ラグビー部

2014.12.06

12月7日 関東大学対抗戦 対明大 東京・秩父宮ラグビー場

早明戦展望

 国立競技場の改修に伴い、今季の早明戦は42年ぶりに秩父宮ラグビー場で開催される。勝った方が関東大学対抗戦(対抗戦)の2位となるこの伝統の一戦。2位を確保するのは、また歴史の新たな1ページに勝者として名を刻むのはどちらか。両校の誇りを懸けた死闘が始まろうとしている。

 早慶戦では悔しい引き分けに終わった早大フィフティーン。是が非でも勝利したい早明戦では頼れる2人の今季初出場が決定した。期待のルーキーSO横山陽介(スポ1=神奈川・桐蔭学園)と日本代表のFB藤田慶和(スポ3=東福岡)だ。二人とも負傷が癒えて対抗戦初出場。横山はロングキック、藤田はランで試合の流れを変えられるだけに、その活躍がチームの命運を握るといっても過言ではない。もちろん、これまで対抗戦を戦ってきた選手たちも打倒・明大に燃えている。相手が強みとするセットプレーで早大FW陣がどこまで対抗できるかに注目だ。特に、これまで苦戦してきたラインアウトがどれだけ改善されているかが勝負のカギとなる。

昨年の早慶戦で復帰した際に絶大なインパクトを残した藤田。ことしも期待したい

 一方の明大。前の試合では帝京大に敗れ、対抗戦での連勝が5で止まった。しかし攻めの姿勢は一貫している。伝統の強力FW陣は健在。安定したセットプレーに加え、NO・8松橋周平、プロップ勝木来幸主将らが鋭い突進で『前へ』の精神を体現する。BK陣ではスーパールーキーWTB梶村祐介の走りに注目。それらを操るSO田村熙のゲーム運びが明大のプレーを左右するだろう。課題であるミスと反則の多さが改善されれば、攻撃力は一層増していく。昨冬の早明戦ではロースコアの接戦の末3-15で敗戦。だが今季は大量得点で早大を圧倒したい。

日本代表合宿にも参加した経験を持つ梶村のスピードには要注意だ

 過去、早明戦は数々の名勝負を生み出してきた。その結果は戦前の予想を大きく裏切ることが多い。春には早大が佐賀の地で明大に敗北している。しかしこれまでの戦績は関係ない。理屈ではない戦いがそこにはある。80分間死力を尽くし、自分の持ち味を出し切ったチームこそが笑顔でノーサイドを迎えるだろう。

(記事 鈴木泰介、写真 桝田大暉、大口穂菜美、栗田麻里奈)

早大メンバー
背番号 名前 学部学年 出身校
高橋 俊太郎 社4 東京・早実
清水 新也 スポ4 宮城・仙台育英
佐藤 勇人 スポ4 秋田中央
◎大峯 功三 スポ4 福岡・東筑
桑野 詠真 スポ2 福岡・筑紫
布巻 峻介 スポ4 東福岡
加藤 広人 スポ1 秋田工
佐藤 穣司 スポ3 山梨・日川
岡田 一平 スポ3 大阪・常翔学園
10 横山 陽介 スポ1 神奈川・桐蔭学園
11 深津 健吾 スポ4 東京・国学院久我山
12 小倉 順平 スポ4 神奈川・桐蔭学園
13 飯野 恭史 商4 東京・早実
14 荻野 岳志 先理4 神奈川・柏陽
15 藤田 慶和 スポ3 東福岡
リザーブ
16 光川 広之 スポ4 神奈川・公文国際学園
17 菅野 卓磨 教4 東京・早実
18 千葉 太一 教2 東京・早実
19 仲元寺 宏行 社3 広島・尾道
20 吉田 勇輝 人4 大分舞鶴
21 平野 航輝 スポ4 長崎南山
22 鶴川 達彦 文構1 神奈川・桐蔭学園中教校
23 本田 宗詩 スポ2 福岡
※◎は主将、監督は後藤禎和(平2社卒=東京・日比谷)