メニュー

合気道部

2015.06.10

第47回関東学生大会 6月7日 埼玉・入間市武道館

男子団体で優勝も、その他は振るわず悔しい結果に

 春季最大の大会である関東学生大会。関東学生新人大会を戦っていない3年生以上にとっては、今季初の大会となった。男子は、乱取競技団体戦で強さを発揮し見事優勝を飾る。しかし女子の団体戦は3位、また乱取競技個人戦では鎌田真気女子主将(教4=埼玉・聖望学園)が3位入賞を果たしたほかは男女ともに入賞者が出ず。昨季学生王者の早大にとっては悔しい結果に終わった。

 鎌田女子主将の選手宣誓で幕を開けた今大会。5人で戦う男子乱取競技団体戦は、1回戦、準決勝で計10戦無敗と順当に勝ち上がり、決勝で帝京大と対戦した。決勝では谷本彬徳(文構3=大阪・高槻)、岡本拓夢(商3=神奈川・聖光学院)、安藤圭彦主将(教4=神奈川・茅ヶ崎北陵)がそれぞれ一本を奪うなど相手を圧倒。続く小寺裕太(文構4=埼玉・県立浦和)が敗れたものの、最後は武塚直也副将(商4=神奈川・座間)が完封で締め、優勝を決めた。一方、3人制の女子乱取競技団体戦では初戦で明大にまさかの敗北を喫し、3位決定戦に回る。そこでは勝利し3位に食い込んだものの、「練習不足」(鎌田女子主将)と悔しさをにじませた。

女子団体を引っ張った鎌田主将

 個人戦には男子は安藤主将、武塚、小寺の3人が出場したが、いずれも準決勝まで進めずに敗退。女子も、勝ち進んだ鎌田女子主将が準決勝で相手に技ありを決められるなど苦戦する。後半は攻め続けるも追い付けず敗退。3位決定戦には勝利するも、本人にとっては満足のいかない結果に終わる。一方、演武競技では各々が力強い演武を披露し、全部門で入賞。1年生も出場を果たし、これからにつながる大会となった。

惜しくも個人戦で入賞を果たせなかった安藤主将

 「勝つという部分にこだわれていない部分が少しあると思います」(安藤主将)。久々の公式戦であったとはいえ、やはり結果を残したかっただろう。また、男子団体では3年生の活躍が光ったため、ここから4年生の奮起があれば個人戦の成績向上にもつながるに違いない。次の試合は秋の早慶戦と、しばらく間が空くこととなる。この準備期間をどう生かしていくかが、覇者・早大にとって重要となってくるだろう。

(記事 中丸卓己、写真 大槻竜平)

結果

【男子】

▽乱取 団体戦

早大 優勝

▽演武 対徒手部門

小寺・小池雄登(先理1=東京・巣鴨)組 3位

▽演武 対武器部門

安藤・白石尚之(法1=東京・巣鴨)組 優勝

【女子】

▽乱取 個人戦

鎌田 3位

▽乱取 団体戦

早大 3位

▽演武 対徒手部門

鎌田・松本桃香(教2=埼玉・早大本庄)組 優勝

▽演武 対武器部門

古尾谷葵(スポ4=神奈川・湘南)・小林ひかる(文構2=北海道・留萌)組 優勝

コメント

安藤圭彦男子主将(教4=神奈川・茅ヶ崎北陵)

――きょうの大会全体を振り返って

今回の大会は3年生に助けられました。4年生は個人戦でも負けてしまって、団体戦でも優勝はできましたが、4年生が負けてしまったので。特に4年生の男子がもっとしっかりしなくてはいけないと思いました。

――個人戦はいかがでしたか

初めて個人戦というものに出たのですが、もう少し試合の展開の仕方や、技術以外の部分が課題ですね。間の取り方ですとか、雰囲気の出し方とかですね。周りを圧倒できるような雰囲気がないとこれから厳しくなっていくと思います。

――公式戦は久しぶりでしたが

そうですね。でも特別な感じはありませんでした。自分は3年時にケガをしていた影響もあって意外と試合経験が少ないのですが、そこはあまり言い訳にせずやっています。

――優勝した団体戦は

3年生ですね。初戦、2戦目とチームに勢いを与えてくれる勝ち方をしてくれ
ました。自分が思っている以上に3年生たちが成長してくれていて、助かっています。逆に4年生は、勝った負けたという部分以外にもう少し気持ちの部分が見えていなかったので、4年生男子はもっとしっかりしたいなと思います。

――演武競技では優勝しましたが、ペアの白石選手はいかがでしたか

白石は経験者で、自分はもともと2年生の子と演武を組んでいたのですが
、ケガをしてしまったので、急きょ彼を抜てきしました。1カ月弱しか準備する期間がなかったのですが、練習に残って稽古に付き合ってくれたんで、感謝しています。本番では何個かミスがあったのですが、優勝できてうれしく思います。

――主将として反省点は

普段の稽古の延長が試合であると考えているのですが、そういう面では普段の稽古で漫然とやってしまっている部分、こなしている部分というものが試合でも出てしまっているなと感じました。勝つという部分にこだわれていない部分が少しあると思います。そこが次の大会へ向けての課題ですね。

――次の大会へ向けて

次にある早慶戦では5連覇が懸かっていて、5連覇は今までにしたことがないらしいので、しっかり5連覇して新たな歴史を築いていきたいと思います。

鎌田真気女子主将(教4=埼玉・聖望学園)

――きょうは個人、団体ともに3位という結果でした。この結果はどう捉えていますか

全体的に悔しいという思いがあるんですけど、原因としてはやはり練習不足というのがはっきりあるので、これがいまの実力だと思っています。

――久々の公式戦でしたがその点は

そうですね。半年以上試合の時期は空いているので、試合慣れという点では厳しいものがあったかなと思います。

――個人戦の準決勝では相手にリードを許す苦しい展開でした

あそこで投げられるというのは、やはり自分の弱さが出てしまったと思います。

――欠場した選手もいましたが

4年生は就職活動があり、他学年でも体調不良やケガで出られない部員もいました。女子はもともと人数も少ないですし、練習自体も厳しい状態だったかなと思います。

――団体戦ではチームを引っ張る立場でしたが、どのようなことを意識されていましたか

ことしから女子のコーチがいなくなったということもあり自分自身すごくプレッシャーを感じていました。自分は絶対に負けちゃいけないと常々思っていてきょうはそれが裏目に出てしまったところもありましたが、自分の姿を見せて後輩たちを引っ張っていきたいという思いでやっていました。

――一方、演武競技では1位という結果でした

それはもう本当に後輩の松本(桃香、教2=埼玉・早大本庄)に感謝ですね。私があまり練習できていない状況で、金曜日の稽古が終わってから2時間くらいといったかたちで練習しておりましたので、本当に松本に「ありがとう」と言いたいです。

――主将として一番心がけていることは何ですか

やはり、自分自身が弱い姿を後輩たちに見せないというのを一番に心がけています。

――次に向けて強化していきたい点などありますか

今回団体戦で負けてしまったのはチームの弱さだと思っているので、チーム力を上げていきたいと思っています。

――最後にこれからに向けて意気込みをお願いします

早慶戦、国際大会、全国大会と、大きな大会が10月ごろから続いていきますので、夏をメインにみんなで頑張っていきたいなと思っています。