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野球部

2015.04.23

春季リーグ戦 4月25〜26日 神宮球場

立大戦展望

 髙橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条)の下、新体制で挑む初めての春季リーグ戦(リーグ戦)。まずは東大に連勝し、勝ち点1を獲得した。この勢いのまま、さらに勝利を積み上げていきたいところだが、今週末、早くも最初のヤマ場を迎える。相手はリーグ屈指の好投手を擁し、高い実力を誇る立大。6季ぶりの栄冠を手にするためにも、絶対に負けられない戦いとなるだろう。

 個性豊かな投手陣がことしのワセダの強みだ。開幕カードで安定した投球を見せたのは、大竹耕太郎(スポ2=熊本・済々黌)。テンポ良く投げ、7回無失点と相手打線をねじ伏せた。このまま好投を続け、チームの大黒柱として信頼を勝ち取れるか。ここから2年目の真価が問われる。一方、開幕投手を任された竹内諒(スポ3=三重・松阪)は制球が定まらず5回途中で降板。まだ本調子とは言えない状況だ。また、吉永健太朗(スポ4=東京・日大三)は東大1回戦で3季ぶりに勝利投手の座を手にするなど、完全復活への兆しを見せている。ルーキー小島和哉(スポ1=埼玉・浦和学院)も初めてのリーグ戦にも臆せず、堂々としたマウンドさばきを見せた。先発から救援まで、一丸となって強敵相手に立ち向かう。

 打線も投手陣をしっかりと援護してきた。一時はリードを許した東大1回戦でも、道端俊輔(スポ4=智弁和歌山)の適時打で無事勝ち越しに成功。必要とされる場面で一本を放つ勝負強さを見せつけた。また、春季オープン戦から勢いが止まらないのは、4番・丸子達也(スポ4=広島・広陵)。ここまでチーム最多の3打点を挙げる活躍ぶりを見せている。そして、今カードで最も注目を集めているのは茂木栄五郎(文構4=神奈川・桐蔭学園)だろう。東大2回戦では代打本塁打を放ち、その復帰を心待ちにしているファンの声援に応えた。「ワセダの顔」と髙橋監督も大きな信頼を寄せている茂木。長期離脱で味わった悔しさをバネに、さらにパワーアップした姿への期待が高まる。

東大2回戦で代打本塁打を放った茂木

 そんな稲穂打線の前に立ちはだかるのは、立大の絶対的エース澤田圭佑。現在リーグトップの通算勝利数をマークしている男は、今季も抜群の制球力と変化球で早大を幻惑するだろう。そして、警戒すべき存在は澤田圭だけではない。故障を乗り越えマウンドに戻ってきた斎藤俊介だ。立大史上初の最優秀防御率賞を獲得した経験を持つ実力派右腕。この二人を中心とした強力な投手陣が早大を迎え撃つ。好機を逃さず、いかに要所で打ち崩すことができるかが勝敗を左右することになりそうだ。また、リーグ通算100安打達成を狙う大城滉二ら、脅威の打線にも要注意だ。

リーグ屈指の制球力とスタミナを誇る澤田圭

 ロースコアでの接戦が予想される立大戦。法大に破れ勝ち点を落としている立大は、必死に勝利を狙いにくるだろう。しかし、早大も負けてはいられない。「逆転されても粘り強く戦っていく」(髙橋監督)。最後まで諦めずに、戦い抜くことができるか――。まだまだ長い優勝への道のり。まずは2つ目の勝ち点を奪うため、チーム全員で熱戦に挑む。

(記事 河野美樹、写真 豊田光司、三井田雄一)

東京六大学春季リーグ戦星取表
明 大 早 大 立 大 慶 大 法 大 東 大 勝ち点 勝率
明 大 5/16、17 5/23、24 4/25、26 5/2、3 ○2−0、○7−0 1.00
早 大 5/16、17 4/25、26 5/30、31 5/9、10 ○5−2○9−0 1.00
立 大 5/23、24 4/25、26 5/16、17 ○8−1、●0−3、●3−7 5/9、10 .333
慶 大 4/25、26 5/30、31 5/16、17 ●0−1●3−4 5/2、3 .000
法 大 5/2、3 5/9、10 ●1−8、○3−0、○7−3 ○1−0○4−3 5/23、24 .800
東 大 ●0−2、●0−7 ●2−5●0−9 5/9、10 5/2、3 5/23、24 .000