自転車部

2014.11.04

第26回全日本学生個人ロードタイムトライアル 11月2日 埼玉・加須市+羽生市利根川上流河川敷特設コース

タイムトライアルで地力を確認

 5月末に行われた全日本学生チームロードタイムトライアルに引き続き、今回は1人で走る個人ロードタイムトライアル(個人TT)が行われた。4年生が引退してしまったため全体の参加者は少なめではあったが、ワセダからはロード班を中心に男女7名が出場し、男子では金子智哉(商2=神奈川・相模原)が9位につけた。

 4年生は8月末の全日本大学対抗選手権で引退となったが、大会自体には参加できるため、今回は合田祐美子(スポ4=岡山・朝日塾中教校)がエントリー。女子の参加選手8人中最後にスタートした。河川敷に沿った25.2kmの直線ではあるが、微妙な勾配と風向きに悩まされるのがこのコースの特徴だ。合田も「出だし追い風で若干下り基調というのがあって、行けるかもという錯覚があったんですが、途中から風の影響などで思うように(ペダルが)回せなくて」と振り返る。前を走る4人を抜いて全体の4番目に戻ってきたものの、タイムは思うように伸びず最終成績は4位となった。

思うような結果が出なかったと反省を口にした合田

 男子はクラス2に6人が出場した。その中でも平地での個人TTは初めてだったという岩田宗也(スポ1=広島城北)は、ゴール前でふらつくなど疲れも見えたが、先輩の佐々木勇輔(教4=埼玉・早大本庄)にTT用のバイクを借りたおかげもあり先にスタートしていた中井琢(スポ1=宮城・仙台二)を追い抜いてゴールし、慣れないTTを14位でフィニッシュした。同じく出場した金子は上位入賞して全日本選手権ロードの出場権を獲得したいところだったが、思うような結果は残せず9位に終わり全日本の出場権獲得とはならなかった。

初めてのTTでまずまずの結果を残した岩田

 今回思うような結果を出すことはできなかったが、この結果は現時点での力を測るひとつの指標になるだろう。ここからどこまで伸ばしていけるかは冬場の乗り込みにかかってくる。まずは次週に控える早慶定期戦をしっかりと勝ち、年末最後の大きなイベントである東京六大学対抗ロードへとつなげていきたい。自転車の季節はまだまだ終わらない。

(記事、写真 高柳龍太郎)

結果

▽男子

クラス2 金子 9位、岩田 14位、八田 27位、中井 36位、塩田 42位、井上 44位

▽女子

合田 4位

コメント

金子智哉(商2=神奈川・相模原)

――きょうは個人TTでしたが、走ってみた感想はいかがですか

きつかったですね。

――今回の距離は金子選手にとってはいかがでしたか

30kmって短いなと思っていたんですが、長かったです。

――きょうはどんなことを目標としていたのでしょうか

クラス2で5位以内に入ると全日本ロード(全日本選手権ロード)に出れるのでそれを狙っていたんですが、残念ですね。

――9位という成績は走ってみた実感からするとどうでしょうか

やっぱり後半(アベレージが)落ちちゃったので、後で他の人のアベレージを見て考えます。

――TTは1人で走らなくてはいけませんがやはり1人で走るのはしんどいのでしょうか

しんどいですね。でも何でしょう、ドMの人にとってはけっこう楽しいのかもしれません。

――ちなみにTTは好きなんですか

嫌いではないです(笑)。

――きょうの出来は

うーん。TTバイクじゃないのでこんなもんかなという感じです。悪くもないですけど良くもないです。

――来週は早慶戦になります

初めてトラックの競走競技になるのでちょっと怖いですね。エリミネイションとか出るんですけど、ちょっと落車しそうで怖いですね。

――この後自分が一番ターゲットにしていく大会はどこになるのでしょうか

六大学ロード(東京六大学対抗ロード)です。ロードはそれくらいしかないので。

――クリテリウムは好きなんですか

どちらかというと苦手です。けっこうテクニックがいるのですが、僕は乗るのがあまりうまい方ではないので。

――最後に早慶戦への意気込みをお願いします

チームの力になれるか分からないですけど、とりあえず頑張ります。

岩田宗也(スポ1=広島城北)

――きょうの走りを振り返っていかがですか

平地のTTは人生で初めてだったのであまりモチベーションは高くなかったんですが、勇輔さん(佐々木勇輔、教4=埼玉・早大本庄)が自転車を貸して下さって、頑張ってと言われたので(笑)。 自転車が違ったらTTは有利ですし、ポジションも出るので、TTのポジションでどのようなペダリングをするかを意識しながら1週間くらい練習しました。結果はあまり良くなかったんですが、まあ自分の実力以上は出たかなという感じです。

――目標としてはまずはTTを体感するというような感じだったのでしょうか

そうですね。でも5位以内になると全日本ロードの出場権がもらえていたので、一応5位以内を目標に一生懸命練習していたんですけども、結果は14位だったので何とも言えないです。

――TTは走りやすい、走りづらいというのがあると思いますが

このコースは風向きとあとは微妙な勾配の違いかけっこうあったので、その辺りに翻弄(ほんろう)されたかなという感じです。自分が出せるタイムは出せたと思います。

――出来としてはどうでしょうか

悪くないです。良かったと思います。僕はどちらかというと平地を維持するのは苦手なタイプなので、だいぶいい経験になったなという感じですね。

――この後は早慶戦ですが何に出場されますか

団抜き(4kmチーム・パーシュート)と1km(1kmタイムトライアル)です。ポイントをなんとか稼ぎたいですね。とにかく団抜きに初めて参加するんですが、伊藤さん(伊藤和輝主将、スポ2=東京・昭和一学園)も塩田(航平、スポ1=埼玉・栄北)も相当スピードのある選手なのでいかに協力できるかか課題になると思います。

――いままで団抜きを走った経験はあるのでしょうか

団抜きは高校で走っていたのですが、ワセダの団抜きは高校の時よりも30秒近く速いので、この一週間でみんなと合わせて何とかスピードに慣れていきたいですね。あとは1kmで何とかポイントを稼げれば。一番可能性があるのが1kmだと思うので。

――この後の大会で一番気になるのは

僕はやっぱり六大学ロードですね。どちらかというと六大学ロードでは、がんがん前で攻めていくというより集団で待つポジションになると思うので、最後にいかに上位に入れるかですね。後は六大学トラック(東京六大学対抗競技会)の団抜きですね。なのでこれからはスピード練習をしっかりやっていきたいです。

合田祐美子(スポ4=岡山・朝日塾中教校)

――きょうはどのようなモチベーションで大会に臨まれたのでしょうか

一応ことしはこれと早慶戦で締めくくろうという感じで思っていたんですが、なかなかコンディションや調整がうまくいかなかったです。

――コンディションが良くなかったということですが、走ってみた感想はいかがですか

出だし追い風で若干下り基調というのがあって、行けるかもという錯覚があったんですが、途中から風の影響などで思うように(ペダルが)回せなくてどんどんアベレージが落ちてしまい、目標としていたのとはかけ離れた結果になってしまいました。

――距離はどうでしたか

距離的には長くもなく短くもない感じですかね。

――合田選手は大学院に進まれると伺いましたが

そうですね、無事に(笑)。 ずっと未定で決まるまでは何も言えなかったんですが。

――最近はどんな練習をしているのでしょうか

最近は男子にちょっと入れてもらったり、あとは1人で。結局はこれまでと同じ感じですかね。院に入りつつ練習に混ぜていただきつつで、まぁ始まってみないと分からないんですけど。

――来週は早慶戦ですが

ラストのトラックの試合ということで、1kmにオープンで出るんですけど、ずっと短距離のスピードを課題にしてきたので、やっぱりタイムを出して終わりたいというのはあります。