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ホッケー部

2015.07.13

全日本大学王座決定戦 7月10日 埼玉・駿河台大ホッケー場

力及ばず2回戦で敗退

 全日本大学王座決定戦(王座)2回戦。早大は昨年の同大会で初戦敗退を喫した天理大とのリベンジマッチに臨んだ。フィジカル面、技術面ともに格上。少ないチャンスの中でカウンターを狙っていきたいところだったが、相手の強いストロークとパス回しに圧倒され試合の主導権を握られ続ける展開に。下剋上を成し遂げることはできず、0-4で王座の幕は閉ざされた。

 試合開始直後、ボールは既にワセダゴールの手前まで運ばれていた。守護神・GK南有紗(スポ2=埼玉・飯能)を中心に必死の抵抗を見せる。しかし4分、一瞬の守備の隙も見逃さない天理大に先制点を献上。続く16分にも、相手にペナルティーコーナー(PC)を取られ2点目を決められた。中盤までなかなかボールを奪えなかった早大。だが徐々に相手のペースに慣れていき、さらなる追加点は与えない。何度もゴールに迫られるもここは意地を見せ、前半を2-0で折り返した。

積極的に前へと攻めるFW瀧澤育未(スポ3=滋賀・伊吹)

 相手の猛攻撃は後半に入ってもとどまることはなかった。7分、またも奪われたPCで混戦を抜かれたボールは、ゴールに吸い込まれていく。15分には初のPCのチャンスが訪れるも、相手FB陣のカベは厚く、シュートを打たせてもらえず。それどころか一気にカウンターを仕掛けられ、追加点を許してしまった。2度目のPCではFB八木澤江里主将(スポ4=栃木・今市)が強烈な一振りで打ち込むも、相手GKの好セーブに阻まれる。ディフェンスに徹する時間が多い中、八木澤やMF小澤眞帆(教3=埼玉・飯能)がカウンターを試みるもなかなか仲間との連携が図れない。その後も天理大の魔の手が襲い続けるが、なんとか食らいつき試合終了。結果は0-4。昨年の雪辱を果たすことはできなかった。

試合終了後、観客席に向かって挨拶をする選手たち

 ワセダらしいプレーを――。この言葉を主将の八木澤は春のシーズンで何度も口にしてきた。今大会はそれが全くできなかったと振り返る。だがここまで春季関東学生リーグ戦、王座を戦ってきた彼女たちなら、これを実行するためにいま何が必要なのかをしっかり受け止めているはずだ。「ワセダはここでは止まらない」(八木澤)。ここから夏の厳しい練習を乗り越えていく若葉たち。秋シーズンには美しいエンジ色に染まり、真の実力を見せてくれるだろう。

(記事 中村ちひろ、写真 大森葵)

全日本大学王座決定戦
早大 0-2
0-2
天理大
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コメント

安岡裕美子監督(平16卒)

――きょうの試合を振り返って

早い段階で失点をしてしまったのがプラン通りではなかったのですが、そこから大きく崩れることはなく徹底的にやろうとしていたことはできたので良かったかなと思います。

――相手はストロークなども強かったですが、どのような戦略を立てていましたか

プレスをしっかりかけて、サークル前で取れるところで取るということを意識していました。

――4失点という数字については

もう少し少ない失点で抑えられればと思ったのですが、点数を取られたので攻めに行くという意識があったので、そこは仕方ない部分ではあると思います。

――その中でGKを中心に守り切れていたシーンも多かったと思いますが

そうですね。GK南有紗(スポ2=埼玉・飯能)の頑張りがあって、取った後もしっかりと出すということも意識していたので、この失点で抑えられたかなと思います。

――今大会の収穫と課題は

大きく崩れることのないチームになってきたので、あとは個々のレベルアップと、もう少しチームとして大人数で使うことができるかたちにレベルアップしていって、共通理解をしていけば良いチームになると思います。

――次の秋季関東学生リーグに向けて

関東2位が目標です。春季関東学生リーグは4位に終わってしまったのですが、チャンスはあると思うので、そこに向けて選手としっかり話をして良い方向に行けるように頑張りたいと思います。

FB八木澤江里主将(スポ4=栃木・今市)

――きょうの試合を振り返って

強豪校とは分かっていて下克上という気持ちで臨んだのですが、自分たちの劣っているところが多く見られて悔しい気持ちでいっぱいです。

――きのう自分たちのホッケーがしたいとおっしゃっていましたがどのくらいできましたか

全然できなかったですね。相手に押された部分はあって、でもそこはきちんと守れたと思うのですが、カウンターになったときに上がりが遅くて自分たちのチャンスを上手く作れなかったのでそこは今後改善していくべきだなと思います。

――天理大の早いパス回しになかなか着いていけていない印象でしたが

きょねん戦って負けてしまっているのですが、きょねんと同じく結構スピードで負けてしまっているところがありましたしフィジカル面も負けてしまいました。そういうところは強化が必要で、秋リーグ(秋季関東学生リーグ)、インカレ(全日本大学選手権)まで時間があるのでスピードとフィジカルを身に付けられるようにこれから練習に励んでいきたいと思います。

――その中でもだんだんボールを支配する機会が増えたように感じました

スピードに慣れたというのはあるのですが、やっぱり相手の方が技術的にも上回っていて、体力は結構着いていけたと思うのですが、技術面で劣っているなと思いました。

――八木澤選手自身のプレーを振り返って

主将としてまだ全然まとめられなかったと思うので、今後夏の練習を通して部員全員を同じ方向に向かわせるようにまとめられたら自分もいいプレーができると思ったので頑張りたいと思います。

――後半に入る際チーム内でどのようなことを話していましたか

まずは相手がスピードが早いので守りにいこうということでラインをFWも下げて守ろう、守りを徹底していこうと話をしていました。

――後半に入る直前に南選手(GK南有紗、スポ2=埼玉・飯能)と言葉を交わされていましたが

自分たちなら大丈夫だから、絶対勝てるからと、お互い頑張ろうという気持ちを伝えあっていました。

――2度のPCのチャンスがありましたが振り返って

PCの確率が元々低いのですが、PCは結構チャンスだと思うのでこれから決めていけたらなと思います。

――秋リーグに向けて夏はどのようなことを強化していきたいですか

まずは体力向上と技術向上、個々もそうですがチームワークも大切だと思うのでチームでどういうプレーをしたいかなどミーティングを通して話し合ってコミュニケーションを取って頑張りたいと思います。

――最後に今後への抱負をお願いします

まだ秋リーグ、インカレと残っていて、ワセダはここで止まらないのでしっかりとワセダらしいプレーができるように自分たちで考えて行動してこれから上位に向かって頑張っていきたいと思います。

GK南有紗(スポ2=埼玉・飯能)

――天理大との戦いとなりましたがどのような意気込みで試合に臨みましたか

きょねんも同じ対戦で負けてしまったので、今回はもっと良い試合をしてきょねんより良いチームで勝てるようにしたいなと思っていました。

――試合を振り返って

やはり相手の方がプレーの技術もプレーに対する執着心なども上で、そういう面で負けてしまったかなと思います。なのでもっと夏に練習をして、次にやった時はもっと良い試合ができるようにしたいと思います。

――攻め込まれる場面が多い中で何かご自身が意識していたことはありましたか

自分が焦ってミスをすると失点にもつながって、チームの焦りにもつながるので、良いプレーは褒めるようにして、前向きな声を多めに出すという事を意識していました。自分のプレーは落ち着いて確実なセービングができれば良いなと思っていました。

――その中でファインセーブも多くありましたね

危ない場面をつくってしまって、自分が出てという場面がそういう時だったと思うので、もっと確実に、そんなに目立つことなくとれるプレーが増やせればいいなと思いました。

――どのようなコーチングを意識していましたか

コーチングとしては、相手のプレッシャーとかに負けたり、迷ってしまったりして取られる場面が多かったので、迷わないでみんながプレーできるように、はっきりとしてほしいということと、褒めることを意識していました。

――今大会の収穫と課題を教えてください

収穫としては、0-4という結果でしたが、ずっと守っているというわけでもなくて、何回か良い攻めもできたと思うので、もっとその確率をあげていって良いイメージをみんなが持って次に挑めるようになれれば良いかなと思いました。課題はやはり、体力面や技術面で相手に負けてしまったと思うので、そこがもっとこの夏に克服しなければいけない課題だと思います。

――秋季関東学生リーグへの意気込みをお願いします

ことしの春季関東学生リーグは何年かぶりに4位に終わってしまってすごく悔しかったので、ことしの秋は絶対に2位に食い込めるように、順位をあげてもっと良いチームになりたいなと思います。