バレーボール部

2014.12.04

第61回全日本大学選手権 グループリーグ戦・対岐阜経大 12月3日 東京・大田区総合体育館メインアリーナ

ストレート勝ちで、グループリーグを1位通過

 全日本大学選手権(インカレ)の2日目は岐阜経大とのグループリーグ1位通過をかけた一戦。安定した守備から、センターとライトを織り交ぜた攻撃につなげて第1セットを奪う。第2セットはやや精彩を欠く場面も見られたが、終始リードを保って2セットを連取。セットカウント2-0(25-12、25-20)のストレート勝ちを収め、グループリーグを1位で通過した。

 持ち前の守備力で、終始リードを保ちながら試合を運ぶことができた。特筆すべきは、ラリーでの粘り強さだ。「ブロックがとても安定していた」と黒木麻衣主将(スポ4=大阪国際滝井)が語るように、ブロックポイントこそ少なかったものの、ブロッカーはしっかりとスパイクコースを限定。リベロを中心に相手のスパイクを拾い続け、守備でリズムを作った。

好レシーブで攻撃への起点を作った中川美香副将(スポ4=神奈川・大和南)

 守備の安定が多彩な攻撃を可能にした。「いけるときにセンターとライトを多く使おうという意識の中できょうはトス配分をした」と、黒木はセンターの関根早由合(スポ3=神奈川・橘)とライトの木暮美波(人4=群馬・高崎女)を積極的に使う。関根はクイックに加え、移動攻撃を決めるなど攻撃のアクセントとなった。とりわけ効果的であったのは、第1セット終盤に見せた移動攻撃。この移動攻撃で相手ブロッカーのマークを引き付け、サイドアタッカーの負担を減らした。また、木暮には第1セット序盤からトスが集まる。本人は「きのうの方がちゃんと動けていた」と振り返り、自身の出来に満足できていないようだったが、要所でスパイクを決めきりこの日の攻撃の軸となった。

移動攻撃を決める関根

 粘り強い守備を見せ、『つながり』のあるワセダらしいバレーができたことは大きな収穫だ。しかし、まだ硬さがあるのか、チャンスボールの処理などのミスがいくつか見られた。あすから始まる決勝トーナメントでも好成績を残せる実力をもっているだけに、そうしたミスは減らしたいところだ。笑顔で伸び伸びとプレーするスタイルをいままで通り貫き、有終の美を飾れるか。日本の頂にたどり着くまで、歩みを止めるわけにはいかない。

(記事 渡辺新平、写真 吉原もとこ、上田密華)

セットカウント
早大 25-12
25-20

岐阜経大
スタメン
レフト 唐木沙彩(スポ3=千葉・柏井)
レフト 加納茉未(社2=北海道・札幌大谷)
センター 佐藤夢菜(文2=埼玉・狭山ヶ丘)
センター 関根早由合(スポ3=神奈川・橘)
ライト 木暮美波(人4=群馬・高崎女)
セッター 黒木麻衣(スポ4=大阪国際滝井)
リベロ 中川美香(スポ4=神奈川・大和南)
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コメント

黒木麻衣主将(スポ4=大阪国際滝井)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きのうに比べると簡単なミスが減ってきたとは思います。しかし、試合の流れを相手のミスで作る機会がきょうもきのうもとても多かったので、自分たちが攻めて点を取っていくという気持ちをあしたはもっと出したいと思います。

――きょうの試合ではチーム全体としてレシーブが良かったのではないでしょうか

ブロックがとても安定していたので、レシーブも上がってきていたのだろうなと思います。まずはブロックがしっかりとマークをして、というところからあしたもやりたいと思います。

――関根早由合選手(スポ3=神奈川・橘)と木暮美波選手(人4=群馬・高崎女)の打数が多かったですが

私自身がセンターとライトをどれだけ使えるかというのを、この大会でやっていきたいなと思っています。最終的にレフトのエースの2人に頼むことになるので、いけるときにセンターとライトを多く使おうという意識の中できょうはトスの配分をやりました。

――グループリーグを1位で通過しましたが、あしたから始まる決勝トーナメントの意気込みをお聞かせ下さい

先のことを見ても仕方ないと思うので、1戦1戦、1点1点をしっかりと自分たちでつかみ取っていくつもりで、全員でもう一度戦いたいです。

木暮美波(人4=群馬・高崎女)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

終始リードできたのですが、ちょっと慌ててしまった時にスパイクが単調になってしまったり、攻撃が少し雑になってしまったところがありました。あと、レシーブが少し硬くなってしまったので、あしたからしっかりと身体を動かしていきたいです。

――打数が多かったように思えますが

特に決まりはなかったのですけれど、最初出だしに二段トスをたくさん上げてくれてみんなが信頼してくれているのはすごく嬉しかったです。そこで決められたら良かったのですが、そこで4本ぐらい普通に打ってしまったので、あしたはちゃんと決められるようにしたいです。

――調子はいかがでしたか

自分自身はきのうの方がちゃんと動けていたかなと思います。でも、みんなはきょうもきのうと変わらずアップからちゃんとできていたと思います。

――サーブの際、勝負にいっていたように見えましたが

きのう、結構後ろから打てたんですけどきょうは審判にラインから後ろに出てはだめと言われて、きのうから少し前に出て打っていたらアウトになってしまいました。課題ですね。

――1位通過された点に関してはいかがでしょうか

ずっと当たり前だと思っていて、そこで1位通過しないと尚絅学院大とも当たれないですし。あしたは初戦のチームに勝って、しっかり尚絅と戦えるようにということでこの2戦はしっかりと自分たちの力を出し切れたのでよかったです。

関根早由合(スポ3=神奈川・橘)

――インカレがきのうから開幕しましたがいまのお気持ちは

やはり4年生が最後の試合なので、私たち3年生以下は4年生のみんなにすごく助けられてきましたし、感謝の気持ちを込めて4年生と一試合でも多く戦おうという気持ちで臨みました。きのうの試合は1セット目がすごく調子がよくて2セット目もたついたのですが勝ててよかったです。

――きょうの試合を振り返って

きのうの相手より強い相手だったので、同じ展開を想定していたのですが、1セット目はちょっと競ってしまったのですが、危なげなくあしたにつながるいい試合ができたかなと思います。

――ブロードがよく決まっていましたがご自身のプレーを振り返っていかがですか

4年生の黒木主将のトスを打てるのも本当にあと少しなので、どんなボールでも上がってきたら絶対にしっかり打って決めたいという気持ちがあって、きょうの試合を振り返ってみてもよかったと思います。

――グループ戦を終えて、なにか今後への課題は

大きい体育館なので高く上に上がったボールとかチャンスボールに小さなミスがまだあったので、そういうミスをなくしてやっていこうと思います。

――あすはトーナメント戦が始まりますが、意気込みをお願いします

あしたはサブアリーナでやるので体育館の天井も高くはないですし、大きい体育館だと周りからの重圧もあって、緊張感もあったのですが、あしたは3日目になるので緊張感も取れてきて伸び伸びやれると思いますし、相手もどんどん強くなっていくので、一戦一戦、一点一点をこだわって戦っていきたいと思います。