スケート部

2014.10.28

第21回全日本距離別選手権 10月26日 長野市オリンピック記念アリーナ

大会最終日、小田がW杯前半戦代表に選出

 第21回全日本距離別選手権最終日である3日目、早大からは男子5000メートルに由井大陽(スポ4=長野・佐久長聖)と三村亨太(スポ3=北海道・釧路北陽)、男子1000メートルと男子マススタートレースに小田卓朗(スポ4=山形中央)が出場した。初日に成長した滑りを見せてくれた早大勢。今後を占う開幕戦ということもあり、前日に続いて良い流れで今大会を終えたいところだったが、最終日はチーム内で明暗分かれる結果となってしまった。

ラストシーズンを迎えた由井

 午前に行われた男子5000メートルで最初に登場したのは4年生の由井。「この先に向けていいイメージでできたのではないかと思います」と、ケガ明けではありながらも終始安定した滑りを見せる。最終順位は19位で上位には入れなかったものの、タイムは6分55秒69と昨年行われた前回大会の自己タイムを上回った。続いて5000メートルを得意とする3年生の三村が出走。途中までは好ペースを保ち続けるが、レース中盤以降でまさかの失速。最終順位は23位、タイムは前回大会で更新した自己ベストを大幅に下回る7分01秒01で不本意な結果に。得意種目であっただけに、「全体的に良くなかった」とショックを隠し切れず、今後に向けて不安が残る内容となってしまった。

 午後には男子1000メートルが行われ、早大のエース・小田が好レースを展開する。スタートからスピードに乗ると、そのままペースを落とすことなく1分11秒64でフィニッシュ。自己ベストには0.02秒届かなかったものの、開幕戦からその調子の良さをうかがわせた。小田は続く男子マススタートレースにも出場。この種目は今大会では初の試みであったため、会場は盛り上がりを見せた。小田は「練習だと思って」とリラックスモードで挑み、最終順位11位でレースを終える。大会後には、11月から行われるW杯前半戦の代表選手が発表され、1500メートルで3位、1000メートルで5位と好成績を収めた小田が見事代表入りを決めた。

W杯代表入りを決めた小田

 前回大会からの成長ぶりを感じさせた早大勢ではあったが、それぞれの課題も多く見つかった。それでも小田が「悪いところばかりではなくて、良いところだったり、修正できる点だったりを見つけることが出来た」と語るように、選手たちは今後に向けての良いきっかけを得ることができたはずだ。自らの得意種目で結果を残せなかった三村も「練習をもう一度やり直し、次につなげたい」と巻き返しを誓った。今季もチームとして狙うは全日本学生氷上選手権優勝。シーズンはまだ始まったばかり、修正する時間は十分にある。これからのシーズン、それぞれの目標に向けて滑り続ける早大勢に注目だ。

(記事 芝原健輔、写真 落合修平)

結果

▽5000メートル

由井 6分55秒69 19位

三村 7分01秒01 23位

▽1000メートル

小田 1分11秒64 5位

▽マススタートレース

小田 11位

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コメント

小田卓朗(スポ4=山形中央)

――初日の1500メートルでは3位でしたが、きょうはどのような気持ちで挑まれましたか

きょうも表彰台を狙っていったんですけど、自分の力を100%出すことが出来ていない、ときょうのレースで思ったので。まだ、帯広のワールドカップのチャンスがあるので、まだ決まってはいないんですけど、圏内だとは思うので、チャンスが貰えれば、しっかり走れるようにきちんと準備したいと思います。

――1000メートルでは自己ベストに0.02秒差に迫るタイムが出ましたが、振り返って

想定していたラップよりも遅いですし、動きも悪かったので、まだ自分の力は出せてないかなと。でもやっぱり、それはレースの中のことなので、練習でもレースを想定してやっていかなければいけないと感じました。

――具体的な課題は

まずは楽しくやろうかなと思って。まあ、練習だと思ってやってました。(笑)

――今大会はご自身にとってどのような大会になりましたか

今回は、周りがどうっていうより、自分が予想していたよりもまだまだタイムが出ていなかったので。それでも、悪いところばかりではなくて、良いところであったり、修正できる点だったりを見つけることが出来たので、このきっかけを生かして、これからの大会で上位にいけるように頑張りたいと思います。

由井大陽(スポ4=長野・佐久長聖)

――今季どのような準備をして臨まれましたか

最後の年になるので、スケートもラストシーズンになるので、とりあえずレースを楽しむってことを一番に、タイムもそうなんですけど、悔いのないレースを出来ればいいなと思って練習してきました。

――きょうのレースを振り返って

昨年は全然調子が良くなくて、今年も9月の帯広合宿はケガで練習できてなかったので、まあこの先に向けていいイメージでできたのではないかと思います。

――昨年よりタイムは伸びましたが、調子は

感覚的に言えば、昨年よりいいと思いますけど、ケアやコンディショニングという面ではもっと調整できるのではないかなと思いますね。

――きょう見つかった課題はありますか

スピードが出なかったり、思うような滑りが出来ていないので、もっと効率がよくスピードが出るような滑りをしけていけたらと感じました。

――今季の目標を教えてください

インカレが1部2部なくなって、部員は3人なんですけど、とりあえず3位以内に入れるように頑張りたいと思います。

――今後に向けての意気込みをお願いします

もっと自己分析をして、最後に自己ベストを出して今シーズンを終えれるように頑張っていきたいと思います。

三村亨太(スポ3=北海道・釧路北陽)

――きょうの5000mに対する意気込みをお願いします

きょねんより良いタイムでゴールしたかったのですが、ちょっと上手くいきませんでした。

――きょうのレースを振り返っていかがでしたか

全体的に良くなかったですね。なんとも言えないです。

――原因は何だとお考えですか

原因は色々あると思います。まだ開幕戦なので、これからきょうのレースのビデオを見て、しっかりと改善していきたいです。

――今大会を振り返っていかがでしたか

ことしはちょっと苦しい年になりそうなきらいがありますね。練習をもう一度やり直し、次につなげたいです。