ア式蹴球部

2014.11.17

第88回関東大学リーグ戦 11月16日 東京・味の素フィールド西が丘

長いトンネル抜け出せず、屈辱の終幕

 優勝の可能性はなくなった。だが、慶大に負けたくないという気持ちは揺るがない。関東大学リーグ戦(リーグ戦)はついに最終節。ワセダは公式戦では慶大に9連勝中。だが、勝てば全日本大学選手権(インカレ)出場の望みが残る慶大が執念を見せる。後半開始直後にミドルレンジから豪快な一撃を浴び失点。1点のビハインドは最後まで重くのしかかった。0―1で屈辱の敗戦。3年半、守ってきた歴史が塗り替えられた。

 プレーオフへは勝ち点3が絶対条件の慶大。失点は致命傷となるため、DFを5枚並べて厚いブロックを形成する守備的な戦術を採用してきた。1トップのFW山本哲平を中心に、ロングカウンターからの得点を狙う。前半は気持ちの強さを示すかのような激しいボールの奪い合いが展開された。自陣で引いて守る慶大に対し、ワセダは前線のスペースへ積極的にパスを配給。8分にはFW山内寛史(商2=東京・国学院久我山)が右足でミドルシュートを放ち、相手のDFラインを押し上げにかかる。21分には山内のパスに抜け出したFW上形洋介(スポ4=東京・早実)が倒され、FKを獲得。しかしシュートには結びつかず。セットプレーをうまく生かせない。それでも個の粘りで慶大の攻撃をなんとか切り抜け、両チーム無得点で前半を終えた。

惜しいミドルシュートを放った山内

 誰もがゴールネットを揺らしたと確信したその瞬間、歓声がため息へと変わった。後半開始直後、エネルギーを高めてきた慶大が主導権を握る。50分、PA付近でクリアボールをカットするとこれに対するプレッシャーが甘くなる。この隙を勝利に飢える荒鷲が黙って見過ごすはずはなかった。FW増田湧介主将が浮き球のパスに反応すると、右足を一閃。鋭い弾道でボールはバーを直撃し、そのままゴールラインを割る。痛恨の先制点だった。1点を追うワセダは88分。エリア内でクロスを受けたDF八角大智(社3=千葉・流通経大柏)がマイナス方向に折り返すと、MF園田慎一郎(社4=東京・早実)が足で押し込み試合を振り出しに戻した、かに思えた。だが、判定はまさかのオフサイド。一転して窮地に追い込まれる。それでも諦めずにゴールへのベクトルを強めたが、最後まで慶大の堅い守備網を破れずタイムアップ。

屈辱の敗北に選手たちは何を思うか

 慶大戦は2011年(平23)の早慶定期戦以来の黒星。積み上げてきた連勝記録も途切れてしまった。創部90周年という節目の年のリーグ戦を4位で終えたワセダ。「上位に対してはプレーの質、判断の精度で届かなかったというのがいまの現状」と古賀聡監督(平4教卒=東京・早実)が語るように、ここ5戦の上位との対戦は1分4敗。優勝が見えていただけに、勝負弱さが目立った。残す大会はインカレのみ。結果を残せなかったエンジの戦士たちは、最後に何を残すのか。「このままじゃ終われない」(上形)。

(記事 市川祐樹、写真 新庄佳恵、辛嶋寛文)

スターティングメンバ―

★ベストイレブンに近藤洋が選出!

 本日をもって全日程を終えた第88回関東大学リーグ戦。閉会式ではベストイレブンや新人賞の発表があった。ベストイレブンにはワセダから近藤洋主将が見事選出。DF北爪健吾(専大)やMF長谷川竜也(順大)、MF差波優人(明大)らそうそうたるメンバーと肩を並べた。だが「自分自身のパフォーマンスには全く満足してません」と本人も不完全燃焼を隠さず。インカレでの飛躍を誓った。またインディペンデンスリーグ2014での表彰では優秀運営校を受賞。学生主体として運営に力を入れる姿勢が評価された。

インカレでは満足のいくベストイレブンを目指す

関東大学リーグ戦第22節
早大 0-0
0-1
慶大
【得点者】(慶)50増田 
早大メンバー
ポジション 背番号 名前 学部学年 前所属
GK 松澤香輝 スポ4 千葉・流通経大柏
DF 新井純平 スポ2 浦和レッズユース
DF 田中進之介 スポ4 湘南ベルマーレユース
MF →76分 園田慎一郎 社4 東京・早実
DF 金澤拓真 スポ3 横浜F・マリノスユース
DF 12 八角大智 社3 千葉・流通経大柏
MF ◎10 近藤洋史 スポ4 名古屋グランパスU-18
MF 奥山政幸 スポ3 名古屋グランパスU-18
MF 36 鈴木裕也 スポ1 埼玉・武南
FW →62分 田中太郎 商3 静岡・藤枝東
MF 近藤貴司 教4 三菱養和SCユース
FW 11 上形洋介 スポ4 東京・早実
FW 14 山内寛史 商2 東京・国学院久我山
FW →76分 宮本拓弥 スポ3 千葉・流通経大柏
◎はゲームキャプテン
監督は古賀聡(平4教卒=東京・早実)
関東大学リーグ戦1部リーグ順位表
順位 校名 勝点 試合数 得点 失点 得失差
専大 47 22 14 57 28 29
明大 47 22 14 38 19 19
順大 43 22 12 34 19 15
早大 35 22 10 27 20
国士舘大 32 22 36 32
慶大 31 22 23 22
駒大 31 22 37 44 -7
流通経大 25 22 28 34 -6
桐蔭横浜大 22 22 14 29 44 -15
10 中大 21 22 13 25 41 -16
11 筑波大 18 22 13 23 33 -10
12 東京国際大 13 22 13 18 39 -21
※22節終了時点
※上位5校は全日本大学選手権の出場権獲得
※慶大は北信越大学リーグ2位・金沢星稜大とプレーオフ
※流通経済大は総理大臣杯での優勝で全日本大学選手権の出場権を得たため関東第6代表で出場
※東京国際大、筑波大は関東大学リーグ戦2部に自動降格
コメント

MF近藤洋史主将(スポ4=名古屋グランパスU-18)

――いまの率直なお気持ちは

個人的に何もできなかったなというのがこういった敗戦を招いたと思ってます。

――試合前のミーティングはどんな雰囲気でしたか

きょうに対しての気持ちっていうのはすごく高いものがありましたし、きのうのBチームの早慶戦も見て戦いぶりってのには刺激を受け、きょうは自分たちがやってやろうという気持ちでした。

――前半は互いの勝利への気持ちからかなり激しい立ち上がりとなりました

そうですね。蹴りあいみたいになってたと思うんですけど、それはそれで仕方ないのかなと。その中で自分はセカンドボールを拾ったりということに集中していました。

――キックオフの瞬間は多くのお客さんが入ったスタンドを見て気持ちは高ぶりましたか

そうですね。集中応援ということでワセダも慶大も選手が主体となって働きかけてくれてましたし、全部の大学が見に来る中で自分たちの成長ぶりっていうのを見せたいという気持ちを持って臨みました。

――相手の守備は5バックでスペースを埋めてきましたがいかがでしたか

向こうは後ろで構えてできるだけ前向きにプレスをかけてパワーを持って(ボールを)奪おうとしていた中で、自分たちはそれに対しハマってしまったというか、相手のそういったパワーに対して裏をとることができなかったと感じてます。

――DFラインまで下がってボールをさばいて落ち着かせようとするシーンもありましたが振り返って

慶大がブロックを敷いてきた中で間で受けることも大事ですけど、自分自身がブロックの中に突っ込みすぎてもあんまりボールは入ってこないんじゃないかと感じたので、逆に後ろで受けて前にいいボールをつけようとは思ってました。

―FKやCKが前半から多かったですが、セットプレーの質はいかがでしたか

そういうセットプレーの数が多かったというのは自分自身感じていて、そこに対してゴールに直結するようなボールが蹴れなかったというのは自分の責任ですし、早慶戦みたいなガチガチになるような試合でセットプレー1本が試合の勝敗を決すると感じていたんですけど…。自分自身のキックが全然ゴールにつながらなかったということで、そこはすごく責任を感じています。

――ハーフタイムではチーム全体でどんなことを共有しましたか

前向きに相手が狙ってきてたので、それに対して広がりや深さ、裏をとっていくってことをやっていこうと。ゴールに向かいながらプレーしようということを共有しました。

――後半の早い時間に失点してしまいましたが、そこからのチームとしてのリアクションはいかがでしたか

勝つしかない中で0-1という状況ならもう点を取るしかないですし、そこに対して一人一人がエネルギーを持ってゴールに向かって仕掛けていこうと思ってました。

――PA内で惜しいシュートもありましたがあの場面を振り返って

あそこのシュートが入らないというのが自分の実力ですし、関東リーグ(関東大学リーグ戦)で点が取れなかったのは自分自身の責任ですし、これまでも勝てなかったのはああいった場面で決め切る力がなかったからだと思います。

――試合終了の瞬間の心境は

慶大に負けたということが本当に屈辱的でした。

――慶大にここまで8連勝ということでしたがそういった記録が途絶えてしまったことに関しては

自分が何もできなかったから負けたと思うので、自分の責任だと思います。

――試合後はチームでどういった話をしましたか

自分自身が何もできなくて、みんながすごい応援してくれてたのに申し訳ないという気持ちを話しました。

――今季のリーグ戦を通じてノーゴールに終わってしまいました

そこが自分自身の甘さだと思いますし、そういった得点を取る力がなかったことがチームに大きな影響を与えてきょうの結果になったと思います。

――全日本大学選手権(インカレ)で慶大などとやる可能性もありますがリベンジしたい思いはありますか

そうですね。(インカレで)優勝しなかったらことし本当に何も無く終わってしまうので、そういった意味でリーグ戦は終わってしまいましたけど、インカレでは自分が勝たせるっていう思いを持って戦います。

――リーグ戦は優勝争いをしてきた中で上位との対戦で勝ち点を取れなかったことが大きかったと思いますが、その点に関しては

やはりリーグ戦を通じて、自分たちの粘り強さだったり献身的なサッカーというので上位に進出しましたけど、その中で上位の相手と対戦する時には個人の力で試合を決めていかなければ勝てないというのが結果で証明されたと思ってます。

――リーグ戦が始まる前に、「個の力を伸ばさないといけない」と話されてましたが、リーグ戦を通じて『個』の部分での成長の度合いは

一人一人がすごい成長していると思いますし、試合に出てきたメンバーだったり出ていない選手も個人としては伸びてると思いますけど、ただそういった選手がいる中で自分自身は全然伸びていないんじゃないかなと感じています。そこが一番の問題かなと思います。

――ベストイレブンに選ばれましたがその点に関しては

選ばれるとは思ってなかったのでびっくりしました。

――ベストイレブンにはそうそうたる選手が選ばれている中で、どういった点が評価されて選出されたと考えてますか

自分自身はリーグ戦を通して、ワセダを優勝させるっていう目標に対してピッチ内外でやってきましたし、全力でやってきた結果がこうやって認められたかなとは思ってます。

――少し複雑な表情も浮かべてましたが

自分自身のパフォーマンスには全く満足してませんし、選んでもらえたことはすごくうれしいんですけど、まだまだプレーで言えばもっともっとやらないといけないと思います。

――リーグ戦はこれで終わりましたがここまで支えてくれた方へ一言お願いします

自分たちが苦しい時も勝てない時も常に声を掛けてくれて応援してくれて支えになりましたし、そういった方々に勝利を届けたかったんですけどそれができず申し訳ないという気持ちでいっぱいです。ただインカレっていうチャンスがある中で、そこに向けて勝利を届けられるように頑張りたいと思います。

GK松澤香輝副将(スポ4=千葉・流通経大柏)

――早慶戦となりましたが、試合前はどのような試合をしようと考えていましたか

自分たちの強みを出すだけだったので、特に対策はしていなかったですが、10連勝をかけて戦おうと思って試合に臨みました。

――きょうの試合全体を振り返ってみていかがですか

全体を振り返ってみたときに、相手の方が勝負に対するこだわりというか、自分たちもコースの切り替えといったところで負けていたと思わないですけど、球際だったり競り合いといったところで、相手の気持ちが自分たちより上回っていたのかなとも感じます。ゴール前での粘り強さであったり、体を投げ出して止めることであったり、失点シーンも思い切って振ってきたので、そういったところでも自分たちより気持ちの部分で上回られたからこそ、プレーの部分でも相手に負ける場面というのがあったんじゃないかなと思います。

――悔いが残るプレーやシーンなどはありますか

失点シーンをそんなに覚えていないというか、どうしてあそこにフリーの選手が2人もいたのかなと思うのでちょっと振り返るのは難しいですけど、あそこにこぼれてしまったということは自分たちの準備不足だと思いますし、あれだけフリーで打たせたらいけないなと感じました。あそこの失点シーンは自分のプレーを振り返ってみても、あと半歩だったりあと一歩下がっていたら、触れたシュートだったかもしれないですし、ああいったところで止めなければ勝てないなと改めてきょう思いました。

――ここ数試合失点が続いていますが、個人的にはどうお考えですか

自分たちのやっていることが間違えだとは思わないですが、結果から見ても分かるように、それだけでは足りないんだなというように感じますし、5試合で3試合無得点の試合があると考えたら、もっと点を取る力をつけなければいけないですし、また専大戦(●2-3)で3失点したように守備でも同じように隙だったり課題があると思うので、攻守両面でもっと高めていかないと、インカレ(全日本大学選手権)でも簡単に負けてしまうと思うので、これが課題だということは分からないですけど、自分たちの改善しなければいけない部分は自分たちが思っている以上にたくさんあるんだなと思います。

――早慶戦は今試合のほかにもやってきたと思いますが、ほかの試合と比べてみていかがでしたか

もちろん自分たちは10連勝という目標がありましたけど、インカレ出場が決まっていてなおかつ優勝がないといった状況で、自分たちの勝たなきゃいけない理由というかモチベーションはそのひとつだったかなと思いますし、慶大はインカレ出場をするために何が何でも勝たなければいけないというプレッシャーとさらに自分たちに9連敗しているというところがあったからこそ、相手はものすごいエネルギーできたと思いますし、気持ちで負けたなと思います。

――リーグ戦全体を振り返ってみていかがですか

最後の5試合を振り返ってみても勝負弱かったなと思いますし、前期でも勝てば首位という状況で専大に勝てなかったり、最下位の相手だったりなかなか勝ち点を積み上げられていないチームに勝ち点を落としたり、負けがあったということが自分たちのリーグ戦で優勝できなかった大きな要因だと思うので、今シーズンリーグ戦を振り返ってみても何ひとつ残せなかったなと思っています。リーグ最少失点という目標も個人的には持っていた中で、それすらも達成することはできなかったので、ものすごく悔いの残るリーグ戦だったなと思います。

――次はインカレですが、どのような準備をして臨まれたいですか

どういった気持ちで臨もうかということも整理できていない状況ですが、自分たちがやっていることを一から見つめなおしてやらなきゃいけないと思いますし、ピッチ内だけでなくピッチ外のことにまで目を向けて、インカレに向けてそういったところを自分たちは高めていかないと、インカレの優勝もないですし自分たちの目標達成することもできないと思うので、自分たちの原点に返って、もう一度地道に取り組んでいきたいなと思います。

FW上形洋介(スポ4=東京・早実)

――いまの率直な感想をお願いします

相手はエネルギーを持ってやってきた中で、自分たちも負けられないというのがありました。プライドとプライドのぶつかり合いだったんですけど、最後結果として勝てなくて本当に悔しいです。

――早慶戦はこれまで9連勝ということで、今回は連勝数を伸ばすことができませんでしたが、この点についてはいかがですか

まだ自分たちが目に見えるかたちで結果を残せていなかったので、その早慶戦の連勝記録っていうのを1つ目標としてやっていました。ですが、ここで止めることになってしまって残念です。

――きょうの試合は自身も無得点に終わってしまいましたが

いつも以上に厳しいマークでしたがその中でもチャンスはありましたし、決められる場面もあったんですけど、相手が粘り強く体を張ってゴールを阻止してきたので、ここで勝てないのが自分の実力なのかなと思います。

――最後こそ盛り返したものの、途中までは慶大ペースでした。やはり慶大に気持ちの面で押されているといった実感はありましたか

相手のシステムがいつもより自分たちのアクションを制御するようなものだったので、自分たちがアクションを起こしづらくなったときに、もっと強引にアクションを起こして2列目から飛び出したりなど、そういった流動性に欠けていました。そこで慶大に押し込まれてしまったのかなと思います。

――慶大は終盤ディフェンスを固めて、それを崩し切れなかったという印象ですがいかがですか

相手が良い時間に点を取って、そこから点を取らせないと割り切ってやっていたので、そのカベを崩せなかったのが敗因だと思います。

――そして、この試合が自身最後のリーグ戦となりました。これまでのリーグ戦を振り返っていかがですか

1年生のころからこのリーグ戦(関東大学リーグ戦)で活躍するために大学生活を送ってきました。その中で、2年生のときから少しずつ(試合に)出させてもらったんですけどなかなか結果を出せなくて、3年目になってやっと結果を出し始めたときに大きなケガをしてしまって。リーグ戦を通して自分自身の最大の力を出し切れなかったというのがあるので、幸いにもまだインカレ(全日本大学選手権)が残っているので、そこで少しは自分の力を出し切れるようにこれから努力していきたいと思います。

――今季のリーグ戦に絞って振り返るといかがですか

自分自身、得点王を目標に掲げてやってきた中で前期は4得点に終わって、まだトップを狙える位置にはいたんですけど、後期は出場機会に恵まれなくなってしまって。途中出場していく中でもチャンスはあったんですけどそれも決め切れず、チームの勝利に貢献できなかったので、満足は全くできてないです。

――では最後に、インカレに向けての意気込みをお願いします

次から負けたら終わりっていう戦いが続いて、自分自身のサッカーの集大成でもありますし、チームとしてもこのままじゃ終われないので、リーグ戦で勝てなかった相手をたたいて日本一になることが少しは報いになるのかなと思っています。あとは全力でやるだけです。

MF近藤貴司(教4=三菱養和SCユース)

――きょうは0―1での敗戦となりましたが試合を振り返って

本当に勝ちしか許されないシチュエーションだったので、応援してくれた人たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――早慶戦での公式戦10連勝を目指した戦いでした

それもわかっていて意識していました。自分たちはアミノバイタル(アミノバイタルカップ)だったり天皇杯(天皇杯東京都予選)や関東リーグ(関東大学リーグ戦)だったり(で結果を残すことができず)、後輩たちに残すものといったらその早慶戦での連勝記録とインカレ(全日本大学選手権)での日本一しかなかったので、そういった意味でも負けてしまって後輩たちに申し訳ないです。

――早慶戦ということで応援が非常に多い中での試合となりましたがいかがでしたか

集中応援日で、ウルトラス(ULTRAS WASEDA)の方だったり応援部の方中心にたくさんの人が応援してくれていて、それですごくモチベーションが高まりました。ただ結果として勝てなかったので、それがいまの実力なのかなと思います。

――きょうのご自身プレーを振り返って

きょうは左サイドだったんですけど、ドリブルでは何度か良いかたちっていうのをつくり出せたと思うのですが、結果的にゴールには結びついていないので自分自身は全然駄目でした。

――攻撃面ではスペースがあまりない状況が多かったと思いますが、どう打開していこうと考えていましたか

自分たちは守から攻のところで、相手が整う前に攻めることができた時は相手も慌てていたと思いますし、そこでフィニッシュまでいければよかったのですが、相手もブロックをつくって守備の意識も高かったので、最後は個の力で打ち破れなかったのが全てかなと思います。

――先ほど左サイドでの出場というお話がありましたが、相手の3番の溝渕雄志選手とのマッチアップはいかがでしたか

結構上がってきたと思うんですけど、ほとんどやられていなかったと思います。ただ自分のところで高い位置でボールを受けるシーンがなかったので、そこは引き出しの部分だったりFWだったり中盤の選手とうまくコンビネーションで崩せれば良かったかなという風に思います。

――前半0-0で折り返しましたが、後半はどのようなお気持ちで入りましたか

本当に勝たなければいけない状況だったのでゴールを目指してやっていたんですけど、やはり相手のゴールへのエネルギーというのが勝ってしまったのだと思います。

――後半の早い段階での失点について

時間帯が時間帯だったので、まだまだ時間はあるとは思っていました。ただ、30分以降からは相手の監督からも攻めないでブロックをつくって守れという指示が出ていたので、自分たちの時間は多かったですけどゴールは奪えませんでした。ゴールを奪はなければ勝てないので、そこは自分自身向き合ってやっていくしかないのかなと思います。

――終盤に攻撃のチャンスを多くつくりながらも決め切ることができなかった最大の原因はなんでしょうか

相手の守備意識というのはものすごく高かったですけど、自分たちの攻撃の選手の方が絶対に能力が高いと思っていました。しかしやはり相手の勢いや守備で守るという気持ちの部分が勝ったのかなという風にいまは思います。

――きょうでリーグ戦が終わりました。1年間を振り返っていかがですか

チームとしては本当に関東リーグ優勝だけを目指してやってきたので、ふがいないリーグ戦でした。個人としても直接的にチームに貢献するような活躍はほとんどできなかったので、それが実力だと受け止めてやっていくしかないと思います。

――特にここ何試合かは勝てない試合が続きましたが、何が原因だとお考えですか

結局上位チームとの対決で勝ててないというところで、それがワセダとしての実力というか、例年専大や明大、ことしは順大だったりに勝てていないので、そこに勝てなければ優勝というのはできないのだなと感じました。

――次は少し時間があいてインカレでの戦いが始まりますが、どのようなことを意識してトレーニングしていきますか

チームとして競争というのを改めて強く意識してやっていく必要があると思います。きょう負けたことでフラットな状態でまたスタートしていくと思うので、そこはいまの立ち位置とかは関係なしにもう一度チーム内で競争していくことが大事だと思います。個人としても、やはり上のステージでやれるだけの力というのをつけていかなければいけないので、そういったものをインカレで出していけるように力をつけていきたいと思います。

――では最後にインカレへの意気込みをお願いします

本当に日本一になることでしか関東リーグだったり今シーズンのふがいない結果というのは報われないと思うので、終わり良ければすべてよしではないですけど、最後このチームで笑って終われるようにやっていきたいと思います。

MF園田慎一郎(社4=東京・早実)

――早慶戦ということで試合前にはチームでどのような話をされましたか

早慶戦というのは特別な舞台ですし、4年生や試合に出られない人の思いを一人一人が持って臨もうという話があったので、負けてしまって悔しいです。

――試合後に園田選手が泣いていらっしゃったのが印象的でした

前回はうれし泣きというか個人でいろいろな思いがあったんですけど、今回はチームのために戦おうと思っていたのでゴールのこともあって、勝たせられなくてふがいない結果になってしまってその部分が込み上げてきたのだと思います。

――前半をベンチで見ていてどのように感じましたか

やっぱり守りを固めてきていて堅い試合になっていました。ハーフタイムにはもっといけるだろうという話が選手の中から出ていたので、もし自分が出たらやってやろうという感じでした。

――後半には非常に惜しいシュートシーンもありましたが、そのシーンを振り返っていかがですか

審判の判定は覆らないんですけど、途中から入ってどんどんゴール前に関わっていこうかなと思っていたので、その部分であれは1つのかたちになりましたし次はあれを結果につなげていかないといけないと思います。

――途中出場時にはどのような思いでしたか

事前に今回は負けていても行くぞという話があったので準備はしていましたし、出たら自分が勝利に導くんだという強い気持ちを持ってやっていました。

――関東大学リーグ戦(リーグ戦)5試合連続で勝利を逃してしまいましたが、ことしも後期失速してしまいましたか

優勝するためには自分たちよりも実力が上のチームに食らい付いて勝たないといけないですし、チームの状態としても悪くはなくてあとは力を付けるだけだと思います。ことしのリーグ戦は終わってしまいましたけどらいねん後輩たちがその部分をしっかりやってくれると思うので期待したいです。

――負けてしまった具体的な要因は何でしょうか

向こうはキャプテン(MF増田湧介主将)の一発で試合を決めてそれが慶大を象徴しているのかなと思いますし、早慶戦は技術だけではなくてプライドや気持ちのぶつかり合いなのでそこの気持ちの部分が慶大に少し傾いただけなのかなと思います。

――最後のリーグ戦を終えたいまの気持ちを教えてください

1年間、リーグ戦を通して個人としても成長させてもらいましたし、チームとしてもいろいろな悔しい思いがありましたけどそれがあって成長することができました。18年振りの関東制覇はできなかったんですけど、自分たちには運良くインカレ(全日本大学選手権)が残っているのでそれで日本一になって後輩たちに何かを残してあげられればなと思っています。

――インカレへ向けての修正点はありますか

大きく変えることはないと思っていて自分たちがやってきたことを突き詰めるだけですし、それをどれだけ最後まで信じてやるかだと思いますし、いま試合に出ている4年生だけじゃなくて、きょうは堂本(FW堂本大輝、スポ4=兵庫・三田学園)がベンチ入りしましたけどそれ以外の4年生もたくさんいるので4年生がチームを勝たせるべきだと思います。

――個人的な目標と意気込みをお願いします

自分はいままで中・高を通してそういう大きな舞台に立ったことがなくて、その舞台で日本一を狙える権利が人生で初めて巡ってきたと思うので個人的にはチームのために走って泥くさくプレーして90分でも120分でもPKでも何が何でも勝って最後に日本一という結果を取れれば良いと思います。

DF田中進之介(スポ4=湘南ベルマーレユース)

――最終節で早慶戦となりましたが、この試合はどのような意気込みで臨みましたか

きょうは集中応援日でしたし、24つの大学がそろっている中で自分たちのサッカーをして見ている人に感動を与えるのもそうですし、自分たちが対慶大で公式戦9連勝しているのでそれを10連勝にして新たな伝統というのを後輩に継承していこうと思ってプレーしました。

――0―1での敗戦となりましたが、きょうの試合を振り返って

慶大がまずは失点しないことに重きを置いてプレーをしていて、自分たちが前半に攻めあぐねたかなという感じです。後半の始めにアンラッキーなかたちで失点してしまって、全体を振り返ると慶大がやりたかった試合をやられてしまったのかなと思います。

――約3年ぶりの早慶戦での敗戦となりました

最上級生である4年生の力不足が招いた結果だと思います。いままでの先輩たちが築き上げてきた連勝記録で、その背中を見て自分たちは学んできたのですが、本当に自分たちの力不足でそれを途絶えさせてしまったことは非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――慶大が相手ということで守備の面で意識していたことは

守備の面では、ワントップの選手にボールを収めないことと、相手がチャンスだと思って前に人数をかけてきた時に、焦らずにしっかりとボールのポジションに対して1人のファーストディフェンダーを決めることと、それに対してのセカンドディフェンダーやサードディフェンダーというのを決めることを意識してやっていました。

――空中戦では強さを見せている印象がありました

相手はワントップを残してなかなか前に攻めかけてこなかったので、自分ともう1人のセンターバックの金澤(DF金澤拓真、スポ3=横浜F・マリノスユース)でチャレンジとカバーをはっきりして、慌てるような場面はつくられなかったかなと思います。

――前半を0―0で折り返しましたが、後半はどのようなことを意識して入りましたか

前半0―0で、0―0だったら慶大はインカレ(全日本大学選手権)出場が叶わないという状況だったので必ず1点を取りにくるだろうというのを予測していました。その分攻撃的になったら後ろのスペースは空いてくるので、そういった相手が攻撃をしかけてきたタイミングで自分たちがそのボールを奪って、いかに速くゴールにつなげるかというプランを立てていました。しかし立ち上がりに失点してしまって、自分たちの思っていたプラン通りには試合がいかなかったのかなと思います。

――その後半の早い時間帯での失点シーンを振り返って

ロングボールを自陣から蹴って、それを相手が跳ね返して自分とMF近藤洋史(スポ4=名古屋グランパスU-18)の間にボールが落ちるようなかたちになりました。自分がプレーするという意思をもっと近藤洋史に伝えられれば良かったのかなと思います。あそこで洋史がチャレンジしたことでボールが流れてしまいましたし、それで自分の周りの選手が準備をし切れず、ボールがこぼれることを予測していた増田選手(MF増田湧介)にボールがこぼれてしまって、シュートにつなげられてしまったと思います。

――きょうの試合は後半での途中交代となりました。今季あまり途中交代というのはなかったと思いますがそれについてはいかがですか

自分の力で90分戦ってチームを勝利に導くことができなくて残念に思っています。ですが、監督(古賀聡監督、平4教卒=東京・早実)が勝つために選手を選んでいますし、自分も監督には絶対的な信頼をおいているので、監督がこの選手を使った方が勝てると思うのだったらそっちを選択してもらえればと思います。

――途中交代の際や試合後に悔し涙を流されているようにも見えました

本当に4年の力不足で負けてしまったので…。先輩たちから引き継いできたものもあるので、非常に悔しい思いをしました。

――きょうで関東大学リーグ戦が終わりましたが、1年間を振り返って

1年間を通してケガをせずに全試合スタメンで出たということは自分の中で評価をしていいところだと思います。その中で試合に出させていただいているのにもかかわらず、チームを勝利に導けなかったのは自分の実力不足なので、残りのインカレでは自分の力でチームを勝利に導くことができればいいなと思います。

――では最後にインカレに向けての意気込みをお願いします

ことしはタイトルを獲ってないですし、創部90周年の年に寂しい結果に終わっているので、ここで日本一になって自分たちが積み上げてきたものを証明できればいいなと思います。

MF奧山政幸(スポ3=名古屋グランパスU―18)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

このメンバーで戦える最後のリーグ戦でしたし、4年生が戦う最後のリーグ戦(関東大学リーグ戦)が早慶戦ということで整った舞台でした。しかしながら、結果は負けでしかも相手は慶大ということで残念です。

――早慶戦で初めての敗戦でしたがそのことについてはいかがですか

勝ち点3を落としたことは他の試合とは変わりありません。ただ、慶大に負けた悔しさというのは本当に特別なものがありました。相手が試合を終えて喜ぶ姿を見て、単純にうらやましいというか勝ちたかったなという気持ちでした。

――相手は少ないチャンスを生かして勝ちにつなげましたがそのことについてはいかがですか

相手は多少割り切って自分たちがボールを持つとすぐに守備を固めてきて、チャンスを何回もつくりましたが決められず、相手は数少ない決定機をゴールに結びつけたということで本当に後期の後半戦ずっと課題だったところだったので弱みが出てしまった部分だったと思います。

――引いてくる相手に対して奥山選手はボールを左右に散らす動きも多く見られましたがどのようにプレーを心掛けましたか

相手が自分たちの速さを警戒してチーム全体で下がる動きをしていたので、必然的に中盤のスペースは空くのでそこでうまく展開して広げてからというのを意識しました。ただ、ファーストプレッシャーも早くて自由にはあまりプレーさせてもらえませんでした。

――割り切ってくる相手に対してどのようにプレーすべきだったと考えていますか

自分たちの攻撃はFWに入って相手に跳ね返されると苦しいものがありましたし、単調にならずに我慢してつなぐだとか、そういった速さが出せないときの広がりからの速さといいますか、広げる攻撃を意識すべきだったと思います。

――後期を通して得点を奪うということに課題が残りましたがそこについてはいかがですか

本当に失点が少ない中で得点もそれに連れて少なくなりました。後期になって、マツくん(GK松澤香輝副将、スポ4=千葉・流通経大柏)からもっとシュート練習をしようという話がありました。ただ、言われてからでは遅くて、付け焼刃じゃあ全チーム気合い入れて臨んでくる後半戦ではゴールを決め切れませんでした。最後のところを決めるのは個の力だと思うのでそういったところをインカレに向けて高めていきたいと思います。

――後期は失点も増えましたがどのような点が問題だったと思いますか

チーム全体として攻撃に厚みを加えるということを意識していました。実際最初よりは良くなったと思います。ただそれによって、切り替えがゆるくなったことであったり、チーム全体でのリスク管理が少しずつ薄れてしまった結果なのではないかと感じています。

――今季を通しての自身の収穫を教えてください

後期は一列上がってボランチでプレーしていたことは単純な変化です。センターバックと違って全方向からプレッシャーが来ますし、チャンスがあればゴール前まで顔を出せます。そういった意味でよりチームに深く関われると思います。そういった自由が大きい中でのプレーに関しては多少は成長できました。ただ、得点に絡むプレーはなくてチームとしても課題ですが、個人としてそこを改善できれば必然的にチームの課題解決にもなるので、もっとそこに向き合っていきたいと思います。

――らいねんは最高学年としてリーグ戦に臨みますがそのことについてはいかがですか

3年間リーグ戦を戦ってきて悔しい思いしかしていません。ただ、いままでの先輩の分もらいねんは優勝したいです。また後輩のためにも、全日本大学選手権(インカレ)を優勝している代はらいねんには自分たちしかいなくなってしまいます。ことしのインカレはまだ終わってないんで分からないですが。ただ、そういった優勝する気分を自分たちが先頭となって後輩にも味あわせてあげたいです。

――インカレに向けての課題はどのような点ですか

単純に得点を奪うことは意識しなければいけません。後期になって人数をかけた攻撃を意識しています。その中でパス一本でチャンスをつくられることもあると思います。ただ、上手く前線でこらえて2次、3次攻撃につなげることを意識していかないと、日本中から大学が集まるインカレでは勝てないと思います。

――インカレに向けての意気込みをお願いします

ことし一年ずっと悔しい思いしかしていません。単純にいまの4年生と優勝したいという強い思いがあります。最後のタイトルになりますが、本気で死ぬ気でチーム全体で取りに行きたいと思います。

DF金澤拓真(スポ3=横浜F・マリノスユース)

――きょうの試合を振り返ってみていかがでしょうか

自分たちもこの一試合に懸ける思いというか、この試合に勝ちたいという気持ちをもって臨みましたけど、いま終わって少し時間が経って考えてみると自分たちの勝ちたいという気持ち以上に慶大のほうが勝ちたいという気持ちを試合で表現していたし、一つ球際のときに2人3人群がってくることだったり、抜かれてもボールを奪いにくる姿勢だったり、体を張ってゴールを守る姿勢だったり、そういった一つ一つの勝負やこの1試合にかけるプレーの重みというところで慶大のほうがうちよりも上だったと思いますし、そういったところでの執着の強さというのがこういう結果になったのかなと思います。

――早慶戦ということでどんな意気込みで臨まれたのでしょうか

リーグ戦の一試合ですけど、ワセダに関わる全ての人が結果を気にするような試合だと思いますし、いままで約3年半くらいワセダが勝っていたというある意味歴史というか、そういう流れがあった中でいい流れというのを次につなげようというふうに思っていて、そういった意味では非常に重みのある試合と考えて試合に臨みました。

――まずは前半を振り返ってみていかがでしょうか

相手陣地でプレーする時間が長かったんですけど、やっぱり相手が守備ブロックをつくるのも早かったですし、守備に人数をかけてきた中で自分たちの速さとか、そういった強みを消された中でやっぱり効果的に相手ゴールに向かうことができなかったですし、自分たちのストロングが消されたときになかなか効果的に攻め切れなかったというか、なすすべがなくなってしまったかなと思っています。

――後半序盤の失点シーンを振り返ってみていかがでしょうか

あれもクリアボールが跳ね返された後だと思うんですけど、やっぱりあのこぼれ球に反応したのもうちの選手よりも相手の選手の方が早かったですし、こぼれを予測する気持ちというか、そういった執着の意味でも相手の方が反応が早かったというのが、この試合に懸ける思いが象徴的に出たシーンなのかなとは思っています。

――慶大の先制点からワセダも多くのシュートチャンスがありましたが最後まで得点には結びつきませんでした

自分たちの強みを封じられたときはやっぱりこういう試合が多いですし、やっぱり守備を整えてたときに自分たちが崩せないのは前々からの課題なので、それが露呈してしまったなというか、まだまだ自分たちで課題は認識していますけど、それを克服するだけのものが自分たちの力としてないのかなと思っています

――相手のFWとのマッチアップを振り返ってみていかがでしょうか

本当にボールを収める力というか、そういった意味ではすごく厄介でしたし、そこから攻撃の起点が相手にキープされていたので、そういった意味ではもっともっとあそこのところで潰し切れれば相手の攻撃スイッチもなかったと思うので、個人のところでもっと圧倒的に相手を打ち負かすだけの力をつけなきゃいけないのかなと思います。

――途中からMF奥山政幸(スポ3=名古屋グランパスU-18)とセンターバックを組まれていましたね

きょねんずっと一緒にセンターバックをやっていましたし、別に試合中で不具合などはなくてスムーズにできたと思いますし、お互いのことは理解し合えてる関係性ではあると思うので問題なくできたと思っています。

――最後にインカレに向けての意気込みをお願いします

ことし悔しい思いしかしていないですし、支えてくれている人に良くないニュースしか与えられていないと思うので、もう一度自分たちのやるべきことというか足元を見つめ直して、見に来てくださる人や支えてくださる人に、何かプラスなものをプレーで届けられたらいいなと思うので優勝を目指してまた全員で高めていきたいなと思います。

MF田中太郎(商3=静岡・藤枝東)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

やはり勝てなくて残念です。みんな気持ちも入ってたしこの一週間の準備やピッチ外での取り組みも良かったのですごく残念です。

――田中選手は前期の専大戦(●0-3)以来の出場でしたがそのことについてはいかがですか

一年生から出させてもらっている立場でチームの勝利に直接的に貢献しなければいけないと感じていました。ただ、自分のケガだったりで出られなかったのは申し訳ありませんでした。チームとしても自分としてもマイナスの結果になってしまったと思います。今後この経験を生かしてピッチに立ち続けられるようにしていきたいです。

――後半からでしたがどのような指示を受けましたか

監督(古賀聡監督、平4教卒=東京・早実)からは特にはなくて、思い切ってやれよとしか言われませんでした。一週間自分の調子も悪くなかったので出たら得点だけを目指してプレーしようとしてピッチに立ちました。

――固めて守る相手に対して田中選手のドリブルでのアクセントによって打開策を見出そうという意図のようにも感じましたがプレーしていかがでしたか

相手のDFが5枚だったのでいつも4枚だったらいないカバーの選手が多くてカバーリングの意識がいつも以上に高かったです。そのことによっていつものようにはプレーできませんでした。アクセントをつけられたかというとそうではありませんでした。

――今季のチーム自身を振り返っていかがでしたか

昨季よりも個の力は劣る中でどうやって戦うかといった中で、学生主体となって一丸となって戦えたことは大きかったですが、そこを突き詰めても限界があって、どんだけチーム力がすごくても、個の力がなければ最後は駄目なのでそこは一人一人が取り組んで、いままでの記録を超えていけるようにしたいです。

――次戦は全日本大学選手権(インカレ)ですが目標はありますか

自分たちは何も結果を残すことができませんでしたが、最後にインカレに出場できるということは大きいです。最後にチャンスがあるからには自分たちは優勝しなければいけません。応援してくれる人たちがワセダは非常に多いのでその人たちのためにも優勝したいです。

――最後にインカレに向けての意気込みをお願いします

自分たちがこの一年間積み上げてきたものを自分たちの自己満足ではなく、周りから認めてもらえる結果で残して最後は勝って終わりたいです。

DF八角大智(社3=千葉・流通経大柏)

――試合を終えてみていかがですか

勝ちたかったです。

――負けた要因は何だと思いますか

チャンスがなかったわけではないですし、勝てなかったというか点が取れなかった要因としては、ブロックを引かれた相手に対して、それを打開するプレーというものができなかったからだと思います。

――失点に関してはいかがですか

正直、相手のゴールを止めるしかないなとは思いますがああいったところを守っていかないと、これから先も点を取られた中で、追いついて逆転するという展開には持っていけないのかなと思います。

――リーグ戦(関東大学リーグ戦)で久々に慶大に負けたということに関してはいかがですか

きのうBチームの早慶戦を見に行って、自分は外から見ていて応援していたのですが、それでも負けたこと自体すごく悔しくて、絶対にあしたは負けたくないという気持ちはあったし、入学してから全勝していた相手で、慶大に対しては負けて得る悔しさは絶対にいらないなときのう感じたので、きょう勝ちたかったですが、負けたことはすごく悔しいです。

――個人的にきょうの試合で試みたことはありますか

点が取られてから、絶対におれが点を取るというか、チームが点を取れるためのプレー、オフェンスのところで常にゴールを狙うプレーというのは意識してやっていました。

――個人的なプレーを振り返ってみていかがですか

やれなかったことはないなと思います。オフサイドの判定があったシーンも、来るだろうと信じてファーにいて、結局オフサイドになりましたけど、そういったプレーで何度もチャンスをつくることができたので、そこを点につなげられないと勝てないので、そこが課題かなと思います。

――今季のリーグ戦全体を振り返ってみていかがですか

自分が出ていなかった前期に、リーグ戦だったりアミノバイタル杯だったりで勝てていないのを見て、自分が出るからには自分が出たから勝てるようになったというくらいのプレーをしなければと常に思ってプレーをしていて、後期の前半は結果がついてきてはいましたが、後半戦特にこの3連戦であったり相手が強くなったときに何もできていない自分もいるので、そういった意味では本当に自分の力不足だなと強く感じています。

DF新井純平(スポ2=浦和レッズユース)

――3年半ぶりに慶大に敗戦を喫しました。新井選手が入学してからでは初めてのことだと思います。いまの感想は

どのチームにも素直に負けるというのはやはり悔しいですけれど、その中でも伝統的な早慶戦で負けが無かったので。その中できょう負けてしまって歴史に泥を塗ってしまったというか。敗戦を喫してしまったことに対して申し訳ないという気持ちもありますし、慶大には自分も特別な気持ちがある中で、ああいったかたちで慶大の喜ぶ姿を見せられて。本当に悔しいです。

――ワセダは前半の初めから縦への意識が強く、DFとGKの間に浮き球のパスを出すシーンが目立ちましたね

相手が5バックだったので、5バックでも相手のサイドの裏というか、脇は空くことがわかっていました。試合中もそこがチャンスだなというのは思っていたので。そこにボールを放り込んで、返されたとしてもそこからの厚みでセカンドボールを拾って攻撃につなげるとか。自分も前に出ていって、縦に仕掛けることで変化が生まれてくるのではないかなと思ったので。それでも得点にはつながっていないので、まだまだ自分自身ももっと考えないといけないなと思います。

――後半の失点はマークがずれたところ、一瞬の隙を突かれたと思うのですが

本当に1つの隙を突かれて、決めるところを決められてしまったなと。あの失点シーンに関しては強く思います。

――後半は新井選手もアップダウンを繰り返していましたね

いや、もう本当に点を取らないと勝てないですし。それは別にFWの選手に点を取れと言っているわけではなくて、チーム全体として点を取らないと勝てないというのは分かり切っていたことですし。結構こっちのサイドからチャンスをつくれていたんじゃないかなと思っていたので。DFとか関係なく、点を取ることだけを考えてやっていました。

――後半にはエリア内、フリーで受けるシーンもありましたがシュートは打てませんでした

確かワンタッチして相手に触られたと思うんですけれど。自分の意図としては相手が身体を投げ出してきたので一回かわしてからシュートを打とうと思っていたのですが。でも、いま考えると一回シュート打って相手に当たって入るぐらいの気持ちでワンタッチせずにそのまま打つというのも考えられたのではないかなと、試合終わった後に思いました。

――チャンスがあった中で1点が遠かったですが後半のチームの攻撃は振り返っていかがですか

ワセダらしさというか。ゴールを追及するプレーというのはできていたと思うのですが、結果的にやっぱり0点で負けているので。そこはまた修正していかなければいけないと思います。

――全日本大学選手権(インカレ)で、慶大と対戦する可能性もありますし、リベンジの機会もあるかもしれません

いや、もう絶対負けたくないです。

――今季の新井選手は関東大学リーグ戦(リーグ戦)の全試合にフル出場されました。1年間通して試合に出てみていかがですか

ことしの開幕節からリーグ戦デビューさせてもらって、1年間通していろいろなチームとやっていく中で自分が実力的にやれないと感じた場面はなかったですし。でも、その中でやっぱり自分はもっと上の世界を目指していきたいと思いますし。相手のレベルに合わせてやればいいとかではなくて、もっともっと成長して。このチームに欠かせない存在というか、俺に最後ボールを出せば、絶対に試合を決定づけられる選手になりたいというふうにリーグ戦が終わって思ったので。それは並大抵の努力ではなれないと思うし。常に言ってきている課題というのもあったと思うので。そういったところを修正して、極めて、自分が主軸になれるように頑張りたいと思います。

――6アシストでしたがアシストという部分ではどうでしょう

自分はシーズン始まる前からセンタリングのところ、ゴールを最後決めさせるというか演出するところは強みというか。自分のいいものだと思っていたので。その中で関東リーグを通じて、かたちでは6アシストですがそれ以上にもっと増やせたというのがたくさんあると思うので。アシストも大事ですしそれ以外でも点は0点だし、決められるところはたくさんあったと思うので。得点できるサイドバックになるというのが求められると思います。

――きょうの試合を観ていても前に切り返してのクロスや逆足でのセンタリング、くさびのパスを出すなど攻撃のバリエーションが増えたように感じるのですがそこは成長した部分でしょうか

試合をやっていく中でいろいろな条件があるので。ワンパターンになっていたら全然いい選手でも何でもないですし。その状況に対応できる選手というのにならないといけないと思いますし。前期よりかは確かに成長していると思いますし、まだそこに関しての質という部分でまだまだ満足いってないですし、成長率自体がまだまだ小さいというか。低いのではないかなというのは感じます。

――守備で印象に残っているプレーというのはありますか

守れたなと思ったのは前節の専大戦(第21節、●2―3)の3失点目は防げたのではないと思っています。自分と山内(FW寛史、商2=東京・国学院久我山)との関係やセンターバックとの距離をしっかりと修正できていればどうってことはなかったので。専大に負けてしまって、結果いままでと同じ結果にしてしまったのは、自分のせいだと思っているので。あれは本当に悔しいシーンの一つです。

――一発勝負のインカレに向けて求められてくるものは何だと思われますか

ワセダの良さというのは前からプレッシャーをかけることや、素早くゴールを狙うことですけれど。それは本当に大学サッカーでも通じる部分ではあると思うのですが、それを90分間出し続けることができなければやはり負けてしまうので。出し切ることができなければ負けてしまうと思うので。一発勝負の中でそれを毎試合毎試合出していくというか。いままで積み上げてきたものを全て出し尽くすということが勝っていくためには必要なのではないかなと思います。

――インカレまでの期間で強化していきたい部分はありますか

最近勝てていない中で、勝ちたい気持ちというのはみんなあるのですけれど。その中でもやはり質の部分で劣っている面がまだあると思いますし。きょうの失点シーンでもありましたが、一瞬の隙を見せたらレベルの高いチームというのは絶対にそこを突いてきて、やられると思うので。その隙というのをなくすために日々のトレーニングから一つ一つのプレーに追求というか。なくすような働きかけをして、ワセダのよさというのを全て出せるような取り組みを空いている期間でやっていきたいと思います。

FW山内寛史(商2=東京・国学院久我山)

――早慶戦での連勝記録が途切れてしまいました。敗戦を受けて、率直な感想をお願いします

悔しいというのが一番ですし、連勝記録どうこうと言うよりも、4年生にとって最後の関東大学リーグ戦(リーグ戦)を勝ちで終わらせてあげたかったので、それができなくて残念に思っています。

――リーグ戦最終節ということで、どのような気持ちで臨まれましたか

個人としてやるべきことを明確にして、点を取ることが自分が一番しなければいけないことだと思ったので、その点に関して今週は強い意識を持って取り組んできましたけど、結果として無得点でしたし、リーグ戦終わりの5戦は1点も取れなかったというのが自分の現状です。チームとしても得点が奪えないという課題を分かっていながらそれを改善できないまま終わってしまったので、そこはインカレに向けて自分の中で意識してやっていきたいと思います。

――シュートを何本も打ちながら、決め切れなかった要因はどこにあると思いますか

前半は最後のシュートシーンで焦ってしまいましたし、後半もシュートを打つチャンスはあったんですけど、そこで決め切るだけの精神力であったり実力っていうのがまだなかったのでこうなったのかなと思います。チームとしてはもっと相手が引き下がって守備する中で崩す連携であったり、攻撃の強みが全くないので、そこに関してはインカレに向けて改善しないと優勝はないのかなと思います。

――慶大もガンガン攻めてきましたが、これまで対戦したときと印象は違いましたか

気持ちは全面に出してきましたけど、言い方は悪いですがあの程度の相手には勝たなければインカレでの優勝やリーグ戦制覇はないと思っています。何かやられたという感じはないんですけど、自分たちのミスで失点しましたし、自分たちが得点を奪えなくて負けたので、実力不足だったんだと思っています。

――リーグ戦の最終順位は4位となりましたが、この結果をどう受け止めていますか

リーグ戦制覇というのを目標に掲げてきた中で、昨年の2位よりも下がってしまったということを考えると、ワセダとしては本当にあってはならないことだと思います。個人としても前期で何もできなかった分、後期はある程度チームを引っ張っていける立場になったんですけど、結局優勝争いまでは行けなかったので、そこに関しても自分の実力不足を感じたリーグ戦でした。

――秋シーズンの山内選手の活躍ぶりは目を見張るものがありましたが、ご自身の手応えはいかがですか

リーグ戦でも自分のプレーが出せればちゃんと通用するというのがわかりましたし、そこに関しては1年生のときから思っていた「自分が出れば何とかできる」ということを証明できたので、そこに関しては大きかったと思います。それでも上位校に当たれば、最後の最後でチームを勝たせられなかったのが現状なので、ことしできた自分の中での基準を今後高めて、チームの絶対的存在になるというのが課題だと思います。

――見えた課題をどのように克服していきたいですか

練習面から攻撃に関する意識は高まりつつありますがまだまだ改善の余地はありますし、個人としては状況が悪い中でも点を決められる存在でなければワセダのFWとして使えないと思うので、どんな状況でも、パスが悪くても、自分一人で打開して得点を奪えるような力をつけていきたいと思います。

――今季残すはインカレのみとなりました。意気込みをお願いします

トーナメントなので負けてしまったら4年生はそこで引退だということを考えると、1試合1試合100%以上の力を出していかなければ勝ちはないですし、トーナメントだからこそ本当に得点力が大事になってくると思います。自分もチームも波に乗れれば高い位置まで行けると思っているので、そのための準備をしっかりして取り組んでいきたいと思います。

MF鈴木裕也(スポ1=埼玉・武南)

――0―1で負けてしまいましたがいまの率直なお気持ちを教えてください

ただ単純に悔しいです。本当に最近は勝てていなくて、きょうは早慶戦ということもあってチーム全体として勝つためにこの1週間努力してきたんですけど勝てなくて残念です。

――試合内容の振り返りをお願いします

自分たちの決定機を決め切れずに相手は決めるところを決め切ったということに敗因があると思います。

――ハーフタイムにはどのようなことを話されましたか

自分たちがやってきたことを信じてやり続けるしかないということと、前半よりももっともっと気持ちを込めて全員で走れば勝てるという内容でした。

――失点シーンを振り返っていかがでしょうか

相手のシュートが素晴らしかったというのもあるんですけど、自分たちのクリアミスからこぼれ球を拾われてシュートというかたちだったので防げた失だったかなと本当に思います。

――関東大学リーグ戦(リーグ戦)ここ5試合、白星を逃していますがチームの状態や雰囲気はいかがですか

雰囲気が悪いとは全く思わなくて、ただ結果が出なくて何か変えていかなければいけないというのはあるんですけど、その何かがまだ具体的になっていないというか。でももっともっとやり続けるしかないと思います。

――鈴木選手個人的には初めての早慶戦でしたが、どのような思いで臨まれましたか

独特の雰囲気というかいままで感じたことのない雰囲気の中で、先輩たちからも普段以上の熱気が伝わってきましたし自分もそこでもっともっとやらなければいけないという感情が芽生えてきて、ゲームの中でもっと素晴らしいプレーをしたかったなと思います。

――緊張はされましたか

いや、緊張はしなかったです。本当に楽しみという感じでした。

――個人のプレーの評価をお願いします

自分のプレーの強みをまだ出し尽くせなかったという悔いがあります。もっともっと出せたと思います。

――フル出場できなかったという悔しさはありますか

そうですね。自分が良いプレーをしていればあそこで変えられることもなかったですし、そういった面でもっと成長していかなければいけないと思います。

――リーグ戦2試合に出場して何か得たものはありますか

チームを背負ってプレーできるという機会を得て、自分自身もっとうまくなりたいという感情が芽生えて、これからもっと努力しようと思えたので成長していきたいと思います。

――インカレ(全日本大学選手権)へ向けて、個人とチームでそれぞれ修正点はありますか

得点がなかなか奪えないということで、前線のFWやボランチともっともっとコミュニケーションを取って得点力をアップしていくということと、あとは勝負強さを身に着けていきたいと思います。