ハンドボール部

2014.12.25

早慶定期戦 12月14日 早大東伏見スポーツホール

男女で『伝統の一戦』である早慶戦に勝利!

 全日本学生選手権(インカレ)での敗戦から約2週間。ことしも伝統の一戦である早慶定期戦(早慶戦)が行われた。今回はホームである東伏見スポーツホールでの開催。両校の応援部も駆け付け最高の盛り上がりの中、まずは女子部の試合が始まった。前半は4年生中心に進めたが後半は大きく変え、1年生を投入。固さも無く実力を存分に発揮し、任された役割をしっかりと果たした。そして37-7で快勝。男子部もこの勢いに乗りたいところだったが、思うように試合を運ぶことができない。波に乗り切れないまま終盤までもつれ込むが、地力の差で見事に勝利。男女とも無事に白星を挙げることができた。

先制点を挙げた柳沢

 女子部はインカレ初戦敗退により、全日本総合選手権(全日本)進出の権利を獲得することができなかった。つまりこの一戦で4年生は引退となってしまう。負けるわけにはいかない――。選手全員が1つになって円陣を組み、思いを束ねる。そして試合開始のホイッスル。この日最初の得点を決めたのは4年生の柳沢萌子(教4=東京・国立)だ。これを皮切りに足立未奈(人4=東京・文大杉並)、岡田紗代子副将(スポ4=愛知・名経大市邨)らが連続得点。試合開始直後から気持ちの入ったプレーで圧倒する。隙をほとんど見せず、前半終了。迎えた後半はメンバーを大きく変えて、1年生を起用した。来年の戦力を確認するためだったのか。だが1年生ながら強気の姿勢を崩さず押し切り、追従は許さなかった。試合は37-7で圧勝。引退する4年生に勝利の花を添え、有終の美を飾ることができた。

最後まで攻撃の手を緩めなかった足立主将

 完全に流れはワセダに傾き、男子部もこれに乗りたいが予想外に苦戦を強いられる。序盤から激しい点の取り合いになり、なかなか点差が開かない。13分にはまさかの逆転を許し、不穏な空気が漂う。しかし落ち着きを失うことはなく、森田啓亮(スポ4=岩手・不来方)や東江雄斗(スポ3=沖縄・興南)を中心に少しずつだが差を付けることに成功。ワンマン速攻では東江がスピンシュートやバックシュートで魅せると、会場を沸かせ雰囲気を盛り上げた。2点リードで迎えた後半も変わらずシーソーゲーム。2部リーグの慶大は明らかに格下の相手だが、ワセダの研究を進めていたのか、しっかりと対応されてしまい思うようにリズムをつくれない。残り試合時間10分を切った場面で、玉城慶也主将(スポ4=沖縄・興南)の退場で数的不利を背負うも、個々の力の差を発揮し差は縮まらず。見事に逃げ切り37-30で勝利を収めた。

積極的に指示を出す玉城主将

 「最高の仲間に囲まれハンドボールをできて、得ることしかない4年間でした」(増田翔、スポ4=神奈川・生田)。女子部の4年生はこれで引退、男子部もこのメンバー全員で戦える最後の試合となった。中にはこれまでずっと続けてきたハンドボール人生の大きな節目を迎えた選手もいるかもしれない。最後の最後に男女ともインカレで思い描いた結果を残せず、悔いもあるだろう。それでもここで過ごしたすばらしい4年間は、これからの大きな糧になるはずだ。この先活躍の場は皆変わってしまうが、それぞれの舞台でさらなる飛躍を遂げることを願う。

(記事 佐藤凌輔、写真 後藤あやめ、松田萌花、藤巻晴帆)


※掲載が遅くなり、申し訳ありません。

笑顔の4年生

結果

男子部 ○早大 37-30 慶大

女子部 ○早大 37-7 慶大

コメント

玉城慶也主将(スポ4=沖縄・興南)

――早慶定期戦(早慶戦)を終えていかがですか

負けてはいけない試合に勝てて良かったです。

――このメンバー全員で戦えるのはこれで最後となってしまいました。1年間を振り返ってことしのチームはいかがでしたか

きょねん三冠したということで周りからの期待もあったと思うのですが、インカレは落としてしまったものの、春リーグ(関東学生春季リーグ)と秋リーグ(関東学生秋季リーグ)優勝できてよかったです。

――全日本学生選手権(インカレ)閉幕から3週間が経ちました。改めてインカレを振り返っていかがですか

振り返りたくないです。振り返っても過去のことなので、いまは総合(全日本総合選手権)のことしか考えていません。


――大学での4年間を振り返っていかがですか

あっという間の4年間でした。

――ハンドボール部で4年間を過ごしてなにか得られたものはありますか

仲間です。

――同期はどんな代でしたか

マイペースで、しっかりと個々の時間がある代だったと思います。

――最後、これからの早大を背負う後輩たちにメッセージをお願いします

新チーム始動のときから日本一を目指して練習に励み、日本一になってください!

内海祐輔副将(スポ4=香川中央)

――早慶定期戦(早慶戦)を終えていかがですか

このチームでできる最後の試合だったのですが、自分たちのやってきたことがなかなか出せず納得のいかない試合でした。

――このメンバー全員で戦えるのはこれで最後となってしまいました。1年間を振り返ってことしのチームはいかがでしたか

オンとオフがはっきりしていてやりやすかったです。

――インカレ閉幕から3週間が経ちました。改めてインカレを振り返っていかがですか

優勝できなかったというのは悔しいですが、この悔しさをバネにこれから頑張っていきます。

――大学での4年間を振り返っていかがですか

周囲の人々や環境に恵まれ様々な場面で成長できた4年間でした。

――ハンドボール部で4年間を過ごしてなにか得られたものはありますか

家族を始め周囲の人々に対する感謝の気持ちを再確認できたことです。

――同期はどんな代でしたか

とにかく個性的でした。

――最後、これからの早大を背負う後輩たちにメッセージをお願いします

ワセダらしさを大切にしてこれからも頑張ってください。

森田啓亮(スポ4=岩手・不来方)

――早慶定期戦(早慶戦)を終えていかがですか

大学生活最後の試合で勝ててよかったです。

――このメンバー全員で戦えるのはこれで最後となってしまいました。1年間を振り返ってことしのチームはいかがでしたか

最後まで波が激しいチームでしたが、リーグ戦で二冠できたことは誇りに思えることだと思います。このチームで1年間できてとても楽しかったです。

――インカレ閉幕から3週間が経ちました。改めてインカレを振り返っていかがですか

最後のインカレで、ケガで思うようにプレーができなかったことすごく悔いが残りますが、それも実力だと思うので仕方ないと思います。それでもベスト4まで進めたのはスッタフや仲間に助けられたおかげだと思うのでみんなに感謝したいと思います。

――大学での4年間を振り返っていかがですか

選手としても人としても成長できた4年間だったと思います。色々な同期や先輩、後輩に出会って色々な経験をして内容が濃すぎる4年間でした。

――ハンドボール部で4年間を過ごしてなにか得られたものはありますか

得られたものはたくさんあるのですが、なかでも全国制覇できたということは一生忘れることはないことだと思います。

――同期はどんな代でしたか

それぞれ個性が強く、あまりまとまりはないと思います。でも、みんな優しくてなにかと助け合いながらできる同期だと思います。

――森田選手はこれでハンドボールは第一線から退くことになります。これまで続けてきたハンドボールに対して何か特別な思いはありますか

ハンド続けてきたからワセダに入れたしここまで来られたので、ハンドやっていてよかったなと思います。

――最後、これからの早大を背負う後輩たちにメッセージをお願いします

インカレの雪辱を果たしてほしいです。来年も日本一をとれる選手はそろっていると思うので、4年生が中心となってチームを引っ張っていってほしいです。

増田翔(スポ4=神奈川・生田)

――早慶定期戦(早慶戦)を終えていかがですか

個人的には結果が出なかったので満足のいく大会ではなかったです。

――このメンバー全員で戦えるのはこれで最後となってしまいました。1年間を振り返ってことしのチームはいかがでしたか

個人的には自分と波長が合うというか、変にピリピリすることなく、やるべきことをしっかりとやるオンとオフの切り替えのあるチームで非常にハンドボールがやりやすかったです。

――インカレ閉幕から3週間が経ちました。改めてインカレを振り返っていかがですか

インカレの試合とかもビデオで客観的に見たわけではないので、特にインカレを終えたときと自分の感覚は変わってないです。やっぱり自分たちの弱さが出た大会だと思います。

――大学での4年間を振り返っていかがですか

最高の仲間に囲まれハンドボールをできて、得ることしかない4年間でした。


――ハンドボール部で4年間を過ごしてなにか得られたものはありますか

より自分らしさとはなにかを実感し、最高の先輩同期後輩と出会えたことです。

――同期はどんな代でしたか

自分らしさが強い人が多く変に群れることがなくて個人的にはそれがすごいいいなと思いました。無駄に群れることがないのは僕は好きですね。

――最後、これからの早大を背負う後輩たちにメッセージをお願いします

とりあえず日本一奪還!頑張れワセダ!