バドミントン部

2014.12.05

第68回全日本総合選手権 12月4日 東京・代々木第二体育館

古賀・齋藤ペア、自身初のベスト8入り!

  全日本総合選手権(全日本総合)3日目。前日の本戦1回戦を勝ち進んだ古賀輝(スポ3=埼玉栄)・齋藤太一(スポ3=福島・富岡)ペアは第4シードの佐伯祐行・峠畑亮太(日本ユニシス)ペアと対戦。積極的に試合を進め敵を追い込むと、見事完封勝ち。自身初となる全日本総合でのベスト8入りを果たした。古賀は続いてシングルスにも登場したが、一歩及ばず惜敗となった。

 今季の目標であった『全日本総合でのベスト8入り』。これを実現するためには、立ちはだかる実業団の強豪ペアを倒さなければならなかった。日本ランキングでも上位の選手を相手に、挑戦者という気持ちで食らい付いた古賀・齋藤ペアが真価を見せる。開始序盤は少し動きが固かったものの、気迫のこもったプレーでポイントを連取。イレブンを奪うと、勢いに乗った早大は21-18で第1ゲームを制した。第2ゲーム前半は敵の速いスマッシュにやや苦戦してしまう。しかし安定したレシーブ力で対抗し、チャンスを逃さず着実に球を鎮める姿勢を貫いた。先にゲームポイントを握られたものの、冷静な試合運びを進めた古賀・齋藤ペア。ロングサーブで相手の意表を突き、ラリーの末際どいショットのアウトを見抜く。実力者にストレート勝ちを収めた二人はガッツポーズを決め、喜びを爆発させた。

勝利しハイタッチを決める古賀(左)・齋藤ペア

 古賀はシングルスでも本戦2回戦に出場。1ゲーム目は素早いフットワークで敵の揺さぶりにも負けず縦横無尽にシャトルを追い、キレのある動きを見せた。だが「相手が攻撃パターンを変えてきたが、対応できなかった」と語るように、第2ゲーム以降はミスが多発してしまう。迎えたファイナルゲームは力強いスマッシュで打開を試み、イレブンの先取に成功する。しかし流れを引き寄せることができず、僅差で敗退。シングルスは昨シーズンと同じくベスト16に終わった。

わずかに及ばず苦杯を喫した古賀

 ナショナルBのメンバーに選抜されているペアをゲームカウント2-0で撃破した古賀・齋藤ペア。今季課題としていたレシーブが改善し、持ち味とする鋭いショットで敵を崩せたからこそ得られた結果だろう。しかしベスト8入りという目標を達成したものの、ここで満足しているわけではない。あす対戦するのは日本ランキングサーキットで敗北している数野健太・山田和司ペア(日本ユニシス)だが、「初めてのベスト4を目指して頑張りたい」と齋藤が話したように気合は十分だ。勢いに乗った早大のエースが、大舞台で雪辱を期す。

(記事 八木瑛莉佳、写真 高畑幸、芦川葉子)

結果

▽男子シングルス本戦2回戦

古賀輝(スポ3=埼玉栄)●1-2坂井一将(日本ユニシス)

(21-13、14-21、19-21)

▽男子ダブルス本戦2回戦

古賀・齋藤太一(スポ3=福島・富岡)○2-0佐伯祐行・峠畑亮太(日本ユニシス)

(21-18、23-21)

関連記事

大舞台で男女共に奮闘!2組が予選突破(12/03)/全日本総合選手権

男子単複が2回戦進出(12/04)/全日本総合選手権

コメント

古賀輝(スポ3=埼玉栄)

――まずダブルスについてですが、ベスト8入りおめでとうございます。いまの率直なお気持ちをお願いします

自分たちの最高順位であるベスト8に入れて、素直にうれしいですね。

――お二人で前もって話し合われたことはありますか

いつもと変わらず自分たちのプレー、攻めてあまり上げないということですかね。

――1ゲーム目を振り返っていかがでしたか

相手のミスが重なって、思ったよりはあっさりいけたなと思いました。

――緊張などはされましたか

いや自分たちは挑戦者なので、そんなに緊張するほどではなかったですね。

――2ゲーム目は相手のスピードやパワーショットに押される場面もありました

相手も多分次取られたら負けると思っていたと思うので、相手も思い切って来たから速かったのかなと思います。

――実業団の選手と対戦して、違いなどは感じられましたか

一つ一つの質の高さと言いますか、スマッシュ一つにしても速いですし、前衛での止め方もうまかったなと思います。

――次にシングルスについてです。試合を振り返っていかがでしたか

1ゲーム目は思い通りと言いますか、相手もミスが多かったのですが良い入りでいけて、そのまま(の流れで)取れたかなと思います。

――2ゲーム目以降は少し崩れてしまいました

そうですね。7点くらいまでオールだったと思うのですが、そこから相手もパターンを変えてきて大きい展開で攻めてきました。そこに自分が対応できなくて点数が離れてしまったのかなという感じです。

――敗因は何だったと思いますか

ファイナル(ゲーム)の出だしが6-1で良いスタートだったと思うのですが、結果追い付かれてしまいました。その後19-19まで追い付けていたのに、自分らしさが出せなくてもったいなかったかなと思います。

――最後にあすへの意気込みをお願いします

また相手が社会人の(日本)ユニシスで、ランキングも(自分たちより)上位なので、向かっていくだけだと思いますし勝ちたいです。


齋藤太一(スポ3=福島・富岡)

――3回戦進出を決め、ベスト8を達成したいまのお気持ちはいかがですか初めてのベスト8なのでうれしいです。

――実業団相手に見事勝利を収めました

格上なので自分らは挑戦者という気持ちで、引かずに思いっきりプレーできたのが良かったです。

――相手は背が高く、角度のあるスマッシュが特徴でしたが、試合に針うときに具体的に気を付けていたところは

後ろで強いスマッシュを打ってくるので、あまり上げないようにノーロブで沈めていこうという意識で、それが結構速いタッチでいけたのが良かったと思います。

――特に1セット目の立ち上がりは相手の球を前でつぶして、相手にやりたいことをさせなかった印象がありました

ノーロブが通用したというか効いていたので、2セット目も同じかたちで準備を速くいこうという話をしていました。

――2セット目は先に相手にゲームポイントを握られてしまいましたが、そのときは焦りなどはありましたか

特に焦りはなくて、1セット目が取れて余裕もあったし、ファイナルいってもいいかなぐらいの気持ちでやっていました。

――その後はマッチポイントを奪い返しても追いつかれてといった1点を奪い合う展開になりましたが

あんまり点数は気にしていなかったので、とりあえず思い切ってできたので良かったです。

――2セット目を23-21で勝った瞬間は、お二人ともガッツポーズでとても喜んでいましたが、その瞬間を振り返ってみて

初めてのベスト8だったので、あと相手とは初対戦だったんですけど、ナショナルに入っている相手ですし、ランキング的にも実力的にも全然上だったので、そこに勝てたという喜びがあって、うれしかったです。

――得た成果と逆に課題はありましたか

自分たちのノーロブというプレーが通用するというか、ラリーができるというのを感じました。あと、自分の試合を振り返ってというのはまだできてないので課題は分かりませんが、とりあえず勝てて良かったというのしか分からないですね。

――あしたの相手も日本ユニシスのペアですが、意気込みをお願いします

(日本)ランキングサーキットで1回負けているので、あした勝って初めてのベスト4を目指して頑張りたいです。