バスケットボール部

2014.12.01

第66回全日本大学選手権 11月29日 東京・国立代々木第二体育館

圧倒的な力を見せつけ、3年ぶり全国制覇!

 全日本大学選手権(インカレ)直前でのG神﨑由香主将(スポ4=福岡・中村学園女)の負傷離脱。チームは窮地に立たされた。しかし、「みんなが絶対に頑張ってくれる、という信頼」(神﨑)、「支えていこうと思ったし、神﨑の分も頑張ろう」(C桂葵、社4=愛知・桜花学園)という思いはチームをより一層強くした。ついに迎えたインカレ決勝戦、思いを結集した早大は宿敵・白鷗大を圧倒。最後まで相手を寄せ付けず、85―66で勝利を挙げた。3年ぶり2度目の全国制覇。全ての思いは最高の舞台で、最高のかたちとなって表れた。

 「きょうの試合は理想だった」と萩原美樹子ヘッドコーチ(平17二文卒=福島・橘)は振り返る。状況を見て自由に選手たちの判断でプレーする。今シーズンの早大が目指していた戦い方だ。この試合の早大は、攻守両面どちらをとっても目指していた理想に近い、ほぼ完璧な試合内容を見せた。F根岸夢(スポ3=東京成徳大)の連続得点で先制すると、ディフェンスでも速いローテーションでシュートチャンスを与えない。桂からG本橋菜子(スポ3=東京・明星学園)へのコンビプレーなど、息の合った連携を見せ第1クオーター(Q)から24―11と大きなリードを奪う。第2Q終盤、桂が3つ目のファウルを犯しベンチに下がるも、根岸の連続スリーポイントシュートなどで流れは渡さず47―25で前半を終えた。

のびのびとプレーした桂

 後半もどこからでも攻めることができるバランスのいい攻撃で点差を離していく。中盤9連続失点を喫す場面もあったが、桂のポストプレーで相手の流れを断ち切った。第4Q、桂が再びファウルトラブルに陥るも、チームが一体となりインサイドを守り切る。そして試合時間残り1分、85―62と優勝へのカウントダウンが始まる中、出番はやってきた。「10秒でも1秒でもいいから神﨑をコートに」(桂)。チームメイト全員が願い、作りあげた最高の時間を神﨑主将へ――。ついに背番号『14』が3年ぶりに念願のインカレのコートに足を踏み入れた。終了間際に放たれたシュートは惜しくもリングに嫌われたものの、コートにスタメンが揃い、悲願の優勝が決まった瞬間だった。3年ぶりの日本一。その影には試合に出られなかった主将の支えと、そのために一丸となったチームの思いがあった。

神﨑の出場に会場全体が心を揺さぶられた

 関東大学女子リーグ戦(リーグ戦)の王者として挑んだ今大会。リーグ戦とインカレを共に制したのは4年ぶりと、この挑戦は難しいものであった。ただ、「ケガがあったからここまで成長できた」(神﨑)と語るように、チームとしての危機を、チームが一つになって乗り越え、このインカレでついに優勝という結果につながった。インカレ決勝戦でも早大は相手を寄せ付けない強さまで到達し、3年ぶりに王座までたどり着いた。頂点に輝いた早大女子バスケットボール部はいま、新たな歴史を刻んだ。

(記事 東哲也、写真 巖千咲、森健悟)

★個人賞も受賞、文句なしの笑顔見せる

桂が大会最優秀選手賞、根岸が優秀選手賞、本橋とG田村未来(スポ2=愛媛・聖カタリナ女)がアシスト王に輝いた。桂はリーグ戦と連続での受賞。日本一のチームの大黒柱として栄誉ある受賞だ。表彰式後には、「自分一人だけじゃ絶対取れない」と語る根岸をはじめ、全員が周囲への感謝の気持ちを笑顔で語った。

アシスト王を同時受賞したガード2人


第66回全日本大学選手権大会11月29日(vs白鷗大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

24 23 22 16 85
白鷗大 11 14 21 20 66
◇早大スターティングメンバー◇
G#22 田村未来(スポ2=愛媛・聖カタリナ女)
PG#15 本橋菜子(スポ3=東京・明星学園)
F#11 根岸夢(スポ3=東京成徳大)
F#18 関根彩乃(教3=千葉・昭和学院)
C#25 桂葵(社4=愛知・桜花学園)
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コメント

萩原美樹子ヘッドコーチ(平17二文卒=福島・橘)

――3年ぶりの優勝となりましたがいまのお気持ちと、試合を振り返ってお願いします

気持ちは本当に率直に嬉しいです。試合直前にケガ人が出たりしていたので1試合1試合本当に戦うことでしか始まらないと思っていたんですけど、優勝できて本当に嬉しいです。試合を振り返りまして、きょうに関しては私は本当に何もすることがなかったというぐらい選手が素晴らしかったです。オフェンスもディフェンスも試合の中で対応していくということができていましたので、安心していました。出だしから楽に見ていられそうだなっていう感じはあったので、きょうは私は何もすることがありませんでした。

――2日前にキャプテンの戦線離脱という危機があったと思いますが、この1週間の危機管理はどういうようにプラスに変えていきましたか

プラスに変えたという感じはなくてですね、いまでもなんであの時期にあのケガなんだろうという理不尽だなっていう思いはいまでも抱えているというのはあります。ただケガは起こるものだと思いますし、神﨑がケガした後に彼女の中の葛藤だったり、4年生の葛藤だったり、チームの中の葛藤っていうのを神﨑自身が腹に収めてくれたというか、その姿を見て私も飲み込まなくてはいけないんだなというように感じることができたというか、神﨑があそこで腹に収めてくれなかったらなかなか切り替えられなかったなと思います。ケガというのはうちだけではなくてどのチームでもあることですし、彼女は2年前にも同じようなケガをしているので、そういう意味では本当に申し訳ないという気持ちとなんでだ、という気持ちは正直いまでもあります。その中で他の選手がしっかり結果を出してくれたのはみんな頑張ったなというように思います。

――萩原コーチが就任して決勝は3度目、優勝は2度目となりますが、やりたいバスケットボールはできつつあるのでしょうか

1年目にも優勝させていただいたんですけど、その頃よりは遥かに自分がやりたいバスケットに近づいているとそういう手応えはあります。もちろん課題もあるんですけど、少しずつこういうようにやりたいんだというイメージに選手が対応してきてくれているという実感はあります。あんまり決め事をしたくないんですね。これは選手の構成にもよるんですけど、早大はいい選手が来ていると思いますので、高校の時のキャリアがある選手が来ているので、私がやることは選手の力を最大限に引き出すことだと思っていますので、あまりいろんなことを決めるのではなく、そういう意味ではきょうの試合は理想だったんですけど、コートの中で選手が自分たちで状況を判断するということ、オフェンスもディフェンスもそういうバスケットをしています。

――皇后杯全日本総合選手権(オールジャパン)に向けて

ここ数年毎年オールジャパンに出させていただいているんですけど、なかなかインカレの後に気持ち作りをするのは結構難しいんですね。それはうちだけじゃなくてどの大学さんも一緒で、どうしても4年生はインカレに集中するので難しいっていうところはあります。ただここ数年出させていただいてオールジャパンの雰囲気ですとか、負けると何となく悔いが残る雰囲気も何となくチームの中で醸成されているところはあるので、ことしはWリーグのチームを食うぐらいのつもりでいこうよというようなことを提案するつもりではあります。

藤生喜代美アシスタントコーチ(平25スポ卒=福井・足羽)

――優勝おめでとうございます。いまどんなお気持ちですか

本当に優勝したなあ、という気持ちですね。シーズンが始まるときの雰囲気で、このチームは日本一になれるかもしれない、ということを感じていたんです。その後色々なことがありましたけども、本当に優勝できたんだ、という感じですね。

――ご自身もインカレ優勝を経験されていますが

そうですね。その時のことを思い出しましたね。

――きょうの勝因はどこにあったと思いますか

いままでみんなが練習であったりリーグ戦を通してやってきたことを、そのままコートで取り組んだ結果だと思います。

――実力を全て発揮できたということでしょうか

そうですね。やってくれましたね。

――チームの雰囲気はどうだったのでしょうか

今大会はインカレというものを特別に感じることなくやれていて、きょうもさすがに決勝だからみんな固くなってしまうのかな、と思って見ていたんですけど、そんな心配はすることなく気持ちにプレーが乗っかっていたので、ベンチも応援席も盛り上がっていてとても良かったと思います。

――リーグ戦で優勝した経験が自信となって現れたということでしょうか

リーグ戦でも勝ちきることができたから優勝できたと思うんですけど、競った試合や負けていた試合でも勝つことができたというプロセス、経験がこの大会にもつながって、どんなことがあってもチャンスはあるということを選手たちも分かりながらできていたと思います。

――連戦の難しさもあったと思いますが、大会を通して成長した部分がありましたか

相手の白鷗大はタフなゲームの積み重ねで主力がずっと出ていた中で、私たちはきのうも多くの選手が試合に出られたということで、きょうも余力を残して思い切りやれたということを感じました。チームの総力で勝てたんじゃないかと思います。

――層の厚さを感じました

そうですね。15人誰を選ぶかすごく悩みますし、それぐらいみんなの実力が拮抗している中にあって、その中で選手が腐らずに取り組んでくれるからこそチームがこうやって強くなっていけるので、本当にありがとうということを言いたいですね。

――神﨑主将も最後コートに立つことができましたね

そうですね、直前のケガだったので。4年生は5人しかいない中でもう一人ケガをしていて3人しかいないという状況で、もし下の学年だったらとてもしんどかったと思うんですけど、4年生がチームのためにということでやってくれたので、その姿がまたチームを一つにしてくれたんじゃないかと思います。

――大会を通して成長していると実感することはありましたか

自分の中でも余裕を持ってプレーすることができて、ミスもするんですけどその後は笑顔で乗り越えることができたので、そこが良かったと思います。

――選手にどんな言葉を伝えたいですか

ありがとう、ということを伝えたいですね。家族だったり先輩だったり、私たちの知らないところで色々な人が悩みをを聞いてくれたりご飯に連れて行ってくれて、そういう方たちのおかげで選手がこうやって生き生きとできたと思うので、みなさんにありがとうございましたと伝えたいです。

――オールジャパンまであと1ヶ月ですが、どんな取り組みをしていきたいですか

昨年のオールジャパンはチャレンジしきって良いかたちで終えることができたので、組み合わせなどもあると思うんですけど、もう一回インカレを制したチーム、学生代表としてどんな風に戦えるかということを考えて、恥ずかしくない準備をしたいと思います。

――このチームで臨む最後の大会となります。どんな大会にしたいですか

4年生は本当の最後になりますし、大会の前にそこに向けてのプロセスがあるので、4年生にはできる限りの遺産を残して色々なことを下級生に伝授してくれる1ヶ月になればいいなと思います。

――ご自身はチームに対してどのようなサポートをしたいと考えていらっしゃいますか

選手がたくさんいるので試合に出られない子もいるんですけど、それに関わらず一人ひとりと会話をして、一つでも上手になれることを伝えられるような関わり方ができればいいなと思っています。

G神﨑由香主将(スポ4=福岡・中村学園女)

――優勝した率直な感想をお願いします

もう本当に嬉しいですね。まだ実感がわいていないというか。みんなが頑張ってくれたので、もうちょっと接戦になると思っていたんですけど、なんかみんな本当にすごかったです。

――ご自身は大会直前でケガをしてしまいましたが、気持ちの面ではどういった影響がありましたか

ケガのことを考えるとすごく辛くなっちゃうし、でも私はキャプテンだから、みんなにそういう顔を見せちゃいけないというのもあったし。ケガのことをそんなに考えずに、自分にできることを精一杯やっていこうと思ってきょうまでやっていました。

――とはいえ気持ち的には辛かったのでは

そうですね。でもプレーヤーの前では涙を見せないようにはしていたんですけど、心配してくれて声をかけてくれて。肩とかを叩いてくれて、泣いちゃったりしていました。

――この1年間キャプテンとして、どのようなチームづくりをしてきたのでしょうか

私自身がキャプテンとなった強みとして、2年生のときにケガをして試合に出られないときに、ケガをした人の気持ちとかが汲み取れるようになったのかなと思っていて。それで、試合に出ている人と出ていない人とで分けるんじゃなくて、色々な人の気持ちがあって試合に出られているし、色々な人の気持ちがあってベンチに入っている、というのをみんなに分かってほしくて。そういうチームづくりを心がけてきました。あとは、コートで戦っている5人だけがチームじゃないし、ベンチも応援している子も全員でチームだから、チーム全員で最後の1秒まで自分のできる役割をやり続けようというような声かけをしてきました。

――ご自身にとって非常に濃い4年間だったと思いますが、この4年間はどんな戦いでしたか

1年生の頃のインカレで私スティールをして。あのときは本当に自分のことしか考えていなかったし、その自分に浸っていたという部分があって、その頃はただ楽しくて。ただ先輩方についてバスケットをしていることしかなかったんですけど、でも2年でケガをして、3年でもケガをして。なんかもうすごく辛すぎて、辞めたくなったときもあったんですけど、そのときに桂とか他の4年生がすごく支えてくれたから、続けてこられたし、だからこそこの4年目の最後のシーズでは、そのみんなに恩返しをしたいというのがあって。すごくリハビリもきつかったんですけど、耐え抜いてコートに戻ってきて。最初のトーナメント(関東大学選手権大会)はやっぱりケガの時期が長かったので自分のプレーを取り戻すことができなくて、そこでもすごく悔しかったんですけど、そこでもみんなが助けてくれて準優勝という結果を残してくれて。今回のリーグではチームを救うこともできたし、キャプテンとしてコートの上でもベンチでもチームを引っ張っていくことができたと思います。でも最後の最後でケガをしてしまって、本当に辛くて。なんでいま?と思ったんですけど、でも、私のケガで出られる人もいるし、私がケガをしたことで悲しむ人もいて、やっぱりその中でチームって回っているわけで。私だけじゃなくてケガをしている人はそういう思いをしているということをもう一回再確認できたし、2年生3年生のときのケガとくらべると、今回のケガを経験して、チームのことをこんなにも信用できるんだということが分かって。私がケガをしたからどうしようというのではなくて、私がケガをしても、みんなが絶対に頑張ってくれる、という信頼をすごく自分で感じることができて。ケガをして辛かったんですけど、その分ケガをしたことで成長する部分が多かったのかなと思います。ケガがなかったら、と考えたら、もっと楽しいこともできたかもしれないんですけど、やっぱり私は、ケガをして良かったというのも変ですけど、このケガがあったからこそ、ここまで成長できたのかなと思います。

――同じインカレ優勝でも、1年生のときの優勝とはまた違うのでは

1年生のときは、いつのまにか優勝しちゃったという感じで。私たちいま4年生は怒られたりすることもたくさんあって苦しいことも多かったんですけど、後輩たち1、2、3年生が本当にすっごい支えてくれたなと思っていて。4年生だけでチームをつくっているんじゃなくて、本当に後輩たちも手助けしてくれたなと、そういう気持ちが、「4年生でチームを支えたよ」じゃなくて、「みんなでこんだけチーム支えたんだから優勝できて嬉しい」、とチーム全体で喜びたいというか。4年生同士も、苦しいときは喧嘩しながら話したりしたときもあったし、ここまでやってきてよかったね、と思います。

――桂選手はことし1年でまた大きく成長したと思いますが、キャプテンから見ていての印象は

コートの中ですごくたくましくなったなと。プレーで引っ張る姿もそうなんですけど、練習中でも、チームの雰囲気が悪くなっているときとかに、私が怒られちゃうとチームの雰囲気がちょっとわるくなっちゃうんですけど、そういうときに桂がみんなを引き締める声だったりとか。いままではなかったんですけど。本当に変わったので、1年の頃から。本当にすごく信頼できます。一緒にやっているんだ、ということを彼女を見ていて思うし。本当に頑張っているから、私も、私の方がキャプテンなんですけどかつぴー(桂)についていきたいと思うし。私の負けずに頑張ろうという気持ちになれるし、多分後輩たちもそういう気持ちだったのではと思います。

C桂葵(スポ4=愛知・桜花学園)

――3年ぶりの優勝となりましたがいまのお気持ちと、試合を振り返ってお願いします

気持ちは本当にオーさんもおっしゃっていたけど嬉しいです。嬉しいけどこんなこと言うとオーさんに考えすぎって言われるかもしれないけど、この優勝の裏でもちろん他大の優勝目指してきたチームとかもあるし、チーム内でも試合に出る出ないにも関わらずチームのために献身的に支えてくれた子たちとかいろんな人の思いというかそういうものが詰まっているんだなというのを実感しながら、トロフィーを受け取ったんですけど、そう考えると嬉しいけど手放しには喜べない(笑)。感慨深いものがありました。それを置いておいてもいままでのバスケ人生で指導してくださった先生方とか支えてくれた人たちとかそういう人たちへの感謝の気持ちをかたちで表せたのはよかったなと思います。試合を振り返っては私はファウルトラブルで迷惑をかけてしまったんですけど、ディフェンスの部分で後輩たちが何を言わずとも自然に馬選手(白鷗大)のところに集まってきてくれて、そういう対応が非常に速かったなというように思って、支えられました。感謝しています。

――神﨑選手と最後コートに立てたことについてはいかがですか

オーさんにきのうの夜に連絡して、勝負つけるのでそうしたら10秒でも1秒でもいいから神﨑をコートに送り出してくださいってお願いして、リスクもあっただろうし、本当に勝負つくかなって自信なかったですけど、後輩たちもすごく神﨑への思いというのは熱くて、コートに立った瞬間は苦しみが少しだけ和らいだ気がしました。でもあれぐらいでしか私たちが神﨑にできることってなかったので、それができたことはよかったかなと思います。彼女自身本当に長い4年間だったと思いますし、最後少しでもコートに立ててよかったと思います。

――いまの率直な気持ちは

嬉しいです。いままで支えてくれた人たちとか応援してくれた方々とかチームメイトもそうですし、そういう人たちにかたちとして恩返しできたのはよかったな思います。

――きょうの試合は理想に近い試合ができたのではないでしょうか

チームとしては本当にそうだと思います。オフェンスのところもそうだしディフェンスのところも対応できていたのでよかったと思います。

――以前に自由に判断してプレーするのは楽しいとおっしゃっていましたが、きょうの試合は楽しかったですか

楽しかったですね。ただ自分のファウルトラブルのところですごくチームメイトには迷惑をかけたし、自分自身ディフェンスで頑張り切れないところがあったので、そこはちょっと課題というか反省点なんですけど、他のところに関しては非常に楽しかったです。

――ライバルとも言える馬選手との対決でしたが、対決を終えていかがですか

私一人の力では勝てなかったですね。ディフェンスの面で周りの子たちが助けてくれて、その分オフェンスの面で多少やり合えたかなと思います。

――最後はケガで離脱していた神﨑選手がシュートを放つ場面もありましたが

あの1分で神﨑の4年間が報われたかって言うとそれは違うと思うし、なんとも言えないですけど、私たちがずっと支えてきてくれた神﨑にできることってあれぐらいだったので、それはよかったかなと思います。

――神﨑選手が離脱して、このインカレに懸ける思いは強かったのではないでしょうか

2人分やろうと思っていました。

――自分が支えていこうという気持ちはあったのでしょうか

私は支えていこうと思ったし、神﨑の分も頑張ろうって思ったけど、やっぱり神﨑ってすごくて、そう簡単に代わりってできないなって思ったんですけど、本当にその分後輩たちが支えてくれて、私がそんなに頑張らなくてもみんなが逆に支えてくれるぐらいの勢いでやってくれたので、後輩たちに感謝しています。

――最優秀選手賞にも選ばれましたが

MVPはいままで私を育ててくれた人たちへの賞だと思います。

――インカレで一つの区切りとなりますが、オールジャパンへの意気込みはありますか

戦いにいきます。これだけのチームを1年間神﨑キャプテンを中心に作ってきたので、いけるところまでみんなでいきたいです。

PG本橋菜子(スポ3=東京・明星学園)

――優勝したお気持ちは

まだ実感はないんですけどすごく嬉しいです。

――日本一の味というのはいかがですか

最高です(笑)。

――きょうの出来としては

コートの中で自分たちでやるべきことを、ワセダのバスケットをできたので、すごく良いゲームになりました。

――アシスト王を田村選手とともに受賞されました。お気持ちは

嬉しかったです(笑)。

――今大会は神﨑主将が負傷。チームとして神﨑さんのためにという気持ちがあったと思いますが

リーグ戦で神﨑さんが戻ってきてくれたときにすごく嬉しくて、インカレ直前になってまたケガをしてしまって、神﨑さんだけじゃなくて4年生にもう一人ケガしている人がいるんですけど、そういう人たちの思いも全部背負って戦っていこうと思ってやっていました。

――神﨑さんのシュートにラストパスを出されました。あの場面を振り返っていかがですか

神﨑さんがコートに入ったときはシュートを撃たそうと考えていたんですけど、もうどうしたら撃たせられるんだろうってわからなくて、でもああいう形でパスが出せたのはすごく嬉しかったです。

――優勝したいま、4年生に対する思いは

本当にすごく支えられて、すごく4年生の存在が大きかったので、試合に出られなくて悔しい思いとかたくさんあったと思うんですけど、そういう人たちのぶんまで私はコートに立たせてもらっているので、すべてを出し切ろうと思ってやっていました。

――オールジャパン、ひいてはらいねんに向けて、どのような選手になっていきたいですか

チームの中心という意識をもっと持って、まだまだ神﨑さんみたいに引っ張れる存在ではないので、タイプは違うんですけど、みんなに信頼されるような選手になりたいです。

F根岸夢(スポ3=東京成徳大)

――決勝戦への意気込みは

決勝という意識もあったんですけど、チャレンジャーとしてやってやろうというという気持ちが強かったです。

――試合を振り返っていかがでしたか

出だしがよくて先手を取れて、ワセダのリズムで試合ができたかなと思います。

――出だしが良かったとありましたが、それはチームの雰囲気が良かったということでしょっか

そうですね。

――シュートタッチの方が良かったと思いますが

一本目が入ったのもあるし、ディフェンスから走れていたと思うのでリズムの中で打てたんだと思います。

――スリーポイントシュートが得意な8番の選手に主にマークにつかれていたと思うのですが

シュートはすごく意識して守れていたと思うんですけど、周りの人がスイッチした時も守れていたと思います。

――優秀選手賞ということでしたがいかがですか

嬉しいですし、自分がきょう結構良かったんですけど、それも今までみんながつないできてくれたからできたことだと思います。自分一人だけじゃ絶対取れないことなのですごく良かったと思います。

――最後は神﨑主将がコートに立ってプレーということで、何か特別な思いはありましたか

試合前から絶対出してあげようと言っていたので、出せて嬉しかったです。

――インカレを総括していかがですか

今大会は初戦の方は出だしが良くなかったんですけど、その中でも踏ん張ってみんなで戦ってこられたと思います。最後も全員で戦えていたと思うので、結果が残せて良かったです。

F関根彩乃(教3=千葉・昭和学院)

――3年ぶりの日本一に輝きました。いまのお気持ちはいかがですか

嬉しいです。でもまだ実感がちゃんと湧いていないです。

――この気持ちを誰に一番伝えたいですか

チームのみんなと一緒にこの気持ちに浸りたいですね。

――リーグ戦での調子は上々でしたが、インカレでのご自身のプレーはどのように評価していますか

リーグ戦は自分でも安定してプレーできているなと感じていたんですが、インカレは初戦からファウルトラブルとかで自分の思い通りのプレーはできていなくて、ファウルから自分のリズムを崩してしまっていたので、今回は自分的にはあまり納得できていないです。

――課題として見えた部分はありますか

今回わかったのが、ファウルトラブルをすると自分の調子に影響してしまうということなんですけど、その中でもちゃんと切り替えて自分がやるべき仕事を整理して取り組めるようにならないといけないなと思いました。

――相手のキープレーヤーもしっかり抑えられていましたが、相手の印象はいかがでしたか

チームとしても白鷗大の鶴見選手と8番の林選手と馬選手のところの点数を減らしていこうと話していて、誰がマッチアップしてもそこだけは頭に入れておこうとやっていたので、その点林さんのところを自分が抑えられたのは勝利につながったのかなと思います。

――インカレにおいて、ディフェンス面の手応えはいかがでしたか

インカレでは特に準決、決勝の相手に対して自分たちが受けることなく、ディフェンスでも攻めてチャレンジャーとして戦えていたので、それが結果につながったかなと思います。

――優勝を目指してやってきたインカレですが、チームとしてプレー面で特に意識してきたことはありますか

優勝したいという気持ちはみんな強かったと思うんですけど、やっぱり練習してきたことをコートで出せれば結果はついてくると思ったので、いままでやってきたことを発揮することと、あとはもう楽しんでプレーしようと言っていました。

――神﨑主将のケガで、チームに不安な雰囲気もあったのではないでしょうか

正直私も神﨑さんがケガをしてしまった時は悔しかったですし、一緒にできないのが悲しかったんですけど、そこで補えるチーム力がワセダにはあると思っていたので、神﨑さんの力は欲しかったですけど、欠けても大丈夫っていう自信はありました。

――4年生にインカレ優勝というタイトルをプレゼントすることができました。4年生にどんな言葉を送りたいですか

チームをまとめてくれたのは、神﨑さんを始めとする4年生の皆さんだったので、本当に感謝の気持ちしかないですね。

G田村未来(スポ2=愛媛・聖カタリナ女)

――決勝戦への意気込みは

試合前もワクワクして、このチームで全国という舞台でできるのもあと一試合かと思ったらすごく寂しかったですし、それぐらいこのチームが好きだったので、試合中もあと3ピリだけか、あと2ピリだけかというふうに惜しい気持ちでいっぱいでした。

――試合全体を振り返って

初戦から自分たちのいいディフェンスを続けてこられていたので、相手のやりたいプレーを止めるようなディフェンスをしっかりするのと、オフェンスは桂さんを中心に今までやってきたことや、意見を交わしていたやりたいプレーをできたらいいなと思っていました。実際にそれぞれがのびのびやっていて、見ていることも多かったんですけど、すごく楽しかったです(笑)。

――強気に見られるプレーも多く見られました

イケイケな気持ちでやっていたので、ベンチからの声がいっぱい聞こえていたので一回も不安になることはなかったし、バスケットに集中してできました。

――その集中の甲斐あってかスティールも多く見られましたね

元々スティールはすごく好きだったんですけど、自分のマークマンにやられるのが怖くてあまり行けていませんでした。でもこの大会では自分のマークマンとボールを守る間合いとか感覚とかが試合重ねるごとに分かるようになってきて、今回も自分のマークマンを離さないようにスティールができて、駆け引きが楽しくてディフェンスやっていて楽しかったです。

――アシスト王にも選ばれましたがどのような思いですか

個人的にはスリーポイント王をちょっと頑張っていたんですけど、そこは取れなくて悔しかったのでもっと頑張ろうと思える糧になったし、アシスト王は取れると思っていなかったので、みんながいいところに合わせてくれてシュートを決めてくれてもらったアシスト王なので、チームのみんなで取ったなという感じがします。

――最後は神崎主将がコートに立たれました、特別な思い等はありましたか

神崎さんが今までずっとチームを引っ張ってきてくれて、神崎さんのチームだったので、最後に試合に立って嬉しくてチームがまた一つになって優勝できたのですごくいいかたちだったなと思います。

――インカレを総括していかがでしたか

一試合、一試合がすごく楽しくて、自分がいいプレーしたら嬉しいとかではなくて、他の人が今まで練習してきたことができたとかそういうのをコートの中で一緒にプレーできて、一緒に見られてすごく楽しかったし、ベンチからの声とかも大きくてどのチームよりも一つになっていたのでやっていてすごく楽しかったです。

F加藤臨(スポ2=山形市立商)

――優勝おめでとうございます。いまの率直な感想は

まだ実感はないんですけど、表彰式でトロフィーとかをいただいて嬉しい気持ちでいっぱいです。

――白鷗大に対してどんなアジャストをしていましたか

アジャストというアジャストはしていなかったんですけど、きのうの試合が終わったあとに、白鴎大の特徴を捉えて頭の中で整理しました。

――そのイメージ通りの試合はできましたか

そうですね。

――序盤から優勢でしたが、流れをつかんでいる実感はありましたか

はい。今大会はチーム全体でディフェンスがとてもよかったので、それがきょうも前半からできていて良い流れにつなげられたと思います。

――途中交代でコートに入ったときの気持ちは

スタートの選手が疲れている中で自分はベンチからのスタートだったので、思い切りフレッシュなプレーをして盛り上げようと思っていました。

――ご自身のプレーを振り返って、納得のいくプレーはできましたか

はい。得点にも絡むことができて、ディフェンスの面でもやられたところは多々あったんですけど、できていた部分も多かったので良かったと思います。

――勝因はどこだと思いますか

出だしのディフェンスが一番良かったなと思っていて、前半で相手を20点台に抑えることができたので、そこが勝因だと思います。

――チームの雰囲気はどうでしたか

今大会はとてもチームの雰囲気が良かったので、それが優勝という結果につながったのだと思います。

――大会全体を振り返って

どの試合も良い意味でインカレという感じがなくて、力が入りすぎることなくいままでの練習通りにできたのが良かったと思います。

――大会を通して成長していると実感することはありましたか

自分の中でも余裕を持ってプレーすることができて、ミスもするんですけどその後は笑顔で乗り越えることができたので、そこが良かったと思います。

――ご自身の中で新たな課題は見つかりましたか

まだまだ一対一に行く勇気と能力がないので、そこをもっと練習して克服できるように頑張りたいと思います。

――2回目のインカレでしたが、やはり昨年とは違いましたか

昨年はインカレ前に足を負傷してしまってあまり自分の力を発揮できなかったので、今大会はそういう面では自分のやるべきことを出し切れたと思います。

――優勝の喜びを誰に伝えたいですか

応援してくださった方々と、両親や家族に伝えたいです。

――1月にはオールジャパンが待っています。意気込みをお願いします

強豪のチームが揃っているので、いつも課題になっているシュートの面をプレーで出せるように頑張りたいと思います。

G井関夏美副将(社4=神奈川・金沢総合)

――優勝が決まったいまのお気持ちを聞かせてください

インカレの5日間を通じて、本当に出ているメンバーが生き生きとやってバスケットを楽しんでいるなと思って、自分も同じ気持ちになって喜ぶことができたので、本当に優勝目指してやってきたので、本当に嬉しかったです。

――ライバル白鷗大を寄せ付けず勝利、ベンチからどのように見ていましたか

白鷗大もワセダのことを知り尽くしているし、ワセダもトーナメントからずっとやってきて相手の特徴は分かっているので、あとは本当に気持ちだし、どれだけリバウンドやルーズボールといったところで勝てるかだと思っていて、それをやってくれたので、最高ですね。

――勝因は何だったのでしょうか

この大舞台で自分のプレーをできていたのでそういうところが良かったと思います。あとはディフェンスで馬選手、鶴見選手、林選手のところというみんなの共通理解があったからこんなに差を開けたのかなと思います。作戦をみんなで徹底できたところだと思います。

――ハーフタイム後にはベンチ一体で声を出して盛り上げています。狙いとしてはどのようなものなのでしょうか

あそこで0対0、たとえ勝っていても負けていてももう一回気持ちを入れなおすために、ワセダタイムと言っているんですけど、盛り上げていますね。

――大会直前にはG神﨑主将が負傷。神﨑選手のためにということでよりチームがより団結した部分はありましたか

それはすごくあります。4年生とオーさん(萩原美樹子ヘッドコーチ)とで話したときも、イフ(神﨑)にメダルかけてあげたいよねという話もあったし、コートに出ているのは桂だけだったんですけど、イフはこれまですごく引っ張ってきてくれたので、それに応えたいという思いは強かったです。

――下級生の活躍はどのように見ていましたか

少しの時間でも4年生を出させたいといってやってくれていたので、本当はどう思っているのかはわからないですけど(笑)、でもそれはすごく伝わってきたし、よくオーさんからも、下級生が試合に出でいたとしても、ことしのチームは4年生が作るものだと言われていたので、プレーではすごく下級生に引っ張ってもらって、たくましいなと思います。

――最終場面では神﨑主将が出場。あの場面はどう見ていましたか

神﨑がコートに出る前から泣いていて、でも一応自分も4年生だし最後までコートに立つ準備はしていないといけないと思っていたんですけど、涙が止まらなかったです。あそこで撃てて、魂のシュートだと思います。良かったです。

G伊沢なつみ(スポ4=東京成徳大)

――優勝が決まった瞬間はどんな気持ちでしたか

本当にすごく嬉しくて、実感が最初はわかなかったです。神﨑が最後に試合に出たとき、もう泣いちゃって。ちょっと感極まってしまいました。

――このインカレでは出場機会も多かったと思いますが、今大会を総括してみていかがですか

個人的には悔しい試合も多かったんですけど、チームが勝ってくれたのでそれが本当に良かったなと思っていて。チームとして見たときには、こんなに強かったっけ、と思うくらいにディフェンスもオフェンスも良くて。本当に最高で最高のチームだなと思います。個人的には申し訳ないという部分もあって、申し訳ないプレーをしてしまったなとという感想もあって、そこは本当に反省しなきゃいけないし、次に挽回できたらいいなと思ってやっていました。

――きょうの試合は出だしでよい流れをつくりましたが、コートの外から見ていてプレーのできはいかがでしたか

本当に、練習でやってきたことをしっかりやっていて。自分たちで判断をしてプレーをできていたので。本当に練習でやってきたことをコートで表現できていたなと思います。それが最初からできていたので、滑り出しも良かったかなと思います。

F平田彩乃(社4=長崎西)

――まずは優勝おめでとうございます

ありがとうございます、本当に。

――優勝が決まった瞬間はどんな気持ちでしたか

もうすごく嬉しくて。いい後輩と同期に恵まれたなと思いました。優勝したこともそうだし、最後の優勝する瞬間に、かんちゃん(神﨑)もコートに立たせてくれたメンバーの子たちに、本当にお礼を言いたいですね。

――決勝の相手がライバル白鷗大ということで、チームの雰囲気はいかがでしたか

インカレ期間を通して、インカレというより、普段やっていることをやっていたので、すごく特別感というのはなくて。インカレに対して特別という意識はなかったんですけど。お互いに分かりきっている相手なので、ガチンコでやろうという感じでしたね。出せることをすべて出し切ろうという雰囲気だったと思います。

――きょう選手の様子をコートの外から見ていていかがでしたか

たくましい、ですね。オーさんも言っていたんですけど、すごく見ていて安心していられると思いました。外から見ていても、安心して見ていられました。

――皇后杯全日本選手権大会(オールジャパン)での出場はありますか

出られるなら出たいと思っていますので、リハビリを頑張ります。

――オールジャパンへ向けての意気込みをお願いします

みんなとできる最後の試合で、試合に出られるかは分からないですけど、みんなと一緒に練習をできることがすごく楽しみなので、それまでにまずリハビリを頑張って、最後まで頑張りたいと思います。