応援部

2014.10.31

第61回稲穂祭 10月29日 大隈講堂

熱い闘志を胸に、いざ早慶戦へ

 伝統の一戦・早慶戦を今週末に控えたこの日、稲穂祭が開催された。応援部が中心となって野球部にエールを送るこの稲穂祭。第1部は早慶合同ステージ、第2部はゲストステージ、そしてメインの野球部壮行会という構成で行われる。ことしも多くの観客が集まり、大歓声の中、舞台の幕が開かれた。

 校旗の掲揚から始まった第1部。ワセダ、ケイオー両校の旗が堂々と壇上に並ぶと、会場から大きな拍手が巻き起こる。『紺碧の空』、『若き血』という両校おなじみの応援歌が披露され、必勝応援曲メドレーでは観客の手拍子に合わせ、圧巻のステージとなった。ワセダ側のパフォーマンスでは、仁熊佑太代表委員主将(創理4=埼玉・早大本庄)と木暮美季(法4=埼玉・早大本庄)の力強いテクと突きが見られ、会場のボルテージは最高潮に。続いて、今季のバンド演奏曲『ultra soul』に乗せて、チアリーダーズのステージが華麗な演技を披露。りりしさと美しさを兼ね備えたチアリーダーズ、BIG BEARSに会場は魅了され、温かい雰囲気に包まれた。一方、『Blue Sky WASEDA/KEIO』、『早慶賛歌』では、打って変わって荘厳な雰囲気に。両校が舞台上で肩を組み合い、早慶戦での互いの健闘を誓い合った。

ワセダ側のパフォーマンスで鋭い突きを披露する仁熊(右)と木暮(左)

 ゲストステージを終え、盛り上がりを見せた第2部では野球部壮行会が開かれた。野球部を代表し、中村主将と岡村監督が優勝に向けて内なる闘志を語ると、応援部から野球部へ記念品の贈呈が。2連勝という思いを込めて、千羽鶴と「掴め、早稲田の栄光」と書かれた旗の2つのプレゼントが渡された。固く結ばれた応援部と野球部――。観客も肩を組み合い、会場は一つとなって、『紺碧の空』を歌い上げた。最後には仁熊が指揮を執り、早稲田大学校歌を会場全体で斉唱。きょう一番の熱気に包まれ、稲穂祭は終幕を迎えた。

応援部から野球部への記念品の贈呈

 早慶戦は幹部にとって最後の大舞台。その一戦に向け、稲穂祭では大いに士気を高めることができた。「神宮球場から早大まで一緒に歩いて帰りたい」(仁熊)――。その夢実現の条件は、ワセダの2連勝。その2連勝をもぎ取るため、今週末、応援部と野球部、そして観客が一丸となって熱闘を繰り広げる。伝統の一戦は、もうすぐそこだ。

(記事 後藤あやめ、写真 桝田大暉、三井田雄一)

コメント

仁熊佑太代表委員主将(創理4=埼玉・早大本庄)

――稲穂祭を終えての感想をお願いします

本当に大隈講堂が満員になって、観客の方も盛り上がってくださり、ゲストの方々も豪華な方々が駆けつけてくださって大成功だったと思います。

――どのような思いで稲穂祭を迎えられましたか

稲穂祭の主旨としては野球部の壮行会がメインとなるので、会場を温めて野球部を早慶戦に送り出したいという思いで頑張りました。

――野球部の優勝の可能性が残ったということについては

後は自分たちが応援席をまとめて、声援を選手に届けることだと思います。それだけを考えていますので、早慶戦に向けて部員一人一人が練習して臨みたいと思っています。

――観客の反応はいかがでしたか

最初から最後まで本当にテンションも高く盛り上がってくれて良かったと思います。

――構成面ではどのようなことを意識しましたか

ゲストの方々だけのステージにはしたくなくて、やはり野球部の壮行会ということで、最後の野球部のためのステージに持っていけるように、構成を考えました。実際にやってみて、会場の雰囲気が温まったところで野球部が登場したので、このまま早慶戦に持っていきたいと思います。

――昨年との違いという面ではいかがでしたか

観客の皆さんとのコミュニケーションということで、野球部も含め一体になったステージを心がけました。

――野球部にエールをお願いします

自分たち応援部も、きょうご来場してくださった観客の方々も、早大生は全員野球部の優勝の瞬間が見たくて。神宮球場から早大まで一緒に歩いて帰りたいので、自分たちが全力で応援するので頑張って欲しいと思っています。

――最後に学生や早大の関係者へのメッセージをお願いします

早慶戦で優勝できるということはとても大きいことなので、なるべく多くの早大生や関係者の方々に神宮球場に来ていただいて、全員で早大にパレードで帰りたいと思っています。

木暮美季(法4=埼玉・早大本庄)

――稲穂祭の感想をお願いします

きょねん第60回ということで、工夫を凝らしてやり方を変えたのですが、第61回で平日の夜ということと早稲田祭が近いということで、早大生があまり集まりにくいということを結構課題にしていました。野球部を招いての壮行会で、やはり盛り上げるだけ盛り上げたい気持ちがあったので、実行委員長の仁熊(佑太代表委員主将、創理4=埼玉・早大本庄)が頑張ってくれました。すごく難しいところもありましたが、たくさん人が入ってくださり、会場一丸となって最後に野球部を応援できたかなと思います。

――始まる前はどのようなお気持ちでしたか

12月で引退で、その前に吹奏楽団の定期演奏会があり、さらに前の11月にチアリーディングステージがあって、まだ活動はありますがリーダーとしましては稲穂祭が最後のステージでした。1年生の時ときから憧れのステージだったので、自分が4年生として舞台に立つ日が来てすごく感動していました。ですのでステージ前はすごく緊張しましたが、この高揚感がずっと続けば良いなという風な感じでした。

――きょう1番力を入れたところは

やはりコンバットマーチは自分の中の売りにしたいなと思っていたので、それを含めた応援曲メドレーでは自分の良さを発揮しようと思っていました。また、早慶合同のブルースカイワセダケイオーという曲で、ケイオーに負けないような気合を入れて頑張ろうと思っていました。

――観客の皆さんの盛り上がりを見ていかがでしたか

本当に土日にどれだけ人が集まってくれるかわからないですし、その中で(稲穂祭が)水曜日の夜ということで色々なサークルも忙しいと思うのですが、その中で昼間に理工キャンパスでデモンストレーションをやってそこで整理券をもらってくれた人もいました。その盛り上がってくださる方々を見て、土日にこの盛り上がりや勢いを持っていけたらなとすごく思いました。

――野球部へのエールをお願いします

自分たちなりに野球部を応援しようという早大生やワセダを応援する人の士気を高められたらなと思ったので、その気持ちを受け止めてもらえたらという思いがあります。4年生にとっては最後の大学野球だと思います。応援部は全力で応援するので、野球部の皆さんも自分たちの力を出し切って、今まで培ってきたものを全て早慶戦でぶつけて欲しいと心から思います。