の卓球をすることだけに集中した」と阿部のプレースタイルが急変する。さっきまでとは別人のような強気のプレー。勢いに乗って連続3ゲームを連取し勝利する。勝敗は5番手の高橋結女に託された。1ゲーム目こそ落とすが、2、3ゲーム目とラリーからの攻撃で連取する。しかし、相手も引き下がらず粘る。4ゲーム目をジュースの末にとられると、最後は「自分のミスを我慢することができなかった」と高橋が力尽き勝負あり。またも2回戦敗退となった。

強敵から大きな白星を奪った阿部

 「レギュラー選手の一人一人の意識の高さが必要」(小道野主将)。選手層が厚い分、他人任せになっている部分が出ているとも振り返った。インカレを終え、残る団体戦は秋季関東学生リーグ戦(リーグ戦)。「最後は笑って終われるように、また出直していきたい」(小道野主将)。リーグ戦こそ頂を奪う。

(記事 本田京太郎 写真 豊田光司)

結果

▽1回戦 対東洋大

◯3-0

◯高橋3-0村山

◯小道野3-0荒井

◯阿部・徳永組3-0川上・中本組

▽2回戦 対淑徳大

●2-3

○小道野3-1楊

●佐藤1-3丹羽

●小道野・高橋組0-3組丹羽・佐藤

◯阿部3-1佐藤

●高橋2-3高橋

コメント

小道野結主将(スポ4=神奈川・横浜隼人)

――またしても淑徳大に敗れて、今大会を終えましたがいかがですか

もちろん勝ちたかったですし、すごく悔しかったですけど、いろんな面を含めて秋リーグにつながる試合になったので、良かったかなと思います。

――小道野選手自身は、初戦勝利を挙げてチームを勢い付かせたと思いますが、どのような試合でしたか

自分のコンディションもすごく良くて、気持ちもしっかりプレーにのってくれたので、1戦目勝てたことは自分の自信にもなったし、すごいうれしい試合でした。

――特にバックハンドが効いていたと思いますが

そうですね。バック同士のラリーで負けなかったのが良かったと思います。あとはもうちょっとフォアが打てたら良いかなという感じですかね。

――接戦の試合ばかりでしたが、ベンチで見て、ダブルスで対戦して相手をどう感じましたか

淑徳大は1回2部に落ちたという面もあるのですが、今大会はひとりひとり調整してきてて、ワセダも良いチームとして仕上がってきたんですけど、まだチーム力として何か欠けるものがあったからそこの差で負けてしまったと思います。

――自身最後のインカレはどのような大会になりましたか

ほんとに悔しかったですけど、自分的にはダブルスも負けてしまったというのもありますが、やり切れた試合だったし、悔いが残る試合ではなかったので、良かったと思います

――団体戦では春季リーグ戦、インカレと悔しい結果が続いていますが主将としてどう感じていますか

すごい悔しいです。でも春季リーグ戦もインカレも負けてきてるけど、秋に優勝するための負けだと思ってるし、最後笑って終われるように、また出直してきたいと思います。

――チームに足りてないと感じる部分はありますか

特にレギュラー選手のひとりひとりの意識の高さがもっと必要かなと思います。

――秋までに個々人が意識を高めて優勝を狙いたい

そうですね。やっぱり昨年よりも層が厚いし、それが逆に責任のなさというか、自分が出て勝つという気持ちをひとりひとりが持っていかないと秋は優勝できないかなと思います。

――秋リーグへの抱負をお願いします

全勝優勝で。

高橋結女(スポ4=新潟産業大附)

――2回戦を終えての率直な感想を教えてください

最後のインカレであまりチームに貢献できなかったのが悔しいです

――1回戦と2回戦を振り返ってみて調子などはいかがだったでしょうか。

調子は悪くなかったですけど、高橋さん(淑徳大)の方が1枚上手で、自分がミスを我慢できなかったのがあのゲームの敗因だと思います

――2回戦の2、3ゲーム目はいい流れでゲームを進めることができていたと思います。そうなった要因を教えてください。

相手が弱気になっていると気づき、積極的に攻めることができたことがその要因だと思います。

――高橋さん(淑徳)のサーブに少し苦戦していたように見えたのですが、いかがでしょう。

4ゲーム目あたりから相手がサーブを変えてきていて少し戸惑い、ミスをしてしまいました。

――5ゲーム目のかなり緊迫した場面でなにか心がけたことはありますか。

序盤に4点の差をつけられて試合の流れはよくなかったですけど、1本1本積み重ねるということを心がけて戦いました。

――最後に秋リーグに向けての意気込みをお願いします

この大会で見えてきた課題を秋リーグまでにメンバー全員が改善していって、もう少しレベルアップした早稲田で秋リーグに臨みたいです。

阿部愛莉(スポ1=大阪・四天王寺)

――1ゲーム目に臨む前に緊張はありましたか?

緊張は特にしませんでした。

――2ゲーム目以降まるで別人のようにプレースタイルが変わったように見えました。その点についてはいかがでしょう。

1ゲーム目にまったく自分の卓球ができてなかったので、2ゲーム目以降は冷静に自分の卓球をすることだけに集中しました。その結果、2ゲーム目以降自分の卓球ができて、うまくいきました。

――佐藤さん(淑徳)に勝てた勝因を教えてください。

自分の卓球をしようと思いすぎるとミスが多く出てしまうので、場面に応じて、その気持ちを我慢しながらプレーすることができていました。それが大きな勝因の1つだと思います。

――佐藤さん(淑徳)に勝てたことにより得た収穫はありますか。

チームが負けている中で自分の出番が来ても、緊張することなく自分のプレーをし、勝ち切ることができたということが大きな自信になりました。

――秋リーグに向けての意気込みをお願いします

春のリーグとこの大会で優勝することができなかったので、秋のリーグでは4年生のために優勝できるようにチームに貢献したいです。