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ア式蹴球部

2015.03.09

第11回関東大学女子サッカー東西対抗戦 3月7日 東京・味の素フィールド西が丘

リーグ前哨戦で5選手が活躍!

 関東女子リーグ(リーグ戦)の開幕に先駆け、関東大学女子サッカー東西対抗戦が行われた。この大会は関東大学女子リーグ1部に属する各校が東西に分かれて勝負を争う。ワセダからは西関東大学選抜としてMF正野可菜子(社4=兵庫・日ノ本学園)、MF山本摩也(スポ4=世田谷スフィーダ)、MF中井仁美(スポ2=兵庫・日ノ本学園)、MF三田村桃子(スポ2=宮城・常盤木学園)、DF大島瑞稀(社4=宮城・常盤木学園)が選ばれた。関東学園大、武蔵丘女子短大から構成される東関東大学選抜を相手に、中井が先制点を決め2-0と差を広げるも、試合終盤に連続得点を許し勝利を挙げることはできなかった。

 先に試合のリズムをつかんだのは西関東選抜。開始早々、MF門井恵美(神奈川大)からのループ気味のパスを受けた中井がシュートを放つなど、積極的な攻撃を仕掛けるシーンが見受けられる。また大島が得意の右サイドからの攻め上がりを見せ、相手陣でのプレーをものにする。しかし決定打とまではつなげることができない。多くのチャンスをつくり出すも決めきれない西関東選抜に東関東選抜も食い下がり、カウンター攻撃でシュートにまで持ち込む。だがここで大島らが守備の厚さを見せつけ、得点にまで結びつかせない。34分には正野がドリブル突破でゴールへ目がけるも、ネットを揺らすことはできず。どっちつかずの攻撃に、このまま前半終了かと思われた39分。西関東選抜に再びチャンスが訪れた。FW根本彩夏がゴール右に出したパスを中井が受けると、落ち着いたタッチでシュート。1-0で試合を折り返すこととなった。

落ち着いたプレーで先制点を決めた中井

 迎えた後半。前半とはうって変わって球際での争いが繰り広げられる。積極的にプレスを仕掛けようとするもなかなか前に進むことができず、相手に攻め込まれる苦しい試合展開に。GK新井翠(国士舘大)のナイスセーブで間一髪を逃れる西関東選抜。徐々に試合のペースを戻し始め、迎えた76分。浮き球パスを受けたFW鈴木麻理菜(神奈川大)がゴール右に突き刺さるシュートでネットを大きく揺らし、2-0と差を広げる。対する東関東選抜は、何とか追いつこうと速攻を仕掛け守備陣を翻弄(ほんろう)し始める。85分、徐々にパスをつなげられPA内に侵入されるとそのままシュートを許してしまう。続く88分にはFKを与えるもここは落ち着いた守備で追加点を打たせない。ロスタイムに突入し、このまま守りきりたい西関東選抜。しかし最後まで勝利の女神は油断を与えなかった。92分。相手に一瞬の隙をつかれるとカウンター攻撃で同点弾を決められる。ラストチャンスを得ることができないまま試合終了のホイッスル。悔しくも勝利を手にすることはできなかった。

持ち味を生かしチームに貢献した大島

 リーグ戦に先駆け行われた戦いで、先制点を獲得するなど、ワセダの選手の活躍が多く見られた今大会。いつもとは異なったメンバーとのサッカー経験を生かし、「チームをもっと良くしていきたい」(大島)と新しいワセダへの強い思いが伝わってくる。また、「始動からインカレ(全日本大学女子選手権)へとつなげていきたい」(正野)というようにシーズン全体を見通したビジョンが伺える。リーグ戦開幕までおよそ1カ月―――。新チームはどのようにコンディションを整え、どのようなストーリーを描き始めるのか。その物語が、勝利の笑顔で咲き誇るものになることを願わずにはいられない。

(記事 渡部歩美、写真 近藤廉一郎)

※記事中の学年は新年度のものです。

関東大学女子リーグ東西対抗戦
西関東選抜 1-0
1-2
東関東選抜
【得点者】(西)38中井、76鈴木 (東)85藤村、92瀧谷 
コメント

MF正野可菜子(社4=兵庫・日ノ本学園)

――新シーズンの幕開けとしての今大会での自身のプレーはいかがでしたか

コンディションを含め、あまり良い調子ではなかったのですが自分のプレーが100%出せていないのでそこは悔しいところです。

――地域対抗戦では優勝となりましたが、今大会を終えてのお気持ちは

学連選抜には負けたくなかったので、一試合一試合気持ちを入れて、結果的に両チーム共に優勝できてよかったです。

――今大会はいつもとは違ったメンバーでのチーム構成となりましたが

即席チームでプレーする難しさや、楽しさも感じることができたのでこの経験を今シーズンにつなげられたらいいかなと思います。

――今大会で何か得たものはありますか

普段相手となる人とプレーすることで良い刺激を受けたり、考え方の違いとかを知識として得られたりしたことだと思います。

――1ヶ月後に控えるリーグ戦(関東女子リーグ)に向けての意気込みをお願いします

ことしの新しいチームも始動して、昨年は残念な結果に終わっているので、始動からインカレ(全日本大学女子選手権)に向けてつなげられるように頑張りたいと思います。

DF大島瑞稀(社4=宮城・常盤木学園)

――今大会はシーズン明けの試合となりましたが自身のプレーを振り返っていかがですか

地域対抗戦では25分ハーフだったので普通にプレーできたのですが、東西対抗戦では45分ハーフで体がまだ戻せてないな、というのが正直なところです。

――地域対抗戦も含めて西関東の雰囲気はいかがでしたか

西関東は中盤の選手がとても上手くて、結構集まったチームだったにも関わらずチームワークとかパスとかも共通理解ができていてよかったかなと思います。

――きょうの試合でも右サイドからの積極的な攻め上がりが見受けられましたが

やはり自分の強みとして攻撃に厚みをもたらすことだと思っているので、それを意識してやりました。

――大会全体を通して収穫となったものはありますか

地域対抗戦ではプレーに長けている人が多くて、ア女のいいところとは違った良さがあったのでそれを持ち帰ってもっとチームを良くしていけたらいいと思います。

――リーグ戦開幕まで1ヶ月となりましが意気込みの方をお願いします

これからは体力を上げていくことが中心となっていくと思うので、しっかり走り切りたいと思います。

MF中井仁美(スポ2=兵庫・日ノ本学園)

――試合を振り返って率直な感想は

このメンバーで戦える最後の試合だったのですが、引き分けになってしまい悔しいです。

――前半に先制ゴールを挙げましたが

あのゴールは、良いかたちで崩せてたまたま自分のところにきたので良かったです。

――フル出場を果たしましたが

普段、早大ではフル出場する機会があまりなかったのでその経験ができたのは良かったです。いまフィジカル面の向上がチームの課題で走り込んでいるのですが、終盤は走れなくなっていたので、そういうところでも走れるようにしていきたいです。

――地域対抗戦は戦ってきていかがでしたか

最初は緊張していたのですが、周りが良い人たちだったので楽しくできました。

――西関東大学選抜チームの印象は

個人個人のレベルが高く、試合をやっていくにつれコンビネーションが上がっていたので良かったと思います。

――選抜チームを経て得たものは

この地域対抗戦の中では自分のストロングポイントを生かしてできていたのでそれを早大でもできるようにしたいです。

――あと残り一カ月ほどでシーズンが開幕しますが抱負のほうをお願いします。

ことしの目標は全てのタイトルを獲得することなので、開幕戦からしっかり早大らしいサッカーをして勝ちたいと思います。