メニュー

ハンドボール部

2015.04.29

関東学生春季リーグ 4月26日 東京・東女体大体育館

詰めの甘さが響き連敗

 関東学生春季リーグ(春季リーグ)も4日目と山場を迎えた。いまだ1勝ということもあり勝利を渇望する早大は、ここまで負けなしとしている東海大と対戦。「上位リーグに残れるかという試合だったので、やってやるという気持ち」(安藤万衣子、教2=東京・文大杉並)で強気に挑んだ。しかし試合は前半から相手の勢いに圧倒される展開に。なんとか食い止めようと試みたが、ディフェンスの連携ミスや詰めの甘さから失点を許し8-18で前半を折り返す。後半は攻撃を仕掛けるもパスの精度、決定力ともに欠け、思うように点を伸ばせない。結果は16-27と、相手の連勝を止めることはできなかった。

 序盤から試合の流れは相手に傾いた。強みのディフェンスを崩され、連続3失点と立ち上がりから苦戦を強いられる。前半4分、千葉絵里子主将(社4=東京・文大杉並)が自ら相手ディフェンスを突破し1点を返すも、その後の守備では最後の集中力に欠けゴールを奪われてしまう。9分にはタイムアウトを取り、「これ以上離されないように付いていこう」(千葉主将)と喝を入れプレーを再開。幾度となくGK高田美沙(スポ4=千葉・昭和学院)が好セーブを見せチームを救ったが、相手の勢いを止めることはできない。点差を縮めようとオフェンスでは、安藤を中心に個人技でのシュートが目立ち始める。20分には兒玉菜夏(スポ4=富山・高岡高陵)がパスカットからの速攻を決めチームを盛り上げた。しかし、終盤になると相手の3-3ディフェンスにはまりミスが増え、そこから相手の速攻による失点を重ねてしまう。チームの悪い雰囲気を払拭(ふっしょく)することはできないまま前半を終えた。

速攻を決めチームを勢いづけた兒玉

 後半は積極的な攻撃の姿勢を見せる。後半3分、内海菜保(スポ2=香川・高松商)がドリブルで相手陣地まで走り込み、そのまま力強いシュートを決めた。11分にもパス回しで相手ディフェンスを崩し再びゴール。早大の反撃が続くかと思われたが、「プレーが気持ちに付いてこない」(千葉主将)というように流れをつかむことができない。小林稚菜(スポ4=東京・小金井北)にボールを集め、高さを生かしたシュートを狙うも得点ならず、苦しい状況は続く。その焦りからか、ゴール前でのパスの精度に欠けミスが目立ち始める。一方ディフェンスにおいても連携ミスから裏を取られてしまい、依然として相手ペースのまま試合が繰り広げられた。連携を失った早大は反撃も虚しく、16-27と2戦連続で敗戦となった。

果敢にゴールを狙う安藤

 ミスからの失点が多かった今試合。実力のあるチームなだけにこの敗戦は悔やまれる。「練習でのミスが試合でも出ている。練習から自分にも他人にも厳しく注意していかなければならない」と語った千葉主将。前回の試合と同じかたちで敗れていることは否定できない。まず1戦を勝ち取るためにも、打開策を見つけることはできるか。優勝を狙う早大に、もう後はない。

(記事 中澤奈々、写真 藤巻晴帆、尾澤琴美)

関東学生春季リーグ
早大 16 8−18
8−9
27 東海大
スタメン
GK 高田美沙(スポ4=千葉・昭和学院)
CP 千葉絵里子(社4=東京・文大杉並)
CP 川村いぶき(社4=岩手・花巻北)
CP 兒玉菜夏(スポ4=富山・高岡向陵)
CP 森本方乃香(スポ4=愛知商)
CP 佐藤未来(スポ3=東京・文大杉並)
CP 小林稚菜(スポ4=東京・小金井北)
関連記事

強みを生かせず完敗/関東学生春季リーグ(4/27)

残り1秒で劇的な逆転勝利!/関東学生春季リーグ(4/22)

大接戦の末惜敗、黒星発進となる/関東学生春季リーグ(4/18)

コメント

千葉絵里子主将(社4=東京・文大杉並)

――きのうの敗戦後にチームで何を話されましたか

きのうの敗因の一つとして前半の途中で8連続失点してしまいました。その時に離されるだけでなく、チームを立て直せるプレーや声掛けが必要だと思いました。その反省を糧にきょう同じ状況にならないようみんなで話して臨みましたが、気持ちは付いてきているのですが、気持ちにプレーが付いてきていませんでした。結局、負けるかたちになってしまったので正直に残念です。

――連続失点ということですが、今回も開始から3連続失点でした。立ち上がりについてはいかがでしたか

これを言ったら言い訳になってしまうのですが、一応スタートメンバーとして合わせていた芳村優花(教2=愛知・星城)がきのうケガをしてしまい、あまり合わせていないメンバーでスタートに臨むことになりました。合わせていないだけあって立ち上がりも良いリズムになれませんでした。もう少しメンバーが変わっても同じように戦えるようにしなければいけないと思います。

――ディフェンスは機能しているものの、詰めの甘さからやられている印象でしたが

一線ディフェンスを中心に何ヶ月もやってきて、先週の2戦はディフェンスの約束事が守れていたのですが、今週の2戦は詰めの甘さや約束事がなぁなぁになっていました。自分たちの武器にしたかったのですが、そのディフェンスがうまく機能できなかったのでゲーム全体の流れも悪くなっていたと思いました。

――早い段階でのタイムアウトでしたが、何を話されていましたか

とにかくこれ以上離されないように付いていこうという話をしました。

――攻撃についてはいかがでしたか

相手のディフェンスがプレスだったり高めディフェンスだったり、穴はたくさんあったと思うのですが、自分たちの連携がうまくいきませんでした。もっと試合の中で、次はこうしようとかオフェンス同士で話し合って、それを挑戦していけたら変わっていたのかもしれません。それができなくて最終的に個人の一対一になってしまったので、もっと連携のあるプレーの練習をしなければいけないと思いました。

――速攻による失点が多かったと思いますが、相手のディフェンスについてはいかがでしたか

速攻の失点に関しては相手がどうこうというのは無かったのですが、きのうと同様に自分たちがミスした後に守りきれませんでした。ミスしたならディフェンスだけでも絶対に守ろうという話は試合前からしていたのですが、実際はできていなかったのでまだまだ甘いなと思いました。

――ゴール前のパスミスが多かったことについてはいかがですか

パスに関してもパスキャッチもそうですが、練習でミスしていることが試合に表れてしまっていたので、もっと練習から自分に厳しく、他人にも厳しく注意していかなければいけないと思います。

――得点力についてはいかがですか

試合後にコーチからも言われたのですが、強気でドリブルでいくのは良いがその人がきょうは決め切れないことが多くありました。基本的にシュート確率がみんな悪いので、そこはもっとビデオを見るなりそれぞれが考えて、来週につなげられるようもう一度練習からしっかりやらなくてはいけないと思いました。

――次戦までにチームに必要なものは何だと思われますか

いっぱいあります。その中でも長く課題としているのが相手の良い流れにさせないようなディフェンスをしっかりしなければいけないということです。まずはディフェンスをしっかり固めたいと思うので、その練習から取り組みたいです。それと並行してセットオフェンスの決定率の低さを改善したいです。
ディフェンスにしてもオフェンスにしても、基本的なことができていないから大差の負けにつながっているので、基本の練習をもう一度やっていきたいと思います。

安藤万衣子(教2=東京・文大杉並)

――どのような意気込みで臨まれましたか

きのう個人的には全然内容が良くありませんでした。反省することが多かったので、それを一人一人がちゃんとやればきょうの試合は勝てると思っていました。上位リーグに残れるかという試合でもあったので、みんなやってやるという気持ちで臨みました。

――個人的にはどのような部分を反省点に挙げられていましたか

きょうと逆で引かれたディフェンスに対して前を狙えていなくて、消極的になっていました。

――きょうの試合では自ら積極的にゴールを狙っているように見えました

きのう駄目だったので、きょうは積極的になろうと思っていました。

――ディフェンスの連携等はいかがでしたか

集合の時にも言われたのですが、約束が守れていませんでした。約束が明確でないし、明確な約束さえも守れていないという感じでした。

――ミスの多さについてはいかがでしたか

ディフェンスから速攻というのがこの前からやりたいと言っていたことなのですが、そこでのミスが目立ってしまいました。ディフェンスから速攻へのミス、戻れないミスがそれぞれあったと思います。ディフェンスに自信を持っていこうということだったのですが、芳村(優花、教2=愛知・星城)たった一人が欠けただけで崩れるディフェンスでは駄目だと言われました。

――次戦に向けての意気込みをお願いします

もう負けられないので、下級生らしくフレッシュに、堂々とやりたいと思います。