ラクロス部

2014.11.18

第27回関東学生リーグ戦 ファイナル 対慶大 11月15日 東京・駒沢第二球技場

慶大に敗れ、関東制覇ならず

1Q 2Q 3Q 4Q
早大
慶大 13
▽得点者
岸本3、伊藤大2、岩野、堤、畑田

 最後に響き渡ったのは『紺碧の空』ではなく、『若き血』だった。関東学生リーグ戦(リーグ戦)ファイナル。早大は全日本学生選手権の切符をかけて、因縁のライバル慶大と争った。負ければ4年生の引退が決まる大一番。第1Q(クオーター)は緊迫しロースコアゲームかと思われた。しかし、慶大の強力なOF陣の前に踏ん張ることができず13失点。後半の反撃も及ばず、2年連続の関東制覇を目前にして『日本一』への挑戦は幕を閉じることとなった。

得点への執念を見せ、3得点を挙げた岸本

  フェイスオフからボールを得たのは早大。その後相手ファールによりエキストラマンオフェンスとなるが、このチャンスをものにすることができない。すると、第1Q10分に早大が1番警戒していたという慶大の木島薫に得点を許し、リズムが崩れる。第2Qに入ると、完全に慶大ペースに。攻守の切り替えの早いカウンター、さらには素早く正確なパス回しに翻弄され2失点。その後、MF堤光一副将(商4=東京・国分寺)が持ち前の気迫を見せ、右45度から強烈なシュートを突き刺すも流れは変わらず。加えて2点を献上し、1-5で前半を折り返した。

慶大の強力なオフェンス陣を止めることはできなかった

後半は奮起したい早大だったが、そう簡単にペースを握らせてくれる相手ではなかった。「グラボなどでの強さがチームとして負けていた」(堤)と語るように、要所できっちりと得点を返してくる隙のない慶大。第3QではAT岸本僚介(政経4=東京・早実)とAT伊藤大貴(社4=東京・早実)で3点を叩き出すも、逆に4失点とリードを広げられてしまう。勝負をかけた運命の第4Q。早大はマンツーマンディフェンスで激しく相手選手にプレッシャーをかける。しかし、「ケイオーのオフェンスのレベルがそれを上回っていた」(平山直ヘッドコーチ、平19人卒=東京・桐朋)と話すように、逆にディフェンスをかわされ連続失点を許す結果に。反撃も及ばず、8-13で無情にもホイッスルが鳴り響いた。

試合後、観客に1年間の感謝の気持ちを述べる中林

 『To be ONE』というスローガンをもとに、スタートした今シーズン。4人の日本代表選手を擁しながらも、2年連続の関東制覇は成し遂げられなかった。学生日本一を奪還した昨年と比べると、順風満帆と言えるものではなかっただろう。チームがまとまらずに、思うようなラクロスができない時期もあった。それでも、DF中林惇主将(スポ4=東京・城北)を中心にリーグ戦へ向けて、またリーグ戦を戦う中でチームを立て直し、全員が同じ目標に向かって『一つ』になっていった。『日本一』という“ナンバー1”にはなれなかったが、その1年間率いてきたチームはまさに『To be ONE』。“一つ”になったと胸を張って言えることだろう。

(記事 田島光一郎、 写真 寒竹咲月、荒巻美奈)

☆畑田が優秀賞を受賞

3年生ながらチームを引っ張ってきた畑田

 リーグ戦の全日程終了に伴い閉会式では個人各賞が発表された。AT畑田峻希(スポ3=福井・若狭)が優秀選手賞に輝いた。多くのパスやシュートのバリエーションを駆使し、高い得点能力でチームの勝利に貢献した畑田。畑田に加え、早大からはMF岩野岳(政経4=東京・三鷹)もベスト12入り。岩野は持ち味である1on1でのキレのある突破が光った。

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この日で引退となった4年生

コメント

平山直ヘッドコーチ(平19人卒=東京・桐朋)

――敗退が決まり、率直な感想は

ワセダの力を発揮できずに終わってしまったという非常に残念な結果になりましたが、実際ケイオーは良いチームになっていましたし、正直きょうは付け入る隙が無かったなと思います。まだまだ力不足だったなと思います。

――ファイナルに向けてはどのようなところを詰めてきましたか

10月末くらいに合宿を組んで対慶大の対策はしていました。やりたかったこととしては、慶大のMFが非常に良い選手が多いと思っていたので、MFを自由にさせたくないと。ワセダのロング陣は力があるので、慶大のATと比べてこちらに分があると思っていました。なので、そっち(ワセダの強みで)の勝負に持ち込みたかったというのが作戦だったのですが、なかなかうまくいかなかったですね。

――そうするための戦術としては

戦術としては慶大のMFに対して少し張り気味で守らせて、ボールを回せなくしたり、あとはロングのところで相手ATに早くプレッシャーにいってそこで潰してしまう、そういうことを考えていました。

――終わってみて考えると、第2Qでポイントを離されてしましましたね

ハーフを終えて1-5はディフェンスとしては別に悪くなかったと思うのですが、それ以上にグランドボールとかクリアのところでこちらのボールにできなかった、ずっとディフェンスが続いたということが苦しかったですね。

――前半の攻撃はいかがでしたか

ディフェンス時間も長かった分、また点差も徐々に開いてしまっていたので、OF陣は点を取りにいきましたが、そこのシュートセレクトと点を取りにいく焦りとがあったと思います。こちらのリズムにできなかったのが問題かなと思います。

――後半は次第に得点も増えていきましたが、振り返っていかがですか

後半入るときはまだ4点差だったので、徐々に詰めていけばいいと思っていたのですが、逆に点を広げられてしまう展開になってしまったので、プレッシャーを強めてどんどん相手のボールを落としにいったのですが、ケイオーのオフェンスのレベルがそれを上回っていて、潰しにいったところを逆に失点してしまったという展開でしたね。

――慶大の攻撃としてはどのようなところが特徴的でしたか

慶大は個々の能力も非常に高くて、シュート精度も非常に高いなと思っていたのですが、それ以上に6人で攻める時のパス回しの速さと展開の速さというのが例年になく良かったなという印象でした。

――慶大はこの先の全日本選手権などでも十分通用する実力を持ち合わせていると感じましたか

十分通用すると思いますしライバルながらワセダに勝って勝ち進んだので、学生日本一は確実に取ってほしいですし、その先の社会人に勝つところまで頑張ってほしいなと思います。

――これで4年生は引退となりますね

そうですね。まずは本当にお疲れ様でしたと。人数も多くてまとまるのが本当に大変だったと思いますが、幹部中心に良く学年もまとめたし、部員140名も同じ方向に向かわせるようにやってくれたなと思います。ことしの代はファイナルで負けてしまってきょねんのような結果は出せなかったのですが、一つワセダを成長させてくれた代だなと思っています。ワセダは個々の強さ、どちらかというと実力でねじ伏せるようなラクロスをしてきたのですが、ことしは実力もある上でさらにいろんな作戦を考えて、それをちゃんとチームに落としてチーム全員が動けるようにしたというのが、ことしの代のすごいところじゃないかなと思います。本当に良い代だったというか、成長した代だと思います。

――そのチームを1年間引っ張ってきた中林主将には何か言葉はありますか

途中うまくいかなくて悩むこともあったと思いますが、そこからよく立て直してくれたと思います。一橋大戦でワセダが良い試合をできたのはひとえに幹部陣、特に中林が全員を同じ方向に向かせて立ち直らせたというのに尽きると思うので、素晴らしいリーダーシップだったと思います。

――これからは新チームがスタートします。この経験をどのように生かしていきたいですか

まずは4年生の功績と最後の悔し涙を下級生は忘れないでほしい。きょうの悔しさを原点にことし以上の結果を残してほしいです。引き続き部員も多くて、新人戦連覇した代が続いていくので、学生日本一を取った上で日本一を取れるチームにしていってほしいと思います。

――平山HCはことしがヘッドコーチ就任1年目になりましたが、1年間を総括すると

僕は4年生が笑顔で引退してくれれば僕は本当にそれでいいと思っています。1年目で学生も探り探りなところもあったと思うのですが、最後は幹部がしっかりやってくれたので、コーチはそれをサポートする形でできたので、悔しさは最後に残りましたが良かったのではないかなと思いたいですね。あとは学生が判断することですね(笑)。

――最後に来シーズンへの意気込みをお願いします

とにかくことしは悔しい結果に終わってしまったので、らいねんは中林組ができなかった学生日本一と日本一を取る覚悟をしっかり持ってやりましょうというところです。

DF中林惇主将(スポ4=東京・城北)

――試合を終えての率直な感想は

すごく複雑なんですけど…。素直にケイオーが素晴らしかったなという気持ちであったり、単純に悔しかったり、まだまだ自分たちはやれたんじゃないかと思ったり、当然気持ちの整理はまだつかなくて、すごく複雑な気持ちです。

――最大7点差まで開く苦しい試合となりましたが、その原因は何だったのでしょうか

やっぱりグラウンドボールとクリア、ライドの部分ですかね。グラウンドボールに関しては相手が一歩、二歩先に寄っていて、基本的な技術も相手の方が高かったかなと思います。

――ボールダウンするシーンも目立ちましたが、相手からのプレッシャーも大きかったのでしょうか

いや、それよりも自分たちのミスや技術の問題だと思います。

――チームの雰囲気などいつもと違いを感じた点はありましたか

あんまり感じ取ることはできませんでしたが、こんな大舞台ですし、早慶戦ですし、すごく緊張しているという人もいたのかなとは思います。

――試合前にチームで共有した話は

きのう、毎度言っていることではあるのですが、自分たちのやるべきタスクをやるということ、どんな状況になっても常に熱く冷静に、ということです。ケイオーが強いということは当然分かっていたので、どんな状況になるかはわかりませんでした。でも、そのときに冷静に考えて物事を熱く実行するということをAチームのメンバーには言いました。

――結果についてはどのように受け止めていますか

準優勝だからどうのこうのということではなくて、優勝できなかったという事実がすごく胸に突き刺さっていますね。

――同時に引退を迎えたことにもなります

すごくあっという間だったなと思います。特に今シーズンに関しては、2月に新チームが始動して、ここまで9カ月もやってきた実感がなくて、4年間もあっという間でしたし、今シーズンもあっという間で、自分がここからしばらくラクロスをしないというイメージが湧きませんね。

――主将を務めたこの一年間を振り返って

楽しい記憶よりもつらかったり、うまくいかなかった記憶の方が多いですね。物事がうまく進まなかったときはつらかったですし、そのなかでチームメイトやコーチにも相談しながらいろいろな解決策を見つけ出して、いいチームにしていくことができたのは良い思い出になりました。

――4年間についてはいかがでしょうか

やっぱり日本一ってすごく遠い存在なのだなと痛感しました。入部の頃から日本一を目指せるよということを言われて新歓されて、一年生の大会やその後のリーグ戦などを通しても『日本一』という言葉は何回も耳にしてきて、その日本一という言葉はみんなが簡単に口にする言葉なんですけど、その頂点に立つべくして立つということは本当に難しいのだなと感じました。

――特に印象に残っている試合などはありますか

難しいな…。2つあるんですけど、一つは昨年の学生日本一になった試合で、トロフィーを掲げたときに見たあの景色は特に印象に残っています。あとはFALCONSに負けた全日本選手権の決勝ですね。この2つは特に今シーズン主将としてやっていくにあたり原動力になった試合なので、すごく思い出深いです。

――4年間共に過ごしてきた同期の皆さんへはどんな思いがありますか

30人もいて、本当に個性の強い集団だと思っています(笑)。そのなかでも同期は仲が良いなと思っていましたし、その同期と考えて割り出したスローガンが『To be ONE』で、同期みんなが自分たちで決めたこのスローガンを体現しようとしてくれて本当に感謝しています。そのなかでも特に幹部は、自分が主将になってふがいない点もたくさんあったと思うんですけど、大きな文句も言わず…、言ってくれた方が良かったんですけど(笑)、でもここまで一つのチームをつくってくれて感謝しています。

――ラクロスを通して培ったことや得たことは

ラクロスというチームスポーツをして改めて仲間と目標を達成するためのプロセスと結果を出すことの難しさというのは感じました。今後社会人になっても個人で生きていくというよりは仲間とチームとして活動していくということが多くなると思うので、結果を残せなかったことは悔しいんですけど、らいねん以降自分がラクロスをするかは関係なく一人間として、すごく意味のある4年間だったと思います。

――今後ラクロスとはどのように関わっていきたいですか

いや~、しばらくしたら考えます(笑)。昔個人競技(剣道)をやっていて、個人で目標を達成する楽しさ、自分との戦いということにも興味があるので、ラクロスだけとは言わず、いろいろな選択肢を持ちながら活動していきたいです。

――後輩たちへはどんなメッセージを残したいですか

さっき試合後にAチームの下級生には伝えたんですけど、特に昨年からリーグ戦を経験している畑田(峻希、スポ3=福井・若狭)や吉冨(剛、商3=千葉・東邦大付属東邦)、そして今シーズン経験した選手もたくさんいます。こういった選手たちは昨年とことしで、良くも悪くもいろいろな違いを感じたと思います。その差というのをしっかりと捉えて、取捨選択しながららいねんにうまくつなげてくれればいいなと思うので、ここから自分たちができることは4年生が今シーズンをしっかりと振り返って、らいねん以降にどのようにつなげることができるかということだと思います。

――試合後に家族の方とお話されている姿も見受けられましたが、どんな言葉を掛けてもらったのですか

「お疲れ様」ということだけなんですけど、すごく重みがある言葉でした。いままで学生スポーツをやってきて、幼稚園の時も含めると15年近くになりますが、毎回毎回どの試合も見に来てくれて、そういうことを知っているからこそ
、すごく重みのある「お疲れ様」でした。

――中林選手にとって慶大は特別な存在だったと思います。今後も戦いが続く慶大にエールがあれば最後に教えてください

最後、相手の監督がインタビューを受けている時に「ことしのケイオーが強い要因は」という質問に対して「4年生の覚悟」と挙げられていました。思い返してみると、昨年自分たちが学生日本一を達成できたのも、4年生の覚悟がすごく大きかったからだと思っていたので、それは納得するインタビューでした。主将の安藤くん(圭祐、慶大)とはすごく仲が良いんですけど、彼の人間的なパワーに導かれながら、必ず社会人を倒して日本一という自分たちの夢も乗せて戦ってくれると思うので、今後も試合を見に行って応援したいと思っています。

AT岸本僚介(政経4=東京・早実)

――いまの率直な感想をお聞かせくださいか

普通に悔しいですね。完敗だったので、相手が素直に上と認めるくらいワセダが不甲斐なかったのかなと思います。

――この試合を振り返っていかがですか

特に序盤に尽きると思います。序盤に結構チャンスが多かったように思うのですが、そこで第1Qが0点、第2Qも1点と、序盤で決めきれないところが最後まで関係したのかなと思います。

――ファイナル4での勝利からどのような対策をしましたか

慶大とは早慶戦で一回当たっているので、特別な対策はしていないのですが、いままでしてきたことを再確認して、精度を高めていくといったことをしました。

――5月に引き分けて以来の早慶戦、意気込みもよりいっそう強かったのではないでしょうか

ワセダである以上慶大に負けてはいけないというのは分かっていたのですが、やはり序盤流れが悪くて、最後追いつこうとしたのですが、エンジンがかかるのが遅すぎたという風に思います。

――岸本選手自身3得点を挙げるなど、第3第4Qでの気迫あふれるプレーが印象的でしたが、ご自身のプレーを振り返っていかがですか

実際もっと取れるところはありましたし、結果負けてしまったら何も意味がないというのがまずあるので、あと自分の課題としてシュートを決めきるというのをこの一年やってきたのですが、それが最後まで克服できなかったのかなと思います。

――1年間攻撃陣のまとめ役を務めてきて、攻撃陣を総括して成長した点や残った課題があればお聞かせください

全体的にパスもクロスワークも、特にシュートを決めきるというところでも本当に成長したと思います。課題としては、成長したとはいえ簡単なミスだったり、慶大のミディやロングに対して簡単に落とされるシーンとか、個々の部分で負けていたらワセダは勝てないと思うので、対個人というところは課題として残るかなと思います。

――ご自身の競技生活を振り返っていかがでしょうか

長かったと思います。ラクロスは4年近くやっているので、とても長くて朝起きるのがつらかったと思います。

――共にプレーしてきた同期にはどのような言葉をかけたいですか

オフェンスリーダーとして同期にいろいろ求めてきたのですが、それに結果が伴わなかったのは本当に申し訳ないと思いますし、ことしはミディリーダーというのを設けていたのですが、ミディの4年生はセットごとにいろいろ話し合ったりしてくれて、最後は本当に頼りになったのでありがとうと言いたいです。

AT伊藤大貴(教4=東京・早実)

――きょうの試合を振り返って

4年間が終わってしまったんだなと。率直に悔しいです。

――昨年のファイナルから振り返っていかがですか

きょねんは長く感じていたのですが、ことしはあっという間だったという感じです。

――試合前にチームで話していたこととは

自分たちのラクロスをしようと話していました。それを実行しようと話していましたが、最終的にケイオーの方が強かったです。

――前半のケイオーの攻撃については

(ワセダは)グラウンドボールやクリアライド、ニュートラルとかがケイオーに劣っていたのかなと思います。それが敗因になったのかなと思います。

――ワセダは後半に追い上げていきましたね

みんなが気持ちを出して1点1点を積み重ねていったことは良かったのですが、第3Q終了時に自分の放ったシュートをセーブされて1点を取られてしまいました。自分なりには一生懸命やったプレーだったのですが、(チームが)良い感じのムードの時にセーブされて点を取られてしまったので、良くなかったのかなと思います。

――ご自身は2得点を決めましたが

2得点よりももっと決められたのかなと。もっと決めないといけないなと。自分はATなので点を取るということが自分の役割なので、もう2、3点を取りたかったです。

――ファイナルでは8年ぶりの早慶戦となりましたが、特別な思いは

早慶ラクロス定期戦では引き分けていて、その前の六大戦(東京六大学交流戦)は大敗をしていたので、今度こそは絶対に勝ってやるという思いで臨みました。

――ことしでワセダを背負うことは最後になりましたが

自分は7年間ワセダで、ワセダに対する思いは高校時代からあったのですが、大学に入ってさらに強くなったし、ラクロスも4年目になるとワセダに対する思いも凄く強くなりました。だから、これからも後輩たちを応援していきたいと思います。

――4年生としてきょうのチームをみていかがでしたか

六大戦の時は点が入って点差がついてしまった時にみんなが下を向いたりしていたと思うのですが、きょうは最後まであきらめずに必死になってやり通せたので良かったのかなと思います。ですが、それが最初からできていれば、きょうの試合もどうなっていたのかなと思います。甘かったのかなと思います。

――ファイナル4で述べていた「いままで戦ってきた相手に恥じないようなプレー」は達成できましたか

自分なりに一生懸命やって、最後までその気持ちは絶やさずにやってきたと思います。結果は出なかったのですが、気持ちの部分では、いままで戦ってきた相手に恥じないプレーをすることができたのかなと思います。

AT畑田峻希副将(スポ3=福井・若狭)

――まずは試合を振り返っての感想をお願いします

悔しいです。

――ゲームプランとしてはどのような予想をされていましたか

オフェンスは特に変わったことはせずに、やってきたことをしっかりしつつ、試合の入りはATでしっかりボールを持って仕掛けていこうという感じでした。それが、最初のうまくいかない時に相手に点を取られて、主導権を握られてしまったということで…。まあ力不足だったのかな、と思います。

――慶大についてはどのような点が手ごわかったのでしょうか

グラウンドボールじゃないですかね。きょねんも全日(全日本選手権)でFALCONSに負けた時にグラボが全然違うなと感じて、ことしも結局いま振り返ってみればグラボで負けたかなという印象だったので、それが修正できなかった一年間だったということがいまは悔しいですし、逆に来年はもっとやらないといけないなと思います。

――ご自身のプレーについては

きょうは自分としてはいける気がしていたのですが…。いつもよりもゴールへの意識が強くなってしまったことが反省点ですね。自分の良さというのはゴールに向かいつつも周りをしっかりと生かせるところだと思うので、そこで熱くなりすぎてしまったことが未熟だったかなと思います。

――周りが見えなくなってしまったのですね

そうですね、リードされているという試合状況ということもあるのですが、しっかりオフェンスをコントロールすることがATの仕事だと思うので。自分のプレーとは違うことをしてしまったのが悔しいですね。

――シーズンを通して見ればベスト12入りするなど収穫も多かったと思います

あまりそういったこと(タイトル)は気にしないタイプなので、結果としてベスト12をいただけたことはうれしいのですが、やはりチームとして目標があってそれに向かって勝ち進んでいかないといけないので。個人としては成長できたとは思いますが、まだまだだったかなと思います。来年は賞もそうですが、自分たちがしっかりと引っ張っていかないといけないので、そういう点で見えない部分でも頑張っていきたいと思います。

――数字で表れない部分でも貢献をしたいということでしょうか

そうですね、あとチームがどういう方向に行くとか自分たちの状態がどうかということも(新)4年生次第だと思うので、試合だけでなくて練習や普段の生活態度というのもしっかりして試合に挑むということをやっていきたいと思います。

――副将として戦った1年間については

先輩はどう思っているかは分からないですが、自分のタイプとして先輩にもどんどん意見を言ったりするタイプなので、なるべく3年生からも4年生にしっかりいえるような環境を作りたいなと思ってやってきました。ですが、結局3年生の、特にMFはまだ自己主張できていなかったかなと思います。あとはきょうの試合のスタメンを見ても3年生は僕だけで、試合に出ていた3年生も点を取れていなかったので、3年で副将をやっている身としてはもっと3年生が活躍できるように底上げをしないといけなかったかなと思います。

――負けたいま、来季への決意はありますか

いま思えば慢心だったのかもしれないのですが、ここで負けるとは思っていなかったので、来年のことは実際何も考えていなくて。なので、いまからしっかり頭を冷やして考えないといけないなと思うのですが、やはり負けると率直に悔しいです。ことしも目標に掲げたことが達成できなかったので来年はしっかり掲げた目標を達成できるように、そのためにどう練習するか、工夫できるか、一人一人の選手がどれだけ意識高くやっていくかということをしっかり詰めていきたいと思います。あとはことしの借りを返せれば良いかなと思います。

――ここで引退となる4年生への特別な思いはありますか

本特に僕は生意気なので4年生はどう思っているか分からないのですが(笑)。個人としては本当に大好きな代で、個性もいろいろあるのですがそれぞれの人が良い人で、プレー中も信頼感があったので。僕としてはそういう先輩になっていきたいなと思っています。

MF堤光一副将(商4=東京・国分寺)

――きょうの試合にどのような意気込みで臨まれましたか

早慶戦で引き分けていた慶應とで、引退がかかった試合でもあったので、絶対勝とう、個人としても得点してチームの勝利に貢献しようという意気込みで臨みました。

――慶大との試合に特別な対策など立てられていましたか

そうですね、慶應は右の1on1が強いので、右を張るという対策をディフェンス面ではしていました。

――試合を振り返っていかがでしたか

ワセダがミスを多くしてしまって、その影響で流れを上手く掴むことができなくて負けてしまったという印象です。

――ハーフタイムではどのようなことを話し合われましたか

結構点差がついていたんですけど、まだいける!ということでオフェンスでも一点一点追加していこうとチームとしては方針を立てていました。

――慶大に及ばなかった点はどこでしたか

個々の実力もそうなんですけど、チームとしてもグラボなどでの強さがチームとして負けていたと思います。

――4年生ということで引退となりましたが、現在どのようなお気持ちですか

明日からは朝早く起きなくて良くなるという実感がまだないというか(笑)。引退する実感がまだつかめてないという状況ですね。

――副将として、1年間どのようにチームを引っ張ってきましたか

チームとしてもそうなんですけど常に練習中は声を出して下級生を盛り上げることを意識して1年間やってきました。

――どのような1年間となりましたか

きょねんより結構つらかったと思っていて、2年生からAチームで出ていたんですけど、それの時は個人としてどうやって活躍するかという部分だけで。チームとしての運営面だったり練習の質をどう上げるかというのは幹部になって副将として活動していく中で常に課題だった部分だと思います。

――4年間の競技生活はいかがでしたか

1年生として入部したときからAチームに出ることではなくワセダを代表する選手になるというのが目標だったんですけど、その目標を果たせたかどうかというのは正直微妙なところで、すごく後悔が残った4年間でしたね。

――後輩へのメッセージをお願いします

試合で活躍する選手っていうのは自分のミスで負けても責任をとれる覚悟がある人が試合で活躍できる選手だと思うので、根拠のない自信を持って試合でプレーできる選手に、一人一人が後輩としてなっていって欲しいなと思います。

MF岩野岳(政経4=東京・三鷹)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

相手に取られてしまった1点目が、チームとして1番警戒していた相手MFの中抜きでした。かつ、やられてしまったのがMFリーダーの自分自身で情けない入りになってしまいました。そこから最初の立ち上がりが悪くなってしまって、崩れた試合になってしまったのかなと思います。

――5月ぶりの早慶戦でしたが、どのように対策してきましたか

チームとして、相手の特徴としてのオフェンスとキーマン潰しというのをやってきました。早大のオフェンスでも慶大のディフェンスに対してしっかり試合権を取れるようなオフェンスというのを心がけてやってきました。

――岩野選手は、前回の日体大戦では2点、きょうは1点決められていましたが、ファイナルに入ってからの調子はいかがでしたか

きょうも1点は得点することができたのですが、まだ得点できるシーンもありましたし、結果としては表れてきたのですが、もっとできたのかなと思っています。

――以前グラボを大事にしたいとおっしゃっていましたが

ワールドカップから帰ってきて、それを1番チームに還元して、プレーとして具体化できているのは慶大の方だったのかなという反省になります。昨シーズンも最後FALCONSはグラボが強いということで、反省を生かしていましたが、ことしも最後にまた同じ結果が出てしまいました。グラボだったりニュートラルというところの強さがこの先早大の課題なのかなと思います。

――前半で点を取られてからハーフタイムでは何かお話はされましたか

もうこのまま試合過ぎても仕方ないので、ディフェンスはどんどんリスクを取って点を取ってつないでいこうということと、それに対してオフェンスはしっかりセットプレーなどを使って、着実に得点を重ねていこうという話をしました。

――MFリーダーとしてチームを引っ張ってきていかがでしたか

きょうの試合前から慶大に対してMFがポイントになるのはスカウティングや周りからのアドバイスを通してわかっていたので、MFで圧倒したいというのが正直なところだったのですが、MFで勝つことができずに、オフェンス、ディフェンスにかなり負担をかけてしまったのが大きな反省になると思います。これから先いかにこれを反省してMFの個の能力を上げていくのかというのが課題になると思うので、後輩に対しては1on1、シュート、パスなど全てを含めて、総合的に頑張ってほしいです。

――きょうが最後の試合となりましたが、4年間の競技生活を振り返っていかがですか

ウィンターで負けたことから始まって、楽なことばかりではなかったのです。最後笑って引退したいと思っていましたが、やはり振り返ってやはりスポーツは甘くないなと。今まで頑張ってきたことを発揮できなかったということもそうですし、発揮しても勝てない相手もいるのかなといろいろ思うことはありますが、それに対して後輩は反省すべき点や課題が上がっていると思うので、克服して、来年日本一になれるようにがんばってほしいです。

MF高橋哲(政経4=東京・早稲田)

――試合を振り返っていかがでしたか

勝てなくて残念でした。

――前回の試合から間隔が空きましたが、どのような準備を

慶大は見てても強かったのでファイナルに向けオフェンスもディフェンスも対策を考えてやりました。

――前半で点差を離されてしまった要因は

あまり覚えていないのですが、オフェンスでボールダウンを簡単にしてしまって、あまりオフェンスの時間を作れなかったのが点差が開いた要因かなと思います。

――ハーフタイムにはどのようなことを話し合いましたか

点差は開いていたのですが、まだ半分あるのでまだ勝てるという話をしていて、落ち着いて今までやってきたことをしようと話し合いました。

――後半は互角の戦いでしたがいかがでしたか

できればひっくり返したくて互角ではいけなかったのですが、前半よりはオフェンス時間も作れましたし、その点では互角にやれたのではと思います。オフェンスの間合いが近いと話がハーフタイムであったのですがそこは修正できたと思います。

――ご自身のプレーを振り返って

前半で相手のフェイスオファーが自分についてきたときに、チャンスで焦って攻めてしまってボールダウンしてしまったシーンですとか、ディフェンスでもダブルいけそうな部分でちゅうちょしてしまってやられた部分とか悔いの残る部分はありますが、実力が足りなかったという感じですね。

――この1年間の戦いを振り返っていかがでしたか。

ことしの春先にMFにコンバートということで最初は戸惑いとかあったのですが、同じセットになった有村君(祐次郎、先理4=栃木・宇都宮)を中心に今は吉永(祐大、社3=東京・早実)と佐藤大(スポ2=東京・調布北)とかの中では結構好き勝手にやらしてもらっていて、一緒にやってくれたことに感謝しています。

――ラクロス部での4年間を振り返っていかがでしたか。

1年生で入った当初の予定ではもう少しうまくなっている予定だったのですが、こんなもので終わってしまったのは自分の努力が足りなかったからということもあると思いますし、でも最後の引退してしまうフィールドに立つことができたということは恵まれていることかなと思うので今まで教えてくれたコーチやチームメイトや家族とかいろいろな人に感謝したいと思います。

――後輩へのメッセージをお願いします

僕とかはことしからAチームに入ったようなやつですし、身体能力とかもあまりないし、苦労する部分もありましたが、細かい工夫とかを考えてやることで最後はAチームで出ることができたので、後輩もBチームとかでくすぶっている人がいたら、考え方やちょっとした工夫次第で変わるのかなということを伝えたいと思います。

MF池田尚多朗(文構4=福岡・自由が丘)

――試合を振り返っていかがでしたか

この試合はフェイスオフが肝になると思っていて、オフェンス・ディフェンスともに拮抗(きっこう)しているチーム同士だったので、ニュートラルな状態でいかにボールを取りきるかということが注目される試合だったのですが、個人的には良かったかなと思います。オフェンスではチャンスを作れたし、ディフェンスの負担も減らせたし、(相手に)ポゼッションされてもやろうとしていたことができました。

――前回の試合から間隔が空きましたが、どのような準備を

リーグ戦の最終戦、東海大戦が終わってから、しっかりフェイスオフだけに集中してやってきたので、短期間で力が伸びたなということはあると思います。

――前半振り返っていかがでしたか

第1Qの入りはすごく良くて、グラボで相手のファールをもらえたりポゼッションできたりということがあったので最初の入りはすごく良かったと。思います。

――ハーフタイムにはどのようなことを話し合いましたか

点差が開いたので、ボールポゼッションをすることを意識しようと話し合いました。

――後半はいかがでしたか

相手のフェイスオファーがすごく上手い選手で、笛のタイミングもだんだんと合ってきていたので、第3Qは少ししんどかったのですが、しっかりと第4Qで取り返せたので、そこはいい形に持っていけたかなと思います。

――悔いのないプレーができたでしょうか

最終戦でいいフェイスオフができたと思います。

――この試合で印象に残ったプレーはありますか

第1Qの1番最初のフェイスオフですね。流れをつかめるかがかかっているフェイスオフだったので、そこで取り切ってなおかつファウルを取れたというのはチームに勢いをもたらせたと思います。

――この1年間の戦いを振り返っていかがでしたか。

ワセダのフェイスオフというのは伝統的に強いと言われていたので、そこで力を落としてはいけないなということで春に入ったのですが、なかなか最初は勝ち切ることができなかったし、連携プレーも上手くできなかったのですが、夏合宿を・リーグ戦を通じてチーム全体で取り組めたので、最終的にはいい形を後輩に残すことができたと思います。

――ラクロス部での4年間を振り返っていかがでしたか。

振り返ると短かったかなと思います。自分の同級生に誘ってもらってラクロス部に入ったのですが、その時の日本一を取りたいという気持ちが4年間廃れることは無く、気持ちを保ったまま4年間過ごしたので短かったと思います。

――後輩へのメッセージをお願いします

タイトルを取ることはできなかったのですが、ラクロス部は続いていくので、長い間(築き上げられた)ワセダのフェイスオフという伝統を崩さず、なおかつ他大にもワセダは嫌だなと思われるような強いユニットを作って欲しいと思います。

DF松尾昂(法4=神奈川・鎌倉学園)

――試合を終えての率直な気持ちを教えて下さい

前半に点を入れられてしまって。それって自分たちがゾーンDFをすると決めて点が入ってしまったので。その判断を下したのが自分だったり幹部陣だったので前半の失点を戦術ミスで増やしてしまったことが心残りです。悔しい気持ちでいっぱいです。

――慶大についてはいかがでしたか

ケイオーは強かったです。ニュートラルなボールのよりも早いし、運よくそっちに転がって行ったこともあったのですが、向こうの気迫が運とかも持ってきたのかなと思って。自分たちが至らなかったところかなと、そこで差がついてしまったのではないかと思います。

――リードされる展開が続きましたが戦い方としてはどうでしたか

自分たちが積極的にというDFをやってきてリードされても変えずに、自分たちがボールを奪いに行くスタイルで継続していこうと思ってやっていきました。

――試合でのご自身のプレーは

正直自分のミスでの失点もあってそれがなかったら結果わからなかったなというのが正直な気持ちです。 もうちょっとできたかなと思っています。

――試合が終わった瞬間に何を思いましたか

今シーズン大きい試合で負けることがなかったので、結局ケイオーが喜んでいるのを見て、勝者と敗者しかいないのかなと思って。久しぶりに敗者になって、みんなこういう気持ちだったのかという何とも言えない、悔しいし届かなかったしという複雑な気持ちでした。

――今年度を振り返っていかがでしたか

1年間長かったです。長かったとしか言えないです。

――4年間を振り返っていかがでしたか

自分は、ちょっと遅れて入ったんですけど、僕はサマーステージの場にもいなくて。遅れて入っても全員抜いてやろうという気持ちで入って。2年生も3年生も上の方でプレーできたし、4年間を振り返ってみると、それなりに頑張って来れたのかな。その辺は胸を張って言えるのではないかと思います。

――同期への思いは

遅れて入ってきた自分をよそ者扱いしないで、試合にもあすなろとかもへたくそながら出させてもらって、勢いもあるし、楽しい人達ばっかりだし、まとまった良いチームだと思います。

――後輩へのメッセージ

グランドに立ってた人たちは、ベンチも含めて、やっぱり日本一を取れた代と、俺らの代で違いは分かるわけだし、その緊張感、厳しさの違い。1位になれたのとなれなかったのと分かれ道だったと思うので、自分たちをどういうチームにしていくか。去年のチームだったり、俺らのチームだったり、それにどう色を足していくか。自分たちのチームに向かって頑張っていってほしいなと思います。

DF谷嶋悠大(政経4=神奈川・桐蔭学園)

――きょうの試合を終えての気持ちを聞かせてください

ほんとに悔しいというのが一番です。

――試合内容としては

早い時間に点を重ねられたことが一番の敗因なのかなと思います。

――リードされた展開での戦いは

もともとリスクを取った戦い方だったので、こういった点差になることは想定していたといえば想定していました。

――自身のプレーを振り返って

悔しい試合で、打破することができなかったのは自分の実力が足りなかったのだと思います。

――終わった時には何を思いましたか

このメンバーでやるのは最後かと思ったらそれが1番悔しかったです。

――4年間を振り返って

4年間いいメンバーでできたと思って感謝しています。/p>

――下級生への思いは

この試合メンバーに入っていた選手もスタンドから見ていた選手も、忘れないというのは難しいんですけど、これを糧にしてくれたらうれしいです。

G服部俊介(スポ4=東京・早稲田)

――試合を終えての感想をお願いします

本当にあしたからも練習あると思っていましたし、信じられないというか、悔しい気持ちと信じられない気持ちが混ざっているような感じです。

――きょうの試合への意気込みは

自分が入部してから慶大に圧勝して実力の差を見せたということはなかったと思うし、本当にいいライバルだと思うので、最後にどんな形でも勝って日本一に挑戦していけたらと思っていました。

――チームではこの試合に向けてどのように過ごしてきましたか

相手の慶大のことを研究して、あとは自分たちのできることをやろうとチーム全員が一つの方向を向いてやっていたと思います。

――試合内容を振り返っていかがですか

やっぱり最初に相手のキーマンの選手に初得点を与えてしまったりだとか、2Qで離されてしまった、そこでもう少し食らいついて1点差2点差の勝負に持ち込めれば、後半はこちらも勢いが出てきましたし、ディフェンス陣がそこで踏ん張ってあげればもっと勝つ確率の高い試合になったのではないかなと思います。

――第2Qで踏ん張り切れなかった原因としては

第1Qは本当に際どいところからのシュートも自分が止められたと思いますし、ニュートラルの部分も五分五分で戦えていたのではないかなと思います。ですが、第2Qではニュートラルの部分で劣ってしまったと思いますし、自分自身ももう一つや二つビックセーブをしてチームに流れを持ってこれたら良かったなと思います。

――慶大の攻撃で一番警戒していたことは

本当にレベルの高いチームでいろいろな点で注意はしていたのですが、やっぱり簡単に相手にシュートを打たせないというところです。そういうことをやりたかったのですが、ゴール前でフリーで打たせてしまったり、そういう場面は多かったのでそこを修正していかなければいけなかったなと思います。

――ハーフタイムではどのような話をされましたか

きょねんのファイナル4の東大戦のように、ラクロスというスポーツ自体、本当に点が入るスポーツですし、まだまだしっかりやることをやりましょうと話しました。

――後半は一進一退の攻防になったと思いますが、振り返っていかがですか

ここでこうしていればとか、あそこでこうしていればとか考えたらいろいろ思い浮かべられるのですが、そういうところの強さを高めていくことがやっぱり勝負に勝つということに結びついていくのだなと感じました。

――慶大との実力の差は感じましたか

本当に研究してくるところは研究してきていて、正直に強かったなというのが印象です。

――きょねんは学生日本一を取りましたが、ことしは関東ファイナルで終わってしまったことについては

きょねんは先輩たちとやらせてもらって、学生日本一という景色を見させてもらってものすごく嬉しくて。やっぱりそれをことし4年生になって後輩たちにその景色を見させてやってこそだなと思っていたのですが、本当に悔しいですしワセダの先輩方にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――引退になりますが、4年間を振り返っては

高校時代の友達に誘われて入ったラクロス部でラクロスのラの字も知らないまま入ってきて、本当にここまでいろいろな経験をさせてもらって、こんなに多くの観客の前でスポーツをすることもいままではなかったですし、本当に人生においてすごい大きい宝物をもらった4年間だったと思います。

――日本代表も経験されましたが、これからもラクロスは続けていきますか

社会人になってどういう環境でどう仕事をしていくかがまだ分からないので、本当に先のことは分からないのですが、やれる機会があればやりたいです。今度はワセダの敵としてワセダのことを負かせてやりたいなと思いますし、本当にそういう風になれればいいなと思っています。

――最上級生になっての1年間を振り返っていかがですか

本当に想像以上に難しいことだなと感じました。高校生の時は最上級生になってもそんなに思うこともなくやっていたのですが、率いる人数の多さだとか、自分が試合に出ている責任の重さだとかがきょねんとは感じるものが違いました。苦しい思いもありましたが本当に仲間に恵まれて、良い30人の仲間だったので総合的に自分のためになる良い1年だったなと思います。

――4年生に対しての言葉はありますか

本当に何を言ったらいいのか分からないぐらいなのですが、自分が4年間ゴールの中にいて一緒にやってくれた、それには本当に感謝しています。部活でも部活以外でも最高の学生生活にしてくれたと思うので、本当に感謝です。

――後輩に向けて一言お願いします

悔しい思いをさせてしまいましたし、スタンドから見ていた下級生からしたら本当に不甲斐ないと思いますが、本当に強いワセダを作っていくのは学生スポーツである以上、自分自身ですし自分からそういう機会を求めていってほしいなと思います。Gリーダーとしては後輩のゴーリーも特徴がある選手が多くて大変魅力がある選手が多いので、自分で噛み砕いてどこをうまくすれば試合に出れるのか、どうすれば活躍できるかというのを常々考えてやってくれれば絶対うまいプレーヤーになれると思います。ワセダのゴーリーは代々良いと言われているので、それを受け継いでいってほしいです。

――平山HCが就任1年目でしたが、ヘッドコーチに対しては

いままでのヘッドコーチが変わってなれない部分もあったと思いますが、しっかり自分たちのチームを率いてもらいましたし、本当に1年間ありがとうございましたという思いです。

――最後にラクロスを通して得たことは何でしたか

本当に朝起きるのは辛いですし、他の大学生が飲み会をしている中、次の日は部活だからと寝たこともありましたけど、それの全てが自分の中身につながっていると思いますし、本当に素晴らしい4年間になったと思うので、感謝でいっぱいです。ありがとうございました。

MG高畑美帆(商4=東京・光華学園)、MG竹内文子(人4=東京・広尾学園)、MG神武春香(人4=東京・青稜)

――試合を終えての感想をお願いします

高畑 悔しいということは第一にあるんですけど、最後まで諦める雰囲気がなかったので、やりきったなという気持ちもあります。

竹内 やっぱりすごく悔しいし、ケイオーに勝ちたかったし、皆で日本一になりたいという思いもあったんですけど、美帆が言ったとおり最後までワセダらしく戦ってくれたのでよかったです。いまはまだ現実味がないんですけど…。

神武 最後まで信じていたんですけど、結果的には負けというかたちになって、私たちも頑張っていたんですけどそれ以上にケイオーがすごかったなといまは思っています。すごく悔しいですけど、らいねんは絶対にケイオーを倒してほしいですし、私たちに勝ったケイオーにも頑張ってほしいなという気持ちもあります。

――サポート面でいつも気を遣っていることはありますか

高畑 一番心がけているのは、選手が何かをしたい、何かが欲しいというときに、言われる前に気付いて選手が実際に何かをしようとするときに全部が準備されている状態にしようということです。そこは頭を使って選手より先回りして用意できるように心がけていました。

竹内 常に選手のことを考えて、選手はどんなことを考えているのかということを考えてきました。マネージャーなので選手の気持ちを100パーセント理解できるわけではないんですけど、何を考えてるのかなということを思いながら仕事をしたり私たちの代は思ったこともしっかり伝えるということをしていて、内には秘めず思ったことをバンバン言っていたよね。その2点は気を付けていました。

高畑 うん、確かに(笑)。

神武 私はAチームで活躍している人の方が目立つんですけど、そうじゃないC、Bチームの人たちのことも考えて、会ったらコミュニケーションをとるようにしたりみんなのことを見れるように努めていました。

――4年間の振り返りと特に印象的な出来事、試合などがあれば教えてください

高畑 私はラクロス部に入って本当に良かったなと思っていて、本当に幸せな時間を過ごさせてもらいました。(ラクロス部に入って)後悔したことはないし、すごく幸せな大学生活だったと思えます。特に思い出に残っているのは、一年生のときの最後の新人戦のあすなろカップで東大と当たったベスト4の試合です。負けていたんですけど最後の1分を切ったくらいで2点取ってサドンビクトリーまで持ち込んで、サドンビクトリーで勝ったんです。そのときから諦めない学年だなと思っていて、あの試合が私たちの学年の原点かなと思うので、そのあすなろの試合ですね。

竹内 私も幸せな4年間でした。自分がいまここに立てるのは先輩方がだめだめな自分を指導してくれたからですし、後輩たちが支えてくれていたからだと思います。あと保護者の方々もいつも遠いところ試合を見に来てくださって応援してもらっていて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。このメンバーで日本一という大きな目標に向かって一生懸命になって4年間を過ごせて本当に幸せでした。私にとってケイオーとの試合はいつも印象的で、ウィンターステージでケイオーに負けて準優勝で、あすなろでケイオーに勝って、六大戦(東京六大学交流戦)は負けて、春の早慶戦(早慶定期戦)で引き分けて、勝ったり負けたり一緒に成長してきたのがケイオーだったなのかなと思うので、きょうの試合もそうですが、すごく印象に残っています。

神武 私は本当にだめだめだったんですけど…。でもどれとか決められなくて、選手以上にいつも一緒にいてくれた美帆と文子と過ごした時間が一番楽しかったです。

――マネージャーの皆さんにとって選手の方はどういった存在だったのですか

竹内 るか(神武)もコラムで言っていたんですけど、私たちはマネジャーなんですけど、選手は私たちを支えてくれる存在だったのかなと。自分たちがここまでやってこれたのも、選手の支えがあってつらい時に声をかけてくれたり、私たちに気を遣ってくれていたからだと思います。

高畑 サポートしなきゃいけないのに、逆に支えられてるなってね。

竹内 まさにそれだよね。

高畑 私は本当に尊敬できる人達だと思っています。週5で練習があって、オフの日も自主練習や筋トレにきていて、勝つということに対してすごく貪欲ですし、オンオフの切り替えもすごいなと。私たちの学年は後輩が大好きな人も多かったので、後輩に対する接し方もすごく考えてたし、でも締めるところは締めていて、見習わなければいけないところがたくさんありました。私は尊敬しています。

神武 Aチームに出れなかったりする選手も多いですけど、自分だったらって思うとどうしてそんなに頑張れるんだろうって思いますし、そういう強さが自分にはないので尊敬しています。

――後輩のマネージャー、選手の方へ伝えたいことは

高畑 一ミリも後悔はしてほしくないです。あのときこうすればこの試合で勝てたかもしれないとかと思ってもらいたくなくて、一瞬一瞬を大事にしてほしいです。いま終わってみると(4年間は)早かったなという感じがあるのでなんとなく過ごすのではなくて、4年間という限られた期間なのだから、楽しむことを忘れずに本当に全力で日本一を目指して頑張ってほしいです。

竹内 他のマネージャーの子たちはすごくしっかりしているし、すごく頑張っているので心配はしていません。ぶつかることやうまくいかないことがこれからあると思うんですけど、日本一という目標を忘れずに笑顔で頑張ってもらいたいです。

神武 下の代のマネージャーはすごく仲が良いと思うんですけど、信頼するには言いたいことを言わなければいけないこともあります。それで一時的にギスギスしたりすることもあるかもしれないんですけど、そういうことを乗り越えてさらに信頼しあえると思うので、そういうことを恐れずに頑張って日本一を目指してもらいたいです。