射撃部

2014.11.10

第61回全日本学生選手権及び第27回全日本女子選手権 10月30日~11月3日 埼玉・長瀞総合射撃場

成長を噛み締める結果に!

 周囲の山々が色鮮やかに葉を染める中、長瀞射撃場にて全日本学生選手権(インカレ)が行われた。9月に開催された関東学生選手権秋季大会(秋関)の結果をもとに迎えた今大会。女子部では、女子団体3P部門で総合優勝を手にすると、他の部門でもきょねんの成績を大きく上回り団体総合順位3位に。対する男子部も、昨季18位に沈んだ男子団体エアーライフル部門で9位に浮上するなど成長を噛み締める大会となった。

 「いままで積み重ねてきたものがかたちになってきた」(安達瑛香主将、文4=徳島・城南)という言葉通りの結果をつかんだ。今大会もことしで最後となる安達が3P部門で567点という高得点をマークすると、それに続くように蛯原綾乃(スポ3=茨城・竜ケ崎)、塚田恵美(スポ3=埼玉・栄北)が557点、556点を獲得し2位に15点もの差を付けて優勝を飾る。また、女子個人エアーライフル部門においても安達がファイナル出場し全体の4位につけると、きょねんの結果を上回る総合5位に。早大は総合団体3位を手にし、日頃の練習の成果を感じる結果となった。

伏射部門で1位を手にした蛯原

 一方の男子部も進歩した成績を残す。昨季は団体を組むことができなかった団体伏射60発部門で7位につける。さらに団体エアーライフル部門で9位の座を手にし、不本意な順位で終えた前大会からの躍進した結果を生んだ。しかし「もっと調子を上げてファイナル出場したい」(前田崇弘、政経3=横浜・緑ヶ丘)という向上心溢れる志に今後への活躍に期待が高まる。

エアーライフルに臨む熊田

 女子部においてはセレクションを行うなど練習方法にも工夫を凝らし、さらなる高みを目指す早大射撃部。今季において全学年揃って挑む大きな試合も、残るは早慶定期戦のみとなる。ここでの反省をもとに、伝統の一戦ではどのような戦いを繰り広げるのか。数週間後に迫る、大舞台に向けた選手たちの大詰めがいま始まった。

(記事、写真 渡部歩美)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません。

団体3P部門で優勝を果たす女子部

結果

【男子団体伏射60発部門】 7位

山村英介(基理4=静岡聖光学院) 593,7点

前田 605,6点

熊田隆信(基理3=宮城・尚絅学院) 605,3点

【男子団体3P部門】 8位

前田 1091点

熊田 1081点

山村 1084点

【男子団体エアーライフル60発部門】9位

早川船生(教2=東京・城北学園) 586,7点

金子将之(創理2=東京・早実) 588,9点

前田 582,3点

【男子個人伏射60発部門】

辛島喬任(法3=東京・青山学院) 597,9点

山本浩史(法4=東京・早大学院) 588,3点

【男子個人3P部門】

眞部優人(社4=東京・早大学院) 1072点

辛島 1061点

【男子個人エアーライフル60発部門】

大岡 563,1点

小林稜馬(先理2=早稲田佐賀) 599,6点

山村 577,1点

戸井田勇介(スポ2=東京・国学院) 570,1点

熊田 567,1点

【女子団体3P部門】 1位

安達 567点(8位)

塚田 556点

蛯原 557点

【女子団体エアーライフル40発部門】 5位

安達 409,0点(4位)

蛯原 395,8点

末本佳那(スポ1=福岡・太宰府) 406,3点

【女子個人伏射60発部門】

蛯原 620,3点(1位)

塚田 606,8点

安達 607,6点

久保田優衣(先理3=東京・共立女) 582,5点

長島遥(スポ2=埼玉・栄北) 606,3点

【女子個人3P部門】

久保田 515点

【女子個人エアーライフル40発部門】

井上美穂(基理3=兵庫・須磨学園) 368,1点

小川智裕(スポ3=東京学芸大付属) 387,3点

久保田 394,0点

中里志穏(スポ1=埼玉・浦和一女) 390,7点

塚田 400,4点

◆ 団体総合順位

男子

6位(3P部門 8位、伏射部門 7位、エアーライフル部門9位)

女子

3位 早大 (3P部門 1位、エアーライフル40発部門 5位)

◆男女総合順位

出場なし

コメント

安達瑛香(文4=徳島・城南)

――女子部団体総合3位おめでとうございます

大会前に急遽団体メンバーが変わったのですが、3位という結果が残せてよかったです。

――3P部門で女子団体1位を獲得しました

全体の点数があまり高くなかったので、最後までいってみないと分からないという感じだったのですが、結果が優勝ということでみんな頑張ったなと思います。

――個人3P部門では予選を1位で通過したものの、ファイナルで8位となってしまいました

そうですね、悔しいの言葉に限ります。

――ことしの全日本学生選手権(インカレ)全体を振り返ってきょねんよりも成績が上がりましたが

女子としては、いままで積み重ねてきたものがかたちになってきたというところで、3P部門での優勝もあったりして大きな結果が出たのですごくよかったと思います。

――一因として、部の雰囲気が良いのでしょうか

そうですね。女子に関してなのですが、セレクションがいてしっかり他の大学と戦って勝っていこうという雰囲気でできているのでいいと思います。

――残りの試合もわずかとなってきましたが、意気込みをお願いします

次週には新人戦があるのですが、今大会を通して1年生も学んだことがあると思うのでそれをしっかり出してほしいのと、最後に早慶戦があるのでしっかり勝ちを取りに行きたいです。

前田崇弘(政経3=神奈川・横浜緑ヶ丘)

――今大会を振り返って

SBの方は基本的に自己新記録を更新できたので概ね満足してます。ARの方はそこまで悪くはなかったのですが、点数的に後輩に負けてしまったのでもう少し高い点数を出したかったなと思います。

――ご自身の調子はいかがでしたか

3姿勢の方は伏射(P)と立射(S)はなかなか調子良く打てていると思ったのですが、しょっぱなの膝射(K)でこけてしまったのであまり調子は良くありませんでした。PとAもあまり深い10点に値しなかったのでもっと調子を上げていきたいです。

――結果だけを見ると、きょねんからの躍進を感じますがいかがですか

きょねんは、団体が組めない種目とかもあってことし団体組めてみんなで種目別団体でポイントを稼ごうという目的だったので、少ないながらもポイントを稼げたのできょねんよりかは進歩したかなと思います。

――きょねん組めなかった伏射60発部門を振り返って

この大会605点で、一応自己新記録だったのですがもうあと5、6点上げてファイナル出場したかったなと思います。

――今季の試合も残りわずかとなってきましたが意気込みの方をお願いします

残りの大きな試合は早慶戦ですので、そこでしっかり優勝できるように頑張りたいと思います。