馬術部

2014.11.08

第57回全日本学生賞典総合馬術競技大会 11月4、5日 兵庫・三木ホースランドパーク

惜しくも目標には届かず4位に終わる

 連日行われてきた全日本学生大会(全日本)の最後の大会である第56回全日本学生賞典総合馬術競技大会(総合)が始まった。第64回全日本学生賞典障害飛越競技大会(障害)と同じく早大からは4名の選手が出場。まず1日目に調教審査が行なわれ、2日目に耐久審査と余力審査が行なわれた。チーム上位3名の総減点を合計し争う団体戦では4位という結果に。五十嵐裕哉主将(スポ4=新潟南)が個人で2位に輝いた。

障害では悔しい失権となってしまった佐々と稲玄

 調教審査の馬場馬術競技(馬場)は早大が苦手意識を持つ競技。「思ったような演技ができなかった」と五十嵐個人は語ったが、全員が減点を最小限に抑え団体では3位に躍り出る。次に行なわれたのは耐久審査。障害をクリアしていきながら野外を駆け抜けるこの競技では失権者が多く出る。早大は4人馬ともにゴールを切るも、大澤佳純(教3=神奈川・桐蔭学園)が1反抗と規定タイムの5分36秒を大幅に超える7分20秒でフィニッシュ。ここで多くのタイム減点が付いてしまった。しかし五十嵐と畠山聖副将(スポ4=茨城・常総学院)が減点0と安定した走りを見せ表彰台への望みをつなぐ。

 団体3位で迎えた余力審査。なんとしても順位を落としたくない早大は各人馬が最後のパワーを振り絞り挑んだ。大澤は順調に障害を越えていくが、後半の9番障害、10番のA障害と続けて落下させてしまう。続いて走行したのは佐々紫苑(スポ1=東京・日女大付)。2番障害と4番障害で馬が反抗してしまい2反抗により失権してしまう。悪い流れを断ち切りたいところだったが畠山も4番障害でまさかの反抗。その後は1落下に留め走り切ったがタイムがこぼれてしまった。これ以上のミスは許されない。五十嵐が丁寧に障害を越えていき総減点4で走行を終えた。

耐久審査のクロスカントリー競技で障害を越える五十嵐と稲隆

 この結果で早大の順位は4位と決定。「全部が少しずつ良くなかった」(畠山)と言うように少しのミスの積み重ねが表彰台を逃すことになった原因だろう。個人としては五十嵐が2位という好成績を収めたが、「納得のいく走行はできなかった」(五十嵐)と話し満足した様子は見られない。今シーズンは団体で上位を目指してきただけに悔しさの残る幕切れとなってしまった。主力の4年生2人が抜けてしまうが、残された後輩が気持ちを新たに次の目標へとまい進する姿に期待したい。

(記事、写真 藤巻晴帆)

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コメント

五十嵐裕哉主将(創理4=新潟南)

――最後の公式戦団体ということでしたがどういったお気持ちで臨まれましたか

団体を組んでいる障害と総合は上位3位以上を目指して、3種目総合も3位以上で表彰台に登れるようにという気持ちで臨みました。

――総合では馬場、クロスカントリー、障害とありましたがチームの走行を振り返っていかがですか

馬場は全体的には良くて、団体で3位につけて良かったです。クロスカントリーは一頭ミスがでたのですが4頭帰って来ることができたのでそこは良かったです。余力(審査)で全頭ミスが出てしまったのでそこが良くなかった点だなと思います。

――惜しくも表彰台を逃す形になってしまいましたが、結果をどのように受け止められていますか

団体は余力(審査)でのミスが多くて、障害は得意なはずなのでそこでいらないミスが目立ったので、そういった1つ1つのミスを無くしていければ3位にいけたのかなと思います。

――個人では2位という結果でしたが振り返っていかがですか

1日目の調教審査で思ったような演技ができず、そこで結構差がついてしまってそこが大きな原因だったのかなと思っています。周りのミスも目立って結果的に2位にはなれたのですが納得のいく走行はできなかったです。

――全日本全体を振り返ってはいかがですか

本当は3位に入りたかったのですが、障害は3位に入れたというのもあり、総合でもう少し頑張れれば良かったかなとは思います。

――全日本個人選手権に向けていかがですか

それまでにそんなに練習するというのはないんですけど、なるべく最後まで残っていられるように頑張りたいと思います。

畠山聖副将(スポ4=茨城・常総学院)

――最後の公式戦ということでしたがどのようなお気持ちで臨まれましたか

最後なので成績が良ければ良かったんですけどぼちぼちですね。

――個人の走行を振り返っていかがでしたか

良いところはあまりなかったですね。

――3種目総合4位と惜しくも表彰台を逃す形になってしまいましたが、結果をどのように受け止められていますか

3位ぎりぎりいけるかなと思ったんですけど、全部が少しずつ良くなかったのでそれがなかったらもしかしたらかもしれなかったですが仕方ないです。

――後輩に向けて一言お願いします

来年からは経験者が少なくなって大変になってしまうと思うんですけど、頑張ってほしいなと思います。