バドミントン部

2014.12.04

第68回全日本総合選手権 12月3日 東京・代々木第二体育館

男子単複が2回戦進出

 全日本総合選手権(全日本総合)2日目は本戦1回戦が行われた。古賀輝(スポ3=埼玉栄)・齋藤太一(スポ3=福島・富岡)ペアが勢いのある高校生コンビを相手に、巧みなプレーを見せつけ完封勝利を収めると、シングルスでも古賀が快勝。単複共に本選2回戦進出を決め、ベスト8入りという標的にまた一歩近づいた。

 早大のエース古賀・齋藤ペアの相手はJOC全日本ジュニア選手権優勝などの輝かしい実績を持つ渡辺勇大・三橋健也(富岡高)ペア。「相手が自分の高校の後輩だったので、ちょっとやりづらい感じはあった」と齋藤は語ったが、そのようなことを微塵も感じさせないほどの鋭いショットを浴びせ試合の主導権を握り、第1ゲームをものにする。第2ゲームは早大が緩急をつけた打球でリードを広げたものの、後半では持ち前のフレッシュさを武器とする高校生ペアの猛反撃に5連続失点を喫してしまう。しかしここは年上としての意地を見せる古賀・齋藤ペア。スマッシュレシーブで揺さぶりをかけ、見事流れを呼び戻し白星を奪取した。

高校生ペアを巧みに翻弄(ほんろう)した古賀(左)・齋藤ペア

 続いて登場したのは、早大から唯一シングルスで全日本総合への切符を手にした古賀。パワーとスピードを兼ね備えた攻撃で相手を圧倒し、ゲームは終始早大ペースで進められていく。「自分自身良くもなく悪くもなくという感じで、ただ相手が調子悪かったのかなというだけ」と話し、冷静に状況を見極めていた古賀。積極的なプレーを見せ、ストレート勝ちを収めた。

終始相手を圧倒した古賀

 また古賀・清水恵(スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)ペアがミックスダブルスに出場した。1ゲーム目は果敢に攻め込んだものの、終盤にミスが多発し20-22で落としてしまう。挽回を図り第2ゲームを取り戻し、勝負はファイナルゲームに委ねられた。一進一退の攻防を繰り広げ、点差を広げず必死に食らい付く二人。だがレシーブに苦しみ、善戦するも一歩及ばず19-21で惜敗した。

 あす早大を待ち構えるのはシングルス・ダブルス共に実業団選手。厳しい戦いが予想されるが、古賀・齋藤ペアが口をそろえて掲げていた『全日本総合でのベスト8入り』という目標を達成するためにはここで立ち止まるわけにはいかない。昨季はどちらの種目もベスト16止まりだったものの、さらに成長を果たした二人が真価を見せつけるに違いない。

(記事 八木瑛莉佳、写真 芦川葉子)

関連記事

大舞台で男女共に奮闘!2組が予選突破(12/03)/全日本総合選手権

結果

▽男子シングルス本戦1回戦

古賀輝(スポ3=埼玉栄)○2-0五十嵐優(中大)

(21-13、21-13)

▽男子ダブルス本戦1回戦

古賀・齋藤太一(スポ3=福島・富岡)○2-0渡辺勇大・三橋健也(富岡高)

(21-18、21-19)


中里裕貴(スポ1=埼玉栄)・五十嵐優(中大)●0-2下農走・常山幹太(東大阪大柏原高)

(9-21、17-21)

▽ミックスダブルス本戦1回戦

古賀・清水恵(スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)●1-2松居圭一郎(日体大)・篠田未来(専大)

(20-22、21-18、19-21)

コメント

古賀輝(スポ3=埼玉栄)

――きょうは1日で3種目3試合というハードスケジュールでした

ダブルスの相手は高校生で1番手2番手の強いところで、ファイナル(ゲームに)いくかなって感じだったんですけど、2-0で勝てて良かったです。

――やはり高校生ということで勢いもあり、立ち上がりは相手のペースのラリーも見られました

そうですね。でも逆に、自分たちも挑戦者という気持ちでやっていたので、そこが良かったところかなって思います。

――2ゲーム目は21-19とかなり競りました

点差的には競っていたかもしれないんですけど、内容的には1ゲーム目の方が競っていたというイメージで、点差が離れていて自分たちがふわってなった気持ちのところでちょっと連取されてしまった感じです。

――シングルスの相手は埼玉栄高の後輩でしたが

相手はダブルスで負けていてモチベーション的にもそんなに上がってないかなという感じでしたね。

――シングルスも2-0のストレート勝利となりましたが、内容を振り返ってみていかがですか

自分自身良くもなく悪くもなくという感じで、ただ相手が調子悪かったのかなというだけです。

――ミックスはペアの清水恵(スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)選手がそこまでたくさん練習できてないというお話がありましたが、試合では順調な滑り出しでした

相手も(全日本学生ミックスダブルス選手権)ベスト8で(全日本総合選手権、全日本総合)予選から上がってきて実力もあるので出だしから飛ばしていこうと思っていたのですが、ジュースで1ゲーム目取られてしまいました。2ゲーム目にうまく切り替えられたのは良かったです。

――ファイナルゲームはかなり混戦となりました

14ー14までは一緒だったんですけど、そこから自分の簡単なミスから19までいってしまって、そこが敗因かなというところです。

――あすの2回戦はシングルスとダブルスが行われますが、それぞれ意気込みをお願いします

ダブルスはもう向かっていくだけなんで、自分の力が出せないよりも、出し切りたいですね。シングルスも何回か手合わせしたことがある相手でお互いの手も知っていると思うので、頑張って勝てるようにいきたいです。


齋藤太一(スポ3=福島・富岡)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

相手が自分の高校の後輩だったので、ちょっとやりづらい感じはあったのですが自分たちのプレー、(球を)沈めて攻めていくということができたので良かったです。

――2ゲーム目の後半は押される場面がありました

そうですね。19-14で勝っていたのですが、19-19まで持って行かれてしまいました。19-14の時にちょっと余裕とかも出てきて、そこで上げちゃったりして相手にどんどんスキを与えてしまいました。点を取られるごとに焦ってそのままミスも出たので、しっかり最後まで取り切るということを大事にこれから頑張っていきたいです。

――今回の試合を自己評価していただくと、100点満点中何点ですか

自分個人としては50点くらいですかね。

――課題などはありますか

1ゲーム目で動きが少し固かったので、しっかりアップをして1ゲーム目からマックスで動けるように頑張りたいです。

――あすへの意気込みをお願いします

ベスト8には入ったことがないので、格上の相手ですがしっかり自分たちの力を出してどこまで通用できるのか頑張りたいと思います。


清水恵(スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

出だしは動けていて良かったイメージなのですが、1ゲーム目の最後に向こうが我慢して取られてしまいました。普通にやれば1ゲーム目は取れていたと思うのでそこが良くなかったと思います。2ゲーム目は頑張って取り返したのですが、ファイナル(ゲーム)は自分がミスしてしまったので、ちゃんとできれば良かったのかなと思います。

――練習期間はどのくらいでしたか

古賀(輝、スポ3=埼玉栄)がシングルスもダブルスも(全日本総合で)試合があって、自分もダブルスがあったのでそんなにいっぱいはしていないですね。前(全日本学生ミックス選手権)よりはちゃんとやったかなという感じです。

――課題などは見つかりましたか

自分がちゃんと落ち着いて前に落とすこと、レシーブをちゃんとダブルスのレシーブではなく、ミックスのレシーブをできるようにしたらもっと良かったのかなと思いました。

――清水選手は全日本総合で今季の公式戦が終了となりましたが、今季を総括するといかがでしたか

一応目標(全日本総合出場)は達成できたのですが、実際達成しても負けたら悔しかったのでらいねんはもっと上に行けるようにしたいです。

――新体制が始まったと思いますが

まだダブルスをどう組むかなども決めていなくて、新しい子も何人入って来るのかわからないですけど、とりあえず自分と島田(きらら、スポ2=青森山田)のダブルスを中心に引っ張っていければと。シングル陣が結構多いので、全員がポイントを取るような団体ができればいいと思います。

――新女子主将として、来季の意気込みをお願いします

自分一人ではできないので、みんなと協力しながら、でも自分が率先してやってみんなが一緒になって団結したら勝てると思うので、頑張ってそういうチームをつくっていきたいです。具体的にはインカレ(全日本学生選手権)と(関東大学春季・秋季)リーグ優勝を目指してやっていきたいです。